>>982 誰も突っ込まないようなので、大恥かくのを覚悟で。
「『豊』葦原の中つ国」って用例は、そんなにあるものなの?
「葦原の中つ国(葦原中国)」、
あるいは「豊葦原の水穂(瑞穂)の国」は、あるみたいだけれど。
当方、西郷&神野志を読んでる程度の素人なんで、おかしなツッコミだったらスマソ
(あ、勿論、「なかつくに」が正解ですよ。
>>981さん)
>>993 御神楽の歌詞からです。
唯今天の宇受女之命と稱(しょう)する者は何神にて候
有難し有難し明らけき一(ひ)とたり尊(うやま)って御幣帛(みてくら)を
奏し奉る其神素盞嗚尊(すさのおのみこと)の道業(みちわざ)甚だ
味気なくましまし給へければ日の神御怒(みいか)りまして
天の岩屋戸に入らせ給ふ 高天原(たかまがはら)の及び『豊葦原の
中津國』常闇(とこやみ)となり夜昼の相変る秋(とき)もなく八百萬(やおよろず)
の神達(かんだち)憂ひなげき給ひければ天の宇受女之命は天の香具山の
金竹(かなだけ)を取りて其の節の間に風穴を掘りて和らげく息を通わせ給ふ
亦眞榊(まさかき)を取りて鬘(かつら)としひかげを持ちて手襷(たすき)とし
手に粽の矛を持て天の宇受女命は天の岩屋戸の前に受船覆船
踏み轟かし 一二三四五六七八九十(ひいふうみよいむなやくと)たり
百々地萬世(ももちよろずよ)と曰うて相共に唄ひ舞ひ給ふ
此の時技おきなも神楽の始めなり
>>995 芦原中津國と中つ國が同じ物を指すのかと言う話にもなっちゃうね。
古文ではあくまで中津國と表記されていますし。
まあ、神話の時代から歴史の時代の端境期の物語という意味では
中津國というネーミングはうまいと思います。まあ、ミドルアースは
かっこいいイメージですけどね。