219 :
大人になった名無しさん:
私がまだ小学生の頃、(15年前ぐらいかな?)
小さな黒い犬を飼っていました。
その犬は、コードをつけると歩くのを嫌がったので、
コードなしでよく散歩をしていました。
お約束どおり、余り子供たちは世話をせず、
ばあちゃんがいつも散歩に連れて行っていました。
ある日、その犬がいません。
どうしたのかと聞いたら、
ばあちゃんが「散歩の途中に、●●(←犬の名前)を可愛いといってくれた
人がいたので、可愛がってくれとあげちゃった」と
いうのです。
あまりにもびっくりして、
ばあちゃんを責めました。バカともいいました。
酷く責めたあと、本当の事を知りました。
犬はばあちゃんの目の前で車に轢かれて
死んでしまっていたのです。
ばあちゃんは子供たちを悲しむから、と
自分が悪者になって、嘘を言っていたのでした。
一番その犬を可愛がっていたばあちゃん。
一番辛かったのは目の前で轢かれたのを
見たばあちゃんだったのに・・・。
あの時、ばあちゃんにちゃんと謝ったか
どうか良く覚えていません。
いまさらかもしれないけど、謝りたい。
ばあちゃん、ごめん。
多分、ばあちゃんは覚えてない。
たまに私の名前も忘れてしまうから・・・。
今度、見舞いに行ったときに謝ろうと思う。
。・゚・(ノД`)・゚・。 ばあちゃん…
感動age
婆ちゃんカコイイ…(゚´д`)
222 :
219:04/12/15 12:40:36
219です。
昨日、ばあちゃんのお見舞いに行ってきました。
昨日は彼女の誕生日だったので、
ささやかなプレゼントを持って、
彼女にとってはひ孫の私の息子を連れて
遊びに行きました。
「ばあちゃん、覚えてないかもしれないけど・・・」
と最初から説明して謝ってきました。
ばあちゃんはちょっと泣きそうになって、
「ありがとうねえ、ありがとうね」と
私を拝みました。
涙が出そうになったけど、
ぐっと我慢して、家で泣きました。
ばあちゃん、こちらこそありがとう。
元気になってね。