【西岸良平】三丁目の夕日 夕焼けの詩

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225ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
ビッグ最新号の秘密基地ねたは、シリーズ最初期を想起させるレトロムード満載な作。
懐かしい雰囲気で読ませ、ラストの親子三人が手を繋いで帰宅してゆくシーンも
ほのぼのしていて良いものがある。
ただし、首都圏に関しては一平たちが秘密基地としていたような戸建ての廃屋は、
狂乱地価後には稀な存在だったと思われだ。
私の見聞でも、防空壕らしきものの後(錆びついた鎖が残っていたりして、もっと
恐ろしい噂もあったが)、取り壊し予定の無人アパートメント等を秘密基地化したことは
あれど、戸建ての廃屋ちゅーのは記憶には無い。