リポート盗作と割り出し、米で学生と大学がハイテク攻防
携帯電話のメールを使ったカンニングが昨年末に一橋大で発覚したが、
米国の大学ではリポートを盗作する学生と、摘発する大学の攻防が、
デジタル技術を駆使して繰り広げられている。バージニア大学では盗
作リポートを巡って45人が退学に。インターネット上でリポート作
成を代行するサイトが横行する一方、大学に代わって盗作を割り出す
会社まで出現している。
バージニア大のルイス・ブルームフィールド教授(46)は00年暮れ、
学生から「先輩のリポートをコピーして“優”をとった友達がいっぱい
いる。ずるい」という苦情を受けた。
(中略)
教授は、リポート同士をつき合わせて重複する文章を見つけるプログラ
ムを作成。1年がかりで過去数年分のリポートを検索して、大部分の内
容が重複している79組のリポートを割り出した。
同大には「カンニングと盗みとうそは退学処分」という厳格な規律がある。
昨年末までに45人が退学になり、3人の卒業証書が取り上げられるとい
う開学以来の大量処分になった。
http://www.asahi.com/international/update/0123/009.html まあ当然かと…。