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48名無し専門学校
専門学校卒業→音楽の夢→アルバイト→派遣→解雇→路上生活の悲劇

寒い夜はコンビニを渡り歩き、昼間はパチンコ店の休憩室で仮眠した−−。深刻な不況に見舞われた大手製造業が集積する倉敷市水島南春日町に先月開設された
労働・生活相談支援センター「ほっとスペース25」には職や住まいを失った人たちの深刻な声が寄せられている。
センターによると、2月10日の開設以降、同月中に19件の相談があり、2人が宿泊室を利用した。
滞在中に雇用促進住宅への入居を決め、生活再建の道を歩み始めた人もいる。
島根県出身の男性(31)も再出発を始めた一人。専門学校で介護福祉士の資格を取得したが、
音楽への道を諦めきれず、アルバイトで生活。昨年末まで派遣会社を通じて市内の企業で働いていたが、
突然の解雇を言い渡された。一度は帰郷したが、実家と折り合いが悪く、最終的には路上生活に。
夜中のコンビニで寒さをしのぐ日々を送っていたが、所持金も尽きて病院の待合室で動けなくなっているところを保護された。
今はセンターに身を寄せ、介護福祉士に再挑戦する。「人に助けてもらった今、人と接する仕事をしたいと思う」
相談者は20〜70代と幅広く、内容も不況の直撃を反映して「勤め先の仕事がなくて給料が5日分しかない」
「息子が失職して医療費が払えない」「友人を雇用したいが、住む場所がない」などさまざま。山下順子代表(43)は
「不況とはいえ住む場所までなくなるとは。年度末に向け深刻化が心配です」と話す。
電話相談(086・444・8725)は月〜金曜日、9〜16時。
ソースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090306-00000314-mailo-l33(一部省略)