>54
過去と比べ、物語性の意味する処が違うのかもしれませんね。私には実り豊かな作品集でした。
SFの概念自体が変化し続けてますから、私は変遷そのものを楽しんでます。過去に強い思い入れの無い人間の見方、ですが……
>>55 SFの変遷より、現実世界の変遷の方がよほどSFっぽいと思う。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/02 03:08
ダン・シモンズのは、ホラー作家シモンズの短編集「愛死」で
既出。なんか作中、日本が疾走しまくってるし(w
80'sでは「塵戦」の様な眩暈がしそうなスケールから
「ニューローズホテル」のサイバーパンクまで楽しめたのに。
90年代前半までは景気もよかったしいろいろと明るい未来.....
・
・
・
・
あ〜またオジサン、フラッシュバックやってるよ(欝
しかも、おれのだし....。「15才なら必要ないだろ?」
けっ!高校行っても就職先あるわけでなし、
お先真っ暗だってのに。クスリなしでやってけと?
北米じゃ所持だけで死刑らしいね、コレ。
まぁ、ヤツらは結局勝ったんだ、こっちがシームレスな
夢見てるうちに移民のすえらしく、仕事選んだりしないでさ。
なんかさあ、SFって地球から離れなくなったね。
こっぱずかしいよね〜 シモンズのやつは。
60 :
名無し@イーガン者:02/05/02 08:46
>56
そういう処も含めて、ですね。
預言者を必要としない世紀は来るのか? など、思ってみたり。
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 04:35
河出のがイイとおもう、90'sは。
62 :
名無し@イーガン者:02/05/04 08:26
シャッフルで300番台まで落ちてました。ヤベェ(;´Д`)
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/04 23:42
ダンシング・オン・エア < 姉妹たち(ベア)
バーナス鉱山全景図 < 辺境(ギブスン)
だわ、個人的に。
はい、では机にふせて目ぇつぶって
....ちょっと編者がボケてたと想う人、手ぇあげて。
( ´Д`)/ 先生! 全体を通じてなら、編者の意図は通じると思います!
つまり、SFは死んd・・・
65 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/05 04:11
>>64 あんたが言うとシャレにならん(藁
ところで、アンソロにうるさい水鏡子が何と評してるか誰か知らない?
今さらながら下巻読了。
最初の4編がいまいち好みではなかったので印象悪し。
この中で好きな作品を選べと言われたら、
おバカ論理炸裂なコニー・ウィリスになるのかなあ。
(「リアルト・ホテルで」は面白いと思えなかったが)
ところで、最後に配されたエッセイを読んで「90年代って祭りの後だったんだね」
としたり顔で語るのは許されますか?
ついでに河出の20世紀SFのスレッドを発見しましたが
書き込みが全然ないのは何故ですか?
http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1001124463/l50
68 :
名無し@イーガン者:02/05/05 07:39
>61
同意。同じ編者だから、仕方ないかもしれません。
>66
客観的に見て、変化球ばかりで剛球無し。特に“上巻”は。
スティーヴンスンのは時代性の象徴とか、既存シリーズとの関連を考察すると面白いけど、単品だと迫力不足。。。
そうそう、80〜90'sを語るなら、スキズマトリクスを読んでくだちぃ。ブラッドミュージックも。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/05 22:14
>66
ギブスンとベアは全部読め。開眼しろ。
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/08 23:22
取り敢えず上巻読んだ。う〜〜〜〜ん、微妙(w
でも、否定派も擁護派も両方とも意見が分かる気はする。さ、下巻読もう。
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/08 23:28
>>65 水鏡子さんではないですが、永瀬唯さんの書評。
「STUDIO VOICE」6月号にアリアリアリ
この傑作選の最大の意義は、日本では知られていない作家を紹介する処にあると思います。
でも、その後に作品が翻訳されないと、オアズケを喰らった気分に……テッド・チャンの短編集は、いつ出るのか?
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/09 23:39
>72
テッド・チャンもいいが、ビッスンの短編集も出してホスィ……
以前SFMで特集組んでて結構な数の短編が訳されてたから、出そうと思えば
すぐにでも出せるだろうになあ。
実は、「熊が火を発見した」未読なんだよなァ……。
>71
>73
サンクス!
76 :
名無し@イーガン者:02/05/10 01:25
>74
イーガンも二冊目の短編集を編める筈なんですが(w
アレン・スティールは長編が出ると報じられて随分経ちましたし・・・
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/10 01:43
>>72 てゆーかチャンの本は本国でもまだ出ていないと思われ。
確か夏ぐらいに第1短編集が出るんじゃなかったっけか???
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/10 01:45
>>74 「熊が火を発見する」はオトボケ路線の最高傑作!!!
10/10点。。。おっとスレ違い
ビッスンの「熊が火を発見する」はホントに名作ですね。
どうということないお話だけど、読み終えたとき何故か涙がでました...。
入手を容易にするためにも、傑作選には出来れば「熊が〜」
のほうを収録して欲しかった(「マックたち」も大好きですが)。
74さんと同じく、ビッスンの短編集、ホント待望してます。
イーガンの短編集と同じくらい重要だと思うけどなー
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/10 08:13
81 :
名無し@イーガン者:02/05/10 13:39
テッド・チャン、初単行本ですか。驚きました。アレステア・レナルズやショーン・ウィリアムズも短編集が無い・・・版権の問題かな?
ビッスンは長いこと翻訳がありませんでしたね。SFM92年1月号って・・・
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/10 14:22
>73のサイト、大野万紀の書評もあったね。やはり、似たような評価っぽい。
それにしても、水鏡子って必要ねーほど辛口だと思うのは俺だけ? 評価のやりかたも今ひとつ伝わらんし。。。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/10 21:03
>>80 早く出ろ!!! チャン短編集。
「バビロンの塔」はネビュラ賞アンソロジーで読んだけど、
大大大傑作!!!
理論を極限まで突き詰める的な作品の多いチャンの割には、
無茶苦茶分かりやすい奇想小説でした。必読っしょ。
>82
水鏡子は、あまり気にならない。ただの一読者に過ぎない。
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/11 23:44
>83
英語で読んだの?
>86
すごい。俺も英語読めればなー。
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/19 05:14
「永遠に、とアヒルは言った」
誰か俺にこの話の面白さを教えてくれ。さっぱり分からんのだが。
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/22 21:40
>>88 漏れも面白いと思わんので、教えようにも。。。
つーか、これを面白いと思った人いる?
漏れ的はこの本の収録作で、これがビリなんだが。。。
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/31 23:16
面白いけど、なんかセコい短編が多いねえ……。
個人的にはセコいSF大好きだが、そんなんばっかりってのも、なあ。
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/01 08:29
何か読者のニーズに応え切れてないというか、
ずれてるとまではいわないけど、微妙に意余って力足りずの
セレクションだよな。
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/01 09:32
漏れならこれを選ぶ90年代短編ベスト10
<とりあえず未収録のH、N賞受賞作から選ぶなら>
オッパイ(スージー・マッキー・チャーナス)
人狼娘フェミニズム?小説の大傑作。
デュラック海のさざなみ(ジェフリー・A・ランディス)
「シュレディンガーの子猫」を超えてると思う。
熊が火を発見する(テリー・ビッスン)
「マックたち」も好きだがこっちの方がビッスンらしい名作。
でも単独短編集出すべき作家。
わが心のジョージア(チャールズ・シェフィールド)
「星ぼしに架ける橋」作者の中短編代表作。
味のあるファーストコンタクト?物の名作。
リンカーン列車(モーリーン・マキュー)
改変歴史物を代表して。南北戦争題材。文学味強い作。
去年の夏、マースヒルで(エリザベス・ハンド)
ファンタジー、普通小説との境界作だが、感動的な名作。
さあ、魚を飲もう(ジョンソン)
エイリアンと地球人の奇妙な交流。ユーモアと駄洒落に
満ちたほのぼのとした怪作。
密告者(ナンシー・クレス)
クレスなら「ダンシング・・・」より断然こっちのほうが
いいだろう。最高傑作。ちなみに「スペインの物乞い」は
長編として訳して欲しいので落選(藁
機械の鼓動(マイクル・スワンウィック)
全体的質の高さの割に最後のパンチを欠く作品が多い気が
するが、中短編部門における活躍から、外せない作家。
作者には珍しい宇宙もの、イオを舞台にした一種のファースト
コンタクトもので、色彩鮮やかな描写とぶっ飛んだアイデアが
見事結合。
骨読み(シーラ・フィンチ)
言語学/文化人類学のネタをこ難しくせずに正統派冒険SFの手法で
扱っているのが好感が持てるシリーズの1編。飲んだくれ言語学者の
主人公のキャラが素敵。
13通りの散水法(ロジャース)
しゃれたファンタジー。「燃える海の救命艇」のほうが
SFらしいが、質的にはこちらが上だろう。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/01 09:32
<補欠>
バビロンの塔(テッド・チャン)
奇想小説の大傑作。
「理解」の収録に異論はないので、やむなくの補欠。
盲導犬(マイク・コナ−)
エイリアンに犬として仕える少年を主人公にした結構いい話。
ダニ−の火星旅行(サージェント)
クエール副大統領の失言をネタにした本格ハードSF(藁
ネタ性が強いため補欠だが、質は高い。
女王様でも(ウィリス)
ナイルに死す(ウィリス)
ウィリスはエミリディキンスンネタの短編収録に異論はないが、
凝り過ぎなので、一般性という観点からすると、
「女王様でも」を入れたほうがいい気もする。
いずれにしろ個人短編集で出して欲しいので、補欠。
底の世界で(ハリ−・タートルダヴ)
改変歴史ものの力作。というよりヨーロッパ大陸の
中央部を遮る大きな地溝という異世界を構築し、
ミステリ仕立てのストーリーを絡めたなかなかの怪作。
ストーリーがやや弱い気がするので補欠。
キャプテン・フューチャーの死(アレン・スティール)
ハミルトン作品へのオマージュだが、内容的には
全く独立した話。スペースオペラ、宇宙小説として
普通に面白く読める。オマージュであるという点で
一般性が劣るため補欠。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/01 09:43
あっ、でも受賞年で選ぶと、はじめのほうは80年代に
なっちゃうか。失敗
95 :
名無し@イーガン者:02/06/01 10:49
>92
読みたい!(;´Д`)ハァハァハァ…
>88
永遠に、アフォは隔離しる!…とか??
>92、ほかの皆さま
読みたいのがあったので、ググルとアマゾンで検索したんだけど出てきません。SFマガジンですか?
サージェントが入ってるところを見ると
厨たん?
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/01 20:22
もう短編集に収められているから仕方ないけど、「タクラマカン」は入れてほしかった。
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/04 00:01
>>96 マキュー、ハンド、ジョンソン、スワンウィック、フィンチ、
ロジャースは未訳。
ネビュラ賞アンソロジーやドゾアの年刊アンソロジーに入ってる。
ローカスオンラインのデータベースで検索してみて。
原題は、受賞作リストで確認して欲しい。
スワンウィックは、確か去年出た短編集に入ってる気がする。
他はSFM。
補欠の方はチャン、ウィリスのナイル、タートルダヴが未訳、
他がSFM。チャンはネビュラアンソロジー、ウィリスと
タートルダヴはヒューゴーアンソロジーに収録。
SFMよ、名作を載せっぱなしで放置プレイしないでくれ〜
SF入門を買ってリスト入手しました!
あとは図書館逝きます。
未訳でもデータがあれば翻訳ソフトかけれるのになー。
一番読みたいのはマキューです。
ウィリスのリンカーンの夢とかエリクソンの黒い〜良かったので。
100さん、どうもありがとうございます。
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/08 00:56
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/16 22:01
夏休みなので買って読んだよage
ルミナスがむつかしかった。
標準ローソクはあんまりいいと思わなかった。
理解が面白かった。
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
古いの