平井和正【東3千子】

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酒見氏も言霊使いだからなあ…前レスにもあったが瑣末なことは無視して「自分を忘れるほどの
大感動」を出来る人はなんか資質というか一種の才能ではないのかという気もする

大抵の人にとって「小説の人物に自分の人生を持っていかれること」は望ましいことではないのだと思う。
みんな自分の人生に忙しいし気がかりなのよ。小説を読むのはそこからのほんのひと時のやすらぎや
逃避、読んでる時に楽しめればいいし余韻がまったく残らないのもイヤだけど登場人物の人生のことが
えんえん気になるなんてのも多分ごめんこうむりたいと思ってるはず

774さんなどは「それで小説読んで楽しいのか?」といわれそうだが…

さっき「資質」といったけどみんなその資質は持っていたとは思うけどね
小さい頃お話読んだり聞かされたりして夢中になって「それからどうなったの?」
と親にウザがられるほど質問攻めにしたりあれこれ空想したりなんてことは
誰にでもあったと思う

きっとそういう読書に対してのピュアな姿勢を持ち続けてる人が平井作品を
本当の意味で楽しめるのだろう 俺は…もうだめぽ(w