名文辞典＠専門板

■2004/08/14/ZAKZAK/

【教育者の性績。女子中学生とHシーン撮影の47歳。3年前にハマり週1回150人を"指導"】

独身だった雫容疑者。買春資金を捻出するためか、自宅は質素な文化住宅だった。
出会い系サイトで知り合った女子中学生を買春した際、性行為の模様を撮影していたとして、
大阪府警少年課に全国初の改正児童買春禁止法の製造容疑で
再逮捕された元同府門真市教委指導主事の雫(しずく)弘一容疑者(47)。
市教委では「将来は、教頭か校長」と嘱望されていた。
だが、エリート教師の仮面の下では3年前から週1回のペースで買春を重ね、年収の多くをつぎ込んでいた。
そのトホホな人生とは。

「まじめで仕事もテキパキとこなしていた。次に学校現場に戻る際には教頭か、校長の人物だったのに」
雫容疑者の再逮捕を聞いた門真市教委関係者は驚きを隠せない。
雫容疑者は7月17日、出会い系サイトで知り合った高校1年の女子生徒(15)に5万円を渡し
大阪府堺市のホテルでわいせつな行為をしたとして逮捕された。
家宅捜索の結果、自宅から買春相手約90人との性行為の模様などを記録した画像１万点や動画も新たに見つかり
施行されたばかりの改正児童買春禁止法違反容疑で9日に再逮捕された。
再逮捕の容疑を認め「あとで楽しもうと思った」などと供述しているが、いったい、どんな男だったのか。

門真市教委によると、大学卒業後、昭和58年に社会科教諭として採用され
2つの中学を経て平成13年4月、学校現場や教諭を監督・指導する指導主事になった。
「高校時代からテニスをしており、教諭時代は女子軟式テニス部の顧問を務め、近畿大会に出場させています。
11年から5年間は府女子選抜チームの監督として全国大会に出場を果たすなど、
熱心な指導で府内のテニス関係者には知られた存在でした」(府テニス関係者)

そんな雫容疑者が買春に手を染めるようになったのは、指導主事になった13年以降だという。
「結婚歴はなく、最初は大人の女性で性欲を満たしていたようだが、
ある日、子供を買い、自分がやりたいプレーを文句を言わずにやってくれたことからハマっていったようだ。
3年間で150人を買春しているが、うち90人は18歳未満。15歳ぐらいがよかったと話している」と少年課関係者。
出会い系サイトには「童顔の子を希望」などと書き込み、関西圏だけでなく、神奈川県まで相手を追い求めていた。

そのぶん、私生活はつつましかった。
門真市内の築30年以上の家賃4万5000円の3Kの文化住宅に独り暮らししていた。
「ほぼ1週間に1度の割合で買春していた。
1回5万円とすれば、年収約700万円のうち、約250万円を買春に使った計算になる。
そのぶん、家賃や生活費を切り詰めていたようだ」(少年課関係者)
いわば、買春が趣味だった雫容疑者。
市教委関係者が7月21日に接見した際は「少女にお金を払ってホテルに入ったが、わいせつな行為はしていない」と言い訳していたという。