名文辞典＠専門板

■2004/08/12/琉球新報/
【内定目指し学生ら831人。県内外企業就職面接会。】

2004年度「県内・県外企業就職面接会」(沖縄労働局、県など主催)が11日、沖縄コンベンションセンターで開かれた。
県内企業87社、県外から35社が参加。
大学、短大、専門学校の来春卒業予定者や既卒者831人が担当者から会社の説明などを受けていた。

2004年3月末の県内新規学卒者の就職率は
大学で54.2%(全国93.1%)、短大81.8%(同89.5%)、専修学校84.3%(同90.3%)と、軒並み全国平均を下回っている。

名桜大学国際学部経営情報学科4年の山城香代さん(22)は
「学生の多さに競争の激しさを実感した。県内で内定が得られなければ、県外企業も視野に入れたい」と語った。

■2004/08/11/琉球新報/
【沖縄銀行が初のトップに。就職人気企業ランキング。】

「就職志望」企業上位20社。

求人おきなわはこのほど、専門学校や大学の新規学卒者を対象にした2004年の就職人気企業調査をまとめた。
就職志望先は沖縄銀行が昨年の2位から順位を上げ、1990年の調査開始以来初めて首位となった。
「働きやすさ」を重視した学生の評価が高く、3年連続トップだったサンエーを抑えた。
昨年37位のエアー沖縄が3位に躍進するなど、運輸・旅行業の人気も復活。
IT(情報技術)系企業の評価も高いほか、ベンチャーのチャイルドフッドが初めて13位にランクインした。

沖銀は「学生の皆さんに感謝したい。今後も健全で働きやすい職場環境の維持に努めたい」(宜志富紹英執行役員人事部長)とコメント。
「企業訪問や説明会で会社のありのままの姿を見てもらうよう心掛けており、好感を呼んでいるのでは」(人事担当者)と話している。
調査は4月23日の合同企業説明会に参加した新規学卒者2592人を対象に実施。
1320人から有効回答を得た。
回収率は51％。

2位の大同火災海上保険も過去最高の順位を記録。
昨年より早めに積極的な採用活動を始めたエアー沖縄を筆頭に、日本トランスオーシャン航空
ジェイティービー沖縄、サービスクリエイションといった運輸・旅行業も順位を上げた。
求人おきなわの砂川政二情報サービス部次長は
「景気回復で企業も採用意欲が高まり、企業イメージ向上を図る余裕も出てきている。
堅実な金融系を志望する傾向も目立った」と説明している。

2位の大同火災海上保険も過去最高の順位を記録。
昨年より早めに積極的な採用活動を始めたエアー沖縄を筆頭に、日本トランスオーシャン航空
ジェイティービー沖縄、サービスクリエイションといった運輸・旅行業も順位を上げた。
求人おきなわの砂川政二情報サービス部次長は
「景気回復で企業も採用意欲が高まり、企業イメージ向上を図る余裕も出てきている。
堅実な金融系を志望する傾向も目立った」と説明している。

就職先を選ぶ理由は「職場の人間関係がよさそう」が最多の55・1％。職場環境や仕事の条件に関する項目が多かった。
一方、会社の規模など企業力に関する条件はあまり重視されず、ブランド志向は低いことが浮き彫りになった。
女子学生は旅行業などへの関心が高く「仕事を通じて人々に喜びを与えられる」などの理由を重視。
男子学生はIT系企業の人気が高く「実力・業績で昇進が決まる」が企業選択条件として高かった。