A・E・ヴァン・ヴォークト

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1名無しは無慈悲な夜の女王
「スラン」「宇宙船ビーグル号」「非Aの世界」「地球最後の砦」など、大好き。
自分にとってはヴァン・ヴォークトはセンス・オブ・ワンダーの代名詞になってる。
他にヴァン・ヴォークト大好きな人どれくらい居る?
2:02/06/12 13:53
3いいかげんにしなさい:02/06/12 13:53
>>1
Alan E. Nourseのスレを立てるゾ!
この懐古趣味め!!
4 :02/06/12 17:42
非Aの傀儡超面白かったけどなんか突然終わっちゃった。
5名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/13 10:21
>4
邦訳は出てないけどパート3あるらしいよ。
6名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/13 12:30
この人のセンス・オブ・ワンダーは「面白い」「すごい」を通り越して
「すご過ぎて何が書いてあるのかわからない(゚д゚)ポカーン」まで行ってしまうことが多い。
7名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/13 22:12
ビーグル号の「緋色の不協和音」
映画「エイリアン」にパクられたと
訴えたらしい。
ヴォークトは大好きだけど、この一件は好かん。
>>7
ヴォークト氏にしてみれば当然のことをしたまで。確か和解が成立しているので
「エイリアン」製作サイドにしてみれば、確信犯的なパクリだったのでしょう。
海の向こうではこのような訴訟は毎日のように行われています。
あなたの意見は権利意識の低い、感情や世間体に動かされている日本人の典型ですね。
9名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/13 22:39
まだ一冊も読んでません。
が、このスレの影響で読んでみようかな、と。
参考までにあなたのベスト5を教えてください。
(順位高い順に読むつもりです)。
10 :02/06/13 23:24
スランはキャラクターの造型があざとすぎて好き。
11名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/13 23:43
今新刊で購入できるのは5冊もないんじゃない?

12名無し@イーガン者:02/06/14 00:11
>11
 『スラン』、『非Aの世界』、『武器製造業者』それに、早川と創元の二社から
『宇宙船ビーグル号』の5冊ですね(w

>9
 浅倉久志訳の、早川版ビーグル号が読み易くてオススメです。
13名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 00:15
せっかくだから
「成恵の世界」(1〜4)丸川トモヒロ 角川書店
も読めや。
中高生向けの萌え漫画のくせにSFネタ容赦なし。
14名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 10:41
『非Aの傀儡』と『イシャーの武器店』も岩郷重力の新装で出てる。
絶版になってるやつも小まめに古本屋めぐりしてると結構みつかる。
でもハズレでツマラン奴もあるから、その見極めも必要。
この人は1930年代から50年代頃までは面白いけど、
60年代以降からつまらなくなってから。
15名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 11:16
>>9
初心者はまず「スラン」と「ビーグル号」がいいと思う。
それでツボにはまったんなら『非A』シリーズや『武器店』シリーズに手を出す、という手順。

16名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 11:30
街中の高層ビルの中に秘密の宇宙船が格納されていて、
夜中に屋上が開いてそれが飛び立っても誰にも気づかれない、
などということを平気で書くのもすごいが、「そんなアホな!」と
思わせながらも興ざめさせることなくアレヨアレヨと読ませてしまうのもすごい。
17名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 16:46
集英社文庫の「モンスターブック」というのを見つけて久しぶりに
ヴォークトを読んだ。
昔ほどの感動はなかったけど、既読の話もあったけど、まずまずの感動は
味わえたよ。
18名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 20:35
>>16
そんな描写ありましたっけ?

しかしはちゃめちゃも行き過ぎで非Aシリーズは何を書いているんだか分からんかったぞ。
武器製造業者、ビーグル号は面白かったけどね。
19名無し@イーガン者:02/06/14 22:16
>18
その、武器製造業者だと思いますよ(w
2018:02/06/14 22:19
>>19
やっぱ、そうか。
武器製造業者を読んだのはもう20年も前の話だからかなあ(汗

    @ノハハ@  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ∩^▽^)< リクエストで新スレおめ。 JCBリボ払いで
□……(つ   )   \_______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
               /  ∋oノノハヽo∈
              /     (∩^▽^) 新スレおめでとうございまーす♪
            /  回……(つ ⊂)
           /   | ̄ |   (_)_)

              
22名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/15 18:30
『モンスターブック』は河出でしょ。
「永遠の村」(すげえ訳題)が一押し。
「海神」は、描き方が面白い話。
書籍としてのお薦めは 12 さんと同じ。
文庫のあとがきレベルの情報量だな、このスレは。

・・・くだらん。
過疎板荒らすアホがいるなあ…
映画「エイリアン」が「緋色の不協和音」のパクリだと言うのが問題なら、
高千穂遥の「ダーティー・ペア」のムギ、つまりクァールはどうよ?

 だから、アニメでは猫型やめたの? ムギ
それなら、「スペクトルマン」の宇宙猿人ゴリはどうなのよ?
27名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 00:34
原子の帝国
ラストが良く分からないのだが、
結局、民主主義国家の木星人は処刑されたのかな?
27>>
続編は久保書店の「銀河帝国の創造」(すごい題名)です。
 それを見るとツインツァールだっけ? 生きてますよ。
29名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/16 03:17
「原子の帝国」の続編って翻訳されてたのか。
The wizard of Linn�とかいうやつですね。
3028:02/06/16 19:01
>>29
そうそう。その”リンの魔術師”です。
表紙もムゴイです(流石、久保書店)。
3127:02/06/17 00:14
>>28・29
レスありがとうございます
早速探してみます。
そんなにSF詳しいわけじゃないんだけど、このスレ立ち上がってなんか嬉しい。
入門にクラーク、アシモフ、ヴォークトの本をそれぞれ一冊ずつ読んでみて、
1番面白かったのがヴォークトだったからね。文章のスタイルからしてまさに
“Mr.SF & Mr.センス・オブ・ワンダー”って感じで。話に参加するためにもう
1回読み返してみようかな。でも、その前にBOOKOFFで探さないと逝けないんだ
けど。
33名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 13:37
「終点:大宇宙!」というのは面白いですか?
34名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 16:49
面白いです。
インクが無限に出てくる万年筆や、水や清涼飲料水が無限に出てくるコップやら
もうたまりません!(どこ読んでるんだ・・・俺)
35名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 17:27
このスレを読んで、今回ヴォクトを初めて読みました。
手に取ったのは「スラン」。面白かったですが、
ちと翻訳の調子が古めかしいのは否めませんね。
たとえば、こんな感じ……

――そこで、ふいに気がついた。この相手をひるませるには、
徹底的に屈辱を味わわせてやるしかない。
 キャスリーンはかみつくようにいった。
「出ていってよ、このいやらしい青びょうたん!」

↑青びょうたん…(笑。
私としては、こんなのも楽しい一幕として興味深く
読ませていただきました。さて、次は何読もうかなぁ。
「終点:大宇宙」が気になってます。書店で簡単に
手に入る時代には、なぜかこの書名のせいで
手がのびなかったのですが。
36名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 22:25
スランってガンダムのアムロとララアのエピソードの
下敷きになってるんですかね?
37名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 23:18
久保書店の「銀河帝国の創造」(すごい題名)
取り寄せてもらうように頼んだら、今日入荷しましたという連絡が
入った。品切れになってないとはびっくり。

「原子の帝国」読んだの大昔なので、読み直さなければ到底話がつながらない。
文明が崩壊した後の世界で主人公が目ざとく過去の技術を活用して。。。
というような話だったという程度しか覚えていない。
38名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/20 11:31
竹宮恵子の「地球へ」を読んで、主人公が超能力者のジョミー、
ってことでスランを読んだわけだが。
小学生の時読んだら、よく分からんかった。
39名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 00:43
非Aの世界は難解ってか、書いてあることは解るんだが、全体がよくみえない感じで、最後まで読んだけど面白くはなかったな。
キャンベルJrよりデーモン・ナイトのが正しかったのではなかろうか。
考えてみれば、ビーグル号が初めて読んだ海外物だったような・・・
思えば遠くへ来たもんだ・・・
41名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 21:07
>>40
・・・・しかし即座に、かつ完全に停止できるとか?
42名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/24 23:52
本屋に「銀河帝国の創造」を受け取りに行きました。
何ともパルプな表紙で、「これですか」と見せられたときには
ちょっと恥ずかしかった。
「原子の帝国」を掘り出して続けて読んだ。
まーこんなもんか。
長年の中途半端が解消し、何はともあれ落ち着きました。
43名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/25 00:45
"Mating Cry"どうよ?
>>43
『ロボット宇宙船』(久保書店)ですね。
 "The house stood still"とか言う別題も持った奴。
 ヴァン・ヴォークトとしては、まだ、ましな部類かな(藁
 ある種、SFミステリーぽくあるね。
45名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/25 22:24
>>43
同じ久保書店でも表紙は「銀河帝国の創造」よりずっとおとなしい。
"Mating Cry"というタイトルは随分露骨なんですけどね。
46名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 00:12
age

クァールやイクストルは結構良かった。モンスターのツボを突いてる。
スランってそのまま映画化できると思うんだけど。
48名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/18 23:41
元々社版の「新しい人類スラン」を持っていたけれど、とにかく訳が
わけわからんでした。しかし、イラストはついているという恐ろしいシロモノ。
ただ「俺たちが日本にSFを活字のジャンルとして確立するぞゴルァ!」な
熱気はプンプンとつたわってきて、関係してた連中は楽しかったろうなあ、と。
50名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 10:44
「宇宙嵐のかなた」はイマイチだった。
じゃじゃ馬女王様の描写がステロタイプかな。
51名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 21:50
「宇宙船ビーグル号」以外にも翻訳あったんだ!
52名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 22:20
>>51は最近地球に到来したイクストル
53名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/15 13:51
「偉大な裁判官」は短くてあっさりしているが面白い。
54名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/15 16:08
>>これなに?
55危ないぺりー:02/10/11 12:22
イシャーのヘッドロック(それはプロレス技!)のキャラクター大好き
なんだけど、ヴォ−クトって超人がすきだよねぇ〜。
アナハイム・エレクトロニクスのヴァンさん?
>>55
ついでにいえば、ヴォークトはじゃじゃ馬も好きなようで。
能力人ゴーニッシュが、アイデアとして面白い。なんか弟子
のディックのアイデアみたい。
58名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/15 03:06
ヴォークトはヴォートという発音が近いらしい。
昔、SFマガジンのインタビューで本人が言っていた。
と思った。
59名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/15 03:06
ヴォークトはヴォートという発音が近いらしい。
昔、SFマガジンのインタビューで本人が言っていた。
と思った。
60名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/15 03:34
加速装置はついてますか
61名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/23 04:26
『ガンパレードマーチ』の権謀術数と裏設定ってヴァン・ヴォークトっぽくない?
62名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/23 14:19
「宇宙船ビーグル号」「非Aの世界」は小学生の時読んだ。
懐かしいよね。
俺がガキの頃は創元推理文庫とハヤカワ文庫ばっかリ読んでた。
http://members.goo.ne.jp/home/higuchit1102
63名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/24 11:11
>>62
上の二つ俺も呼んだ。「非Aの世界」の世界は小学生にはちと難解じゃない?
「宇宙船ビーグル号」に出てくる、なんたっけか総合科学者だっけかな?
この考え方ってかなり先進的だと思うだが、今としてみれば
今世の中で一番必要な人材って感じがする。
64名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/25 02:15
「非Aの世界」とは逆の「Aの世界」をパロッた話を最近読んだ。
「勇者に振られた姫君」ディ・キャンプ 早川FT
「非Aの世界」とは違って分かりやすい。

「非Aの世界」より少し先に出たようだ。
こういうのがブームだったんだろう。
65名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/25 03:53
「非A」好きで、「一般意味論」まで読んでしまったのは
私だけか?
66名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/25 04:29
加速装置

やっぱ
ブラックゴースト→武器製造業者→ヴァン・ヴォークト→バン・ボグート

っていう連想が石ノ森に働いたんでしょか
>>63
小学生じゃなくても大人にも難解だよ。
というか、爆笑。
68名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/27 21:22
>「非A」好きで、「一般意味論」まで読んでしまったのは
私だけか?

そんなことはないよ。
69名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/28 05:49
>>50
その後、ステロタイプになったんじゃよ。
>>65
オレも読んだよ!ハヤカワの本。
話は違うが、エイリアンよりビーグル号のほうが面白かった。
71名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/31 00:57
「ハヤカワ」の本かー。
非Aってハヤカワから出てたっけ
73名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/31 10:51
>>72
ここで念のためS・I・ハヤカワだよ。と補足しておく。
74名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/19 03:08
どんなメディアでもいいからヴォークト好きなら、これなんかどう?
って作品ないですか?
75名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/19 18:27
古本屋で「宇宙製造者」ゲット!
でも矢野テツ先生のやる気のない
訳者解説に読むのに二の足…
ほんとはどうなんでしょ?
76名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 09:08
>75
ヴォークトなんだから期待せずに愛で読むべし!
77名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 19:27
ご忠告ありがとうございます。
期待せずにっていわれてもねえ…
いっしょにゲットした「武器製造業者」
から読むことにいたしませう。
>>74
「無価値と正比例に斜線を引く円盤」と創造者自ら称する
パンクなCD「あぶらだこ(亀盤)」なんかどう?
わけわかんない疾走感、なかなかのもんだと思うよ。

ttp://www.yo.rim.or.jp/~bridge/disco.html
ヴォークト好きならスターログに載ったインタビュー読まなくちゃね!
と書いてみるテスト.
8074:02/11/25 04:38
>78
レスありがとうございます。「あぶらだこ」持ってます。
8174:02/11/25 04:41
>79
それは記憶にありません。
どの時期のどの号ですか?
82名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 06:43
「武器製造業者」は良いね。
ヴォークトの中では「宇宙船ビーグル号の冒険」に匹敵する良い作品。
あんなに古いのにオールディースの言った「ワイドスクリーンバロック」
だよ。
真空管式の嘘発見器は萎えー、だけどね(W

「イシャーの武器店」も是非。
83名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 09:30
>82
なんかブレイクスルーしたハイテクな真空管だと思え!
84名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 14:20
先に「イシャーの武器店」のほうを読んでいても
(だって、こっちの刊行のほうが先だって言うから…)
「武器製造業者」は楽しめますか?
85名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 21:52
大丈夫楽しめます。
最後に謎が解き明かされます、というのは大げさ過ぎるが。
86名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/25 22:36
「拠点」っていう短編を読んだんだけどさっぱりわけがわからん。
どうも地球人とラル人とが心理戦(?)を繰り広げてるらしいんだが…
なにか、これを読む前に読んでおかなきゃいけないモノがあるのか、
それとも訳がダメダメなのか、そうでなきゃ俺がおかしいのか…
>>86
もう一度読んだら? それで分からなければ読まなくて良いかも。
晦渋に書いてあるのが、ヴァン・ヴォークトで、楽しめる香具師
もいるんだが、楽しめない香具師もいるから。SFMも追悼特集
で「拠点」じゃなくって、雑誌掲載のみの「協力せよ、さもなく
ば」を載せれば良いのに。ラルシリーズなら、こちらの方が面白
い。
88名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/26 11:10
俺はヴァン・ヴォークトならなんでもいい!ってくらい好きだが
「拠点」は大した作品じゃないし、彼の魅力も伝わらない。
つーか名作って『ビーグル号』だけだよな。
でも『イシャー』の方がはるかに好き。
ところで『月のネアンデルタール人』だめですか?お気に入りなんですけど。
89名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/26 11:12
エドナ・メイン・ハルの『惑星売ります』読んだ人いる?
90名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/27 00:44
>>89
エドナ・メイン・ハルの『惑星売ります』読んだ人いる?

読んだけどどういう話か憶えてません。
特に怒った記憶はなし。
手元にあるから必要ならも一度読んでみるよ。
91名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/27 00:48
>>86
「拠点」の感想は、ラルとの戦いというシリーズがあるんだ。どんどん翻訳してくれないかなー。というものでした。あれ一作でどうのこうの言うような話ではないです。
92名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/27 00:54
>90
どうもー。
ヴォークトの奥さんだから名前出してみただけー。
9378:02/11/27 02:15
>>80
すばらしい!
9486:02/11/27 02:26
どうも初めて読んだのが「拠点」だってのが良くなかったみたい・・・?
今度「ビーグル号」を読んでみるっス!
>>94
良くないと思う。ヴァン・ヴォクトは『ビーグル号』『スラン』
あたりから入って、『イシャーの武器店』『武器製造業者』で嵌っ
たら、『宇宙嵐のかなた』も読める。ここから先が難しい。『地球
最後の砦』とか『宇宙製造者』とか、結構曲者だ。
 特に『非Aの世界』で分かれ道。これを通過して、まだヴァン・
ヴォクト読みたいなら、大概のヴァン・ヴォクトは読めるのじゃな
いかな? ここまで来た人なら「拠点」も問題無いと思われます。
 流石に『目的地アルファ・ケンタウリ』とか『月のネアンデルタ
ール人』はすすめられないが。
いぇーぶど=らるダカラ「音」モ「ラルとの戦い」ノしりーずデスヨ。
SF宝石ノ1980年10月号モ見テネ。
9761:02/11/28 00:38
補足すると、「拠点」という短編集は、実に傑作ぞろいだった。
「野獣の地下牢」「モンスター」「地には平和を」とか。
その中でタイトルになっている「拠点」だけはちょっと物足りなかった
ということです。
9891:02/11/28 00:41
>>97
61は間違い。91です。
99人形川:02/11/28 00:59
ところでみなさん『アルカイックステイツ』どう?
俺は、こんだけヴォークトっぽい道具立てがそろってるのに、
なんか萌えてこないな、と思った。
ヴォークトの名を広めてくれるのはありがたいけど・・・・。
10084:02/11/28 13:03
>>85
レスありがとうございます。
しかし、とんでもない勘違いをしていることに今気づきました。
自分が読んでいたのは「イシャーの武器店」じゃなくて「武器製造業者」
のほうでした。
でも、どうやら「イシャーの武器店」のほうが面白いらしいので
これで良かったかも。
>>96
「緑の森」…オチが、やや、色っぽいやつですね(にやり)。
それよか、矢野センセのインタビューが面白い号じゃなかった
でしたっけ? 私は、この号しかヴァン・ヴォクトのインタビ
ューって知らないんですけど。
10278:02/11/28 23:49
ヴォークトの短編で一番驚かされたのが「野獣の地下牢」
急激に視点がひらけるあの感覚は、正にSOBだった。

>>88
前半は嫌いだけど、後半は腹が立たず、許せるレベル。
総体的には嫌いじゃない。

>>99
同感。なんとなく背景世界がペラペラな感触。

「ヴォークトっぽい」路線でいえば、
イアン・M・バンクスの「ゲームプレイヤー」がホントいい。
胡散臭さと緊迫力と推進力とが、絶妙のバランスの上で成り立ってる。
10391:02/11/29 00:09
ヴォークトの中編を長編に書き直して、映画にまでしてくれた
「スペースバンパイア」というのもある。
>>102
ヴォークトの短編で一番驚かされたのが「野獣の地下牢」

20年ぶりくらいで読み直して全く新鮮な驚きを味わいました。
記憶力が悪いだけ?
河出の「モンスターブック」とかいう新しめの短編集で再訳されてる。
10579:02/11/29 00:55
>>81
角背の時代の日本版スターログ。号は忘れた。
>>102
質問なんですが、SOBって何ですか?
(もしかしたら常識なのかも知らんけどSF初心者なんでよろしく)
>>106
SOB は Son of a Bitch (サノバビッチ)…罵倒語ですね。
私は説明して上げたくはないな。
102は Sense of Wonder (センス・オブ・ワンダー)の意味で
言いたかったのか? (それならSOWだ。)それとも韜晦か?
106も、実は韜晦だったりして?
「韜晦」が分からない人は「究極超人あーる」を読むこと
(むちゃ、ネタ古いけど)
108105:02/11/29 01:56
出てきたので追記。
「ヴァン・ヴォークトインタビュー」スターログ日本版No.6(1979.4)pp.86-88
「そこで解ったのは、小説は基本的に2種類しかなく、その一つは『完成』の小説であり、
もう一つが『決定』の小説である。ということなんだ。『完成』の小説の規則というのは、こうだ。
まず、君が二つの意見とそれに対する一つの回答を持っているとしよう。それがまた2つの意見に
なり一つの回答を持ち、さらに、・・・と続いていくと、最後に君は一つの意見と二つの回答を
持つことになるんだ。
どうだ、すごいだろう。ぼくはこうして小説をつくりあげるんだ。わかるかい?。」

ぜんぜんわからん。(藁)
109闇の中のオレンジ:02/11/29 09:19
>108
うわー、実にヴォークトらしいね。
めまいがするが、倒れる切っ掛けがない・・・・というか
翻弄されるが、説得力がない・・・・ところが。
11074:02/11/29 09:21
>108
ありがとう!その号なら実家にあるな、帰ったら見てみよ。
Null-A 3
ってどんな話なん?
112名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/29 12:21
誰か読んだ人いないのかな。
期待されていなかったが、さらに下回る出来だったとしかきいたことがない。
113大網傘茸:02/11/29 23:02
後期のハインラインの小説が屑だって?
それは贅沢というものです。

ヴォークト「未来世界の子供達」(創元推理文庫SF)って知ってるか〜。(涙)


>>74
意外かもしれないが、フイリップ・K・ディックのSFの心の師匠はヴォークトです。
(自伝に書いて有る)
影響受けまくりのディック初期の作品、「虚空の目」(創元SF文庫)なんか読んで
みてはどう?・・・って漏れは未読なんですが。
>>111
>>112
>>113
_
A3に比べれば「未来世界の子供たち」は名作といっていいかと。(泣笑)
「未来世界の子供たち」はつまらないだけでしょ?

_
A3苦手な英語で読んだけど、まー、あれですね。
はっきり言って商業出版で翻訳は出ません。出せません。(キッパリ)

↓この人の感想はこれでもかなり好意的だと思ふ。
ttp://member.nifty.ne.jp/wooddoor/vogt.htm
書き込んだあと思った。あ、まちがえた、と。
しかしそう思ったのは布団の中だったのでそのまま寝た。
SOB→SOW
すんまそん。

「宇宙船ビーグル号の冒険」絶賛品切れ中!ああ・・・
113>>
ディックのヴァン・ヴォークトの影響受けまくりと言えば、
『偶然世界』(或いは銀背の『太陽クイズ』)でしょう。
『非Aの世界』読んでいる人なら、こっちも読めば、理由は
分かると思う。
「虚空の目」は再版されたのを割に最近読んだけど、
ヴォークトの影響ね。そう言われてみればそんな気も。
11886:02/11/30 00:47
「拠点」をもう一度読んで見ました。
ラストなんですけど、地球人が勝ったんですよね、これ。
(俺、読解力が無いのかな…)
119名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/30 02:19
>116
同意!あれは近い!『虚空の眼』よりはるかに近い。
『太陽クイズ』の方がタイトル好きだったんだが・・・・・。
>>118
 ネタバレになるので、結末はmail欄に書いておく。
 ついでにいうと、この最後の一行はThe War Against the Rull
の結末の一行と同じ。
121名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/30 16:13
>>95
「地球最後の砦」、初心者でも面白いと思うけどな。
主人公たちが超人じゃなくて普通の人間だったり、
ヒロインが健気で日本人好みだったりして、感情移入しやすいと思う。
>>121
 漏れも『地球最後の砦』は好きだ。あの最後の文句
 「可哀相に、何も知らない超人(スーパーマン)」
 とかいう(正確には忘れたが)が、一番インパクト
あって。
 しかも、読んだ人はにやりとするが、他人には、
この一行でネタ割れしないんだから。
>>99
 足りないものがある。最盛期のヴァン・ヴォークトには「夢の整合性」
というのがあるが、大原まり子の『アルカイック・ステーツ』には、そ
れがないのだ。も少し言い方変ると、ヴァン・ヴォークトの作品は、で
たらめに描かれているのだが、妙な、落ちるところに落ちた感じがある
んだが、大原まり子の作品は、考えて書いた、しかも、ヴァン・ヴォー
クト作品の筋を真似た作品を書いているが、ヴァン・ヴォークトにある
落ちがない。それが「夢の整合性」というものに通じるのだと思う。
 えっと、「夢の整合性」は沼沢洽治の訳者解説かなんかで憶えたんだ
けど。出典不明でスマソ。
>>122
「夢の整合性」というか、ヴォークトは本当にストーリーの続きを夢で見てそれを書いていたとか。
125名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/01 19:59
>124
天沢退二郎みたいだな、それは。
そういえば、ヴァン・ヴォークトと天沢ってどことなく手触りが似てる。
>>125
それは天沢の短編集や連作集のことでござりますな。
「夢でない夢」はタイトルがそのものずばり。
127名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/01 22:57
>126
散文詩もそのパターン。『眠りなき者たち』とか。
128名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/02 04:37

そういえば、ヴォークト仏語訳がなんとボリス・ヴィアン。
ヴォークト萌え志願翻訳で格調高く、ために本国よりフランスで人気がある、
っていう話があったな。
129名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/03 22:19
『地球最後の砦』掘り出した〜。121・122見て
読み返したくなったんだよー。二〇年振りに。
130栄光人:02/12/03 22:49
イタイ惑星人のいるスレはここですか?
131名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 06:17
このスレが少しずつのびていくのが
すごく楽しいよ。嬉しいよ。


<みんな「ビーグル号」の仲間だよね>


SF好きなやつは、なんか一言、言ってきなよ!

読んだことない奴は読んでないうちから、一言。
読んで一言。

懐かしいと思う奴はもう一度読めよ!

みんな大好きだよ〜
132名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 11:46
>>103
えっ!?「スペースバンパイア」ってコリン・ウィルソンじゃないの?
それともウィルソンの元ネタがヴォークト?
133人形川:02/12/04 11:53
>131
落ちないでいるだけで、俺は驚くよ。
歴史よりも心に残る作家だよね。
ヴォークトから受けた影響がなければ、ここまでSF好きにならなかったな。
134名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 11:53
あ、ウィルソンがヴォークト風味という指摘はよくわかるな。
135名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 13:12
叩かれるの覚悟だけどさ、新世紀エヴァンゲリオンってのは、どうみても
ヴォクト・ラインの延長線上にある気がしてならない。
まあ、日本にも国枝史郎っていうヴォクト以上にヴォクトな作家が
いるんだけどな。

「見えざる攻防」だったか?三つ目人種は。あれ手塚の「三つ目が
とおる」の元ネタ?
136名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 13:56
国枝史郎はちゃんとした力量のある作家じゃないか!
そんなやつがヴォークト以上のわけない!!
137名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 17:33
全然読んでないけど、ヴォクトはとても気になる作家です。
読んだのは「スラン」だけ。「ビーグル号」は買ったままです。
このほか、必読書があったら教えてください。
図書館みたら、古いのも含めて蔵書があるみたいなので嬉しかったです。
138名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/04 19:13
>137
ここまで読めばわかるようにヴォークトに必読書はない!!
『イシャーの武器店』か『武器製造業者』か『非Aの世界』をちらっと読んで
心の琴線に触れてきたら、あなたはヴォークト者。
>>132
知らないようだから、まじレス。
コリン・ウィルソンの『スペース・ヴァンパイア』(映画が出来る前は
『宇宙ヴァンパイア』の題名だった)は、ヴァン・ヴォークトの短編、
「避難所」(『時間と空間のかなた』創元推理文庫…まだSF文庫では
出ていない)が元ネタ(『宇宙ヴァンパイア』の訳者解説には書いてあ
ったと思う)。
ちなみに「避難所」は「逃亡の惑星」という題名で『時間と空間の冒険
2』(銀背)に、「聖域」という題名で『吸血鬼伝説』(原書房)で訳
されている。
入手するのは、難しいと思われ。
140132:02/12/04 22:24
>139
おわー、ていねいにありがとうございます。
父が持っていそうな感じなので、帰省したら読んでみよう。
141名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/05 00:33
>>136
そうかあ?
だったら、なぜに完結できんのよ。
物語作家の基本だと思うが。
平井和正じゃないんだから。
「怪物」をヴォークト自身は、明るい、いい話と書いてたと思うけど、読んだ人どうでした?
どうしてもエナッシュの方に感情移入してしまうので、明るい話と思えないでつ。
143名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/05 08:04
「月のネアンデルタール人」と「終点:大宇宙」がおもろかったデス。
144名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/05 09:13
スランよりビーグル号の方が面白いと思うけど。
連作短篇で読みやすいし。
下へ下へと落ちて行く一方だな。セコーの気持ちが分かるよ。
>>145
今までが異常であったわけで、本来上に来るスレとは違うでしょ。
そういうことで、或いは影は、胎児のように丸くなる。(藁
147名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 00:08
これまでだって何度も浮き沈みを繰り返したのだ。
スレは浮かんでもヴォークトはもう浮かび上がることはない
・・・・・・だろうな。
148名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 00:24
突如目覚めたイーラの気持。
149名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/08 05:30
おれのイドを返せ!
ぐろーぶなーくん の おかげだ。
ばんざい、ばんざい。
>>142
題名の『怪物』というのが二重の意味になっている。
本来なら、やってくるガナ族が怪物なんだけど、ガ
ナ族にしてみれば、寧ろ、あっちこそ怪物なわけ。

ビーグル号でクァールに感情移入するか、どうか
の違いのような気もする。
(クァールがかわいそうと思った人も多いと思われ〜)
モンスター⇒大勢やってくる→一人で立ち向かう→撃退してウマー
ブラック・デストロイヤー⇒大勢やってくる→一人で立ち向かう→撃退されてマズー
>>142
明るい話かどうかは分からないけれど、最後に「モンスター」の意味がわかって驚かされる快感がある。
ネタバレかも知れないけど、ついでに書かせてくれ。

死骸の一部から生物を再生する技術が使われるが、その後クローン技術でこれが実現可能に近づいてきたのには驚いている。もっとも生前の記憶までは無理だけど。
154名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/11 02:17
>>142
ヴォークトって、作者のくせに自分の作品を理解してない。
そこが、ワン・アンド・オンリーたる所以。
ただのアデレディクナンダでつ。
156名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/12 04:42
>>155
せんせい!意味わかんない!
157名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/13 04:56
>>155
アデレディクナンダってなんですか?
アデレディクナンダの出所ははるかなりケンタウルス.
159157:02/12/18 11:31
>>158
「はるかなりケンタウルス」・・・・・・・・・・。
昔過ぎて忘れた。
160名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/19 03:48
「スラン」を再読しました。ツッコミどころ満載なのは置いといて、最初のスランが近親婚っていうのはちっとヒクな。当時のアメリカ人は何とも思わなかったんかね。
引き続き「ビーグル号」を熟読中。
>>160
うみゅ。サミュエル・ランに聞いてみたいね。
そそのかしたあんたはどない思ってるねん、って。
>>160
あんまり憶えてないけどヘドロックとイネルダもそれぽくなかった?時間軸で離れているからオケー?
163名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/21 04:00
「ビーグル号」読了。どっちかっていうとモンスターとの闘いよりも船内での人間関係、権力闘争の方が印象に残った。1話と3話で比較的影の薄いグローヴナーが4話でいきなり高飛車になるのが面白い。でもイクストルなんて倒しようがないよねぇ?
164名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/21 13:23
武器店と非Aだけは読んでくれYO!
165人形川:02/12/21 15:18
ヴァン・ヴォークトの再来!みたいな作家は現れんものかのう。
非Aの世界と成恵の世界ってなんか共通点ってありますか?
まだ未読なんですけど、とりあえずSFっぽいんでタイトルはパロってんだろうな
ってことは判ったんですけど。
167名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/05 02:19
キャンベルがヴォークトを評価した理由は何だったんだろう?
非Aネタはタイトルだけだったかと。
>>167
自分のアドヴァイスに素直に乗ってくれたからじゃない?
ヴォクトは科学には素人だから、キャンベルに科学的アイ
デアとかは訊くだろうし、それなりの文章力持っていたか
ら、言えばその線で動いてくれたから。
なによりもデビューの39年はヨーロッパ戦線が開かれて、
以後手駒の作家はみんなWWIIに駆り出されたし、ヴォク
トは弱視で行けなかった、これが一番かも。
170167:03/01/06 01:34
そういうことなのかな?
何か、ヴォークトの作風ってよく云われるアスタウンディングの編集方針には合わない気がしたんで、ちょっと疑問だったんですが。
確かにキャンベルの言うことはよく聞いてたみたいですね。
171山崎渉:03/01/12 04:02
(^^)
172名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/18 19:39
積層魔道都市シリーズの作者、古橋秀之氏が
「終点:大宇宙!」を取り上げててビクーリ

当の作者の一編は、とても静かな印象を受けるね。
173じい ◆EFWQFgu762 :03/01/22 17:58
>>164
武器店2部作品。非Aシリーズ何回読み返した事か。数年に1度は読んどるな!
初版が出たのがたしか15-6歳のときだった。
174山崎渉:03/01/23 03:42
(^^)
175名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/28 16:32
山崎もそんなにヴォークトが好きか?
趣味合うかもな。
1×1×1×0=1000000
177名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/22 15:37
直観能力判断人としては困難だとは思うがageてみる。
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=14886
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=14884
>>177
うあ〜♪ 無理っぽ〜い(w
179名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 00:50
91年ロサンジェルス近郊に住んでたとき、ヴァンヴォークト氏の
サイン会がある書店で開かれるというので、日本から持ってきて
あった「宇宙船ビーグル号」の文庫本を手に列に並んだ。
サインを待つ列のほとんどはハードカバーを数冊抱えた古本屋の
オヤジとおぼしき連中で、ははあ、こうやってサイン本として
高く売るのか、とアメリカの一面を知った気になった。
ひたすら(機械的に、と言った方がいいか)黙々とサインを続ける
御大は眼光の鋭い痩せた、かくしゃくとした老人だった。
自分の番が来て文庫本を差し出すと、後ろに控えていた奥さん
らしい女性が、「あらめずらしいわね。そういえば日本から
お金もらっていたかしら?」と御大に笑いながら聞いた。
御大は「I don't know.」と無表情に答えたが、子供の頃から
何度も読み返し、こうしてアメリカまで持ってきて繰り返して
読んでいる、と(列の後ろの早くしろ光線を浴びながら)伝える
と、やっとにっこりして握手してくれた。
180名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 01:28
ハヤカワ文庫で再刊されたマーチン・ガードナー「奇妙な論理」に
ヴォークトが何回もとりあげられてるね。当時は人気作家で注目されて
たんだろうなぁ。
「奇妙な論理」で、非Aのコルジブスキーがあんな色モノだったと
はじめて知った。(科学素養なし)
181名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 03:15
>>180
そんなに色物じゃないよ。主流にはならなかったけど、古びてはいない。
復活の余地充分だと思う。
御大がちょっと誇大妄想気味に社会運動化したのがまずかった。
182名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 06:37
非Aが取り上げられているのか。
奇妙な論理は読んでみよう。
183名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 06:49
趣味でエロサンプルムービー専門のサイトはじめました。
http://homepage3.nifty.com/digikei/sample/sample.html
気合入れてどんどん更新していきます
184180:03/03/01 10:07
>>181
えーと…「奇妙な論理」での指摘されようを読んだ後は全然そう思えなく
なってくるんですが…サイエントロジーみたいな大衆向けの疑似科学として
復活の余地があるってこと?
「奇妙な論理」を読んで思ったこともう一つは、ヴォークトって疑似科学に
夢中になった勢いで傑作を書くタイプだったのかなぁってこと。飽きると
次に移る。ネタにできる疑似科学がなくなった時に凡作の作家になったのかも。
185名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 10:57
ネクシャリズムもそこはかとなく疑似科学の匂いが。
で、その点からもベイリーが似ていると感じる訳よ。
>>185
漏れ的には違うな。
ベイリーはホラ理論を自分で作っちゃう人でしょ。書いてる時ホラを
自覚してるかどうかはわからんが。
漏れ的には、ヴォークトは平井和正に似てる。
片や疑似科学に入れ揚げるたびに支部長などの要職におさまって、
片や新興宗教に入れ揚げて入信しちゃうところ。人の理論に夢中になって、
自作でさりげなく啓蒙するのがうまい。
187名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 14:16
>>184
同一律批判はいまだに未開の荒野だと思う。
同一律批判は同一律を使って表現する他ないから、ウィトゲンシュタイン並みの天才が現れて
「語りえぬもの」を示すかなんかしてくれないと、復権なんてあり得ないだろうけど。
長期防衛を続けるチャンピオンにあえて挑んで1RでKOされたコージプスキーの挑戦を
「勇気ある行為」と見るか「無謀」と見るか(w
188名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 23:25
おお、『奇妙な論理』買わなくちゃ。
作品だけだと時代背景が分からないんで、何かと楽しめそうでつ。

>179
ほのぼのしますた。
・一般意味論の本は日本語でも4、5冊は出ていた。一般意味論について判断したいならそっちも読んだ方が。
 ガードナーはいい人だけど、だからといって書いたものをうのみにしてたらまずいでしょ(何事でも)。
 (個人的にはは今となっては一般意味論を復興させる価値はないと思っているが。)
 一般意味論をヴォークトだけがはまった擬似科学と見るのも不公正(ブリッシュも宇宙都市シリーズのエピグラフかなにかで使っていなかったか?)で、クルティウスの『読書日記』を読んで一般意味論が受け入れられた時代背景に思いを致すのがいいような。
・ダイアネティクス≠サイエント口ジー
 サイエント口ジーになってからの暴走は昔のリーダーズダイジェストに掲載。
・同一律批判って少なくともヘラクレイトスにまで遡ってしまうのでは。
190名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/02 22:02
>>189
>同一律批判って少なくともヘラクレイトスにまで遡ってしまうのでは。
古い古い問題だけど、まだまだ奥があると思うよ。
意識の構造を変更しないと考えること自体難しいし。
191名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/02 22:04
「プタートの書」翻訳キボンヌ
192山崎渉:03/03/13 16:21
(^^)
193名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 00:24
しかし、ヴォークトの、誰にもマネできないあの味・・・・・。

味わうにはヴォークト読むしかないんで、『武器店』『非A』クラスを
せめてもう二三冊書いてほしかった・・・・・
194名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 00:59
カキコしてる俺にもどうしてかは言えないんだが、
ハヤカワより創元の紙の匂いが似合う味わい
195名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 01:03
なんか深い意味がありそうで、しかしけっして深読みできない絶妙なバランス

SF界きっての「作品論が書きにくい作家」
このスレ読んでたら、本棚の見えるところに『非Aの世界』があったので
なんとなく読み返してみた。

    
☆  ☆  ☆ ☆ ☆☆めっちゃおもしろいじゃん!☆☆ ☆ ☆  ☆  ☆


昔読んでカンドーしたSF読み返すと、「えっ!?こんなもんだったっけ?」と思う。
ヴォークトの場合、今読むとくだらねーだろーなーと思って読むから、予想外におもしろい。
198名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 03:19
なにが起こってるのかわからないときが一番おもしろいよな(w
199名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 13:42
ヴァン・ヴォークトって、心理描写に長けてるとか人物造形に優れている、とは言えないんだけど、
人物の反応がいつもどことなくヘン。
賢さも愚かさも微妙にねじれてる。
それが衒ったものじゃなく、ヴォークト独特の自然体の描写だからこそ、味があるんだろうな。
200名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/29 17:09
アタイこそが 200げとー
201名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 21:07
成恵タソ…ハァハァ…。
一回「成恵の世界」が終了して、その後売れない作者が再度挑戦!
「成恵の再来」

更に、20数年後に描くが、だれも見てくれない
「成恵さん」
203名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 23:22
「ゲーム機械」みたいなものって、眼には見えないけど今の俺たちにもあるよね。
204名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 23:25
ヴァン・ヴォークトにいつも漂ってる、「感情と関連しない道徳」の感触が好き
205名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 23:32
俺はあの色気のない女達が好きだ
206名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 00:23
岩淵慶造のイラスト。なにやらもにゃもにゃしたところがヴォクトに合ってたなあ。
今はいないね、ああいう雰囲気の画家。
207名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 00:42
>>206
漏れも大好きにゃ〜>岩淵
208名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 00:58
>>203
つーか、現実だって「非A」みたいなもんだ
同一性の根拠は記憶しかない俺たち、まんまギルバート・ゴッセンでしょ
209名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 03:53
未訳の作品のなかに水準以上のものは、もうないのかのう?
傑作でなくてもいいから読みたいのう。
それから『拠点』文庫化しろ、ハヤカワ!
210名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 04:24
ボリス・ヴィアンの仏語訳から、日本語に重訳っつーのもいいな。
211名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 14:29
『プタートの書』も訳が格調高ければ、「邦訳は傑作」になりそうな気がするが
212名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/31 22:39
>>206
当時はさして感興はなかったが、ヴォークトのものに限らず
岩淵ジャケって、今見ると非常に魅力あるね。
色使いが絶妙。
元のスレからは外れるが、岩淵良いねえ。漏れは
SFMのモノクロ挿絵が好きだが。そういや、
「宇宙製造者」や「地球最後の砦」の挿絵も、独特
の雰囲気で話に彩り添えてたよな。

おお、元のスレに戻ってるじゃないの(藁
214名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/03 23:10
いや・・・・あの・・・ただの空想なんだが

『ヴァン・ヴォークト全集』って暴挙だよね
215名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/03 23:18
ヴォークト氏は欧米でも未刊行が多いし、翻訳権や版権が取れないのでは?
でも、読みたい!
216名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 00:04
まじめに考えるとさ、刊行順がなかなか難題・・・・・・・・
He was Ptath. Not that he thought of his name. It was simply there, a part of him, like his body and his arms and legs, like the ground over which he walked. No, that last was wrong. The ground was not of him.
There was a relation, of course, but it was a little puzzling. He was Ptath, and he was walking on ground, walking to Ptath. Returning to the city of Ptath, capital of his empire of Gonwonlane after long absence.
218名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/05 15:07
やっぱ、翻訳次第でイケそうだねこれ。俺には無理だが。
 彼はプタートであった。その名を思い出したのあらず。ただ自身の一
部として、そこに在りし。さながら体躯や双腕、双脚の如く、歩みを進
める、その大地の如く。否、さにあらず。大地は彼の部分にあらず。無
論、拘わり無きにあらねど、僅かばかりの戸惑いがあった。
 彼はプタート、そして大地を歩む。プタートに向けて。プタートの都
市へ、長き不在の後、自身の帝国ゴンワンレインの首都へ帰って来たの
である。


英語の読めない人の為に、訳して上げよう。
220219:03/04/05 23:33
彼はプタートであった。その名を思い出したにあらず。ただ自身の一
                    ^^
一字間違っている(泣き)
221名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/07 23:34
>>219
乙!
222かおりん祭り:03/04/07 23:35
http://www.saitama.gasuki.coim/kaorin/
                ∧_____ 
     _─ ̄ ̄─_E ̄/ |〜oノハヽo\
 _─ ̄    _─<Eニ|  |  ( ^▽^)<こんなのがありましたー♪
      ─ニ三 <<Eニ|  \(つ¶¶⊂)  |
  ̄─_     ̄─<Eニ|     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ̄─__─ ̄E_\______/
                ∨
223名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/08 20:35
ヴァン・ヴォークトは新訳にしたら魅力倍増すると思うんだが。
非Aの世界はどう見ても改訳が必要だけどね。
225名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/13 00:43
しかし、マジこの頃ヴォークト成分欠乏です。
干からびてます。
226名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/13 01:27
>>225
ああ、たまにいるね。
禁断症状感じる作家。
ヴォークトはそうだな。
227名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 03:01
最近アニメ化されたそうですね。
228名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 03:22
>>227
なにが????????
誤爆だよね?
まさか?
ね?
229名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 05:13
スランは萌え系ライトノベルだと思うんだがどうだろう?
主人公とバーさんのコミカルなやりとりと、終盤のほろりとさせる一幕
怪力天才美少女キャスリーンと冷徹な政治家のオッサンのコンビ、
とにかくキャラクターの配置が日本アニメっぽい。
230名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 08:24
>>229
アニメっぽいと思うのなら
60年の時代の流れを掌握して
今のアニメやキャラ萌えをかたれ。
時系列をまるで意識していないな。
現代のクリエーターの素養が何から育まれたか
考えてみるがいい。
スランの主人公の名前と、漠然とした背景設定の印象から
「地球へ」とか生まれてるし。
>>227 →>>13の事でしょ
スレ立てていいからここを汚さないで
…後からアニメ厨がわんさか来そうなヨカーン
233名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/15 22:24
>>232
呼ばれたので来ました。
234名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/16 00:40
アタイこそが 234げとー 
235名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/16 01:46
非Aたんのパンチラ画像UPきぼーん。
>>233,>>235
七瀬と和子の話だろ?筒井スレにでも逝っトレ
237山崎渉:03/04/17 11:25
(^^)
238名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/17 13:59
山崎のせいで500番台にさがっちゃったのでageるよ〜
児童のころに子供向けビーグル号を読み、世の中にこんな面白いものがあるのかと感動した記憶があります。
高校生のころ、ちゃんとした文庫で再読し、やっぱり面白かった。ビーグル号、好きだ。
他の作品をいまだ読んでいないのが遺憾なので、スランあたりを読もうかな。非Aも面白そう。

子供向けのビーグル号も、それはそれで面白かったですよ。
「ケアルは、猫にそっくりですが、ただ、耳のかわりにアンテナがついていますた」
「ケアルは、人間のイド(細胞の大事なところ)が大好物ですた」
みたいなかんじ。クァールじゃなくてケアルってのがミソでした。
これはこれでもっぺん読みたい。なつかしいかもしれない。
240山崎渉:03/04/20 05:46
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
241名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/21 04:11
子ども向け「武器店」とか子ども向け「非A」読んでみたいな。
242名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/21 12:20
俺は『イシャーの武器店』がダントツで好きなんだがなあ。
厨房で初読のときは、おもしろくてコタツのまわりを駆け回ったよw
243動画直リン:03/04/21 12:29
絶縁服の中の人も大変だな。
245 ◆GacHaPR1Us :03/05/07 21:23
>>242
猫ですか?(w
246動画直リン:03/05/07 21:25
247名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/10 12:21
ビーグル号しか読んだことのない239です。
いま、ようやくスランを読み始めたんだけど、なぜスランかというと、
脳内に>>95の教えが残留していたからだろうと思う。
整理されていてわかりやすく、指針となりやすいアドバイスをした>>95に感謝。
スラン、まだ3分の1ほど。どんどんおもしろくなってくよ。わーお。

1965年8月号のSFマガジン草下英明の連載「宇宙は生命に満ちている」で
ビーグル号に出てきた不思議生物さんたちを大紹介してました。
やっぱし、イクストルさんがいっとうかっこいいなあ。真っ赤だし。

このSFマガジン、偶然200円で買ったんだけど、いい買い物でした。
巻頭を飾るのはアシモフの中篇「まぬけの餌」一挙230枚!
てめえが生まれる前の本だけあって、困るくらいなつかしい誌面だしw
以上、余談でした。
ほのぼの
249イネルダ:03/05/11 11:39
このスレに、私の加護を! ……ナンチテ
擬似科学に嵌ったDQNだろ?
251名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/14 04:05
>>247
> てめえが生まれる前の本だけあって、困るくらいなつかしい誌面だしw

生まれる前の出来事を懐かしがることが出来るなど、まったくもってヴォークト的じゃ。
前世の記憶かの?
252名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/14 04:36
故郷だって生まれる前からあるがな
253__:03/05/14 04:39
254名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/17 04:43
オマエラ「ビーグル号」は沼沢訳と浅倉訳とではどちらがよいと思われますか。
ご意見、ご感想等ありましたら、ぜひお寄せください。
最初に「非Aの傀儡」だっけ?それ読んで面白かった
でも、これ続編じゃんって思って「非Aの世界」を読んだ
今このスレ見て「宇宙船ビーグル号」も同じ作家なんだ・・・
なんで気づかないんだろう・・自分・・
256名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/17 08:11
>>255
「ガニメデ」読んでから「星を継ぐ者」読んだりしてそうな人だw
え?成恵の世界って非Aの世界なの?
>>257
YES
259名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/17 23:47
>>254
比べて読んだことはないが、味という点では沼沢か?
後にハヤカワで読んだときには、異星人が妙にアニメ/ガジェットっぽく
感じた覚えがある。全体としてはそれはそれでいいのだが。
260254:03/05/18 01:13
>>259
う〜ん、やはりそうか。いや、浅倉訳が出たのが随分あとなので、
最初に読んだ沼沢訳と印象を比べるのがそもそも間違いなのだが、
なんとなく浅倉訳は、洗練されてはいるが物足りないといった印象を読んだときに受けた。
ただ、後から訳す方が有利な立場に居るわけだし、浅倉久志の力量は信頼していたので、
まあ、翻訳のできばえが劣っているはずはないのだろうなとは思っていた。
もう少し意見を聞いてみたいです。
261名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 01:51
>>260
どちらも昔だからな〜
多分、沼沢訳は読んだのが中学くらいだったと思うので(ジョブナイルの方が先かな)
一緒に読んでいた本の影響も大きかったのかもしれない。ウェルズとか。
イメージで比較すると、沼沢;木目 朝倉:ガラス かな?
ミーム編については、朝倉訳のほうがイメージが伝わったような気もする。

朝倉訳を読んだときには、自分でもパソコンを持っていたので
なんでレポート作成を印刷部?に回すんだ? とゲームコピーしながら
笑ってた覚えがある。LANの概念が無かったんだよね。
つーか、オレにとっては
「宇宙船ビーグル号の冒険」なワケで
★成恵の世界 その7★
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1052468450/
からきました。

>787 名前:風の谷の名無しさん[sage] 投稿日:03/05/17 16:18 ID:exUAFuxP
>SF考証はこちらで
>http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1023855694/

また騙されたんですか・・・そうてすか・・・。
>>263
SF板で成恵の世界でも語りますか
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1051011924/
浅倉訳では「超音波銃」で、こりゃまずいよ、真空中で使えないじゃん!
でも使えることになってるし、考証できとらん と思った。

沼沢訳では別の言葉になっていて、なんかしらんが凄そうな武器と思った。
言葉替えるだけなのに、違和感が無くなるんだから不思議。

どちらかというとハードSF系の漏れに、この差は大きかった。
266名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 18:57
非Aタソのパンティラ画像、まだー?
267254:03/05/19 01:43
>>262
ああ、なんとなくわかります。でももう少し語っていただければと・・・

>>265
>沼沢訳では別の言葉になっていて、なんかしらんが凄そうな武器と思った。
言葉替えるだけなのに、違和感が無くなるんだから不思議。
面白いですね。チェックしてみたいので、どの箇所なのか場所(頁)を教えてください。
お願いします。
268名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/19 20:33
A非の世界
振動波銃にでもなってんらろ。
270名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/20 01:20
誰か手許に持っとらんのか?
271動画直リン:03/05/20 01:24
272山崎渉:03/05/22 01:35
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
273山崎渉:03/05/28 17:03
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
274255:03/06/01 23:09
「武器製造業者」「宇宙船ビーグル号」読みますた。(・∀・)イイ
ただ、「宇宙船ビーグル号」と「宇宙船ビーグル号の冒険」を二部作だと勝手に思って
両方買ってしまいますた。(;´Д`A ```
後書きを読んだら、「武器製造業者」の前に「イシャーの武器店」がある?
また間違えた・・・のかな?読む順番・・(;´Д`A ```
275255:03/06/01 23:12
しかも、やっと探して古本で「武器製造業者」手にいれた!って思ったら
本屋に並んでますた。(´・ω・‘)
あれ、絶版ではなかったのですか・・
>>274
折角だから、267の疑問に答えるために、「宇宙船ビーグル号の冒険」も
読んでみては?

創元の場合、まず絶版はなくて品切れで、時たま復刊フェア(?)とかで、
品切れが復活するのです。「武器製造業者」先に読んでも良いよ。少な
くとも、主人公が誰だと悩まずに済む。
277255:03/06/02 02:10
>>276
そうですか、品切れですか・・・
ああ、だけど私の買った「宇宙船ビーグル号の冒険」は
角川文庫の能島武文っつう人のやつなんです。
クァールがキアルになってた・・・
278254:03/06/02 19:41
>>277

ゲゲ、そんなものが存在したのか。
すっかり忘れられとるぞ。

沼沢洽治訳が1964年で、浅倉訳は
1968年の世界SF全集版が最初だな。
(なぜ銀背に収録しないかったのだ?)
角川版は1969年刊だから、じつは一番
新しい訳だということになる。ううむ……
279255:03/06/03 13:45
おおっ!
これが一番新しい訳ですか・・・(;´Д`A ```
ほとんど縁側の会話だな・・・ホノボノ
「スラン」も銀背では出てないということは、結局、
銀背のヴォークトは「拠点」だけということになるね。
メジャーだった割には意外と少ないなあ。
『モンスターブック』1986年以来、日本じゃ新刊は出ていないなあ、
と海外を探ると死んだ後でも出版されてるじゃない。

Transfinite
http://www.nesfa.org/press/Books/VanVogt.html

でも、ほとんど既訳だね。
Black Destroyer(黒い破壊者)、The Monster(怪物)、Film Library
(フィルム・ライブラリー)、Enchanted Village(魔法の村)、Asylum(避難所)、
Vault of the Beast(野獣の地下牢)、The Ghost(未訳?)、The Rull(拠点)、
Recruiting Station(地球最後の砦)、A Can of Paint(一缶のペンキ)、
The Search(捜索)、Dear Pen Pal(親しきペンフレンドへ) 、The Harmonizer
(平和樹)、The Great Judge(偉大な裁判官)、Far Centaurus(遥かなりケンタ
ウリ)、Secret Unattainable(永遠の秘密)、Future Perfect(未訳?)、
The Great Engine(偉大なエンジン)、Dormant(めざめ)、The Sound(音)、
The Rulers(支配者)、Final Command(最後の指令)、War of Nerves(神経戦)、
Don't Hold Your Breath(未訳?)、Discord in Scarlet(緋色の不協和音)
>>282

そうだね。
中短編の落穂拾いで良いから、日本でも新刊出してくれないかな。
284名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/11 03:04
ヴォークトと言えば…
なんだよ
気になる?
287255:03/06/15 12:32
誰のカキコもなし・・・
>>286
教えてくだせぇ・・・
288名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/16 01:06
「終点:大宇宙!」が愛読書です。
>>282
誰でも良いですからThe GhostとFuture Perfectと
Don't Hold Your Breathを訳してウプしてください。
どんな訳でも文句は言いません。お願いします。
>>288
「幽霊」「未来完了」「息を殺すなかれ」
これでいいのか?(w
290288:03/06/17 09:49
その調子で本文も訳してください(;´Д`A ```
ケント氏は駅からタクシーに乗り、数年間不在にした故郷のエイガン村に向かった。
2ヵ月の休暇の間滞在するつもりで。タクシーの運転手とケント氏は道端の
ウェインライト氏の幽霊に出くわす。その幽霊は地域の好奇心と噂と憶測の的に
なっていたのだ。門を開けもしないで歩いて通ると、幽霊はケントにまるで
数日前に知り合いになったかのように挨拶した。けれどもケントは何年も前に
故郷を離れてからはウェインライト氏に会っていないし、当時もウェインライト氏は
ケントの名前を知らなかったはずなのだ。幽霊はまた、ケントがホテルを引き払って
いないので喜んだ。彼はケントが8月17日に町を発ったと聞いていたから。
幽霊が自分の荒れた家にふらりと戻り始めた後で、運転手はケントに説明した。
幽霊は自分が死んでいるのではないかと疑ってもいないし、生前も、ウェインライト氏は、
他の人が過去の出来事を思い出すように、未来の出来事を思い出すという奇怪な能力を
持っていたのだ。町の住人の多くは彼の予知を信じて早くからうわさにし、
未来の事件に備えるのだ。だから今はまだ7月8日だというのに、と運転手は言った。
幽霊のおしゃべりのおかげで町のだれもがとっくに知っている。ケント氏が
8月17日に町を発つことを。ホテルへの道中を続けながら、ケントの頼みによって、
運転手は5年前にウェンライトが家政婦のカーモディ夫人に殺害されるまでの
出来事のすべてを物語り始めた。
>>291,292 Thank You!

The Ghost ってアンノウン誌らしいファンタジーなんだ。

ここ、ヴォクトのブックリストが一杯ある!
ttp://www.ridgenet.net/~icshi/Database.html
 Zipファイルを取ってきて、解凍すればpdfで見れると。

 ふむふむ。邦訳『時間と空間のかなた』は2作カットの
本が原本なんだ。「野獣の地下牢」とHeir Unapparent(未
訳)が無いから。

 Fix-Upで、結構変な組合わせで長編作っているのが分か
る。

 282の言ってる最新作(?)までリストに入れているよ。

 それにしても、作成者は個性的な人だな。コメントが、
独断と偏見と言うか。ヴォクトの家計図まで作っているし
(サイトを見回しました)。
294288:03/06/20 21:57
>>291-293
貴重な情報をありがとうございます。

ヴォークトの新訳はもう出ないのかなあ。
295282:03/06/29 23:06
入手して、未訳のやつを少しづつ読んでいます。取り敢えず、話題の
The Ghost 読みました。この話を一言で言うと、予言は当たるって話。
実は背景にSF設定があるみたい。詳細に説明していないけれどね。
ケントが8月17日に町を発ったというのは、別に町を去ったというわけ
でなく。実は謎を解いたため、ある事が起こるのを阻止しようとして
行動を起こしてのこと。作品としては、私には「アタリ」でしたね。
"The Reflected Men"はどうでつか?おもしろい?
297282:03/07/05 19:47
Future Perfect 読みました。「完璧な未来」って題だからまさか
な、と思ったら、まさかなのユートピアものでした。18才になったら、
百万ドル渡されて、生涯に渡って使うのだから大事にしろと言われる
のだけど、さっさとほとんど使ってしまう奴がいて、心理学者がそい
つを追うと言う話。犯罪資質となる分子を除かれ、性的にも管理され
た世界で、犯罪資質を持っているわけでないのに、反社会的な行動に
出る、そいつの理由はなんだという話。
もうひとつ、Don't Hold Your Breath 「息を止めるな」って話は、
地球上にフッ素が降ってきて、やがて人類は酸素無しの世界で生きて
いかねばならぬって事態になっている。そこで人類は酸素工場を作っ
て頑張っているのだけれど、話はすごく個人的な点から始まる。主人
公が、彼女のテレビ電話のつんけんどんさに、怒って彼女のアパート
メントを訪ねたら、実は彼女を含めて、全部彼を捕まえる陰謀だった
という。実は主人公は科学者で、酸素工場に自爆装置を備え付けた張
本人だったのだ。
 まあ、どっちも70年代のヴァン・ヴォクトで、あんまし面白くない
なあ、と思う。
298282:03/07/05 19:49
 Transfiniteをちょこちょこ目を通しています。収録作には『宇宙
船ビーグル号』の元短編が、3作初出時状態で入っています。
 面白いのは、Black Destroyer にも Discord in Scarlet にもエリ
オット・グローヴナーは出てこないのね。長編になってかなり改稿さ
れたみたいです。

 Black Destroyerの銃は vibration gun でした。ケントがクァール
に餌で釣ろうとして、その餌をぶっ掛けられて、逆上して撃ってしま
うシーン。長編でもケントがこの役やったっけ? スミスがやらなか
ったっけ? 長編ではイドはカリウムでしたが、短編では燐です。
(Transfiniteの序文で、その点について化学に精通しているハル・
クレメントが貶しながら、誉めています。話良ければ、それで良しと
言うことらしい)

 Discord in Scarletの銃は ato-gun でした。船の外で、イクストル
の内蔵を撮影しようとして、イクストルが暴発に見せかけたやつです。
長編になってどうなったか知らないけど。
 ちなみに短編ではイクストルはXtlと表記されていますが、長編は
Ixtlです(原書持っていなくても、海外のサイトで分かるから楽だ)。

 War of Nervesは短編時点では最終話で、はしりに、3回の宇宙生
物の攻撃の後、帰還の途中と書かれています。(『宇宙船ビーグル号』
では、第2話になるはず。
神経戦単独の翻訳って朝日ソノラマから出てなかったっけ?
あれは短編と長編のどっちから翻訳したんだろ。
>>299
河出文庫の『モンスターブック』のこと?
もともとアッカーマン編集の短編集だから、
短編版じゃないかな。
301288:03/07/06 01:18
>>298
おお、貴重な情報をありがとございます!
「黒い破壊者」ってグローヴナー抜きでも
成立した話なんですね。
302299:03/07/06 19:27
>>300
thnx.河出ですたか。

>>298
ところで緋色の不協和音と神経戦に刈田は出てくる?
刈田(というかシュペングラーの文明周期説)が出てこないと解決策を考え付くところがかなり変わる気がする。
>>296
漏れは、衰退期のヴァン・ヴォートにしたら、面白い
作品に入る部類だと思った。図書館のオールド・ミス
の司書さんがヒロインで、ひょんなことから事件に巻
込まれる。まあ、これでロマンスの花でも咲かないか
なと、気を利かせようなんて思ったのが、間違いだっ
たと始まる。邦訳作品では「地球最後の砦」に近いか
な。Reflectedっていうくらいだから、同じ人物で育
ちが枝分かれして経歴の違ってしまった人物がどんど
ん出てくるという話だ。時間と空間を巻き込んだ話で
もあるので、35世紀から科学者が、93世紀からは巨人
がやってくる。

と、言っても説明にならないし、漏れの趣味で面白い
と思っても、他人がそう思うかは別だな(藁
>>302
Koritaなら短編版の緋色の不協和音と神経戦に出てくる。

長編もKoritaらしい。苅田なりカリタなり、きちんと日本人名に
訳しているのが。訳者の偉い所だと思う。
305288:03/07/07 01:08
>>303
いやいや、よくわかるよ。
306山崎 渉:03/07/15 11:36

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
非Aのくぐつリクエスト
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=18030
コリタ・・・世界SF全集のヴォクトの巻の「宇宙船ビーグル号」
では、「カリタ」じゃなくて、この名前のままでした。
(古書店で見つけたので、手に取った。買わなかったけど)
309名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/19 20:12
「懲りた」かな?
310名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/20 20:04
>>307
かいらい、じゃなかったん?
このすれ見るまで、成恵が非Aとは気が付きませんでした。
来週からアニメ見ようっと。
312311:03/07/21 00:27
今番組表見たらあさっての放送で最終回じゃんかよ。
313名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/05 17:10
傀儡をタイトルに使った時点で、売り上げストッパー・・・・
314山崎 渉:03/08/15 22:13
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
315山崎 渉:03/08/15 22:39
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
士郎正宗の仙術攻殻オリオンって非Aっぽいよね
317名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/28 06:47
「ビーグル号」へのオマージュとして書かれたボブ・ショウの「見知らぬ者たちの船」は
なかなかおもしろかった☆
318名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/03 16:28
テッド・チャンの「理解」はヴォークトノリだったな
319名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/07 16:29
テッド・チャンにワイドスクリーン・バロック書いてもらおう
ヴォークトって展開が意味不明でいいよね
「ビーグル号」が4、5冊うちにある。なんでこんなことになってんだ?
322名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/08 01:45
>>321
オマエが説明白
323名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/08 07:57
>>321
うちには創世記機械が5,6冊あるぞ。
読みたくなると、その場で買うからな。
好きなSFの場合、けっこうあるな。 で時々人にあげたりする。
同じ本が4、5冊。コレクターですか? 表紙絵が変わる毎に買っている
とか? 創元の「ビーグル号」は、銀色、巨大球形宇宙船とケアルの瞳(
裏表紙に触手の有無の版がある)、小型になったビーグル号とケアルの頭
部全体の絵は確認している。
 漏れは、裏表紙にケアルの触手がクルクルと巻いた意匠の絵が、一番好
きだな。
えーと、「宇宙嵐のかなた」が映画「スタークラッシュ」の原作だっていうのは?
「007/私を愛したスパイ」のボンドガールでもあるキャロライン・マンローが主演です。
>>325
スターログにそんなことが書いてあったね。
327名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/13 12:20
>>325
「バーバレラ」のジェーン・フォンダ、「ギャラクシーナ」のドロシー・ストラットンと
並んでSF映画三大ヒロインね♥
328名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/20 00:03
「イシャーの武器店」と「武器製造業者」を手に入れたんですが、どっちを先に読んだらいいんでしょう?
>>328
通常の順番は、「イシャーの武器店」読んで「武器製造業者」。
ただ、「イシャーの武器店」で出てくるマカリスターは主人公じゃないことを念頭に読むべし。
そう事情があるので、逆に読んでも良い。こちらはすぐに主人公が分かるから。
330名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/20 01:42
>>329
ありがとうございます。「イシャー」の方から先に読んでみます。
>>325
そうだったんですか。
宇宙嵐のかなたが映画にできるとは思わなかった。
私の記憶では、女性艦長、高知能デロリン、バラバラに
分解できる脱出機能、相手が戦艦群でもまとめて異次元に
飛ばせるすごい科学力。などなど。
さっきスタークラッシュをサーチしてみたが、とてもそんな内容
の映画じゃないような。 がっかりする?見てないけど。
デロリンてなんだかカコワルイ.(w
333名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/17 22:15
「原子の帝国」の後半に収録されてる「見えざる攻防」、
中盤がちょっとたるくて積読になってる。
「原子の帝国」はまだ読んでまへん。
「原子の帝国」と来たら「銀河帝国の創造」と受けてみる。
「見えざる攻防」と来たらペパード博士の「眼がどんどんよくなる」と受けてみる。
335名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/17 23:24
>>334
ペパード博士の著作、本当に眼がよくなるんですの?
ところで、「地球最後の砦」を手に入れました。
1さんお勧めですし、楽しみ。
336名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/18 21:51
>>335
よくならない。
ペパード博士が述べている眼球の機能説明は、一見の価値があるょ。
この本以外では見られないからw
ヴォートってベイツ式近視矯正法やダイアネティックスとか
一般意味論みたいに新興宗教まがいのものばかりに凝ったんだよね。
>>331
あなたが真性のヴォークトファンならオススメはしかねる。

でも、とりあえずSF映画には美女とメカがでてくれば満足ってー
人なら大丈夫!
339331 :03/11/20 23:45
>>338
有難うございました。
少しは気になるので機会があれば。。。
340大網傘茸:03/11/22 02:21
ヴォークト「終点:大宇宙!」は、アートコミックの傑作だ!
「怪物」を再読して思った。メビウスの絵で読んでみたい、と。
日本人なら風忍。大友克洋ではない。

「超SF感覚」、という言葉がある。
あまり、聞き慣れない言葉だと思われるかもしれない。それもそのはずで、漏れがいま
適当に作ったのだ。
SFというものは、理性と無邪気さのせめぎ合いのようなところがあって、そこにジャン
ルとしてのダイナミズムが生まれる。
SFが大人の文学になりうる可能性も、時間潰しにもってこいの大衆娯楽小説になる可能
性も、可能性としては似たようなもので大差はない。(消滅という第三の可能性は無視し
ておこう)
ヴォークトはSFの持つ無邪気なイメージを、ポップではあるが、アーティステックなレ
ベルまで昇華出来た人だと思う。
例えば、クラークは理性的に架空世界を構築し、あたかもこの目で見たかのような緻密な
描写を我々に見せつけてくれる。
それに対し、ヴォークトはまず感覚的イメージで世界を構築している。それはプロットの
構築というよりはイメージをデッサンしていく作業に近いのかもしれない。
そして彼はいつもやりすぎてしまう。
しかし、受ける印象は、アートコミック的で実にカコイイのである。
中身は無い、だが視覚的感覚を揺さぶられるのだ。
「終点:大宇宙!」再版してもらいたいものですな。(だが、今の風潮から予測して、著
者あとがきは本格的なSF論なので、カットされるであろう)
341名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/24 11:32
「宇宙船ビーグル号」

アメリカ本国ではヴォークト作品の人気ランキングとして
上位にあがっていないようですね。
この作品の執筆には、編集者のジョン・W・キャンベルJr の意向が
ずいぶん反映されたそうで、ヴォークト本人だけによる作品でないから
と思われて敬遠されているのかな。
『スラン』読んだっけ。『ビーグル号』は2,3回読んだような・・・。
あの黒豹、ダー(略
>>341
そのランキング見たい。場所どこ?
344341:04/01/24 22:47
>343
私が見たのはネット上ではなく、現在刊行されている、たしか創元SF文庫の
「宇宙船ビーグル号の冒険」、「武器製造業者」・・・
のどれかの巻末の解説です。立ち読みだったので手元に無いのです (^^;
日本国内の人気ランキングも載っており、「ビーグル号」は
1位か2位だったと思います。
345新米:04/01/28 01:43
取次を介した書店流通はしませんがSF文庫を創刊します(^^:)
その第一弾としてヴォークト作品を出す事を検討しています。
未訳短編を集めた短編集を考えているのですがいかがでしょうか?
346名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/28 11:17
>>345
いかがもへったくれもありません。
ケテーイ!でお願いします。
>>345
ネタかもしれないが、リクエスト!

既訳だけど、入手難なやつ
「野獣の地下牢」「協力せよ、さもなくば」

未訳
"The Ghost","Juggernaut","Heir Apparent","The Cataaaaa",
"Itself!","The Ultra Man"
一応読んで、まともそうなのを選んでいます。
348新米:04/01/29 01:01
ネタではありません(^^:)
登記の手続きが来月上旬あたりに終わります。
二月下旬までにはサイトの開設をしたいと思っています。
基本コンセプトは絶版の無い文庫です。

ヴォークト作品を訳してみたいという方いらっしゃいましたら
このアドレスにご連絡下さい、印税率、支払い方式等詳細を説明いたします。
(他にリンゼイのアルクトゥールスへの旅を予定しています)

>>347
お勧めの作品で未読の作品を早速読んでみます。
当面の間は入手困難・未訳作品を中心に刊行していく方針ですので
大変参考になります、どうもありがとうございます。
要望があっても非A3は絶対に出さないで下さい。おながいします。
なにはともあれ、この一冊
"The Worlds of A.E.van Vogt"
>>348
サイト開設はそろそろでしょうか。
353名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/04 22:10
>>341
キャンベルの意向が反映されていたとは知りませんでした。
ヘエー釦ものだね。

まあ、冷静になって作品を思い出すと、「非Aの世界」や「武器製造業
者」と較べると、読みやすいと言うか、整理されている感じはするね。
ビーグル号は凄く面白かった…
だが、乗りたくねえ。科学者のおまいら無茶過ぎですよ。死ぬ。
非Aと傀儡をつづけて読んで、間を措かずにビーグル号を読む・・・
すると、また違った味わいが楽しめるよ。

ネクシャリズムってのは確かにヴォークトのアイデアの中では
もっとも地味なような気もするが、しかしヴォークトは、グローヴナー
に全人類の知識というパワーを与えて超人に仕立てあげ、それ
ぞれの宇宙生物との対決がそのまま、人類vs種族の対決にも
なっているというおもしろさを出している。
そのうえ通して読むと、グローヴナーvs人類っていう構図になってる。
で、当然、グローヴナーの全勝。

大きなホラで下世話なオチ、これがワイドスクリーンバロックの真髄
なのかも知れない。たとえば数百万の星々を何億年もかけて一箇所に
集めてきた超生命体の意図が、実は超宇宙的福笑いだった、とか。
356名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/07 23:27
>>355
「超宇宙的福わらい」という表現、うめーな。思わず笑ったよ。
357名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/01 23:21
スランあ、アニメ化映画化漫画家しねえかなーと、思う今日この頃です。
同じ意見の奴俺以外に何人ぐらいいる・
358名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/03 19:40
非Aの世界が見つからなくて困ってます。どっか売ってない?
オブイェークト
360名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/10 01:52
ヴォークト大好きなボブ・ショウがビーグル号のオマージュとして書いた『見知らぬ者たちの船』、なかなかたのしかった。
361名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/10 21:30
>>360
「オレは誰だ!?」もヴォークトっぽいものがあったね。
ただ価値のありそうなものを古新聞で包んで小道具屋に行ったら、古新
聞のカモフラージュですか?と聞かれる辺りはイギリス流ペーソスを感
じさせましたが。
362名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/16 11:09

(2003年08月11日 15:32)

《宇宙間eきれいなお姉さん》はDVD“成恵の世界”を出す

  大いに若い族群の歓迎の漫画《宇宙間eきれいなお姉さん》を受けて、日本で先に漫画から改作してラジオドラマになって、あとでも制度を改めてアニメーション《成恵の世界》になって、
中国語版のアニメーションは8月の発行にある。

  《成恵の世界》の主役の7早瀬の成恵、彼女は“宇宙間の混血児”で、父は地球の捜査する宇宙人まで(へ)で、母は地球人ので、10数年来ずっとただただへに来ることに慣れて、
彼女は1人の女中になる宇宙の戦鑑、1つの年齢の彼女より小さい異なって雌のお姉さんを持って、これを除いて、彼女は個授業、初恋と生活必需品のためにただ頭を悩ますだけ(背景が特殊だが、
ところが低収入の戸)の学生。彼女の生活はもとはとても単純だべきだ、しかし成恵の身分はMIBのようだ、神出鬼没のような他の星の敵を防御して、彼女のロマンチックな愛情
すばらしくてすきがない生活の中で次第に芽生え……

  《成》最も独特な地方は:もしトラックを至副のチャンネルに加減するならば、阪口と大いに60分の音の優れている対話にちょうどになることを助けることを耳にして主役のアフレコ
(吹き替え)をする能登と麻美子になることができて、舞台裏の作るこぼれ話が笑いぐさの中でを観衆と分かち合う;心をこめて作ったの特に典中で、その日本のコマーシャルCFをも収録した。
最も驚喜したのは掛けるラジオドラマCDを付け加えたので、音の優だ達に劇の中で“大風が吹く”のゲームを遊ばせる──互いに役を交換して演じて、もとは高く備えることをさせて空間の
ラジオドラマがもっと多い興味を加えることを想像する!それ以外にまだ取材の録音などを監督することがいて、新鮮な感は十分だ。(出所:南方ネット)

(呉迪)



>>357
優れた知能と身体能力、テレパシー能力も持つミュータントが迫害されている、という設定は
今から見るとありきたりすぎるかもね。それだけこの作品の影響が強いということだけど。
ガンダムのニュータイプやコーディネイターもそれっぽいし。
364名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/13 01:31
「スラン」って終わり方が物足りない。
もっと切りのいいところまで読みたいよ。誰か続編書いて。
偶然このスレを発見したので昔からの疑問を訊いてみる。



クァールってどんな綴り?
Coeurl

ttp://www.sfsignal.com/archives/001568.html
> The creature named Coeurl is panther-like?except that it has
> suction-cupped tentacles sprouting at the shoulders.

クァールでぐぐったらFF関連のページばっかりだったよ…
オマージュが原典より有名になっちゃった例だな
FF2に出た頃はまだ「あのクァールがFFに!」といった状態だったんだが…
今度出るFF1・2にも登場するだろうな
368名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/06 17:26
「スラン」って話に所々矛盾があるってことだけど、どこだか気付かず、そのまま。
ここだ!と気付いた人っているんですか?
ビーグル号(早川)、宇宙嵐のかなた、宇宙製造者は読めた。しかも最高。
スラン、地球最後の砦、創元推理の諸作品は全然読めない。(最初と最後だけ読んだが...)
多分訳が悪いのだろう。(本当か!?)
スピード感があってゴリゴリ突進してくるとこが好き。

しかしこの人SF作家としては最高だが人間としては最低。
何しろ主人公がなんだかんだで、いつも結局宇宙の王様かなんかになっちゃって、
その他の人達見下しちゃって、ナル丸出しで、パラ丸出しで、ゲロゲロ。(古い!)

俺にとって、そんな最高で最低なヴォクトなのだが、なんか知らないが定期的に読み返してしまう。
イカン、イカン、と思いつつ読み返してしまう。
こんな歳になったから、もうそろそろ読み返すこともないだろうと思っていたが
なんだかんだで去年もまた読み返してしまった。
これで何回目か。

こんな俺はやはりヴォクト厨なのだろうか...。
370名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/14 00:50
ヴォークトは作家本人が萌えキャラ
>>369
「ちょっとヒネった小説版アメコミ」と思えばイイんじゃないの?

傍観者の視点でスゲエスゲエと書くんじゃなくて、わざと一人称で
書いてみせるあたりに、夜なべをするピーター・パーカーとは別の
タイプのヒネリが効いてると思うんだが。

小説だからできる地味なスーパーぶり「ネクシャリズム」なんてのも
ヒネリが効いたアメコミだと思うな。

(アメコミっぽいってのはいいかも。)

黄金期の作品にこういうナル、パラな結末になっちゃうのが幾つか在るのは
規制されてなかった、アメリカ人の典型的なメンタリティーの表れなのかね。
まあ、途中の話がほとんど文句無いから、
自己規制過剰な今の日本の読み物とかよりは数倍はましだと思うけど。

ただ、これは『宇宙の孤児』とかを読んでても思ったのだけど
「これだけ良い話を書いていてなぜ最後にぶち壊すようなことするかね〜」って。
【最後はミOウが全部死んじゃって人間だけが生き残る
>結局白人だけが生き残るってこと?...みたいな。(恐らくそういう事)
>白人のナルシズム?】

自分と重ね合わせて(一人称で)書いてくのは潔くて、実存的(?)で非常に良い。
しかし最後に『俺はやっぱり神などには成りたくないのだ。』と、なぜ一言いえない
のかね。
この作家の資質にはナルシステイックなものだけでなく良質な分裂性の様な物も感じ
られるだけに(ベタな類型!)
又、後の時代まで耐え得るような筋立てに途中までちゃんと成ってるのに、
最後はどれも何故間抜けな宇宙の王様or神になってしまうのか、とか思ってしまうよ。
まあ年代を考えればしょうがないのかもしれないが。
(カウンターカルチャーの前だし)

つまり、これらはちょっと古い時代に書かれた傑作群って事で
面白さ的には十分今にでも通用しちゃっているけど
それに誑かされるなって事なのかと思ったよ。


(そんなにマジになって読むなってか。   (;´Д`)

>>『俺はやっぱり神などには成りたくないのだ。』と、なぜ一言いえないのかね。
実は本気でそうなりたいと(略
>>372
神とかそーゆーのをまず抜きにするってぇのが
当時のSFとして、なによりカッコ良かったんでないかい?
375372:04/08/20 01:28
≫373
激しくワラタ

≫374
成程
376名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/23 23:46:24
ヴォークトが凝っていたと言われる視力回復法、学生のときに試したことがある。
0.2ぐらいから0.7ぐらいまで上がったよ。
別に怪しげな物ではなかった。
学生時代というとダイアネティックスではないんだね。
う〜ん、何でもやりたがる人だ。
>>373

>>『俺はやっぱり神などには成りたくないのだ。』

と、神になってから言って見てぇ!
>>378
神になってからなら
『俺はやっぱり神になど成りたくなかったのだ』
じゃないとおかしいぞ。
神なのに就任直後から人類に「知障神おつ」とか
言われるぞ。きっと。
a hya hya hya hya hya bakauke    hurui?
381名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/02 19:04:10
で、"The Silkie" ってどうよ。
読んだひと感想キボンヌ。
面白そうだったら買う。
>>381
木戸英判(音読みすべし)さんのサイトにあるよ。
383381:04/12/03 01:16:25
>>382
情報感謝。面白そうなんで買うことにしました。
てか、"The Book of Ptath" のあらすじが全部載ってるんで驚いた。
藻前ら、どうやら、ヴァン・ヴォクト風SFに飢えているようだな。
そういう藻前らへの処方箋だ。
SFマガジン2005年3月号の「時の軍勢」マイクル・スワンウイック
を読め。ヒューゴー賞ノヴェレット部門受賞ってことだが、実はヴ
ァン・ヴォクトの『地球最後の砦』のオマージュないしパスティー
シュだ。『地球最後の砦』読んでる香具師が読めば気付く話だが。
いい加減なことで言っているのではない。スワンウィックはヴァン・
ヴォクトのファンでもあり、ヴォクトから小説作法を学んでいる。
以下のサイト、ヴァン・ヴォクト逝去の際のスワンウィックの悼辞
を見よ。
ttp://www.sfrevu.com/ISSUES/2000/ARTICLES/20000128-03.htm
385名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/14 10:49:45
クァールもイクストルも震動波銃や原子破壊砲を奪い取って
自分で使おうとしなかった件について。
是非存分に語り合って頂きたい。

オブイェークト
蛮・暴徒
『終点:大宇宙!』の「著者あとがき」のSF論はだいぶ変だ。
この人の考えることはどうもよくわからんなぁ・・・
>>388
別冊宝石1963/9/15 のエッセイと同じ。でも訳が違うとニュアンスがまるで
違う。「著者あとがき」の訳の方がまだ理解できる。著者あとがきではある
のだけど、作品解説でもなく、徒然に書いた文章。不思議さんというのは、
良く理解出きる。
不思議さんだからこそ、とんでもないワンダーも生まれるわけだろうね。
昔読んだ短編集なんてワクワクドキドキの宝庫だったなぁ。
第二次大戦中にドイツで突然水のない地域で洪水が起る話とか。
だもんでスピスバーグの「レイダース」を観た時にヴォークト思い出した
っけ。
「目的地アルファケンタウリ」なんて訳分かんないけど好きだったなぁ。
でも後年視力回復させようと独自に頑張ってる話なんかはなんか可哀想で
泣けたなぁ。
>>390
昔読んだ短編集ってなに?
ぜひ読みたいので教えてください。
>>391
390ではないんだけど、『時間と空間のかなた』所収の
「永遠の秘密」だと思われ。これと『終点・大宇宙』は必読!
393391:05/03/19 17:53:45
>>392
thanks!
394名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/22(火) 17:58:23
必読といわれても入手できないんだよなあw
395名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/22(火) 18:37:15
ネット上にいくらでもごろごろしてる
2ちゃんにくるヒマがあったら源氏で検索
396名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/22(火) 21:32:05
諸般の事情で宅配が不可能な環境なのだが源氏で探せば読めますかそうですが
397名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/22(火) 23:05:53
『時間と空間のかなた』は源氏で見つかるね。420円から1890円。
冊子小包なんかで送ってくれる古書店に頼めば、郵便が届くところなら届くよ。
『終点・大宇宙』はないぞ。『拠点』はある。800円から1200円。
398名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 07:10:51
『終点・大宇宙』、「日本の古本屋」にイパーイあるよ
399名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 09:18:43
源氏でも『終点:大宇宙!』見つかるよ。
タイトルを正確に打ち込むか、検索方法を工夫汁!
400名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 09:47:28
別にさほど珍しい本ではありませんよ。勘違いしないように >古書店
401名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 12:45:36
諸般の事情で宅配が不可能というところに漏れの想像をはるかに超えた秘密が隠されている希ガス。
402名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 13:08:18
>>401
気付いてはいけないことを気付いてしまったようだな。
カンがいいのが災わいしたな。

おまえの身元はすぐ割れる、待っていろ。
403名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 20:16:54
刑務所とかなら平気だよね
どこだろう
404名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 21:36:08
「黒い破壊者」

“クァール” をペットにしてみたい。
405名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/23(水) 22:02:02
↑ダーティペアな人
406名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/24(木) 22:04:11
「黒い破壊者」で思い出したんだけど、あの話、初出の雑誌掲載版は
長編版とずいぶんと内容が違うんだよね。

主人公のグローヴナーが登場しないんだが、そうするとビーグル号の
搭乗員=人類代表 対 失われた文明の生き残りケアルとの戦い、
というただそれだけのモチーフで話が展開していく。

読んだ感想から言うと、グローヴナー対ケントというビーグル号内部の
人間同士の葛藤がないと、あの話の読みどころがずいぶんと減ってしまう、
それどころか、話がたるんで読むのがつらいという気がする。

苅田(中田訳)が持ち前の歴史理論を駆使してケアルの行動パタンを
分析するくだりなんかはなんかは初出時からあるんだけれど、
それだけでは読み手の興味をひきつけておくにはちょっとつらくて、やはり
総合科学者グローヴナーというキャラクターとその孤軍奮闘ぶりが
いかに作品に緊迫感を与えていたかが、読み比べてみるとわかる。
407名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/24(木) 23:13:19
>>406
中田訳…読んでみたいものだ。何処の出版社の中田何という人の訳ですか?
408名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/25(金) 00:23:00
原書で読めよ。中学で英語習ったろ?
409名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/26(土) 07:27:39
On and on Coeurl prowled! The black, moonless, almost starless night
yielded reluctantly before a grim reddish dawn that crept up from his
left. A vague, dull light, it was, that gave no sense of approaching warmth,
no comfort, nothing but a cold, diffuse lightness, slowly revealing a night-
mare landscape.

原文で読みました。短編版The Black DestroyerはCoeurlが主人公だよ。
Coeurlの主観と焦燥・飢餓、これだけで読み手の興味をひきつけている。
それだけでは、辛いってことはない。
410名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/26(土) 13:04:43
番 朴人 さんってまだ生きてんの?
411名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/27(日) 11:53:13
何年か前に死んだと思うよ
412名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/30(水) 18:05:00
そういえば「目的地アルファ健太売り」をずっと積読したままだ。
60年代の作品だからすでにパワーダウンしてそうであんまり食指が沸かないんだな。
413名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/30(水) 19:10:39
>>412
「目的地アルファケンタウリ」は単行本にまとまったのが
65年だが、47年、50年、63年に書かれた短編をfix-upして
長編化したもの。だから、部分部分に全盛期の奇想は
残ってるよ。ヴァン・ヴォークトの中期以降の長編は
往々にしてこういう初期短編のfix-upが多いんだ。
心配せずに読め。
414名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/30(水) 19:23:38
>413
dクス。
楽しんで読むよ。
415名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/29(金) 20:38:18
古書店で『非Aの世界』と『非Aの傀儡』の初版を見つけた。
両方とも300円(税込み315円)。こういう値付かなのかと思った。
既読だし、初版じゃないけど持ってるからパス。
実は加藤絵表紙が好き。
416名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/30(土) 18:34:23
>>415
ふーん。神田のワンダーとかいう店で、創元の12冊全部(ほんとに全部かは
確かめていないけど)束になって売っていたよ。値段はチェックしなかったが
な。
417名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/30(土) 20:16:41
>>407
僕は図書館にあったSFマガジンの古い奴を引っ張り出して読みましたよ。
それとも406氏の言ってるのはこれと違うのかな〜。
とにかくSFマガジンならちょっと大きい図書館だったら結構いろんなとこで
蔵書してる気がするから駄目元で探してみたらどうですか。
もちろんかなり初期の奴です(創刊年だったかな?)。
418407:2005/05/04(水) 20:59:56
>>417
SFマガジンの1960年12月号なら、高橋泰邦訳で、これは講談社
文庫『千億の世界』にも収録されていて、読みました。
中田訳はそれならどんな風に訳されているのかと思いまして
(原文で読んで済んだ話なんですがね)。
419417:2005/05/05(木) 18:16:42
そいつは失礼しましたw
420名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/05(木) 19:02:24
ほんと申し訳ありませんでした。
421名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/05(木) 20:42:17
短編ヴァージョンの「ビーグル号」で中田耕治がらみなら、
リーム人のエピソード「神経戦」があるね。
本人が訳したわけじゃなく翻訳学校のお弟子さんたちに
訳させて編んだ「モンスターブック」(河出文庫)に収録されてる。
422名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/11(土) 22:29:55
「非A」が攻殻機動隊の欄外にのってたんで読んでみたんだけど、
構成や感情面は意外とすらすら入っていけた。
まあ、よくわからんところを勝手にむりやり頭で補足してるんだと思う。
後、気になったのが、やたら猿轡が出てきて、
この人こういう性癖があったんじゃないの?って憶測してしまった。
423名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/12(日) 10:37:39
猿轡は英単語では gag だ。非Aのパロディで「もう猿轡(ギャグ)は飽きた」と
別のもので口を塞ぐシーンのある作品があったよ。デイヴィッド・ラングフォード
「非Qの傀磊」(SFM1996年10月号『パロディSF特集』

パロディで指摘されるくらいワンパターンなんだよな(w
424名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/12(日) 18:18:53
非Aもう一度読みたいと思ったが、新刊じゃ売ってないのか
古本も近所で見かけないな
どうなってんだ
425名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/22(水) 00:02:33
セコーを退けてこれからってとこで終わってるのが惜しい。
エンローがどうしたのかも、連盟と金星人もなぁ。
426名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/22(水) 02:11:24
続きのことは言わない約束。。。
427名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/10(日) 18:13:24
さて、久しぶりにageといてやっか。ネタはあるんだよね。
ヴィンテージSFセレクション・胸踊る冒険【篇】『火星ノンストップ』山本弘編
早川書房(ISBN4-15-208651-3)1700円+税
が刊行されたけど、これに「野獣の地下牢」小笠原豊樹が収録されている。
読んだことない奴は(このスレにはほとんどいないと思うが)読んで泣け。

それよか【篇】で編者とは、変じゃねえか?
428名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/14(木) 13:19:43
山田くーん427の座布団ぜんぶもってけー
429名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/24(日) 14:50:29
地下牢初めて読んだけど、これ↓間違ってますよね
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1088774842/173-174

「ボルグ」はうろ覚えなので読み直したいんだけど、原題が分からない
同号のSFマガジン掲載の「モンスター」の方?
430名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/31(日) 14:09:30
きょう、日曜洋画劇場で「スペースバンパイア」やるね
元ネタは「避難所(逃亡の惑星)」
431名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/01(月) 02:44:44
女優さんは恥ずかしかったろうな・・・大変な仕事だなぁ。
432名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/07(日) 13:00:54
>429

「人間怪獣ボルグ」〜「魔法の村」 The Enchanted Villageのはずだけど、
思い切り変えられているからねぇ。
433名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/11(木) 23:21:06
おまいらよろこべ。
2005東京創元社復刊フェアで
『非Aの世界』『非Aの傀儡』復刊するぞ。
東京創元社のサイトで検索したら、
「重版中」だった。よっしゃ。
434名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/13(土) 20:23:25
非A復刊おめ。

あと最低限、「武器店」2部作くらいは
そろえるようにしてほしいね。
「武器製造業者」だけってのはサビシス。
435名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/02(日) 18:40:36
「非Aの世界」は面白かった記憶がある。読んだのはもう20年程前の話。
筋は忘れてしまった・・・
436名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/02(日) 20:47:48
なんかもうテレポートすることしか憶えてなくてヤバス
437名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/02(日) 20:52:18
>>436
それでは「虎よ、虎よ」とどう違うのかワカランね(笑
438名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/03(月) 01:21:47
>>437
脳がデカいのが非A。
顔にイレズミが虎。
439名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/03(月) 22:02:45
440名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/15(土) 16:53:24
非A3はいつ翻訳されるんだろうね。
誰か原書で読んだ人いる?
441名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/15(土) 17:37:57
>>440
Webを捜せばすぐ見つかる
442名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/15(土) 22:23:11
>>440
 過去スレ嫁
443名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/16(日) 21:23:37
「非Aの世界」「非Aの傀儡」買った。
昔、買ったのがボロボロになってたんで、ちょうど良かった。
ギルバート・ゴッセン、ロバート・ヘドロックと並んで
大好きなキャラクターだ。
444名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/16(日) 22:22:27
おれも買った。
実家に置いといたらいつの間にか捨てられてたんで。
ダメダメなところも含めてこの作家好き。
445名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/19(水) 20:44:35
再版ageじゃあ
446名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/27(木) 01:51:09
再版sageじゃあ
447名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/02(金) 10:43:21
斎門雷人先生のブログに『非A連続体』Null-A Continuumが出ると書いてあるぞお!

『非A』の続編出版?!
ttp://sampo.blogtribe.org/entry-e8c5df6b9e2dbe9e1998c5883dae60d1.html
448名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/03(土) 15:41:50
>>447
斎門雷人先生って誰? 堺三保先生のページなんだけど
449アキレウス ◆SF36Mndinc :2006/01/09(月) 18:39:46
ヴァン・ヴォークとの『スラン』は大興奮した。
だけどヴォークトのそのほかの小説ってほとんど読んでないな、『ヴィーグル号の冒険』は読んだけど。
あと『非Aの世界』これはほとんど最後まで読んだと思う。でもほっぽり投げたけど。
ヴォークトの作品もネット古書で6年前ぐらいにほとんどぜんぶ手に入れたけど、全然読んでない。

スランの冒頭は最高。追われてるんだよな。子供だった主人公が。
あと青年になって地下の秘密基地みたいなとこでヒロインと語りあうところとかすっげーかっちょよかったのを記憶している。
あと敵の本部に乗り込むときにいろいろ作戦練っていくとことか。
450名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 22:14:21
× ヴィーグル
○ ビーグル
451名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/10(火) 20:05:29
>>450
こらこらw
傷口を広げるようなことはしないほうが
452名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/14(火) 00:49:48
ヴァン・ヴォークトのファンとしては、もうご存知だと思うけれど、
久しぶりに探したらまだまだ活動していましたよ、Icshiさん。
ttp://home.earthlink.net/~icshi/
453452:2006/03/16(木) 01:25:37
で、上記を漁っていたら、こんなものが。
ttp://home.earthlink.net/~icshi/News.html
小説家でありIAMTW会員であるケヴィン・J・アンダースンがA・E・ヴァン・ヴォクトの未亡人リディア・ヴァン・ヴォクト
から、『スラン』の続編『スラン・ハンター』(SLAN HUNTER)の草稿を完成するように頼まれている。件の草稿は1984年に
A・E・ヴァン・ヴォクトが書き始めていたがアルツハイマー症のため果たせなかったものである。アンダースンは草稿
100ページと粗筋を受け取っている。Torがデヴィッド・ハートウェル編集下で完成作を出版する。

ということだが、あまり期待できないなあ。
454名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/19(日) 21:01:00
1984年じゃあ完成していたって、、、
と思ったが、他人が完成させた方がよくなるかも。
455名無しよ!名無しよ!:2006/04/12(水) 19:32:29
「非Aの世界」「非Aの傀儡」は初めのうちは「非A」の概念が頭に入るのに時間
がかかる。宇宙をジャンプするための訓練の所も意味が理解しにくい。ようするに
人間の脳のシナプスの組み合わせの数は10の80乗個あって、宇宙の原子の数より
多いから脳で違う星から星へジャンプできるらしかったが、そこも判然としなく
てこじつけのような気もする。
 要するにこれらのSF的道具立てを飲みこんでしまえば、将棋の「歩」的な人間
が「と金」(超人)になり、最後には「物語の主人公」と言う大どんでん返しの
展開になって「凄い!凄い!」と読み進むことになる。
 このストーリー展開の美味さはフレドリック・ブラウンとも通じるところがあり、
ストーリー・テラーとしては凄いといわざるを得ない。
456名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/12(水) 21:08:45
相似度を上げればいいんだよ
457名無しよ!名無しよ!:2006/04/13(木) 23:01:21
 でも「相似度を上げる」ってのがあったね。時空とか素粒子の概念すら判然とし
ない。違う時空間や物質の相似度を高めればジャンプできるということか?
 でも、それもこじつけのような気がする。問題はストーリー展開の面白さSF的道具
立てはマッチさせられれば良いんだと思う。(逆も真なり)
458名無しよ!名無しよ!:2006/04/13(木) 23:07:02
 これは誰にもある「自分は世界や自分の人生の主人公なのか?」と言う
疑問に答えようと試みているか、願望を満たそうとしているように思える。
459名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/14(金) 17:39:08
SFに向いてないんじゃないか?

エ○ァでも見てろ
460名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/13(土) 21:16:52
浅倉久志さん元気だねえ。70越えても現役翻訳家。今度、初のエッセイ出すんだとか。
その話題に乗っかったのかどうか、品切れ再版予定無しから、久しぶりに出るそうです。

『宇宙嵐のかなた』

癖のあるヴァン・ヴォクトの作品らしく、これが主人公かと思いきや、そうでないという
展開。じゃじゃ馬と超人というヴォクトらしい話だけれど、藻れ個人の思い入れと言うと、
欺瞞を持たれながら五十の太陽の代表地球の巨大戦艦に乗り込んで、誘導して、
嘘発見器にも掛からない理由というのがギリギリになって心理学専門家にバレタとこ
ろで、超巨大宇宙嵐に遭遇するが、巨大戦艦の隠された機能によって、辛くも逃れる
という、緊張感がずっと続く状況を描いた所が、面白くて好き。
461万華鏡倉庫 ◆8zHol6NAOo :2006/05/19(金) 00:19:57
スワンウィックの『グリュフォンの卵』収録の「時の軍勢」は、「気の毒なス
ーパーマンだこと!」というセリフからして、ヴァン・ヴォクトへのオマージ
ュであることは明らかだと思うが、なかなかいい味出してます。
462名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/25(木) 17:11:43
>>461
主人公の姓、「ヴォイト」も「ヴォクト」のもじりだね。
463名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/26(金) 02:37:39
>>460
買った。
宇宙嵐遭遇時の超絶隠し技には呆れた(褒め言葉
464名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/03(土) 00:24:45
>460 >463
おまいら、GJ!! 出てるのに気づかず危うく買い逃すところだったよ。

465名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/18(日) 11:11:16
スター・クラスター号って、名前に複線張っていたんだよな。
クラスターって、葡萄の房みたいな”房”の意味だ。
帯で”スター・クラス号”と間違えてやんの。
(なんかスレ違いのような気もするが)早川!ちゃんとしろ!
466名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/06(木) 00:07:07
非Aの傀儡は面白かったけど非Aの世界は何書いてるのかさっぱり分からんかった
訳者変えて出し直してくれないものか
467処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/07/06(木) 00:09:20
「スラン」と「宇宙船ビーグル号」しか読んでない・・・。
468名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/06(木) 00:26:44
15年くらい前かな
非A第三部書いたって聞いた覚えがある。
469名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/07(金) 22:29:06
295 :男です女です名無しです :2005/10/04(火) 00:14:53 ID:QbZdLAW6
来年1月アルバム「加藤謙・演歌ホモベスト〜南町尾保藻達〜」3万枚限定発売!全7曲(内3曲はアルバム新作品)収録のミニアルバム

収録曲

1.南町尾保藻達
2.ザーメン酒場
3.しぐれの港(新作品)
4.穴違い・すれ違い5.ホモ家族(デュエット/赤井満子)
6.HOMO!(新作品)
7.謙ちゃんのBYE-BYE勃起寸前!チンカス港町(新作品)

http://that4.2ch.net/test/read.cgi/enka/1108910865/
470名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 19:08:32
超遅ればせながら「宇宙嵐…」買ったよ。
出来ればイラストも再現して欲しかった。
「宇宙製造者」も再発してくれないかな。
471名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/11(火) 22:26:57
砂漠の惑星の新装版でてるね。 ハヤカワ
472471:2006/07/11(火) 22:31:20
ごめん誤爆した。
レムスレと間違えました。
473名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/28(金) 00:22:10
>>453
SFマガジンに完成したとか言う情報がでてましたね
474名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/12(木) 04:49:36
「武器製造業社」
光る巨人大行進
巨大化すると言えば放射能 で済ましてないのがいい。
475名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/21(土) 00:38:01
新装版が出てると知らずに古本屋でイシャーの武器店を買ってしまった
古本にしては高い買い物だった(800円)
476名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/20(水) 16:44:17
中学生の童貞坊だったころの甘美な思い出が詰まった「終点:大宇宙!」と「インフェルノ(これはラリー・ニーブン)」古本屋で注文したぜ。
477名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/20(水) 20:24:47
「宇宙嵐のかなた」読んだ。まあまあだった。
478名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/07(日) 21:29:58
381はThe Silkie読んだかな? 例のサイトは何時の間にやら内容
更新していたよ。
479名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/08(月) 14:15:51
「終点・大宇宙」買うことにしたよ。読んだら、感想のせるね。
480名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/08(月) 15:42:28
今年もヘドロックな1年をめざしまふ
481名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/09(火) 20:57:39
WSBにハマッておきながら何故か読まずにいた
「非Aの世界」をついに読んだ

何この翻訳?
ひどすぎる・・・と思いきや「結晶世界」と同じ中村保男とかいう奴だった
中学の時「結晶世界」に手を出したら難解過ぎて
「海外小説とはこういうものか」とトラウマになり大学まで読書自体を止めてしまった
大人になってから他の人が訳したバラードを読んでみたらずいぶんまともで、
少なくとも日本語として読めるじゃあないか

俺の読書人生を返してくれ
482名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/10(水) 02:59:16
>>481
わかった返してやろう。コレを読むんだ!

ttp://ec1.images-amazon.com/images/P/0765300974.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V1056485046_.jpg
483名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/12(金) 01:25:50
ぬるぬるAの世界
484名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/15(月) 08:12:58
「終点:大宇宙!」は短編集だった。まず、それが意外だった。長篇だと思ってた。
なので、宇宙が終焉を迎えるような話はひとつも出てこない。ちょっと肩透かし。
しかし、久しぶりに濃度の濃いSFを読めてたいへん満足だった。
「怪物」がいちばん面白かったかな。
485名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/03(土) 08:01:44
「非Aの世界」が妙に難解なのは、形而上学的だからとか悪訳だからとかじゃなくて、
その場のノリで行き当たりばったりに話を続けていく作劇法に問題があるんじゃないかな。

なんにしても俺は面白くなかった。「イシャーの武器店」読も。
486名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/03(土) 22:17:58
>>485
その意味で「非Aの傀儡」のほうは面白いぞ。

「非Aの世界」は「非Aの傀儡」のための
「これまでのあらすじ(ちょっと長い)」

・・・というのが俺のイメージ。
487名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/14(水) 20:54:27
なるほど……。
「非Aの世界」だとわからなかった人間関係が「非Aの傀儡」読んで初めて分かったんだよね。
この人はこういう裏のある人物だったのか〜とか。
その後でもう一度「非Aの世界」を読んだら、

……あれ?この話はちゃんと書いてあったんだね……ってのがイパーイ(・∀・)アヒャ

たぶん作者の頭の中にはちゃんとしたストーリーやキャラクターが作られてたんだよね。
それなのに、ついつい趣味に走って形而上学的な味付けばかり濃くしちゃって、
中身を「これまでのあらすじ」レベルしか書かなかったから
「非Aの世界はワケが分からない」ってことになっちゃうんだね。
国語のテストの問題読むみたいに、一文一文丁寧に、
「作者はこんなことを考えながら書いていたのかな?」
と読んでいけば内容理解できるはず……ってそんな時間ねえorz
488名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 00:22:54
下手なくせにミステリ仕立てにしようとするから・・・

重大なヒントのある場面だけ、やたらと描写が細かくて
見るからに怪しく書くことしかできない推理小説のようだ。

だが、それがいい。
489名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 16:52:01
本屋で非Aを発見したんで買ってきたよ。
「非Aの世界」63ページ目でストーリがつかめなくなって挫折中。orz

あらすじをつかむために、1回ざっと読んだほうがいいのか?
490名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 20:50:17
>>489
ここまでを復習するつもりで、最初から読めば?
突っ掛かるところが多いけど、それは作者がテキトーこいて、
訳者もテキトーにしているから、精読しようとは思わないこと。
491名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/13(火) 22:40:30
>490
アドバイスthx.
作者てきとーなのね;
ひとまず最後までざっと読んじゃったよ。
そしたら、登場人物間の関係がよくわからなくなった。

人物のおおよその役回りはつかめたんで、もう一回読んでみます。
492名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/14(水) 18:21:42
トンチキ分がいぱーいあるのがヴォークトのいいところ
惚れる
493名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/15(木) 00:35:28
>>492
言いえて妙ですな
合わない人もいるでしょうが、好きな者には堪らない

>人類が月だと思っていたのは、実は巨大な宇宙戦艦だった! 
>5万年前に発生した反乱により、やむなく太陽系にとどまることになった戦列艦は、
>月を破壊し入れ替わったのだ

こんな紹介文に惹かれて『反逆者の月』を読んだ
序盤、主人公がこの艦のセントラルコンピュータとコンタクトして強化改造されるのですが
ここでいろんな期待をしすぎてしまい、もの凄く満たされない思いがw
ヴォークトを引っ張り出してきて、あれこれ再読中
494名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/17(土) 07:25:56
>>493
白色彗星とかマクロスとか地球へ..とか、いろいろな
邪念を起こさせるものが今のわれわれには多すぎるんだな。

そんな不甲斐ない21世紀人にヴォークトも苦笑いか?
495名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/12(土) 01:15:33
宇宙嵐〜を読みおえた、沌知己か・・・分速○光日だの年だのあって吹いた。
そしてツンデレ(?)二段構えに吹いた。ところで>彼女はきっと失望しないはずだ。
ってのは何をです?
496名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/05(火) 00:40:57
中村保男の訳の優秀さがわからないとは....
497名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/05(火) 18:54:12
>>496
ただ優秀なものより、読みやすくしかも優秀なものを、ひとは高く評価するのだよ。
個人的には、中村保男の訳は悪いとは思わんので、『非Aの世界』に関しては不当評価……
……と考えるときもある。
498名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/15(金) 11:07:06
非ポの傀儡
499名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/16(土) 21:10:15
アナビスが文明を滅ぼし星を密林化する理由が
「餌場を確保するため」って利己的でシンプルな理由なのが良い。
あの生まれじゃ倫理が通用しないのも納得できるし。
500名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/18(月) 01:19:57
クァール可哀想だよな・・・。
知能は高いのに、飢えを凌ぐためだけに遥かな年月を孤独に生きて。
打ち砕かれたとはいえ最後に闘争に希望を見出せたのは、
ビーグル号に出会うこともなく餓死するよりは幸せだっただろうか。
501名無しは無慈悲な夜の女王
I am the family face.
Flesh perishes, I live on,
Projecting trait and trace
Through time to time anon,
And leaping from place to place
Over oblivion.