誤字があったようで失礼しました。
しかし、能力がある者(ここで言う「能力」とは、表面的な学歴やキャリアにとどまらない
個々の人間に属する本源的なもの)の社会改良のための前向きな選民意識を積極的に肯定する、というのは、僕の従来からのポリシーであり、ネタでもなんでもないです。
こういう考え方に対する異議は、当然あり得るでしょうが、社会の現況を見る限り、
説得力を欠く感は否めません。
大杉家の人々は、本当にUFOを見たのか?
「美しい星」という作品のテーマに関連する問題かと思います。
この問いに対して、白昼夢ではなかったのか、というレス(
>>79)を書いている方がいます。
確かに、UFOが登場するシーンでは、暁子の視点による描写しかされていないようです。
砂丘では竹宮と、ラストの丘陵では家族と一緒ですが、他者の視点によるUFO目撃の描写は
無いです。すると、全て暁子の白昼夢だったのでしょうか?
ところで、SFヲタの諸君は、ウルトラシリーズ中でもSF色が強いと言われる
「ウルトラセブン」をご覧になるだろうか?
私は、「美しい星」を読むたびに、実相寺昭雄監督の「円盤が来た!」というエピソード
を思い出す。何気に共通するテーストを感じるのだ。