★★恋愛ＳＦ＆ＦＴを教えて★★

恋の気分て、あるでしょう？
恋に落ちた瞬間、世界が輝いて心が浮き浮きする感じ。
始まったばかりの恋が成就してもいないのに、
未来が明るく楽しいものに見えてしまうような。
そんな楽しい恋の気分が描かれているＳＦ＆ＦＴ作品、
教えてください。

あんまりないかな。ジャンル周辺、境界作品でもいいです。

まずは短編から。『ピー・アイ・マン』所収の「この世を離れて」。
登場するパッツィー嬢のセリフ、会話がなんとも可愛らしくて。
庶民的なんだけど、すれてなくて性格のよさが表現されてるんだな。
妻帯者の主人公が心やましくも、突然の出会いについ浮かれてしまう
感情描写に、読み手もドキドキしてしまう。
この恋、成就させてあげたい、と思わず願ってしまった可愛い掌編。

著者がアルフレッド・ベスターというのも意外性があって、印象的。

では古典で ロバート・Ｆ・ヤング 「たんぽぽ娘」
古きよきアメリカの雰囲気と優しい感情がない混ぜになった良品です。
緑の春の丘で出会った白いドレスの少女は…

「たんぽぽ娘　海外ロマンチックＳＦ傑作選２」
著者名 風見潤／編　ロバート・Ｆ・ヤング他
出版社 集英社コバルト文庫

例によって絶版。

タニス・リーの「銀色の恋人」かな？
読んだこと無いけど。

「星の海に魂の帆をかけた女」
コードウェイナー・スミスと御夫人の合作だそうです。

美しくはないけれど、苦痛を超えて届いた極上の「愛」をどうぞ。
伊藤典夫氏の名訳にて、堪能していただければ、宜しいかと。

「伝道の書に捧げる薔薇」ロジャー・ゼラズニイ

ウキウキという感じじゃないかな、ちょっと重苦しいけど、
これもまたひとつの愛のカタチ（…ｸｻｰ）である標題作。

ギリギリの状況で愛憎ないまぜになった男女の行く末は？な
「その顔はあまたの扉、その口はあまたの灯」
「このあらしの瞬間」

これもちょっと切ない「十二月の鍵」

好きな人を失ったことがある人には、より迫るものがあるであろう
「聖なる狂気」

ラブストーリーとしてイイものが多いでんな、ゼラズニイには。
…でも、コレも絶版だったような…。

幸せな結末ではないけど、小松左京の「人魚姫の昇天」
異形コレクション綺賓館４『人魚の血』収録。

ＳＦと悲劇とラブ・ストーリーって、なんか相性がいいような気がする…。
『恋人たち』とか『銀色の恋人』もそうだし。

あ、でもマキャフリィの『歌う船』や、合作の『旅立つ船』は
ハッピーエンドか。ビジョルドの『名誉のかけら』も恋愛系だ。

クライヴ・バーカー「イマジカ」。

これ、自分が読んだＦＴでは最強のロマンスもの。
つうか、物語のなかの恋愛沙汰にやきもきしたことなんて
それまで無かったんだけど。

ネタバレに成るけど、
オクテイヴィア・バトラー「血をわけた子供」（『８０年代ＳＦ傑作選』（ハヤカワ文庫ＳＦ）所収）
一説によると性別によって感想が変わるらしい。が、これの感想で性別間違えられたこと有り。
>>8
いいね。まだ絶版にはなっていない模様。（扶桑社文庫）
ここではネタバレは避けたほうが良いの？

最強の恋愛ＳＦと言えば、マイクル・コニイ「ハローサマー、グッドバイ」（サンリオＳＦ文庫）
これっきゃない。

ジャック・フィニイなんかどうよ？
とりあえず長編「ふりだしに戻る」。
短編集「ゲイルズバーグの春を愛す」にもいいのがあったような。

マイクル・コニイだったら「ブロントメク！」のがいいなぁ。

圧倒的で忘れられないシーンがある。「彼女達」が歩いてくるところ。

>>9＆ALL
できればネタバレは避けて願います（汗
私、書き込みを参考に初読してみたいと思ってますので....
メール欄限定ならネタバレOKというのはいかがでしょう？

>>3-9
早くも反響が多くてうれしいです！
ご指摘の作品、いずれも読んでないので、楽しみにしてます。

>>10-12さんもありがとうございます！

コニイは「カリスマ」がいちばんだろ

恋愛とは微妙にちがって、結婚のおはなしになるのですが……
ロード・ダンセイニの長篇『エルフランドの王女』(沖積舎) はどうでしょう。

ダンセイニという人はそのものずばり「時と神々」というタイトルの短篇集も
あるくらい、＜時＞というテーマに執着していた作家なのですが、本作もこの
テーマの一環といえるところがあります。
時間による侵食から逃れることなど叶うはずもなく、とこしえに流転するのが
さだめの人間と、時というものがなくずっと変わらないままという妖精たち。
かれらを出逢わせることによって、＜時＞の酷薄や悲しみを美しく描き出して
みせます。
ストーリーは、妖精の国へ赴いた人間の王子が、妖精の王女とたちまち恋に落
ちて結婚し、連れ帰って男の子ももうけるのですが、妖精の王女はどうしても
人間社会の儀礼やキリスト教の礼拝のことが理解できず、王子と諍いになるこ
とが多くなります。そうしてだんだんと気持ちがすれちがってくるようになっ
てきた挙句に、ついに彼女は妖精の国へ帰ってしまう。はげしく後悔した王子
は詫びて戻ってきてもらおうと妖精国を求める旅に出るのだけれども……

面白いのが妖精国への行き方で、これがふるっています。人間が住む領地の、
その先にある野原にはたそがれ時に霧がかかるといいますが、その霧をくぐっ
て向こうにいけばそこはもう妖精の里なんです。なんて簡単な!
ダンセイニはまるで地下鉄乗って 3つ先の駅まで行くような手軽さで、異郷
へと旅立ってしまいます。複雑怪奇玄妙な手続きやら、ましてロケットだの
魔方陣だののガジェットなんざ薬にもしたくない。
ぽん、とジャンプすればお月さまでもエルフランドでもどこでもいっちゃう。
この手品的な軽さ、「まるで級数計算のようにたちまちグラフのはるか上まで
到達する軽味」なんかが、かの稲垣足穂などにも影響をあたえているのじゃな
いかとおもいますね。

まだ版元に在庫はあるとおもいます。半年ほど前に注文したら帯付がきました。
ネット書店等で注文されれば確実に手に入るかと。

恋愛ＦＴではタニス・リー≪平たい地球≫シリーズも盛りだくさんかもしれない。
エッチなのが苦手な人にはオススメできない。

恋愛ＳＦとは言いがたいが
ヒューゴー・ガーンズバック『ラルフ124C41+』（早川書房）
恋愛有りアクション有りの作品で、世界最初のＳＦ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152079428

やっぱ「恋人たち」かな。

＞１６
アンバーの九王子の「タクシーに乗って右折したら別世界」ってのも結構すき。

とりあえず梶尾真治の『百万光年ハネムーン』や『クロノス・ジョウンターの伝説』
などを勧めてみたりする。古本屋でめぐりあえたら、コバルト文庫から出てた
『ロマンティックＳＦ傑作選』を、ゲットしてみるのもいいかも。
たしか、豊田有恒が編集してたんだっけ…？

ファンタジーなら、ロバート・ネイサンの『ジェニィの肖像』と
ポール・ギャリコの『ジェニィ』とか。
ギャリコの恋愛モノで、おすすめなのは『七つの人形の恋物語』なんだけど。
あとロイド・アリグザンダーの「プリデイン物語」や、エディングスの
「ベルガリアード物語」にも、可愛い恋愛が描かれてるかな。
可愛いといえば、アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン（←講談社では、こう表記されてます）の
『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』の二匹の出会い、ほのぼので可愛かった…。

ファーマー「恋人たち」
これ恋愛ＳＦの最高傑作（か？

「愛に時間を」
恋愛とは遺伝子を撒き散らすことかもしれないと思った一冊。(いまじゃ3冊)

ピーター・Ｓ・ビーグル「最後のユニコーン」
能なしで有名だった王子が惚れた女性の気をひくために英雄に変身する。

やはり、梶尾真治の「未亜へ贈る真珠」ではないか？
あと、マキリップの「妖女サイベルの呼び声」。
↑これを恋愛とくくるのは間違いか…？
あと、マキャフリィは全部そうと言えば言えるが、
「歌う船」と「竜の探索」を挙げておこう。
ホールドマンの「終わりなき戦い」も自分的にはラブストーリー。

今んとこ一番気になってるのは『イマジカ』です。「最強ロマンス」
「恋愛沙汰にやきもき」とまで言われたら、もう読むしか！

さて今回、私から推薦するのは全編にユーモアただよう冒険活劇
『プリンセス・ブライド』です。（ウィリアム・ゴールドマン著
／ハヤカワ文庫FT）

絶世の美少女なのに、どこかずっこけてるヒロインがはじめて
愛を告白する場面がなんとも可愛いんですよね。
頭に血をのぼせた彼女が、恋の行く末を判じかねて思わず
大暴走しちゃう描写も最高に楽しいです。

>>19
『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』、読みました。
シリーズ物の３作めだったのですね....
恋愛というにはちょっぴり幼すぎる２匹の、可愛い友情物語という感じ。
アレキサンダーの成長ぶりに感動、です。前２作も読んでみるかなぁ。

デニス・ダンヴァースの「天界をかける夢」
ＶＲの世界に生きるアイドルと現実世界にこだわる若者の恋愛がベースだよ。
今でも手に入ると思う。あんまり明るい話じゃないけど・・

うん、いいスレだ。

ＣＣさくら。
異性も同性もロリもショタもなんでもござれ。

恋愛というより失恋ものだが（なにしろ死別だ）
「流れよ我が涙、と警官は言った(ディック)」
理不尽極まりない別れ方をして心の折り合いがまるでつけられない時に
ことのほか効きます。
そんな俺は失恋板住人（氏

恋の始まりを描いた物としては
ヴォネガットの短編「誘惑嬢」が
印象深いです。

今、難民板ＳＦ作家？米田淳一ヲチが熱い！　　　　　　　　　　　
これでも本当に作家なのか？突っ込み所満載の米田御大HPは
http://www4.justnet.ne.jp/~jyl/
難民板は
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1022103979/l50

うきうきした作品ではないけれど・・・

ヴィンジの「鉛の兵隊」。
題名の由来はもちろんアンデルセン。ネタ的には定番物。
待つ男と飛び回る女。けっこう泣かせます。

「スペースマン」新潮文庫収録。
他にもいい作品が多い短編集だから古本屋で見かけたら買っておくとよいね。

漏れは意地悪いから言うぞ。皆優しいから（ｗ
＞＞1
「愛は定め、定めは死」これ最強。
恋愛の意味はこれだけ。

カード、「第七の封印」
クライマックスは狂おしいばかりの愛が描かれてます

保守

age

失恋ものばっかじゃねーかｗ

ダンセイニなら「モンダス、トルディーズ、アリジム」の内陸三王国の話が泣けた。
えーとアレね。海の話。

>>3
「たんぽぽ娘」もいいんですが、私はロバート・Ｆ・ヤング の
「リトル・ドッグ・ゴーン」が好きです。（ジョナサンと宇宙クジラ収録）
確かヒューゴー賞かなんかの候補にもなったはず。

「銀色の恋人」読んでない人が推薦してたがｗ
良い意味で少女漫画風味の切ない話し。
いいですよ。

さーて、可愛い恋愛＆少女漫画風味。ということであれば、

小説ではないけど竹本泉の漫画にそんなテイストがあるものが多い。と思う。
少女漫画のカテゴリに入りきるかどうかは疑問。

『宇宙操縦士』　ロバート・Ａ・ハインライン

短編集「地球の緑の丘」所収。危険極まる業務に従事する
スペースマンと、彼を心配する若い妻。ふたりの心の
葛藤を描いた物語です。うきうきとした恋情とは違う
けれど、妻を想う夫の揺れ動く心情が生き生きと表現
されています。最後の一ページがとても心に残る掌編。

>37
｢海を望む峰ポルターニイズ」ですね。短編。
切ないです。ある意味残酷な話。

俺は恋愛ＳＦが好きでのう・・・・・。
ここに挙がってるのはだいたい読んでるから超どマイナーなやつ行くね。
ルネ・バルジャベル『時の暗闇』
ジョン・ボイド『最後の地球船』
久米康之『猫の尻尾も借りてきて』

月並みだが、「夏への扉」を忘れぬ様に。

「エンディミオンの覚醒」は俺的には恋愛SFですた。

『無常の月』　ラリイ・ニーヴン
地球最後の日、あなたならどのようにして過ごしますか？
使い古された問いかけですが、一番多い答えは今も昔も
変わらずやはり恋人と一緒に、ではないでしょうか。
この作品に登場するのはもうアツアツにできあがってる
熱愛カップル。地球滅亡前夜をふたりで過ごす、という
理想的な（？）終末を描いたお話です。

けれど、そこはニーヴンなので、ただのラブストーリー
では終りません。ノヴァ化する太陽に地球がどのような
影響を受けるのか、予測して立ち回る主人公たちの行動力
には次第に魅せられていきます。ガールフレンドの言動
がなんかかわいいんですよね。こんなふうに男女の触れ
合いがいきいきと描かれてる作品、もっと読みたいなあー。
72年度ヒューゴー賞短編部門受賞作品
短編集「無常の月」所収（ハヤカワＳＦ文庫）

『恋するレイチェル』　パット・マーフィー
ひとり娘の事故死を悼み、科学者である父親はある手術をチンパンジーに
施します。娘の記憶パターンを植え付けられたチンパンジーのレイチェルは
父親と幸せに暮らすのですが…。
十代の女の子の意識を持つ猿がやがて思春期を迎えるとき、どんな恋模様を
描くのでしょうか。リアルに想像とすると悲劇的な物語を思い描きがちですが、
マーフィーは女性的な視線でやさしく、ときにユーモラスにヒロインを見守ります。
ラストの急激な展開と話の終らせ方にお見事、と拍手を送りたくなった、
感動的な一編です。

87年度ネビュラ賞ノヴェレット部門受賞作品
ＳＦマガジン89年１月号掲載

同じ著者の『落ちゆく女』も読みたくなりました。面白いかな？

ガードナー・ドゾアの『異星の人』。
もっとも、ファーマーの『恋人たち』の二番煎じとも言われているが。

異星の客と勘違いして買っちまったよ(W

ジャック・フィニィの「愛の手紙」
（『ゲイルズバーグの春を愛す』に収録）
フィニィお得意の古き物が過去の世界に通じると
いう設定。とあるきっかけで過去の女性と文通を
はじめて・・・。多くは語りますまい。
読んでみるのが一番。オススメです。

>>32
> ヴィンジの「鉛の兵隊」。
いいね。リチャード・ギア主演で映画にして欲しい。
女優はだれかな？

夏の書き込みに冬レスすんのも、この作品ならいいだろ。

漫画だし、恋愛とはちゃうかもしれんけど、
集英社 からでてる 内田善美の「草迷宮・草空間」はどうでしょう？
大学生の草と 日本人形「ねこ」の関係は「愛」によるものだと思うのですが…

え？ちゃうのん？すまそ！


;y=ｰ( ﾟдﾟ)･∵.　ﾀｰﾝ

>>2の『ピー・アイ・マン』ですが、その後改題されたそうですね。
改題名をここに記しておきます。『世界のもうひとつの顔』です。

「ジェニーの肖像」がでてるなら、ツイ・ハークの「チャイニーズ・ゴーストストーリー」
もあげねば。原作は中国幻想文学、志怪の雄、『聊斎志異』（りょうさいしい）だし。

まだ出てないよね、トム・リーミイ。
短編集「サンディエゴ・ライトフット・スー」、
↑の表題作と微妙に関連してる「沈黙の声」。

…サンリオＳＦ文庫だけど。
「沈黙の声」は、古きよきアメリカとか、子供のころに感じてた「祭り」への
ノスタルジーとか、ブラッドベリやフィニィに通じるものがあって好きです。
「サンディエゴ〜」はちょっと苦い話、かな。

どっちも、10代のころのドキドキする恋愛の気分を思い出させてくれます。

ショートショートだけど、
平井和正の「月への恋」というのが良かった。
文庫版の「美女の青い影」（だったと思う）に
収録されていたと思う。
初読のインパクトが、いまだに残っている‥

既出だけど、
今まで読んだ最高峰はやっぱり
ファーマーの「恋人たち」。

広瀬隆の「マイナス・ゼロ」
恋愛ものとしては希薄だけど、
ストーリーの骨子は恋愛だし。
ジャック・フィニィを彷佛させるし。

広瀬隆ではなく広瀬正でした。すみません。

>>58
広瀬正の恋愛モノなら『エロス』ってのはどうよ。

（知らない香具師のために、一言云っておく。題名で、
　あっち方面と思われるかもしれないが、違うよん）

（＾＾）

（＾＾）

保守（汗

ガイシュツだが、『時の暗闇』はせつない・・・・・・・

『銀河のさすらいびと』を推す！
想いびとを追い求めて８万光年

>>65
「ロマンティックな人物像」だよな・・・
もろ映画なストーリーだし、アニメでもいいから映像化して欲しいな。

>1に反して悲恋ＳＦの傑作を挙げてみるtest
どっちも泣きますた。

ジェイムズ・ティプトリーJr.『接続された女』
ビオイ＝カサーレス『モレルの発明』

>>67
な、なんですとー！
じゃあ対抗して、世界一信じられない恋の行方を描いた作品を紹介しちゃいます！

　『西暦一九三七年！』　ジョン・Ｔ・スラデック著

アンソロジー「ベストＳＦ１」所収（サンリオ文庫）、ハリイ・ハリスンと
オールディス編著。この作品で初スラデック体験しました。面白かったです。
ラストの急展開に思わず笑っちゃいました。

でも、やっぱりこれも１から反してますよね（笑）。

「戦闘妖精・雪風」

戦闘機に恋した男がフラれるおはなしｗ

保守（汗

（＾＾）

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

　　　 　∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

＞＞３８
「リトル・ドッグ・ゴーン」
わたしも大好きでした。読み終わると、涙、なみだ、でした。

>>39
ロボットのペニスを見たヒロインの心理描写で、「みんなはグロテスク
だと言ってたけど彼のはきれい」みたいなことが書いてあったシーンで
そうゆうふうに思う女性もいるんだと思った。当時はチェリーだったん
だけどその後つきあった女性達ときたら、かわいいだのウーパー・ルー
パーみたいだのマヌー（マヌケ）だの言う奴ばっか。グロテスクっての
は、英米の価値観？

CCさくら

　　　 　∧＿∧　 ∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　（　 ・３・） (　　＾＾ ） ＜これからも僕たちを応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣￣∪￣￣〕
　　＝ ◎――――――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉&ぼるじょあ

何もないですが……保守age（汗

そういうネタはツンドラーのリストへ逝け

http://jbbs.shitaraba.com/sports/4725/

ソラリスのハリーがあまりにも愛らしいのだが。

つか絶対脳内美化されたハリーだよな。

ロマンチックＳＦ傑作選借りました。
楽しみ楽しみ〜

ちっともロマンチックじゃなかったよ！！
ふざけんな！！ボケ！！

>77
おまいさんの周囲の女が偏ってるんだよ。たぶん。

>>69
>戦闘機に恋した男がフラれるおはなしｗ

続巻を読んでみると、実はフラれていない罠。
｢グッドラック｣、読んでミソ。
1さんが言っている恋の気分とはちょっと違うが、
ラストはなんとなく｢未来が明るく楽しいものに
見えてしまうような｣感じがする。

イーガンでナノマシンで愛を永遠にする話があったと思うんだけど、
どんなストーリーだったっけ。読んだときに、感動だか感心だかした
覚えはあるんだけど、中身が思い出せない。

美しく純粋な恋愛はやっぱりフィクションなのでしょうか。
カジシンの黄泉がえりをお奨めします。
日本語だし。

イーガンの「誘拐」は妻にベタ惚れかつ、めちゃ冷静な理系男のロマンスあふれる恋愛SFです。

楽しい恋愛・・・むずかしい。
悲しい恋愛なら、いっぱいあるけど。
小説じゃなくて、アニメとかの方が、ハッピー、ハイテンションが多いのでは。
ここに書くことじゃないか。
機動戦艦ナデシコなんて、はちゃめちゃ恋愛SFだとおもうけど。
およびでないなら、ごめんなさい。

ヒューゴ・ガーンズバックの『ラルフ１２４Ｃ４１＋』
恋愛がテーマってわけじゃないけど、ヒロインを救うために
全力を尽くす主人公の姿は、格好よかった。
当時、中学生だった従姉に「男ってのはこうじゃなくっちゃ
ダメ」とかいってむりやり読まされたんだが、読後はなるほど
と納得した記憶がある。

『ラルフ１２４Ｃ４１＋』に萌える十代ＳＦ少女に萌え

この方は（読んでいたら）きっとE・R・バローズにも萌えたんだろうな。

やっぱり、「好きな子を守るために戦う」というのが、
男の子も、女の子も、いいと思うんじゃないでしょうか。
そう考えると、たいていのSFはみんなそうだなあ。
新井素子さんの「星へ行く船」なんて、どうでしょう。
ハインラインの宇宙の戦士だって、そう、読めるかもしれない。

佐藤亜紀『モンティニーの狼男爵』

などよろしいんじゃないかと。洗練された大人の恋愛小説です。
読後は豊かで幸福な気分になれます。

好きな男を守るために戦う女もよい。
ただし男がヘタレに見えないような描写がされている必要あり。

まだ未完だけれど、早川書房　ダイアナ・マーセラス『海より生まれし娘（シャーリアの魔女）』

中世ヨーロッパ風の世界に生きる、ある特殊能力をもった主人公（魔女）と
それを狩る立場の伯爵との恋愛が政治的謀略などとミックスされて書かれてます。
ふとした気の緩みから発生する恋愛というか・・・・。
男性側がちょっと優柔不断ぽく見えますが、それが逆に読み手を
やきもきさせていいのかも知れません。

むしろ、今時ロマンス要素の一つも入れない小説など、たとえSFであろうとも少数派。

ファーマーの「恋人たち」読んでみたけど、私はイマイチだった〜。恋愛物としては。
異生物？遭遇物と考えると良かった。面白い。

感想だけではあれなので。ファンタジーだけど、ちょっとSFも入ってる
「ラプソディ　血脈の子」　エリザベス・ヘイドン　早川書房
三部作で、「プロフェシイ」「ディスティニイ」と続いてます。一応、完結してるけど、
続編もあるとか。
>96の戦う女なのですが、男はヘタレです。ダメ男です。専用ｽﾚでも結構叩かれてますｗ
私はヘタレ男が好きなので気にならず、むしろ、笑って生温かい目で彼の動向を見守って
しまいました。登場時に女の子のスリに金（ｒｙを間違えられて握られてるしねぇｗ
戦う主人公は天然はいった絶世の美女の元娼婦です。
展開は少しご都合主義的かも。目を瞑れる範囲だと思うのですが…。

アタイこそが　100ゲトー！

「さらば銀河　�T」栗本　薫

恋愛は人生における重要なｲﾍﾞﾝﾄではあると思うが、
SFやﾐｽﾃﾘで大々的に恋愛が絡む話しにぶち当たると、
何か甘っちょろい気がして、素直に楽しめない。
そんな私が普通に読めたのは、火星のプリンセス(バロウズ)と、発狂した宇宙(ブラウン)。
ヒロイックもののロマンスは、パロも含めて単純に楽しいなー。

久美沙織のドラゴンファームは？

このヒロイン激萌え。
１０代前半だというのに何と大胆なことか・・・。

>>102
「火星のプリンセス」がよかったのなら、機会があればぜひこれもどうぞ。
バローズにロマンスは付きものだけど、いちばん哀切を感じたのは、
「石器時代から来た男」、「モンスター13号（モンスターマン）」。
「石器時代へ行った男」もいいですよー。この三作は忘れがたくて。

絶版を人に勧める人が多いのは何故？

SF読んでるのは老人しかいないから。

>>105
それ違う
「人に勧めたいような本すら絶版になるのは何故？」と聞くべき

ttp://www.so-net.ne.jp/renaikagaku/news/content/020520.html
＞私たちの遺伝子は11歳くらいでセックスをしはじめると、
＞子孫が最大限に増えるように設定したようです。
＞ですから、女の子は11歳くらいになると初潮が始まり
＞男性が恋しくなりセックスにも興味を持ち始めます。

今日泊亜蘭の「縹渺譚」文語体だけど。

森岡浩之のスパイスは結構凄い恋愛SFだと思う。

今まで出ていない作家で挙げるとすれば
「リプレイ」ケン・グリムウッド
「百万年の船」ポール・アンダースン
でもロマンチィクＳＦ−FTはフィニィ・ネイサン・ヤングの３人を押さえれば充分。

電夢時空／高山和雅

竹宮恵子の　私を月まで連れてって　ロリＳＦの佳作
ブライトの憂鬱　って続きだか、後日談だか、新世代だかが出てるらしいんだが
まだ入手してない。

>>113
「私を月まで〜」のラストで誕生した、おヤエさんの息子ブライトを
主人公にしたシリーズもんでっせ。

とりあえず1巻が出て、今年また新作が発表されたので、近々
2巻が出ると思われ。
2巻に収録予定の内容は、まあ一応恋愛ＳＦと言ってもいい展開かと。

>>114
サンキュー。
超安産の超家政婦の息子さんでしたか。
ブライトって父親の兄（おヤエさんの元恋人）の名だったような。
どこの雑誌で連載してるかも教えて下さいな。

>>115
白泉社刊の「メロディ」という雑誌です。（『花ゆめ』や『LaLa』の
OB誌っぽい位置付けな感じ）。

竹宮さんは何年か前から某大学で講師の職についてまして、
長期の休みが取れる夏期くらいしか漫画を描かなくなったそうで。
『ブライトの憂鬱』は、1年おきくらいに100ページの前･後編という形で
「メロディ」にポツポツ掲載されてます。

今発売中の「メロディ」11月号に『ブライトの憂鬱』第4話の後編が
掲載されてますが、ずっと継続していた話が今回で一段落した感じで、
前の話のネタをかなり割ってます（ぶっちゃけ、これだけ読んでも
まったく意味不明かと）。

3話と合わせて「ブライトの憂鬱」2巻にまとまるのを待ったほうが
いいんじゃないかと思います。

既出だが、やはりカジシンは、はずせんな。

後、大原まり子の「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」
漫画版（画・とりみき）と一緒にどうぞ♪

えー、女の子はいくら同性の前でも見ず知らずの他人の前じゃ脱ぎたがりません。
ついでに、いくら知り合いでも銭湯とか公共の場所で「胸大きくなったねぇ」
などの会話なんかしません。

まだ出ていない作品を。

ハインライン「深淵」（ジュヴナイル版では「ノバ爆発の恐怖」「超能力部隊」）
ラストの一行に涙…

レスター・デル・レイ「愛しのヘレン」
アンドロイドｘ人間の恋を描いた古典。
ヒロインの選択に腹が立ち、同時にそれしか選べなかった思いも伝わってきて…
その後やったゲームでこのまんまな場面が出てきた時は、
しばらく本気の放心状態になっていた。

『ソラリス』は恋愛SFだよね。


と言ったらレムおじさんに怒られました。

age

時間アンソロジーの「タイムトラベラー」は恋愛ＳＦが多かった気がする。

ロバート・シルヴァーバーグ「グループ」（SFマガジン1976年6月号）
フィリップ・ホセ・フォーマー「切り離された火曜日だけの世界」（同
1977年1月号)
どちらも良質な作品だが、かなり悲惨な結末が待ち受けている。

女が欲しいなら出会い系で探せばいい

この長所は、精神的に相手に預ける領域をこちらで自由に設定できるところだ。
しかも、風俗と違って、会っているそのときは一対一、システマチックなサービスでもないフリーな関係。
「性処理の相手」もしくは「お客さん」という認識ではあっても、そこには個人としての交流がある。
愛情なんかなくたって、異性との個人的交流があるだけで、人は結構ときめけるし、癒されてしまうものだ。

アイデンティティがそこで脅かされることはない。
嫌われたって困らないし、さげすまれたって知ったことではない。他の男がいるくらいどうということもない。
いつでも面倒になったらやめられるし、こちらの都合で会いたいときにだけ会ってＨして食事して、
話したいことだけ話す。楽しいことだけすればいい。相手のケアはしなくていい。
こういう一方的に癒しを得られる都合のいい関係、ただで取り持てればセフレだし、お金を払えば援助交際だが、
まあ男としての魅力に自信がないなら、代わりに公正な対価を払うくらいはしょうがないな。

つーわけで、オタクコミュニティに性は要りません。そういうのは外で調達しましょう。

>>122
なんとなく納得

>>120
いや俺も「ソラリス」は純然たる恋愛ＳＦだと思う。
頭固い老害どもには「未知の生命体との接触を描いた」とか言われてるけど、
結局あちらさんは対等な存在としてコミュニケーションとってくれたわけじゃないし。
知性体かどうかも判然としないし。

それよか俺は主人公の煩悶するさま、「ハリーみたいなもの」の苦しみを見て
「人間の愛とか、人を愛する心ってなんなんだ？」と思ったよ。

「アンドロイド　アキコ」

違うかな？

「琥珀のひとみ」復刊記念age。
>>32で上がってる「鉛の兵隊」は純然たる恋愛SFだけど、
自分的には異星人同士の邂逅を描いた表題作や「水晶の船」もおすすめしたい。

>>113
『わたしを月まで〜』は新装版も出て手に入れやすくなったね。
漫画でロリだけど良質のSFだと思うよ。

時のかなたの恋人