【最強の】フリーザ様登場【悪役】

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マジュニア編が終わった時点で既に一回編集部へ
「もうネタ無くなったので終わりにしたい」と手紙を出したというぞ
しかし当時人気絶頂だったDBの連載をやめさせてくれるはずがなく
デビュー当時から鳥山と二人三脚でやってきた鳥嶋(マシリト)元編集長が
各編のクライマックスには「頼むからこのまま続けさせてくれ」と
何度もお願いしに鳥山邸まで出向いて嘆願したそうだ。

フリーザ編の時には
「さすがにここがピークですよ、もうこれ以上強い敵の表現をしようとしても限界がありますよ」と言ったが
やはりやめさせてはくれず、それでも鳥山はデビュー当時からよく面倒を見てくれた恩師マシリトの
願いを断りきれず、セル編を続けた。
そしてセル編も終わり「ボクの中でのドラゴンボールは終わりました」という状態になっても
まだジャンプ編集部は続けさせた。
その結果、グレートサイヤマン編という煮え切らないアラレちゃんのようなものを
鳥山は編集部へのアンチテーゼとして描いた。
その時はアンケートにやや人気下降の兆候が見えたため
マシリトから「頼むから今までどおり真剣な格闘ものを描いてくれ」とお願いされた。
結果、マジュニア編から実に7年も引き伸ばされたのであった。

普通の漫画家は人気が取れず打ち切りになってしまわないように
苦しんで面白いマンガを描こうとするのだが、この人の場合は逆で
連載したら人気を取りすぎてしまったために苦しんで
ワザと面白くないマンガを描くハメになったりする希有な作家なのであった。
天才か。