高専を語れ 【学校生活】

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189名無し専門学校
池上彰「いい質問です。よく「うちの職場の大卒は使えない」と笑う高専卒がいますが、実はこれ当然なんです。
大卒の中でも、特に最下層群と呼ばれるグループが、高専卒や高卒と同じフロアで就労することになります。
中学でも高校でもいましたよね?「おミソ」と笑われる一群が。大学にもいるわけですよ。
そのようなタイプの人々が、高専卒と一緒に働くことになるのです。一般の大卒は、高専卒と一緒の仕事はしません。

大卒と高専に同じ仕事をさせる職場は、まあいってみれば「普通」未満の水準。そういうわけですよ。
大卒の中でもまた一段と「使えない人々」が、そのような水準以下の下層の職場に行きついて
高専卒の人々と人生が交わってしまう。そんなことになるんですね。

高専は高度な教育機関とは言い難いですから、一定の知性や教養、そして判断力を備える集団の中からは、
意図して進学することはあり得ないのです。また大卒でもその存在すら知らないひとが少なくありません。

何百万円も学費はかかります。しかしながら世間では、「え…、こ、高専…ですか…」とか、
とたんに無口になって目をそらす、そのような反応をされるのが現実なんですね。

恋愛や結婚でも、母集団におけるメディアンを超えた所属層からは、
「高専…」と反応されます。ちっとも評価されない。されないどころか失笑されたりもしてますね。
日常レベルの人間関係は、高専・専門・高卒・中卒で構成されます。つまり下層群の異性しか選択肢がありません。

人生は高専を選んだ瞬間に、そこでもう半分以上終わっているんですね」