レンズマンというよりローダンに近いかな。
天から降ってくるナレーション?
ワイズクラックのない台詞?
バラス星系の文化・習慣についての描写が欲しい
連載する時は下書きメモを用意する
時間の経過に緩急をつける
名作からアイデアを拝借する
もう一回書き直せば確実に良くなる
>>309 転載については、全然構いません。もともと練習用の捨て作品だと思っとりやすんで。
あと出来れば、そちらのサイトのアドレスも教えて頂ければ。
やっぱり、そちらのお客さんの反応も知りたいんでね。
(目玉の数は、黒人、白人、黄色人みたいな、そんな感じです。別に厳密な決まりが
あるわけじゃなく、単純にビジュアル的に見分けやすいかなと)
>>310 これ書いて悟ったことのひとつに、基本的に小説ってのは主人公を外して話を進めちゃ
いけないんだなってことです。エイリアン話になった途端、サーって客が引いていった。
>>311 そこらのアマチュアですよ。
>>312 新聞小説と同じで、その場その場で読んで頂ければ。全部読んでくれなんて、無茶は言わんとです。
>>313 天から降ってくるナレというのは、痛いとこ突いてきますねえ。
ワイズクラックって何ですか?あと下書きメモって?
次回は今週末?
>314
了解した。
サイトは、まだスペースを拝借していないのでその内に。
すまん、オフでの仕事がいそがしくって。
つーか忙しいとは思うが、第二部(?)の方をたのむ。
バラス人の複眼の数については了解。
それから、ちと漏れに言わせてくれや。
>>305の当たりとか零ジィみたいですな。「宇宙戦艦だいわ」や
「宇宙海賊船長」が脳内に・・・。
耐ショック、耐閃光防御にチョト萌えたぞ。次は電影クロスゲージだな。
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|Д`) ダレモイナイ・・ハァハァスルナラ イマノウチ
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░▓▒░ ハァハァ ハァ
▒▓█▓░ ハァハァ ハァ
░▓▓▒ ハァハァ ハァハァ
▒░░ ハァ
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░▒▓░ ハァハァ ハァ
░▓▓▓▒ ハァハァ ハァ
░▒█▓░ ハァハァ ハァハァ
░▒░ ハァ
土、日、跨ぐべ。
セムがペダルを踏み込むと、エンジンは瞬時に臨界点を超え、その内腑に溜め込んだ超高温の
息を、轟と吐き出した。
ノズルからプラズマ炎が、巨大な手の平のように広がり、闇に沈む隕石群を明々と照らし出す。
ファイアーバードは猛烈な推進力に後押しされると、運動量ゼロの状態から、一気に亜光速ま
で加速し、宇宙のチーターさながらスタートダッシュをかけた。正面から殺人的なGを浴びなが
ら、銀色の鳥は、開通したばかりの宇宙トンネルを一気に駆け抜けようとする。
船内ではバラス兵たちがそれぞれのシートにかじりつき、激しいGに耐えている。ブリッジの
セムはハンドルを引き千切らんばかりに握り締め、重力シートに押しつぶされるようにして背を
張りつけていた。
正面ガラスの向こうでは無数のスターダストが猛然と向かって来ては、すぐさま目にも止まら
ぬスピードで後方へ飛び去って行く。
するとそのわずか数秒後、突如その情景がピタと凍りつき、まったく動かなくなった。瞬間、
高速宇宙船は急に襟首を掴まれて引き戻されたかのように、荒々しく船体を震わせて急停止する。
虚を突かれたエイリアンたちは、前方に放り出されるようにして、のめった。船体がバラバラに
分解しかねない衝撃の直後、船内はすぐに静かになった。
パネルに頭を打ちつけたセムは、呻きながら顔を上げた。そして思わずシート上で身を捻ると、
訳も分からず後方を見た。
「何だ?!」
ナビゲート席のバリリは頭を振って悪態を突くと、後方モニタースクリーンをオンにした。宇
宙船の尾部。その外版に、直径30センチくらいの小さな円盤型の金具が、いつの間にか貼り付
けてある。おそらく電磁石か何かだろう。そして、その金具の中心からは、鋼鉄のワイヤーが張
り出していて、銀色の線はピンと張り詰めたまま、後方へ続いている。
真空の闇を一直線に切り裂きながら、ワイヤーは数百メートル進み、最終的にその先に浮かぶ
巨大な隕石とつながっている。
ワイヤー先端の金具は、その岩肌にしっかりと打ち込まれていた。
バラス人たちが唖然として眺めていると、巨大な岩槐は、ワイヤーに引っ張られた慣性力を維持
したまま、停止しているファイアーバードを追いかけて来た。鋼鉄線はその緊張を緩ませながら、
優雅にとぐろを巻いていき、二者の距離を縮めていく。やがて隕石は最接近すると、その勢いを保
ったまま、宇宙船のエンジンノズルに衝突した。ノズルは陶器の皿のように砕け、セラミックの破
片が周囲の空間に飛び散る。外板にひび割れが走り、そこから青やオレンジの炎が次々に吹き出し
てくる。乗員たちはカクテルシェイカーに放り込まれたように、室内で振り回された。
船内は一瞬暗転すると、すぐに予備電源に切り替わった。ブリッジでは警報ブザーが鳴り響き、
投影スクリーンに損傷箇所のデーターがせわしなく流れ始める。
赤い非常ランプが明滅する中、セムは二度も打ち付けられた体を起き上がらせると、
「畜生・・・海賊どもが!」
怒りに声を震わせながら正面に目を向けたセムは、ハッと息を呑んだ。ガラス一枚隔てたすぐ向
こう、船首甲板の上に、いつの間にか黒い宇宙服の男が片膝を突き、腰を落としている。男は背中
にライフルを斜めに背負い、バイザーの奥の目を、ジッとこちらに向けている。
ヘルメットの額の部分には、金色のクロスボーンが光っていた。
海賊はバイザーの奥の目を光らせると、手に持っている円盤型の金具を甲板にガチリと押し
付けた。それは宇宙船の尾部に取り付けられたものと、まったく同じものだった。海賊は甲板
を蹴って飛び上がると、素早くガラス越しの視界から消えた。金具からは、またも鋼鉄のワイ
ヤーが張り出し、上方の宇宙空間へ続いている。もちろん、その鋼鉄線も小惑星につながって
いることは間違いない。
バリリは席を立つと、ガラスに駆け寄った。他のバラス人たちも各部署で一斉に、最寄りの
窓に張り付く。宇宙船の周囲では、複数の海賊の影が、原子を巡る分子の群れのように、忙し
く飛び交っている。黒い海賊たちは手に手に同じ円盤金具を持ち、甲板の上をすれすれに滑空
しながら、電磁石を次々に貼り付けていった。
ファイアーバードはワイヤーによって四方八方に引っ張られると、その力の均衡点で静止し
た。大小の隕石に括りつけられたファイアーバードは、完全に身動きを封じられてしまったの
である。
金属を引っかくような軋み音が船内に響く中、隊長のバイアスは声を発した。
「バリリ、被害状況は!」
「メインノズルに隕石が突っ込みました。エンジンルームに火災発生、自動消化装置が作動中
です。損害の程度は不明ですが、こっぴどくやられた事は間違いないでしょう」
船内モニタースクリーンには、燃え上がる機関室の様子が映し出されている。オレンジ色の
炎に包まれた室内は、灼熱地獄と化しているだろう。
「熱が引くまで近寄ることも出来ない。復旧には良くて2、3日、下手すりゃ1週間・・・敵さん
もそこまで待っちゃくれないだろうが・・・」
その時、不意に窓ガラスの外が眩い光に包まれた。
突然、窓ガラスの外が眩い光に包まれた。
エイリアンたちが反射的にそちらに目を向けると、向こうの隕石群の隙間から、いつ
の間に用意されていたのか、投光機の白い光が、真っ直ぐこちらに向けられている。複数の
サーチライトの光線に照らされ、ファイアーバードはその白く輝くシルエットを宇宙の闇か
ら鮮やかに浮び上がらせた。
バラス兵たちが眺めていると、浮遊する隕石群の岩陰から次々に海賊たちの群れが姿を
現した。漆黒の宇宙迷彩スーツの男たちは岩肌に立つと、不気味な沈黙を守りながら、野獣
のように獰猛な視線をこちらに据えた。それぞれの手には、ロケット砲やレーザーカノンな
どの得物を持ち、しっかりとこちらに狙いを定めている。
四十名は下らない海賊の勢力を見回している内に、バイアスは不意にその五つの複眼を大き
く見開いた。その視線は、ある岩槐の上に立つ、二つの人影に注がれている。二名の黒い海賊
は旧式のレーザーライフルを杖のようにして、垂直に立てている。銃身の先には大振りのバヨ
ネットが装着され、更に頂点の切っ先には何か、二つの丸い塊のようなものが乗っかっている。
それはバラス人の、鱗に覆われた、血まみれの首級だった。
「ヤン!クレド!」
遅れて気付いたバリリが叫んだ。窓の外では、変わり果てた姿の戦友二名の生首が、海賊た
ちによって銃剣に突き刺され、松明のように高々とかかげられている。死者の虹彩のない複眼
はカッと見開かれ、宇宙の虚空を睨んでいた。
「何てことしやがる!何てこと!」
バリリは怒髪天を突き、握り締めた拳を震わせた。船内各所でも、外の異変に気付いた兵隊
たちから、どよめきと怒りの声が上がる。
セムはライオンのような唸りを発すると、腰のホルスターからレイガンを引き抜いた。エネ
ルギーパックを確認すると、無言で席を立ち、扉へ向かう。
その背後から、バイアスが手を伸ばし、肩をがっしりと掴まえた。セムは肩越しに振り返る
と、無感動な声で言った。
「離して下さい、隊長」
「待て」
「もうこれくらいで充分でしょう。やられっぱなしという言葉は、バラスの辞書には無い筈だ」
「バリリ!」
突然の怒声にバリリは雷に打たれたようにビクリと動いた。
「ハッ!」
「あの光は何だ」
バイアスの指差す方向を、バリリは振り返って見た。
バイアスの指差す方向に、バリリは目を向けた。
窓ガラスの向こう、先ほどプロトンビームで射抜いたばかりの小惑星帯トンネルの中央辺りに、
小さな機体が浮かんでいる。宇宙船と呼ぶには小さすぎる箱型のそれは、無蓋の宇宙ハシケのよ
うだった。
ハシケには数人の海賊が乗り込み、その内の一名が手持ちのグリーンのライトを掲げている。
他の投光機とは色合いも強さも異なるその光は、しきりに明滅を繰り返していた。
バリリは目を細めると呟いた。
「発光信号・・・」
「訳せ」
バイアスは命じた。バリリはグリーンの光を見詰める。
「『リアクターの接続を切れ・・・拒否すれば攻撃を再開する』」
「セム、指示に従え」
「しかし!」
「やるんだ!」
セムは隊長を睨んだが、黙って席に戻ると、ボタンを操作した。
「・・・受領信号を出せ」
バイアスが命ずると、バリリは操作盤を操り、船外装備の投光機を明滅させた。遠くにいるハ
シケはそれに応え、再び信号を送り始める。
「『隊長の・・・バイアスはいるか』。バイアス!」
バリリは驚きの声を上げた。
「なぜ連中が隊長の名前を?!」
「別に不思議なことは何も無い」
バイアスは口元に皮肉な笑みを浮かべた。
「俺は、向こうの首領とは初対面じゃない。懇意という訳でもないがな」
バイアスはバリリを見下ろすと、
「こう答えろ・・・『バイアスはここにいる。デュークに会わせろ』と」
バリリがボタンを操作すると、ハシケ側はしばしの沈黙の後、ライトを点滅させた。
「『出て来い・・・ただし一人でだ。『狼の首(ウルフ・ヘッド)』に招待する』」
バリリとセムは顔を見合わせた。
「『狼の首(ウルフ・ヘッド)』?」
「招待に応じよう」
バイアスは残忍な笑みを浮かべた。
「楽しみにしてろよ、若造・・・とびきりの土産を用意して行くからな。それはお前自身の首だ!」
竜人の剥き出しの牙がギラリと光った。
325 :
大宇宙の群狼:02/03/26 21:54
掟破りの、自主保存あげ。
つづく
そんなことより、アンドロ姉ちゃんはどうなったんだ?
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/27 23:50
わーい続きだあ。
>326
生首状態で頑張ってるんでしょう多分。
>>325 ワイズ・クラック(wise crack) というのは「気の利いた発言」のことです。
”牛は笑うと鼻から牛乳を出すの?”みたいな台詞。
316は何が起こっているんだ?
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/01 06:14
バラス人ばっかりの状況をなんとかしてぇん
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/11 00:33
ちょっとわくわくしますけど、続き読まないと冷めてしまいます。読ませて。
実生活が忙しいので、もう少しかかる。
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/26 10:32
終わりか?
あ〜ん、続きかとオモタヨ。
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/26 14:07
タイトルを見てフッと気がついたが
「オリジナルでない小説」ってなんだろう?
盗作?
338 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/26 14:18
最近の出版界ではゲームやアニメのノベライズが幅をきかせているので、
そうでない作品をオリジナルと呼んでいます>337
結局あれだろ、大仁田と三田村邦彦が
大宇宙で喧嘩するはなしってことだろ?まとめると。
>>338 っていうかノベライズじゃないからって、オリジナルにこだわることはない。
いやこだわる必要はあるんだけれども、ようは完成度を上げろってこった。
>339
え? オーニタとミタムラって?
正直、こういうスレ読んで思う事は、才能無いヤツってマジ何やってもサエ無いなぁってこと(藁
オナニー人生ガムバッテ!キャハ!
とうとう煽りが来ました。
忙しいんじゃしょうがないけど。
343 :
大宇宙の群狼:02/05/06 09:45
緊急浮上!
344 :
大宇宙の群狼:02/05/06 10:04
(独り言)
あれだね、やっぱ小説ってのは自分の中でも「旬」てのがありますね。
それを逃すと、急激に書きたいという欲求が低下してしまう。
「群狼」の場合、三ヶ月越した辺りから、ガクンとテンションが下がった。
旬を逃さず、素早く書き上げるというのがポイントだなと思いましたね。
物語を「紡ぐ」という言い方が、実感として分かりましたわ。
本当に「糸を紡ぐ」感じ。要は集中力と根気です。
その点、「グイン・サーガ」とかすっげーなーと思った。
グインサーガは「品質」の旬がとおりすぎてますけどね。
346 :
誰かリライトしる!:02/05/31 05:02
☆ 。 + 。☆
。
* ★ +☆
☆ ・ _____________
/■\ /
( ´∀`)つ <
>>1は、おにぎり星に帰ります。みんな元気でね!
/ ̄ ̄ ̄ ̄.\ \
|) ○ ○ ○ (|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/″ \
/________ \
((  ̄ ∪∪ ∪ ∪ ∪∪  ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
347 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/03 00:50
勿体無いなあ。
俺的名スレ。
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/15 09:15
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/26 19:31
これから書き上がった自分の原稿を日本SF新人賞に送るとこなんだけど、
他の応募者のレベルがここの1くらいばっかりだったりしたら嬉しいなあage
351 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/26 08:35
age
このスレ、まだあったんだ。さすがはSF板。
354 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/27 13:46
1はどこ逝った?
とりあえず、売れ線狙って、今、ラーゼフォンとCCサクラとちょびっと
のビデオアニメ見まくってます。
やっぱ、マイケル・クライトンみたいにSF作家もマーケティング考えなければね(笑)
キーワードとして不審船、拉致・・・・そうですね。仮想戦記として北朝鮮の崩壊に
時間SFテーマからめようとしてます。
宮部みゆき系列かな・・・(苦笑)
こんなのどうです?
主人公が引きこもり気味で、本当はエロゲーやってる高卒失業者だけど
それは流石引かれるので隠し設定。
ヴァルネラブルで傷つきやすいけど、それは「現代を象徴する青年像」
ということで、むしろ賞賛する描写をいれれば、ヘタレ読者の共感呼ぶと思います。
うん、そう。脇を美少女、美女キャラでかためて・・・
やっぱタイムマシンは2足歩行ロボット形態をとらせるべきですね。
でもって宇宙人なり未来人なりのオーバーテクノロジーからませて
「母の子宮」とかなんとかポエジーな名前をつける。
敵役キャラは中国の先行者。
よーし、これからシャア板いって設定マニアに協力もとめる!!
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/27 20:55
(・∀・)フザケロ!
359 :
大神源太i-mode@収監所:02/09/28 01:55
>355
素晴らしい企画ですね。よろしければ僕のコネで早川書房に話をつけましょうか?
早川は「星界の紋章」だかなんとかいうライトノベル化企画が思うほど金にならず
マーケティングに迷ってます。
やっぱ日本でSFやるならアニメとかゲームからませないとダメだけど、素人にはおいそれと手を出せない。
ここで4億8000万円の赤字を計上したブロッコリーと早川をむすびつけて、ブロッコリーにキャラ作成
早川に資金提供させ、「轄。からオリSF書きます!」設立したらどうでしょか?
最低資本金1千万枠も今年度中に撤廃されますし、早川の信用で株を上場。
バカアニメDVDに1万10万平気で出すアニヲタあいてにプレミアDVDつけて
株を売り出すというのはどうでしょうか?
>大神源太i-mode@収監所さん
ありがとうございます。そのときは是非お願いします
・・・なんだかSFというより取りこみ詐欺の片棒かつがされそうですが(笑)
>>359 つーかその設定でハチャハチャでも書いて欲しい(w
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
一周年ということで、あげてみた