ウインザード総合学院について

突然ですが…ウインザードの説明会に駆り出されてしまいました。
そんなわけで、体験談報告です。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

まずは、悪徳陰湿大迷惑な電話勧誘です。
物凄く馴れ馴れしいです。しかも、かなりしつこいです。
俺の場合には、「人気ナンバーワンで２６歳妻子持ち」とか自慢する謎の男からでした
ていうか、そんなこと誰も聞いてません。
同じヤツから何回も電話があり、
着信拒否すると番号を変えて何回もかかってきます。
断っているのになかなか電話を切らしてくれません。
こちらの都合は関係無しに説明会（洗脳会）の約束を取り付けようとします。
俺の場合は、大学の講義があると言ったら、「休め！」とか言われました。
一体何様のつもりなんでしょう？

…以前からやつ等の評判は知っていて、知り合いもかなりの被害にあっていたので、
一度潜入捜査してみようと思い約束を取り付けてしまいました。
それまでにかかった時間は一時間ほど…。
はっきり言って時間の無駄です。

そして…

まさか、当日あんな恐ろしい目に遭うことになろうとは…。

さて、やってきました洗脳会当日。
当日になると、ご丁寧に何回も「今日、説明会だったよね？」と、確認の電話が入ります。
正直、かなりウザイです。行く気が無くなってしまいます。
しかし、行かないと何をされるのか分からないので仕方無く、いざ詐欺師達の巣窟へ…。

受付のお姉さんに担当者の名前を告げ、通されましたは噂の監禁室。
早速、洗脳が始まります。まずは、洗脳者の第一声、
「初めまして、私が人気ナンバーの２６歳妻子持ちの○○です。」
だから、そんなことは聞いてないんですってば。
「○○君は運がいいねぇ、これから有意義な話が聞けて。」
…全然運が良くありません。むしろ不幸です。
さてさて、こんな感じで説明会とは名ばかりの洗脳会が始まります。
まずは、学校の説明から…
最初から入学する気が無いので、適当に聞き流します。
「スゴイでしょ！」
…全然スゴクありません。
「入学すべきだよ！」
…したくありません。
「損はさせないよ！」
…確実に損します。

如何に自分達の学園が優れているかを延々と聞かされること約２時間。
次は、恐怖の入学勧誘地獄です。
本当の恐怖はここからです…そして奴等の本性がさらけだされます…。

学校説明が終わると、当然の如く契約書類らしき物が…。
一応、仮契約らしいですが、かなり怪しいです。
電話では入学の意思は、問わない説明会だと言っていました。
大ウソツキです。詐欺師です。
その旨を告げると、返ってきた答えは…
「こういうことは早い方がいいと思って…。」
と、いうことです。こちらの都合はお構い無しです。問答無用です。
ですが、俺はキッパリと断りました。
それでもなおのこと食い下がってきます。
そして、ひたすらこちらを褒めちぎります。
曰く、「君はとても良い子だよ。ここで学べばきっと成功する。電話で話をした時に分かった！」
…不思議です。少し話しただけで、その人間が理解出来るとは！彼はエスパーか何かですか？
褒めれば油断すると思っているようです。
そんな押し問答を続けていると、ついに奴等が本性を表します。
キレます。褒めても効果がないと分かると今度は脅しです。もう呆れてしまいます。
「何でそんなに聞き分けが無いんだ！」
…あなた方の方がよっぽど聞き分けが無いです。
金が払えないと言うと…「働け！」と言われます。
「頑張れば何とかなる！」
…何とかなりません。ていうか誰が頑張るんですか？
大学を疎かにしたくないと言うと、
「それは言い訳だよ！」と言われます。
…正論だと思いますが。
その後は定番のセリフ…
「今、決められない奴は何時まで経っても決められない！」
「後で絶対後悔する！」
「駄目だな、君は！」
…等とお説教されます。

…三時間半経過です。
…地獄はまだまだ続きます。

…割と温厚なほうだと自負している俺ですが、さすがにイライラしてきました。
折角、説明を聞きにきてやったのに、何故か怒られています。
赤の他人に、なぜここまで罵倒されなければならないのでしょうか？
曰く、「君の為を思って言っているんだ！」
…自分の出世の為でしょうに。
…全くもって理不尽です。

そろそろ話を切り上げようと思い、俺はあくまで慇懃な態度を崩さずに、
奴等の悪徳勧誘ぶりは良く分かった事、
知り合いがかなり被害に遭っている事、
世間での評判、
はっきり言って迷惑な事、
…等を告げました。
そうすると、担当者が急に弱気になりました。
俺はもうそろそろ帰れるかな、と安心していました。

…しかし！すぐにこの考えが甘かった事を思いしらされます。

ここで担当者のもとに都合良く電話が…あったらしいです（ホントに都合がいい…）
選手交代ですね。
…暫く待つと交代要員が…
男が１人、女１人！
二対一です。

…四時間経過
…戦いはまだまだ続きます…。

さてさて、まずは男の方が喋りだしました。
また、似たような洗脳話を聞かされます。
そしてこの後、この男が訳の分からない熱烈トークを繰り広げます。
曰く、知り合いにス○ウェアでFFのプログラマーをしているヤツが居るだの、
知り合いに甲子園常連の監督が居るだとか、何故か自慢話を聞かされました。
ていうか、他人では無く、この男自体一体何なんでしょう？
話もかなり嘘っぽいですし…。
仮に本当だったとしても、何でそんな話が出てきたのか意味不明です。
要するに自分を凄い人間だと思わせて、洗脳するつもりだったのでしょう。

続いて女の方にバトンタッチです。
この女もこの女で、「今、やらなければ絶対後悔する！」
と、粘着質に言葉責めです。
…ていうか、ここに来た事自体かなり後悔しています。

とにかく、ひたすらに断り続けていたら、
またもや電話が！？
もう、バレバレです。

二人が引っ込み、現われたのは最初の男でした。
何だか顔色が良くなっています。
奥で再洗脳でも受けて来たのでしょうか？

…五時間経過
…そして、いよいよ最後の戦いが始まります。

再登場の男が発した第一声。
「知り合いの電話番号教えろ」
さも当然という顔で。
もう、救いようがありません。
俺は、絶対イヤ、と即答しました。
すると男は…
「君の為にこれだけの時間を割いて、有意義な時間を提供したんだからこのくらいの協力はして欲しい」
……彼は馬鹿ですか？いえ、むしろ…ド馬鹿です。
無理やり洗脳されそうになり、赤の他人に説教までされた五時間…。
果たして、これが、有意義な時間だと言うのでしょうか？

俺は、あなた方の悪辣な勧誘方法は知っていたので携帯は持っていない（嘘）という旨を伝えました。
すると、今度はサークルや高校時代の名簿を寄越せと、のたまいます。
当然の如く、返信用の封筒付きで。
…誰か、こいつらをこの世から消し去って下さい。

いい加減、俺も疲れていたのでそこからはひたすら無視を決め込んで、
何とか悪の巣窟から逃げ出すことができました。
戦いは終わりました…この時点で、およそ五時間半が経過しています。

…電話で一時間、監禁部屋で五時間半。
この時間は、俺の今までの人生の中…そしてこれからの人生においても最高に無駄な時間となることでしょう。

稚拙で拙い文章ですが、これが悪辣非道の詐欺師軍団ウインザードの実態です。
皆さんもお気をつけて…。

更に、後日談です。
またもや、携帯に怪しげな電話が…。
あえて出てみると…。
「初めまして！ウインザード総合学園と申します！」
……はぁ、奴等は救いようの無いアホの集まりのようです（周知の通りですが…）

…そして皆さんの書き込みに精一杯の感謝を！！
…事前に奴等の非道ぶりを知っていなかったら、どうなっていたことか…。
嗚呼！想像しただけでも恐ろしい！！

ていうか、自分の意思（洗脳では無く、あくまでも自分の意思）で入学する人はいいとして、
入学する意思の無い人にあの手、この手で責めてくるのは嫌がらせとしか考えられません。
あの勧誘方法は一種の脅迫ですよ！
まぁ、あんな勧誘方法では入学者が集まらないのは当然ですね。

中には、かなりの酷い目に遭ってしまった方も居るようで…。
痛々しいです。…俺も奴等のせいでちょっとした人間不信になってしまいそうです。

最後に…ウインザードの悪鬼どもよ！
ネット等の不評を気にするのならば、違法まがいの勧誘方法を改めろ！！
ていうか、ウザイから勧誘なんてするんじゃねえ！！
世間での評判は事実無根です…全部事実だよ！ボケ！！
今まで、どれだけの人間が貴様等に泣かされて来たのか良く考えてみるんだな！！

…長々とした文章ですみませんでした。しかし、どうしても伝えておきたくて…。
これ以上被害者が増えない為にも…。