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ご存知のとおり去年２月末をもって約１５億に及ぶ超過債務を親会社である
(株)ワオ･コーポレーションに肩代わりしてもらうことで迎えた
(株)ディ･ーシ･ーシー･ワオ！(＝Digital Creator College WAO!)の解散はまだご記憶に新しい事かと思われます。
この件は業界内では経営難による事実上の倒産として知れ渡りました。

それまでにも事業所の立て続け様の閉鎖により、今後の事業動向を懸念される声を
聞くことはありましたが、今回の会社組織解散でさらに拍車がかかり
社会に対して大きくその評判や信用を落とすことになりました。
現在は親会社に吸収され一事業として営業を再開させてはいますが、集客低迷により
窮地に立たされている状況には変わりなく、現状打破する解決策を各方面に対して
様々に働きかけています。

当然その影響は顧客集客並びに経常利益に大きな影を落としていることは間違いなく数字にも出ているように周知の事実であります。
（加えて最近は、生徒や見学者から学校に対する授業内容や講師への不安感不信感などが募り、外部だけでなく内部からの提言や苦言なども数多く寄せられるようになっていたようです。）

そんな状態であるにもかかわらず、これ以上は絶対に事業所の閉鎖は許されるわけは無かったのですが
とうとうこの２月に神戸校が廃校となりました。
このことにより(株)ワオ･コーポレーションの衰退は世間の印象に決定的なものとなったわけです。
そしてそれを証明するかのように、１月１５日開催のの取締役会にてグループ会社である(株)ワントゥワンも３月１６日をもって解散が決定しました。
これで２年前には６つあったグループ会社も４つにまでグループ縮小となったわけです。
実に１年に１社の割合でグループ会社は次々と解散しています。

(株)ディーシーシーワオ（→平成１５年２月解散）
(株)ワントゥワン（→平成１６年３月解散）
(株)ワオワールド
(株)アートスタッフ
(株)アイキューブ
(株)ワオネット

このような西澤社長のワンマン経営に対して何一つ申し立て出来ないような
無能取締役経営陣がいる企業に今後の可能性を見出すことは、非常に酷なことかもしれませんが、
何とか盛り返してもらいたいものです。