1 :
人間七七四年:
戦国時代の宗教勢力といえば浄土真宗の本願寺や切支丹の天草一揆がまず思い浮かぶけど
(後者を宗教勢力と言っていい物かどうかという話は置いといて)
法華一揆を起こした日蓮宗
数万と言われる僧兵を擁した真義真言宗の根来衆
その他高野山、比叡山、諏訪大社を始めとする比較的大きな勢力から
紀州粉河寺の様な小さな勢力まで、戦国時代の寺社勢力は武装していたと言われる
戦国時代を時に戦い時に滅ぼされた宗教勢力
本願寺の様に歴史に大きく介入した訳ではないが確かにそこにあった宗教諸勢力を語ろうじゃないか
2 :
人間七七四年:2012/01/14(土) 14:58:06.32 ID:/sVoGeGc
3 :
人間七七四年:2012/01/14(土) 19:45:05.43 ID:3dsIZlwH
大原雪斎、安国寺恵珪、天海僧正など、
宗教勢力としてではなく、単身で世俗と渡り合う禅僧も興味深い
4 :
人間七七四年:2012/01/14(土) 19:56:33.01 ID:4LFd4BvB
>>3 雪斎や安国寺は室町期に築かれた禅宗ネットワークを大いに利用していると考えられる。
5 :
人間七七四年:2012/01/14(土) 20:08:53.18 ID:3dsIZlwH
禅宗ネットワークとは?
臨済宗、曹洞宗以外に室町時代に成立した禅宗集団があったの?
6 :
人間七七四年:2012/01/14(土) 22:36:19.22 ID:4LFd4BvB
7 :
人間七七四年:2012/01/14(土) 23:13:58.23 ID:3dsIZlwH
>>6 各地に安国寺あるけど、宗派もそれぞれだね。
あれは宗派を超えてアナタの言う禅宗ネットワークとやらの繋がりなの?
詳しく教えてください
8 :
人間七七四年:2012/01/15(日) 03:10:45.10 ID:JY0lFx2W
神仏習合の時代だから境界線も曖昧だけど、寺社勢力ということで「社」の話題も
盛り上がると嬉しいな
9 :
人間七七四年:2012/01/15(日) 03:49:30.91 ID:Ie2ExAAo
>>8 明治維新前だから伊勢だけじゃなく出雲、諏訪。
その他マイナー地方神の信仰も生きてたんだろうな
10 :
人間七七四年:2012/01/16(月) 22:39:16.83 ID:C5QoZcL7
浅間信仰とかのネットワーク網にも興味津々だ
11 :
人間七七四年:2012/01/26(木) 20:54:25.49 ID:P+Rqj+S8
面白い主題なのに伸びないな
12 :
人間七七四年:2012/01/26(木) 21:19:44.75 ID:7nIIJpyI
案外範囲が広いからな。
在地勢力としての宗門の部分と宗教勢力としての宗門の部分は
一緒に語るのは難しいし。
13 :
人間七七四年:2012/01/28(土) 04:49:31.30 ID:ugL2VBfF
「南都北嶺」は比叡山&奈良の僧兵で解るが、
高野山に僧兵なんていたか?
根来衆徒との関係は?
14 :
人間七七四年:2012/01/28(土) 06:59:26.07 ID:Jswoz5kT
高野山の僧兵は根来衆と考えてよい。
信長に協力的だったから目立ってないのかも。
15 :
人間七七四年:2012/01/28(土) 23:40:09.93 ID:CkAtxD0r
『僧兵』は江戸時代の造語。
「一向一揆」もそうだが、同時代にそういう言葉はなく、
ただ単に「寺院の武装兵」「一揆」というだけの存在だった。
16 :
人間七七四年:2012/01/29(日) 14:05:02.58 ID:0D+21/uW
かつての本能寺も、堀と土塁をめぐらせ硝煙蔵のあるようなところだったらしいね。
鉄砲の取引か何か、軍事的な理由でも信長が利用していたとか何とか。
神社といえば、鹿島神宮や富士浅間社、厳島神社も武門はお盛んだったらしい。
17 :
人間七七四年:2012/01/29(日) 22:05:49.39 ID:+GnT+Jh2
>>16 神官と武道の関係が深いなんて話をどこかで読んだ記憶がある
塚原卜伝が神官出身だし、
他にも神官出身の剣豪いたような
18 :
人間七七四年:2012/01/30(月) 01:57:01.01 ID:OTScBgCW
徳川(松平)は
新田の子孫とも、賀茂系神官の子孫とも、聞いたが・・・
19 :
人間七七四年:2012/01/30(月) 22:06:13.16 ID:GTPHhQfu
松平は南北朝の時、三河に流れていた関東で敗北した新田軍の残党、という線が濃い。
20 :
人間七七四年:2012/01/30(月) 23:12:32.46 ID:eveKy4PE
出羽の辺りの連中も元気だよね
21 :
人間七七四年:2012/01/30(月) 23:56:50.21 ID:wmM3IlKW
出羽といえば無辺さん
22 :
人間七七四年:2012/01/31(火) 07:36:52.06 ID:84uiMt1T
>>17 どっちかというと、仏教との関係の方が大きい。
元々武術って、仏教関係者(と言っても主に修験者だけど)の間で発達したのを、武士が習ったものだから。
23 :
人間七七四年:2012/01/31(火) 23:26:18.85 ID:wbGBPxP1
三島大社と箱根権現って地理的、交通経路的な近さから
お互いに影響し合ったりしてないんだろうか
24 :
人間七七四年:2012/02/02(木) 01:04:06.57 ID:1y8j49HQ
箱根権現て今は箱根神社だよね?
明治新政府は神宮寺や修験道を排除したけどもったいないことしたな
25 :
人間七七四年:2012/02/03(金) 20:50:41.66 ID:6HgHKC9p
戦国時代にやって来ていたイエズス会と幕末に来ていたフリーメーソンは関係ありますか?
26 :
人間七七四年:2012/02/04(土) 22:55:10.47 ID:I9IMzuKL
>>17 塚原卜伝の師の一人、松本政信とか?
>>18 それなら織田家も越前の織田剣神社の神官の流れだよ
27 :
人間七七四年:2012/02/04(土) 22:57:10.72 ID:qdrIJM1B
神社なら、阿蘇氏とか、鶴姫で有名な大祝氏とか
28 :
人間七七四年:2012/02/05(日) 20:29:56.75 ID:Kde3qX/o
公家、神官、相撲、伝統芸人。
この人たちは現代でもなにか一般人(旧士農工商)と違う臭いがする。
古代貴族のオーラかなんなのかは知らんが・・・
29 :
人間七七四年:2012/02/05(日) 23:18:54.86 ID:Tk6pW3cU
大和に守護大名がいない理由である興福寺もこのスレの範疇ですか?
30 :
人間七七四年:2012/02/05(日) 23:22:15.27 ID:gQu3pAeO
>>19 でも三河は鎌倉時代から足利の拠点の一つじゃね?
31 :
人間七七四年:2012/02/06(月) 14:37:34.98 ID:SMDocuag
>>30 南北朝動乱の過程で足利の拠点だった三河からは、一門衆が配下と共に根こそぎ全国に派遣され、
皮肉なことに一種の権力の空白が生じた。そこに関東などからの南朝方敗残勢力がかなり入ってきたらしい。
三河本多氏などもこの頃三河に流入したとされている。
32 :
人間七七四年:2012/02/16(木) 22:53:44.91 ID:jqHf8l4c
近所のあの寺あの社は戦国期には今じゃ想像もつかないくらいブイブイ言わせてたぜ
的な話をもっと聞きたいぜ
33 :
人間七七四年:2012/02/17(金) 18:56:22.84 ID:kaxF43qW
戦国期以来の由緒のある寺なら、ほとんどが現在よりブイブイ言わせているわな
34 :
人間七七四年:2012/02/18(土) 00:51:28.55 ID:5ZVc5VOX
>>1 西国三番の粉河寺も武装してたとかマジなんか
平安期には清少納言が石山寺と同列に絶賛してた観音霊場だが
35 :
人間七七四年:2012/02/19(日) 21:20:55.54 ID:1h4TAm0R
36 :
人間七七四年:2012/02/28(火) 23:38:09.23 ID:eo0Xsdv4
粉河寺では鈴木佐太夫が藤堂高虎に腹を切らされたそうだ。
高虎はしばらく粉河3万石だかを領していたから、城砦的なものがあったのだろう。
いまも和歌山県民が正月にテレビをつけると、必ず目にする名刹でもある。
37 :
人間七七四年:2012/02/29(水) 23:39:10.49 ID:bQK+Ao4R
ふと思ったが寺に僧兵がいたのは皆知ってる。
なら神社はどうだったの?
伊勢神社のような大きいところはいなきゃヤバかっただろうし。
北面の武士や公家侍が守っていたのだろうか?
それとも神仏習合だったから神社を守る存在も僧兵と呼んでいたのかな
38 :
人間七七四年:2012/03/01(木) 02:23:03.26 ID:/mdaut5l
神社の場合は地下人、神役人、神人、神木。呼ぶ立場によって呼称が異なる。
伊勢の場合は山田三方って自治組織があった。ちなみに伊勢商工会議所の前身。
39 :
人間七七四年:2012/03/01(木) 03:15:15.69 ID:NgYO6Ax3
そもそも「僧兵」なんて存在が『発見』されたのは江戸時代だ
40 :
人間七七四年:2012/03/01(木) 13:36:19.58 ID:sn7rrolD
もったいぶらずにその詳細を教えれ
41 :
人間七七四年:2012/03/04(日) 02:48:37.18 ID:TgM+g6dj
【和歌山】高野山で数珠を盗んだ25歳無職男を逮捕 480万円相当
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1330710062/ 54:名無しさん@12周年 :2012/03/03(土) 16:40:36.36 ID:6YuF7u5V0
宿坊の宿泊料金も高かろが、デリヘルのあねやん呼んだらえっだいタクシー代かかるしよー
夜中にひとりれナニいろてたんやいて!
ほたらえっだい視線感じんねやオイ!だえろのどいちゃーんのかえ?と思て見渡いたらビックリひと!
アルソックのあねやんやいて!部屋のすびっこへへっばりついて目ぇからビームでちゃーら!
42 :
人間七七四年:2012/03/04(日) 17:03:12.95 ID:p5UwQuWt
いや
牛若丸と弁慶の、弁慶は僧兵やでw
43 :
人間七七四年:2012/03/08(木) 21:38:27.00 ID:vK9//Qjm
だから寺社の武力を「僧兵」と名付けたのは江戸時代。
弁慶を「僧兵」と言い出したのも江戸時代以降。
44 :
人間七七四年:2012/03/08(木) 22:54:31.60 ID:jMaOTgOq
45 :
人間七七四年:2012/03/11(日) 16:09:13.39 ID:H362vKAD
『だから』じゃないだろ
明らかに言葉不足なレスだったよ
46 :
人間七七四年:2012/03/11(日) 16:17:54.36 ID:FsIV0GJn
格好つけようとして失敗した例
47 :
人間七七四年:2012/03/29(木) 10:55:45.57 ID:c/uzP+DV
比叡山、高野山、社家、一向衆、法華衆、イエズス会、日本人キリシタン
皆強い
48 :
人間七七四年:2012/03/29(木) 13:25:30.00 ID:1qnjxYhx
三井寺→寺法師
おもに延暦寺→山法師
東大寺とか興福寺→奈良法師 とかだな
49 :
人間七七四年:2012/03/29(木) 20:54:22.70 ID:topCPzXD
園城寺ってやっぱり大津や水運に影響力あったの?
50 :
人間七七四年:2012/03/31(土) 09:17:58.21 ID:/BGKpUzg
まあ寺社はたいてい何らかの形で流通、商業に関わっている
51 :
人間七七四年:2012/04/25(水) 19:26:50.64 ID:Q3JQoHVv
三井寺っすね
52 :
人間七七四年:2012/04/30(月) 23:06:59.73 ID:oLJDnlgA
>>14 物凄く基本的な質問でゴメン。
興福寺は信長の時代はどうだったの?
源平時代は最強の武装寺院だったのに
戦国では影が薄いね。
53 :
人間七七四年:2012/04/30(月) 23:15:30.40 ID:aH3j7qPl
>>52 興福寺由来の筒井とか古市とか越智とかが戦国大名化して大暴れだったわけだが
54 :
人間七七四年:2013/01/07(月) 02:15:41.25 ID:/uFUr8sX
寺社勢力 僧兵
55 :
人間七七四年:2013/01/07(月) 06:12:09.53 ID:eUhicQen
僧兵なんて言葉は江戸時代になって作られた造語。
同時代的には「悪僧」とかだが、基本武士と同一のものと考えていい
56 :
人間七七四年:2013/01/09(水) 18:57:33.62 ID:gOSMSFdv
叡山の「大衆(ダイシュ)」って表現をよく目にするな。
57 :
人間七七四年:2014/06/08(日) 17:22:18.14 ID:brUFiJ0h
神社の大宮司家も宗教勢力になるのか?
58 :
人間七七四年:2014/06/08(日) 17:38:51.95 ID:7JkYs6Kl
神社系の勢力って阿蘇とか?
59 :
人間七七四年:2014/06/08(日) 18:33:02.38 ID:MJlJaLqR
この時代の神社は寺と一体のところが多いんじゃないのか?
60 :
人間七七四年:2014/06/08(日) 23:51:58.65 ID:7WmhUYbh
あんまり語られないけど
戦国時代に一番武家的色合いの強かった寺社勢力って
越前・平泉寺なのかな?
義景や信長なんかとの色々なエピソードもあるし
61 :
人間七七四年:2014/06/18(水) 19:40:15.59 ID:kPLsOjer
保守
62 :
人間七七四年:2014/08/02(土) 02:52:04.72 ID:YDVrAcGE
奈多八幡大宮司の姫を継室に迎えたのにその侍女に手を出してしまい
その侍女と一緒にキリシタンに改宗しました大友宗麟
63 :
南無八幡大菩薩:
八幡大菩薩の光明は一つ一つ遍く十方世界を照らす。
その光明は八幡大菩薩を念ずる人を照らしてけして見捨てず御護りくださる
法然上人