>>43 >ファンタジーはカタカナでなきゃいかんのか?
本音を言わせてもればそう。ファンタジーはSFと同じで現代のジャンル・フィクションの一つであって、その伝統の外にあるものに適用することは出来ない。
『1984』や『スターメイカー』がSFでないのと同様。
と言ってしまっては、話が終わってしまうし、ファンタジーと呼ばれる「ジャンル」が複数あるので困るから譲歩するとして
霊の存在を否定する人も既にいたわけですが、基本的には呪いや鬼神の類を多くの人が真剣に受け止めていた時代ですよね?
で、蒲松齢も民間に伝わるものをもとに脚色したりもしたわけです。
更にこの時代は、完全にフィクションの登場人物である斉天大聖が祭られてており(三蔵法師は実在か)、
ある意味フィクションと現実(宗教的コスモロジーと言うべきか?)との間にクロスオーヴァーみたいな面もあったのでしょう。
アーサー王のロマンスも、割かし真剣に受け取られていたと読んだこともある。
でも、上に書いたように文学史に関する知識が混乱しているので大きな誤解をしているかも
で、翻って見るにファンタジーってのは、近代になってからの民話の物真似や前近代へのノスタルジー的なものにルーツを持つわけですよね?
ホビットとか読んでると、要するに異世界ファンタジーって「昔々あるところに」からの延長に在る様に思えてくるし。
つか、正直に言うと読んでて雰囲気が違うんですよ。「物語」と「小説」との違いみたいな。
うまく言えないけど、何か違和感を感じませんか?
ジブンデヨンダカ? ホントニヨンダカ?(笑)