司馬遼太郎風に会話をするスレ

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695人間七七四年
閉口した。ときどき、横に線が引いてある。また「 」が鉛筆で書きくわえてある。
図書館から借りた「酔って候」に、である。
(共用のものにこういういたずらをするとはけしからぬ)
少々、不快な気持ちになった。
が、次の瞬間、その不快感が突然消えた。
まるでくもり空から太陽がのぞいたように、吹きだしたのである。
漢字に、ふりがながふってある。どんな難しい漢字か、とおもった。
――(土佐)に(トサ)とふってあるのである。

「司馬氏の小説の内容に負けないくらい、面白い」