小・中学校のちょっとエッチな淡い思い出

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109大人になった名無しさん
中3の1学期、木曜日の一時間目だった。
俺は授業中に頭痛を覚え、国語の先生にそれを申し出て保健室で休むことになった。
熱を計ると37度 2分だったので、解熱剤を飲んで1〜2時間寝ることになった。
国語の授業が終わると同じクラスの女子であるQさんが保健室にやってきた。
実は俺はQさんが好きだった。それも小6の頃からだ。彼女も頭痛がするという。
保健室の先生は「じゃあ熱を測ってみて」と体温計を渡した。そしてたまたま部屋を出て行った。
Qさんは俺に「何度だった?」と尋ねた。「37度ちょっとだった」という俺に「代わりに計って」
と体温計を渡した。その結果は37度 1分。戻ってきた保健室の先生に彼女はそれを渡した。
「ああ、あなたも同じ症状ね。じゃあ薬を飲んで1時間くらい休みなさい」と彼女に解熱剤を渡した。
俺は何が起こっているのかわからなかった。彼女はニッと俺に向かって笑い、俺の隣のベッドにもぐりこんだ。
保健室の先生がいなくなると彼女ははなしかけてきた。「ねぇ大丈夫?」と。
俺は「ちょっときついな。それより熱もないのにさぼっているのか?」と訊き返した。
「そうよ。さぼったのよ。だって」と何か言いそうな彼女は頬を赤らめた。
俺はその時もっと熱が高くなった気がした。だが彼女は何も言わなかったし、俺も何も
聞かなかった。
そうやって3時間目が終わるまで二人で過ごしたのがいい思い出になったが、当然のように
その後はクラスで「二人で寝ていた」という話になってしまい、俺と彼女以外の連中が盛り
上がった。