「小松左京マガジン」が届いた。
巻頭。
「来年の夏、ふたたび映画化される『日本沈没』という作品は、九年間
かかって完成した。本来は、第二部も構想されていたのだが、諸事情
でそのままになっている内にソ連邦は崩壊し、二十一世紀になり、私
は執筆できない身体になってしまった。しかし来年には、その長年に
わたる宿題も、谷甲州君の力を借りて果たすことが出来そうである」
だそうだ。マガジンの写真を見ると、明日逝っちまってもおかしくない
くらいジサマになっちゃったなぁ。杖をついている写真を見るのは、
正直辛い。