戦国ちょっと悪い話8

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262人間七七四年
朝鮮陣の折、加藤清正は何故だか、自分の鎧を色々な人間に着せて、
その着こなしを批評するという、変な事をやっていたそうだ。

しかし着せる人間着せる人間、ろくに着こなしが出来ていない。
そりゃそうである。清正に合うよう作られた鎧が、そう簡単に他人に
着こなせるわけが無い。

ところが西郷壱岐と言う者が、かなり立派に着こなし、これを清正も大変に褒めたそうだ。
が、それでも

「やっぱり俺の着こなしの方が上だけどね」
と言うのを忘れなかったとか。