高橋留美子 炎トリッパー
いま「サマー/タイム/トラベラー」(新城カズマ)に出てくるタイムスリップ小説をちょっとずつ読んでいるんですが、
関連・参考作品だけでどんなものがあるのでしょうか?
「夏への扉」「タイムリープ」「時間泥棒」「愛の手紙」「ジェニーの肖像」「ハドソンベイ毛布」「タンポポ娘」
「リプレイ」「プロテウスオペレーション」「レベル3」「ゲイルズバーグの春を愛す」「スキップ」「ターン」
「リセット」「時をかける少女」
漫画は「茄子」「ゆめのかよいじ」を読みました。
図書館や近所の古本屋で探すのが限界になってきたので、
これ以外の作中に出てくるタイムスリップ小説で、必読の物があったら教えてください。
今は「果てしない流れの果てに」を読んでいます。
広瀬正が一冊もないので、それを。今集英社文庫で20年ぶりくらいに復刊された
ところなのでチャンス。
短篇が良ければ「タイムマシンの作り方」。長編なら「マイナス・ゼロ」をどうぞ。
つぎに、梶尾真治で「クロノス・ジョウンターの伝説」、「時尼に関する覚え書き」
あとは、「猫の尻尾も借りてきて」(久米康之)、「君のいる風景」(平谷美樹)
の朝日ソノラマ入手困難あたりを。
話の流れが読めないんだけど、
「サマー/タイム/トラベラー」の中にタイムスリップ系の作品の元ネタが詰め込まれてるってこと??
>>341 話の中に、タイムスリップの調査をしようという一節があって、
過去のタイムスリップ小説の名前が、ズラズラと挙げられているというだけのこと
343 :
341:2009/05/08(金) 00:40:46
>>342 なんだ。それなら訊かなくてもリストアップして検索すりゃいいだけじゃない
>>343 なにか勘違いしてないか?
338の言いたいのは、「サマー/タイム/トラベラー」に出てくるタイムスリップ小説をリストアップして、
古本屋や図書館で探しては読んでいたけど、そろそろ、見つからなくなったので、
その他の必読と言われるタイムスリップ小説を紹介してくれってことだろ
339と340は、そう受け取って回答していて、流れ的になんの問題もない
ところで今更だけど…
「タイムスリップ」って言葉は、「人間が未来なり過去なりに移動する事態」全般に
使われるのが一般的なのかな。
個人的には、超能力やタイムマシンを使った、任意の時間移動は「タイムトラベル」
or「タイムリープ」、って感じで、「タイムスリップ」は事故や外部要因による、
自分ではコントロールできない時間移動に対して使うもんだと思ってたので、
自己意志での時間移動を「タイムスリップ」というのはなんか違和感がある
たとえば「時をかける少女」の場合だと、前半は「タイムスリップ」、後半は
「タイムリープ」って感じなんだけどな
347 :
341:2009/05/08(金) 12:45:36
>>344 本編では駄作傑作関係なく名前が出てくるから
自力で片っぱしから読むのに疲れて、いくつか読んだモノ以外で必読の名作を教えてくれっていう意味だったのか。
>>345 狭義の意味ではその通りだが、
広義では、時間的に過去や未来に移動するものをすべてひっくるめて、
「タイムトラベル」と呼んだり「タイムスリップ」と呼んだりしてるな。
(他にも「タイムリープ」と呼んだり「タイムトリップ」と呼ぶ場合もある)
この広義の捉え方にしても、人それぞれでとぢらが正しいとかはないようだ。
ただ、SF小説をそれほど読まない人は、広義で言っている場合が多い。
「タイムトラベル」や「タイムスリップ」の言葉を聞いたり、文章で見た場合、
相手の認識に合わせて、狭義で受け取るか、広義で受け取るかを判断する必要がある。
このスレを立てた人がどちらの意味合いで立てたのかは不明だが、
レスしてる人は、きちんと狭義で捉えてる人もいれば広義で解釈してる人もいる。
だから、きちんと狭義で認識してる人から見ると、「タイムスリップ小説」ではないのに、
なぜ、ここで取り上げるんだろう、ということになるんだろうね。
人によっては紛らわしいので、時間的に過去や未来に移動するものを、
「時間テーマ」と呼ぶ人もいるようだ。
「いま、会いにゆきます」「たんぽぽ娘」「ジェニーの肖像」みたいな小説で定番ってありますか?
>>349 すぐ上に出てるよ
338と340あたり
>>350 すぐ上を読むのがめんどいから聞いているのですよ
「総解説 世界のSF文学」(自由国民社 1991年)中の「時間・次元テーマ」で紹介された作品
・「発狂した宇宙」フレドリック・ブラウン
・「イシャーの武器店」ヴァン・ヴォークト
・「レベル3」「ゲイルズバーグの春を愛す」「ふりだしに戻る」ジャック・フィニイ
・「夏への扉」ハインライン
・「高い城の男」フィリップ・K・ディック
・「果てしなき流れの中に」小松左京
・「スローターハウス5」ヴォネガット
・「マイナス・ゼロ」広瀬正
・「妖星伝」半村良
・「アーサー王宮廷のヤンキー」マーク・トゥエイン
・「モンゴルの残光」豊田有恒
「臨界のパラドックス」 結構好きなんだけどこのスレでは出てないのかー
>>355 主人公が時間移動とか不意に超常能力を持ってしまった、みたいな話にありがちな、
「現状を認識するまでにさんざん(周囲から見たら)奇行としか思えない言動を重ねる」
あたりを『どうやら自分は悪夢を見ているらしい』と割り切って、素早く状況に順応した
のはちょっと斬新で面白かったな
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/05(土) 03:49:35
_
r-、' ´ `ヽr-、
ィ7 /l: ハヽハ トヾ 駄スレを沈めることは、この俺が許さん!
'|l |'´_` ´_ `| || 信念に基づいて行動する。
| |´ヒ} ヒ}`! l| それを人は正義と言う。
__ノ゙). 从 l, _'_. |从 今俺が行ってることは、age荒らしではない。
,_'(_ ノ_ヽ ヾl.> - ,イ;リ 正義という名の粛清だぁ!
{ f:テ} {'f:テ}',/\ヽ--//ヽ
ヽ,r─‐ 、ィ .、、 i l>Y<! i '、 バーニング!
/ iゝ_ノ iヽ /l |l l ',
lンヽ/ムノじ
復刊でプチブームな広瀬正
「マイナス・ゼロ」・・・仕掛けは良くできているけど、冗長。
自動車購入のくだりとか、伏線になるのかと思いきや、何でもなかった。
ああいう描写が昭和風俗小説としての味なのだ。
マイナス・ゼロが大絶賛される理由は?
ループ処理の巧みさ
俺も『マイナス・ゼロ』が金字塔扱いされている理由がいまいちわからん
パラドックスのパラドックスを昭和大衆文学におとしこんだところ
時間軸に限らず、どの作品でも設定はまちまちだからなぁ。
パラドックスで全部消えちゃうみたいなテンプレな作品から、
主人公がどんな行動しても最適解に修正されて一本道になるとか。
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/04(月) 23:51:37
角川文庫からのトウェインの新訳コレクションって途絶したかトム・ソーヤとかだけしか出さないのかと思っていたらアーサー宮のヤンキーも昨年末に出ていたか。買お買お。
山本弘の「滅亡の星、来たる」
アメリカ国内を飛行中のジャンボ旅客機が白亜紀にタイムスリップする
メインの登場人物は生き残った乗客の500年後の子孫だけど
白亜紀から500年経ったら、やっぱり白亜紀なんだろうなあ
>>367 そう白亜紀から500年
21世紀のご先祖さまからの言い伝えでタイトル通り隕石が降ってきても世界が滅びることも分かってるが具体的に何年かわからないので今までどおりの生活を送ってる
タイムマシンで未来からやって来たDr.が出会った少年は、
実はDr.の先祖だったという話はないですか。
好きなラジオドラマに、そういう設定があったので、
他にもあるといいなと思って探しています。
ガガガ文庫のスプリングタイムがタイムスリップ物でした。
過去→現在
最初にタイムパラドックスの概念を持ち込んだ作品と
過去を改変したらその時点で世界が分岐してパラドックスは起きないパターンを最初にやった作品
それぞれわかります?
374 :
一尉:2010/02/28(日) 12:15:14
時空大戦
XBOX360のシュタインズゲートは傑作でした。ゲームですけどマルチエンドありの、ほぼ小説です。
マジかよ糞箱売ってくる
>>44 タイムスリップ物とは言えないけど気になったから読んだ。
おもしろかったな。
「蒲生邸事件」を読んで、「マイナスゼロ」みたいと
思ってる人いますよね?
作者はこの事に関して何かコメントしてるのでしょうか?
「蒲生邸事件」も面白い小説なのでパクリとか言いたくない
のですが、作者からマイナスゼロに関するコメント無いと
納得しきれない。リスペクトとか、オマージュとか..
何を言ってるんだろうね、この子は
タイムスリップものなんて山ほどあるだろーに
俺も蒲生邸事件をよんで、マイナスゼロを思い出した。
その時はマイナスゼロを再読したかったが入手できない状況だった。
今マイナスゼロが手に入る。
この状況は蒲生邸事件のおかげで俺みたいにマイナスゼロを
再読したいという人が増えたからだ..
と考えれば納得できないかね?
本屋大賞・文庫復刊企画で書店員様が投じる数票は
復刊ドットコム149票以上の力があると知った
戦争中の未来から事故で墜落寸前の旅客機の中にタイムスリップして、
助け出した乗客を未来に連れてって兵士として使う。みたいなヤツ。
昔読んでちょっと面白かった気がするんだけど、タイトル忘れた
>383
ジョン・ヴァーリィの『ミレニアム』かな。短編版は『空襲』。
>>384 教えてもらったタイトルでググッたところ、どうやらそれっぽいです
何故か最近再読したいと思ってたので、とてもサンクス。
でも、これ25年前の本か……歳とったなぁ
サマータイムトラベラーを読んでいるんだけど、こんなに読むのが苦痛な小説は初めてだ