先日、書店に行ったら、東京創元社の「復刊フェア2007」というので
『地獄に堕ちた者ディルヴィシュ』(創元SF・1988)が平積みになって
いた。
文章に癖があるなぁと思いつつ楽しく読んだんだが、すごくいい所で
終わっている・・・。続編も復刊してくれないかなぁ。
「変幻の地のディルヴィシュ」は名作だね。まあ、そのうち復刊するだろう。
前作と同じく、独特の癖のある翻訳は俺は好き。
自分は「地獄に堕ちた〜」の短編のあのテンポのほうが好きだな。
変幻も好きだが、ちょっと冗長に感じる。
『地獄に堕ちた者ディルヴィシュ』を読んでいて、ゼラズニイの
描く異形の女性って魅力的だなと思った。収録短編で1番好きな
「メライザの騎士」のメライザしかり、女神アアチしかり。
特にアアチはあり方だけでなく外見もかなり異形なのに、心に
残るキャラクターだ。
『変幻の地〜』はもしかして長編なのかな。リドリー兄さん
再登場するといいなぁ。続けて復刊してくれ・・・!
長編。リドリーは残念ながら出ないが、再登場する人は一応いたような
ディルヴィシュのレゾンデートルを作った人は出る。
『変幻の地の…』は、ゼラズニィの中でもずば抜けてお茶目な作品。
かっこいいものを期待すると…
ホジスンの『異次元を覗く家』、クトゥルー神話あたりは読んでるよな?
ゼラズニィがほんとに楽しんで書いてるのがよくわかる。
いやいや、ブラックはかっこよかったよ。
うん、それはそだね。
ま なんやかやで、俺の中ではゼラズニィのbest3に入ってる。
読み返しで本がぼろけてきたんで、早く出てほしい。
お誕生日おめでとう、コンラッド。
ということで、新刊で手に入れたまま積んでいた『わが名は
コンラッド』を読みました。最初の内は読むのが辛かったん
ですが、後半はキャラへの愛着も出てきて楽しめました。
ハッサンとボルタンがお気に入りです。
これで、入手出来たゼラズニイ作品は読みつくしてしまった・・・。
新刊で手に入れた三冊以外、この人の本を古書店でもみかけた
ことがない。『変幻の地〜』続刊頼むよー東京創元社!!
>>932 ヴァニッシュト・アラーサとか発音するのかな。
1000年くらいは未来らしいので、アース Earth の発音やスペルが変わったんだねぇ。
944 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/30(水) 20:08:12
ゼラズニイ大好き!(保守)
アンバーの映画化希望
「ユニコーンの徴」のロレーヌの件が切な過ぎる
俺の中で一気にNo1小説になっちまった
947 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/07(金) 05:04:18
アンバーの映画?
いいっすね!
>>948 アンバー未読だが、書店で本の表紙を見て回るだけで
飽きない自分にとっては楽しい映像だったよ。
日本版の表紙って、誰が描いてるのかな。
・・・しかし、このBGMって作品に合ってるのか?
>>949 中原脩という人だけど、中川脩という画家の別名らしい。。
952 :
949:2008/04/18(金) 06:20:04
>>950 遅くなったけど、情報ありがとう。
ようつべ、また増えてるのね。この作者さん、
アンバー大好きなんだなぁ。見てると読みたく
なってくる・・・復刊してくれ。
>953
いや・・・ゼラズニィだけじゃなくても階層宇宙の上帝もそうだから。
ゼラズニイは超人すきだからのぉ(`・ω・´)
ヨーロッパ の昔話(神話や伝説)は
不老不死 記憶喪失 出生(出自)の秘密 試練 が
よくでてくるパターン
ドリームマスターで主人公?の子供が言ってるセリフで「ニヒルホミヌス」みたいな感じの言葉がありましたよね?
正確にどういう言葉でどういう意味の言葉か本持ってる方いましたら教えてください。
微妙に思い出してしまって…気になってます…。
>>957 ニヒル・ホミヌム
であるようです。
訳者注によると、
ラテン語の成句で、「私は人間なので、人間的なものは何ひとつよそごとではない」の一部
とあります。
ラテン語表記ですと、 nihil hominum みたいです。
>>958 ありがとうございます! ずっと気になっていたのがすっきりしました。
光の王、これで4回目の読み返しに入りました
基本的に小説を読み返す事ってほとんどないので
この本は正に名作中の名作と言える
あー新作が読みてぇ(;´Д⊂)
ロジャーゼラズニィの小説ってほとんど売ってなくて
探すのが大変なんだよなぁ・・・orz
>>960 ほんとに手に入らないよね。古書店でも見かけないし。
今世紀に入って知って虜になった新参者には辛いです。
『光の王』は好きなシーンとか何度も読み返して、
ハヤカワ復刊版なのに、すでに手垢が・・・。
ロードマークスとかレギオンとか創元で拾ってくれないかなぁ
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/25(水) 15:22:52
うわぁ。偶然見かけたら光の王なんて懐かしい題名が。帰ったら早速探してみよ。
登場人物とかの名前忘れたけど、悪魔の頭領が雷雲に向かって問いかけるシーンとかかっこよかったよなぁ。
あと、アメリカンが好きな俺はアイ・オブ・ザ・キャットも好きで何度も読み返したっけ。
>>964 『地獄のハイウェイ』ってぶっちゃけ怖い話しじゃないんだが。邦題が地獄なだけで(´・ω・`)
まぁ早川ちゃんの企画だからどっかぬけてると思っても気にしたら負けだw
>>964 情報ありがとう!
うわー、朝からすごく嬉しい!! 今まで買ってなかったけど、
お礼として『今日の早川さん』も買うよ!!
>>960-961 ゼラズニイは登場人物の会話がまた良いんですが
光の王は特に良いんですよね
>>962 10年以上前の新刊案内では創元から復刊って記事はあったが
刊行予定以前のレベルだったからなあ・・・
怒りの神大枚はたいて古本屋で買ったまま放置してた。
読もう
>>969 巻末の解説が、ディック>>>>>ゼラズニイって感じでちょっと残念だったな、アレ
この間、神保町に何回か行ったので『地獄のハイウェイ』
二冊ほど買い足してきた。
旧イラスト版の表紙始めて見たわ。ちょっと感激。
おー、地獄のハイウェイが復刻されるのか
それは嬉しい限りだ、俺も一冊買いなおすとしよう
SFとしては甘い所もあるけど、ヘル・タナーの人間性と
イカす受け答えでオールオッケイな一冊だ
『地獄のハイウェイ』復刻版は、いつ店頭に並ぶのかな。
近所の書店では、新潮文庫や角川文庫のように、ハヤカワの
夏のフェアを陳列してくれる書店がないから、買い逃さない
ように気をつけないと・・・。
先週の半ばにはもう並んでたけど……(都内)
975 :
973:2008/07/21(月) 05:07:05
>>974 マジで・・・。近場の書店には平積みどころか書棚にもゼラズニィ作品が
皆無だったから、気付かなかった・・・。捜索範囲広げてみるよ。
情報ありがとう。
どうも「地獄のハイウェイ」と「バベル17」が人気のようだ。
自分が行った本屋ではこの2つがもうなくなりかけてた。ギリギリセーフ。
何件か廻ってもハヤカワの夏のフェア展開をしている書店がなく、
10件目にしてようやくフェア開催書店を発見。しかし、『地獄の
ハイウェイ』なし・・・。仕方なく注文して、今日引き取ってきたが
フェアの帯がついていないのがちょっと悔しいぜ。
さぁ、読むぞー。表紙の絵、かっこいいな。
表紙開けてすぐにカラーの見開きでイラストがのってるのが
何か昔のハヤカワチックで懐かしかったw
>>976 む、そうなのか
地獄のハイウェイは見つけた瞬間に保護したが
バベル17とやらも人気なのか、それは是非買わねば
つーかよ、最近のSF排斥気味な風潮は頂けないなと
ウェットウェアを読み終わったばかりの俺がカキコ
今回のフェアで結構売れたら
新刊の発売も考えてくれるのかもしれないな
ただ、小説高くなったなぁ
紙質下げても値段を低めにしておいて欲しかった
そういえば小説離れしたのも値段が500円を超えた辺りの頃からだったなぁ
むむむ、全然ゼラズニィに関係ない、スマソ
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/02(火) 04:22:46
バベル17はよく解かんねー。アインシュタイン交点はもっと。
国語力の問題なんだろーけど、やっぱゼラズニイが最高です|
虎よ!虎よ!の復刻版を初めて地元の本屋で見かけて喜んだんだけど
買ってくるの忘れたorz