戦国ちょっといい話7

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865人間七七四年
徳川家康の家臣、小笠原越中が、とある罪があり大久保七郎右衛門にお預けになったことがあった。
このとき、女子で罪を得たものがあって、その女も同じく、大久保の下にお預けになっていた。

一つ屋根の下に、若い男女が二人。

小笠原越中、この女子と密通してしまった。

このことたちまち発覚し、家康の耳にも入った。
流石に家康はあきれたものの、
「もうよい!その二人夫婦にせよ!そして結婚の祝いに越中の罪を許し、また呼び出して召し使う!」
と、仰せ付けられたそうだ。


若い奴はしょうがねえなあ、という、家康のボヤキが聞こえてきそうな、そんなお話。