1 :
豊田の中の人 ◆78TOYOTOs2 :
2 :
豊田の中の人 ◆78TOYOTOs2 :2007/02/27(火) 20:02:09 ID:TJDScziZ
2get
3 :
豊田の中の人 ◆78TOYOTOs2 :2007/02/27(火) 20:03:21 ID:TJDScziZ
誘導張ろうとしたら1000orz
ちょっと千鳥は誘導前は控えてくれると
4 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/02/27(火) 20:03:59 ID:ILMDjWZ2
盗ろうとしたがcc規制で無理やった。
5 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 20:04:20 ID:HItPgYRR
ここで新たな戦いが始まる・・
6 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/02/27(火) 20:05:14 ID:ILMDjWZ2
すまん2ゲットできなかったから1000とっただわ。
>>1 大儀である!
私の最初のレスは「もっと高い官位に就いてから考えろ」
だったかなw
8 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/02/27(火) 20:38:10 ID:ILMDjWZ2
本編はどうする?
9 :
鎮守府の中の人:2007/02/27(火) 20:40:17 ID:Oy6fNaVL
>>1 乙でございます。
そういえば、私は初代の
>>16にレスしたのが最初ですね。
>>8 1543年からスタートですかね?
10 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 20:40:29 ID:HItPgYRR
領地を決めよう
11 :
豊田の中の人 ◆78TOYOTOs2 :2007/02/27(火) 20:42:01 ID:TJDScziZ
とりあえず希望の土地を各自挙げていって、被ったら話し合いか殴り合いでw
んで初期領地が落ち着いたらルールの最終確認って感じですかね
13 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/02/27(火) 20:44:21 ID:ILMDjWZ2
対馬,壱岐を希望、もしくは安和、上総。
14 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 20:45:16 ID:HItPgYRR
遠江をお願いいたします!
15 :
鎮守府の中の人:2007/02/27(火) 20:45:34 ID:Oy6fNaVL
>>10 私は河内、和泉か阿波、讃岐を希望致します。
>殴り合いで
掘り合いは駄目ですか?
>15
もちろん無理。
17 :
狩野家の中の人:2007/02/27(火) 20:49:24 ID:p0GIclnV
お約束の伊豆…ではなく今回は若狭か讃岐が良いな。
新たなキャラで挑んでみたいし…w
今回は大名ではなく純粋な海賊で挑むか。
19 :
鎮守府の中の人:2007/02/27(火) 20:52:22 ID:Oy6fNaVL
20 :
筑紫播磨中将の中の人 ◆fkWqsaBuDM :2007/02/27(火) 21:01:32 ID:sGHLr5k2
>>10 私は隠岐を希望します。
小大名の悲哀を感じてみたいので。
21 :
狩野家の中の人:2007/02/27(火) 21:03:22 ID:p0GIclnV
公家大名…そして悪政のはて没落…有力大名に招かれて御伽衆に…。
ってのもありかなぁ?と思いますね。
あとは知恵がどす黒いのとか…w
22 :
人間七七四年:2007/02/27(火) 21:05:56 ID:K1faHGVC
ここはとある国のとある時代のお話
先の幕府は崩壊しこの国に統一権力はなく、朝廷はあるが貴族達は当事者能力無し。
武士は勝手に諸国の領有を主張してあいあらそい、天下はおおいに乱れる。
しかしてこのあらそいのなかから新しい時代が今始まろうとしていた。
>>22 採用
とりあえず一人一ヶ国で希望挙げていきませんか
甲斐希望っと
海賊兼輸送業ってのはありですか?
落ちます。
26 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 21:30:52 ID:HItPgYRR
27 :
狩野の中の人:2007/02/27(火) 21:46:20 ID:p0GIclnV
やっぱり若狭か淡路で。
若狭なら公家大名。
淡路なら野心大名。
わたしは常陸より立ち上がろうと思う。坂東の覇者となろうぞ。
29 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 22:08:03 ID:HItPgYRR
雷で家が揺れた... ( ̄□ ̄;)!!
当家は没落した羽州探題斯波家の子孫である!
出羽に再び当家の威光を轟かすのじゃ!
31 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 22:22:11 ID:HItPgYRR
一応、明日からスタートします?
>>31 ですね。明日までは各勢力も出揃うことでしょう。
33 :
薄為弘:2007/02/27(火) 22:52:49 ID:p0GIclnV
薄小兵太為弘(すすき こへいた ためひろ)
本性「橘」
出生地淡路国。
本拠地淡路炬口城。
所領淡路一国六万石。
満34歳。
34 :
芝氏元の中の人:2007/02/27(火) 22:58:45 ID:Ti0X4mlo
忍者でもOKですか?
周回遅れで申し訳ないが。
前
>>979 実はこんなのを考えてました。
1 東西決戦前、和田義通が鎮守府将軍の非を鳴らし、対抗馬に担がれそうになるも、突然卒中に倒れて死去。
2 嫡子和田義守が後継者となるも、尾張家に従おうとする義守と、鎮守府家につくべきとする叔父辻堂義範で
家中が二つに分裂。
3 分裂状態のまま、それぞれ尾張家と鎮守府家につく。東西決戦後の処分で、義守蟄居、義範が家督を継ぎ、
出羽越後の領地は安堵される。
4 東西決戦から一年後、鷹狩りに出ていた義範が何者かに暗殺される。その後、犯人は義守派の重臣と判明、
お家騒動に発展。
5 幕府が裁定に乗り出し、和田家は減封の上国替えに。家督は義範の子が継ぐ。
本当は2の後にNPC化しようと思っていたのだけど…。
36 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 23:06:24 ID:HItPgYRR
遠江って何万石?
37 :
石高一覧:2007/02/27(火) 23:09:23 ID:Ti0X4mlo
国/表高(万)/実高(万)
陸奥/173/293 出羽/87/151 武蔵/84/123 越後/41/115 常陸/75/92
近江/83/86 肥後/57/85 越中/54/81 信濃/55/78 下野/46/77
尾張/57/76 伊勢/57/70 肥前/56/69 越前/68/68 下総/37/68
播磨/52/66 美濃/58/65 上野/50/64 筑前/52/63 周防/16/55
筑後/27/54 大和/45/50 長門/13/50 土佐/20/49 加賀/44/48
三河/35/47 豊後/42/46 紀伊/40/44 伊豫/28/43 上総/38/42
備前/29/42 摂津/26/42 日向/12/42 遠江/28/37 備中/21/37
豊前/32/36 丹波/29/33 薩摩/28/32 備後/24/32 安芸/26/31
甲斐/24/31 出雲/22/30 河内/24/29 相模/19/29 讃岐/17/29
能登/21/28 阿波/19/27 美作/23/26 大隅/18/26 駿河/17/25
伯耆/13/25 山城/22/22 因幡/13/19 和泉/14/17 石見/14/17
丹後/12/15 但馬/12/14 淡路/6/14 佐渡/2/13 琉球/12/12
伊賀/10/11 安房/9/10 若狭/9/9 伊豆/7/8 飛騨/6/6
蝦夷/5/20(内府殿特別ルール) 壱岐/2/4 志摩/2/2 対馬2/2 隠岐1/1
>>35 私は和田家が芝家に付いて兵を進めた時点で、
実は仮病だった先代当主正高が旧臣を集めて
蜂起しようと思ってましたよw
我こそは小笠原範長!我が勇名はここより始まるのだ!
>>35 私のエンディング書き直したほうが良いですかね?
40 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 23:18:35 ID:HItPgYRR
>>37 乙!
おくだ くにもと
遠江大名。
本拠・浜松城
鎌倉から続く名家・奥田家の10代目当主。祖父の代には海道一の弓取りと謳われるほどの威勢を放ったが、父の代に失領。
奮戦のすえ、遠江を奪回する。再び海道一の弓取りになるべく奮戦する
歳・45
おがさわらのりなが ????〜????
河内国大名。河内飯盛城を本拠とする。信濃小笠原氏の一族と言われるが、不明。
戦乱の世に突如現れた風雲児。その先に待つのは栄光か、それとも挫折か・・・
答えは歴史だけが知っている・・・。
歳:22
政治:72
戦闘:85
采配:78
智謀:71
魅力:74
足軽:C、弓術:B、騎馬:A、鉄砲A:、水軍:C
42 :
下間の人:2007/02/27(火) 23:29:45 ID:FmAaDmK0
参加しても良し?
43 :
筑紫改め、億岐繁邦 ◆fkWqsaBuDM :2007/02/27(火) 23:31:11 ID:HUDsyTeJ
隠岐の占有を此処に宣言いたす。
奥田国元
政治70
戦闘87
統率82
知謀74
魅力77
槍A 弓B 鉄砲C 騎馬B
水軍C
46 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 23:35:03 ID:HItPgYRR
>>39 いや、あれに合わせて話を作ったので、あのままで良いです。
義通の死後の和田家のストーリーはおまけみたいなものですし…。
48 :
薄為弘:2007/02/27(火) 23:42:05 ID:p0GIclnV
薄 為弘
政治59
戦闘60
統率51
知謀98
魅力97
槍 B 騎馬 D 弓 C 鉄砲 E 水軍 D
志鎌頼政(31)
政治:89
戦闘:69
采配:85
智謀:87
魅力:71
足軽:B、弓術:B、騎馬:A、鉄砲C:、水軍:C
家臣は面倒なので前回のを流用しようかなw
まあ、この名前も前回の流用ですがw
では、落ちます。
50 :
下間の人:2007/02/27(火) 23:45:03 ID:FmAaDmK0
こちらこそ宜しくです。
キャラ設定考えておきますね。
中立路線かな・・?
今回は参加見送りかな。
前回から周回遅れが多かったし。
>>47 ああ、そうですか。良かった・・・
今宵はここまでに致しとうございます
53 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/27(火) 23:47:19 ID:HItPgYRR
>>50 中立キャラは必要ですね 戦判定やってほしいし
>>51 それは残念 いつでも参加可能ですからね
おちます
(⌒Y⌒Y⌒)
/\__/
/ / \
/ / ,へ.__, ,_ノヽ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒ / (・) (・) | | 我望みは京の都に上り
( (6 つ | ∠ 昔日の繁栄を取り戻すことにある
( | ___ | | 望みを成し遂げるためには
\ \_/ / \ 如何なる障壁も打ち破る所存
\____/ \____________
ノ二ニ.'ー、`ゞ
Y´⌒` r‐-‐-‐/`ヽ、≡=─
|; ⌒ :; |_,|_,|_,hに丿ヽ ≡=─
.|: ; : : : .| `~`".`´ ´"⌒⌒)≡= -
. |; ; ; ; 人 入_ノ´~ ̄ ≡= -
l ; ;/ // /'' ≡=─
【八田恭知】はった・やすとも(22)
幼少時は部屋に篭もり内気な人であり、一部の者にはうつけとも呼ばれていた。
権威を示し常陸の虎と呼ばれた父知虎の死後17歳で家督を継いだ。とたん覚醒し、
実弟知行を担ぐ反対派勢力を一掃し後、数年で常陸を武力統一。
上洛のため関東の統一を狙い、他国に侵攻している。
政治90
統率97
武勇92
知略94
野望99
足軽A 弓B 鉄砲A 騎馬C 水軍C
56 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/28(水) 00:05:03 ID:jy4qrotv
>>55 ちょwwいくらなんでも能力高過ぎでしょww
百目鬼谷歳(59)
政治:13
戦闘:99
采配:82
智謀:96
魅力:2
足軽:S、弓術:A、騎馬:E、鉄砲A:、水軍:E
伊賀の上忍。配下千人。他国に対する野心も、天下を望むこともない。
金を受け取ればどの大名、公家、商人にでも配下を貸す。
自国が攻撃を受けたときは20倍の敵にまでは致命的損害を与えられる。
伊賀を通行可能なのは公家、商人、僧侶のみ。
テラカオスwwwwwwwwwwwww
59 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 00:08:30 ID:OAP5ONz8
忍びの者は要り申さぬか?
60 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/28(水) 00:10:13 ID:jy4qrotv
じゃ、スタートは明日からで(結局、ルール決めなかったなぁ・・)
今度こそおちます
61 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 00:11:43 ID:OAP5ONz8
配下の特技:
狙撃、放火、暗殺(大名、公家、商人、には重症まで。家臣は暗殺可能。僧侶は対象外。)
誘拐、開門、流言、井戸に毒を投擲etc.
能力値は要らないかなと
個人的に設定するのはいいですが、戦争判定とかには影響しない方向がいいかと
>>61 忍者最強そう・・
>>64 気分ですよ 気分 いざ始まったらほとんど関係ないんですし
67 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 00:21:47 ID:OAP5ONz8
ちなみに、これは外交ゲームなので覇王タイプは不利でござる。
>>65 八田さんってあの常陸さんじゃないですよね?
69 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 00:23:25 ID:OAP5ONz8
>>66 忍者は領地拡大できませんし、官位も持てません。
それに第三者からの依頼がない限り、暇でござる(笑)。
70 :
キムジョンイル:2007/02/28(水) 00:24:32 ID:3jGdM2bV
謀反ですよ。キムヨンナムが謀反です〜
>>62助けてでありまする〜。
>>68 トリップでわかると思いますが、大和を支配していた某日和見大名です(^^)
72 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 00:28:05 ID:OAP5ONz8
>>70 では配下に命じて何とかいたしましょうか?
暗殺:二兆ウォン
誘拐:一兆五千億ウォン
狙撃:一兆ウォン
となりますが、いかがですかな?w
74 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 00:30:20 ID:OAP5ONz8
>>73 伊賀は中立でござる。
侵入者は無条件に攻撃しますが。
75 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/28(水) 00:30:33 ID:jy4qrotv
>>71 あぁ 分かりました 荒らし言ってすいません
>>67 わかりました・・・( ´・_・`)
>>75 さすがにハードだったねwしーません(>o<)
俺は大丈夫やけど、新しく来た人には荒らし言わないでね(><)
78 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/28(水) 00:43:26 ID:jy4qrotv
>>77 はっはは・・ まぁ今回もよろしくお願いします
今度こそおちます
79 :
下間の人:2007/02/28(水) 01:22:19 ID:1i25Z93d
誰もやる人いなかったらまた門徒やろうかな。
その場合は加賀予約します。
キャラの名前は前回と同じでいいか。
対馬を本拠にする倭寇。
主に朝鮮や唐を荒らすが日本では主に輸送業などをやっている、依頼されれば
暗殺や略奪もする。
81 :
奥田国元 ◆yWFEYWlu0I :2007/02/28(水) 08:57:23 ID:jy4qrotv
だいたいのメンバーは決まったのかな?
>>74 暇でしたら、今、何年とか言う役やってくれません?
82 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 10:38:29 ID:OAP5ONz8
新キャラ新鳥にて参上!(元キャラ誰でしょう?)
今回は有力武将に媚を売る貧乏公家ということでいこうかと
だれか領地エントリー一覧作ってくだせい。
84 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 10:52:20 ID:OAP5ONz8
大名/ 官職/ 領国.
薄為弘/ 淡路守/ 淡路.
八田恭知/ 常陸介/ 常陸.
志鎌頼政/ 出羽守/ 出羽.
百目鬼谷斎/なし/ 伊賀.
小笠原範長/河内守/ 河内.
奥田国元/ 遠江守/ 遠江.
億岐繁邦/ 隠岐守/ 隠岐.
85 :
百目鬼谷斎:2007/02/28(水) 10:57:14 ID:OAP5ONz8
【武鑑・改定版】
大名/ 官職/ 領国.
薄為弘/ 淡路守/ 淡路.
八田恭知/ 常陸介/ 常陸.
志鎌頼政/ 出羽守/ 出羽.
百目鬼谷斎/なし/ 伊賀.
小笠原範長/河内守/ 河内.
奥田国元/ 遠江守/ 遠江.
億岐繁邦/ 隠岐守/ 隠岐.
項龍/ 対馬守/ 対馬.
87 :
薄淡路守:2007/02/28(水) 11:26:09 ID:yy7Ui1Z5
さて…内政に励むとするかの。
/*
名前とメ欄を統一した方が見やすいかもしれませんね
名前 苗字名前[位階・官職]
メール 領地(総石高)
こんな塩梅でどうでしょう?
それとも苗字と名前の間に官職入れた方が良いですかね?
*/
↑こんな感じ?
おちます
合戦前には伊賀者をよろしく!
諜報でも活躍しますぞ。
大名/ 官職/ 領国.
薄為弘/ 淡路守/ 淡路.
八田恭知/ 常陸介/ 常陸.
志鎌頼政/ 出羽守/ 出羽.
百目鬼谷斎/なし/ 伊賀.
小笠原範長/河内守/ 河内.
奥田国元/ 遠江守/ 遠江.
億岐繁邦/ 隠岐守/ 隠岐.
項龍/ 対馬守/ 対馬.
豊田晴信/甲斐守/甲斐
【忍者ノ掟・行動制限】
忍者の活動範囲は本州、四国、九州だけです。
忍者が海賊に攻撃を加えられるのは、陸上行軍中、あるいは港に停泊中のいずれかだけです。
港に停泊中の海賊に対しては、放火のみ可能とします。陸上行軍中なら狙撃、暗殺も可です。
忍者は三位以上の公家に対しては、誘拐しかできません。(朝敵になるわけにはいかないので・・・)
女武者に対しては、狙撃、誘拐のみ可とします。暗殺は請け負いません。
【忍者の使い道・諜報編】
忍者は、依頼主である大名の所領の隣接国(大名)に侵入し、城の間取り、軍勢の様子、重臣間対立などを調査します。
遠国についても人事対立の情報を入手できますが、流言は実行しません。あしからず。
95 :
人間七七四年:2007/02/28(水) 13:39:03 ID:arFSizwr
なんだか変なスレに迷い込んだみたいだ
失礼
忍は暇じゃ・・・
98 :
朝鮮王:2007/02/28(水) 17:54:00 ID:xdgYRt02
__
/;;;;;;;;;;;;;\
/;;:::::::::::::::::::::::\
∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋
L::;;,__ ..:::ゝ
//;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ
/ ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ
/j/三三三三三三三三三三ヾ
/  ̄ ̄ ̄ ヽ
/::::::::: ヽ ホルホルホル・・・
/:::::::::: ヽ-==・-′ ヽ-==・-′ .ヽ 倭國を征服するニダ!
ヽ::::::::::::::::: \___/ /
ヽ::::::\:::::::: \/ /
ヽ::::::::::::::::: /
____>::::::::::::::::: <___
/:::::::::::::::::::::::: ::::::::: ヽ
|::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::: |
|::::::::::::::::::::::::: |
あ〜倭寇の退治に朝鮮の奴らが来ちゃったよ。
100 :
人間七七四年:2007/02/28(水) 18:24:08 ID:9DIT5YMN
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101 :
朝鮮王:2007/02/28(水) 18:27:03 ID:/q+r2C4U
/ / ゙i, ヽ
j ,ィ/ | |
lィ' ,ィ/j/ | iリ
| /l / '"` | j
リ! /,ノ _,、-''''` /リ __________
| _.._ l/ ,.--;==ミ 、 ___,.ノ /{.○-゙‐rV /
ヽ,/`ヽヽト、 ´ {,.○-`‐‐ 、,.-ト| ,ノ< ウェーハッハッハ! 見るニダ!
∧ ̄ ゙i, `ヽ,r'´ ノ. ゙、--‐''´| \ チョッパリがゴミのようニダ!!
| | ̄ ゙i ヽ、 __,,、-'" ,-、,:‐、〉 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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ヽ `ー─''''"´\\\
ヽ j\\\".;":;"." :
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.;".;": ..;.;".; ζ /_.;_/| .;".;", _ \\\ .;".;.;".;":.
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从へ从へへ从 ; ζ | Γ从 | |;:.. |从Γ | | 从へ从∠___/| :
( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;".. .;. \ |ΓΓΓ| | |
( ⌒ ⌒ ⌒ ); | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | | ( 从へ ;: |从ΓΓ| | |
Σ( ⌒( ⌒ ) ζ ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;:.;|Γ从Γ| | ( | |
( (( ( ⌒ )) ) 从 Σ( ⌒( 从へ从) ∠___/| (( ⌒ ( 从へ从)
Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| | );:; .;".;": ..;.;";":
(( ⌒ ( ( ) )⌒ );:; .;".;": ..;.;";":|从ΓΓ| | );:; .;".;": ..;.;";":
ついに涌いたか・・・
まずは畿内平定ですね。その為にも内政に励みましょう。
基本はスルーですか?
無論です
公家プレイヤーいないかな?
/*
なんと素晴らしいスレだ。ここまでだったとは。
あっしが汚すわけにはいけないな、そーっと失礼。
*/
内政に勤め、調練に励もう
戦の前に内政じゃ。
田を耕せい!
>>105 貧乏公家で従五位下少納言スタートは桶ですか?
>>110 せめて武家伝奏、従四位下侍従ぐらいから・・・・
ですね、公家プレイヤーは従三位未満ならいいのでは
114 :
梅小路義家:2007/02/28(水) 20:57:22 ID:S6NXspxi
書き込みしてもいいですか
どうぞどうぞ
あ、三位以上は上下ないです。
>>108 うん、ごめんね。そのようにたのむね〜(^^)
120 :
下間の人:2007/02/28(水) 21:19:56 ID:1i25Z93d
>>118 え・・・まじで?
待っておりますぞ。きっとですぞ。
>>118 なんだかんだいっても、もともとネタスレだしw
殿上人のほうがいいかな。従四位下侍従スタートで参議めざします。
122 :
人間七七四年:2007/02/28(水) 21:36:24 ID:woCdYq6I
>>105 ,-======-、
|n_j_ij__j__ji_j|
(´・ω・)
,ノ゙゙゙゙゙ハヽ、
`〜ェ-ェー'
part6になってから荒らしが多くなったなぁ
124 :
梅小路義家:2007/02/28(水) 22:52:44 ID:S6NXspxi
右大臣になりたい人いまするか
>>124 まだ始まったばっかりだし、右大臣になるには条件あるので駄目です
126 :
梅小路義家:2007/02/28(水) 23:03:01 ID:S6NXspxi
御上が私に官位の決め方を任されたのでおじゃりまする!
まずは港の整備より始めよう。
>>126 そんな事言われても・・。皆で決めたルールですから
129 :
勅使:2007/02/28(水) 23:17:44 ID:S6NXspxi
朝廷より書状を持ってまえりました!!
読みますか
もう俺パス・・
領内で捕れた鰻旨いの〜
131 :
薄淡路守為弘:2007/03/01(木) 01:18:46 ID:O4wj7oTw
淡州一国六万石…実高十四万石か…兵数にして二千と少し…。
さて…どうするかのぉ?
このまま小大名の方だと目立たなくて楽だがいかんせん兵数が…やはり四国に兵を出すべきか…。
…為義!!阿波に行き土豪、地侍達と交流を深めて参れ。
為義「わかりもうした。」
「菅六兵衛為義。」
為弘の弟、淡路の名族菅氏を継いでいる。どこか陰険な為弘とは違い明るく愉快な男。兵を率いるのが得意。また古流剣法の使い手でもある。
政治61
戦闘81
統率78
知謀45
魅力85
槍A 馬D 弓C 船E 鉄E
そういえば、内政に関するシステム実装していませんでしたね。
兵の出す計算ってなんでしたっけ?
>>133 攻撃側は一万石につき250人、防御側は300人計算です。
ただし、双方とも領外で戦う場合は250人です。
4万石で千人、と覚えたほうが楽かも。
奥田殿は兵数7000人です。
138 :
梅小路義家:2007/03/01(木) 09:02:04 ID:cKIh322i
奥田国元殿あなたを正四位下参議に命ずる!
140 :
人間七七四年:2007/03/01(木) 09:26:06 ID:2QeN+sPE
スレの中身はわからんが、とにかくすごい
141 :
梅小路義家:2007/03/01(木) 09:28:47 ID:cKIh322i
そちには従三位太宰帥を命ずる!
>>139 からんでかえって話があらぬ方向に進むことがあるので
からむときは自己責任でお願いします。空気に合うものだけチョイスで。
とある雨の夜、梅小路卿が暗殺された。
トリカブトの毒を塗った吹き矢によるものであったが、その死は「病死」としか伝えられていない。
百目衆が関与していたとも伝えられていない・・・・
146 :
人間七七四年:2007/03/01(木) 10:59:08 ID:e5o6L1PE
自倭乱朝鮮七載, 喪師数十万, 餉数百万, 中朝与属国無勝算, 至関白 死而禍始息
>>144 信州の土豪の調査及び内部分裂の依頼をしたいのだが。
つ碁石金
>>147 朝廷に対し、献金を致しまする。
つ碁石金
>>144 岩代国の状況を調べて頂けませぬか?
つ【金五百貫文】
>>144 三河・駿河の情勢について調べてもらいたい
つ[鰻50匹・金250貫]
152 :
磯島種臣:2007/03/01(木) 13:43:13 ID:pCz1+ndZ
>>144 ヽ、 / 思 佳
務 今 そ ! ! い き
め 宵 な ! | つ こ
よ. の た | !, い と
伽 ノ l′ た を
を ゙! ___ 丶
,,ノ' ´ ` ' /=ミ
/ 彡ll'''´
} 彡lll
ノ|L_ ! ___ {彡lノ
'- 、.....、r‐''´ }f'tr'i ''^'tォー` }j/i',|
ヽ l.| ´ |  ̄ vijソ.!
丶 └、 Fイ l′
/ ',''゙ ,,、二''‐ ,イ ケ|
, ,/. ヽ `''"´,/ ! ^|ー、
/ / _,,」、'....ィ' '|. \、__
. /./ ,. ‐'''"´ ! / , _」__ヾ',
.,'.,' /´ └ 、_ ノi ノ (、_ ``ヾ!
,'/ / ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^ `
l| ! リ `ぅ ー=、_
| | サ 〉
ト ′ ./''ー- 、,.._
| ヽl / ヽ、
| !,、 ! / ∠_
,イ ヾ' ィ 、 . / ,,ィ'´
153 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/01(木) 14:04:04 ID:veDHmk8u
和束是道
藤原朝臣、従四位下侍従
先祖はかつて山城南部に広大な荘園を所有していたが乱世で没落
家業は装束。武家の上洛や叙任に際しての装束指導料、商人への鑑定料でなんとか食いつなぐ貧乏公家。
展開次第で出世の可能性も残したいので家格設定はなしということで(一応清華以下)
隠岐は絶海の孤島故如何なる勢力が現れようとも、とりあえず好を通じておれば
攻められる事はあるまい。
155 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/01(木) 14:21:36 ID:veDHmk8u
>>149 ありがたい、内裏の雨漏りの修理にあてよう。
>>155 あと和束様にもこれを
つ碁石金
いやいや、従四位下・大膳大夫への猟官運動の支援と思ってくだされ。
157 :
薄淡路守為弘:2007/03/01(木) 14:51:05 ID:O4wj7oTw
為義「兄者、阿波には有力な土豪はおらず未だ混沌としております。」
うむ…ではまず何人かの土豪をこちら側に付けねばなるまい…三左衛門。
三左衛門「これに。」
主は京に登り朝廷に対し阿波の現状を伝えよ。
三左衛門「御意。」
この書状を朝廷に献上いたせ。
つ「四国の入り口阿波は混沌としており税を納めるのも困難な状況、よろしければそれがしが阿波を平定いたしまする。
つきましては朝廷も新鮮な魚介に困っておるでしょうから毎月瀬戸内の海産物を献上いたす。」
これで良し。
薄三左衛門為憲。
薄淡州の嫡子。文武両道の将であり将来を期待されている。
政治82
戦闘79
統率83
知謀60
魅力71
槍A 弓C 馬B 船B 鉄E
億岐家は小大名と言っても国造家でありますから諸侯の方々宜しくお願いいたす。
>>149 では、碁石金1000両分でお引き受けいたしましょう。
守護小笠原家と村上家の離間策に成功いたしましたぞ。
すぐに諏訪に出兵なされよ。援軍は来ませぬゆえ、易々と勝てましょうぞ。
>>151 三河は十八松平が相互に争っているようでござる。
駿河は守護殿が驕慢との噂・・・
>>150 伊達方、芦名方、大崎方が相互に争っている様子でござる。
(分裂している三河を攻めるか・・・。守護が愚物の駿河を攻めるか・・)
国真「父上!どちらを攻めますか?」
うむ・・。三河を手に入れ、精強な三河兵を手にいれるか・・。金山のある駿河を攻めるか・・。う〜む
>>159 うむ、ご苦労でござった。
よし、我が軍は諏訪へ進軍する!
兵4000 諏訪へ進軍
>>135 ありがとうございます。
古墳を観光地として開発しましょう。これで金銭収入が見込めそうです。
商人の方に経営を依頼しに参りましょう。
>>164 諏訪軍は兵2500(十万石)でござる。
うまく野戦にて勝利を収められなされ(微笑)。
>>163 三河なら、戦わずして手に入りましょうぞ。
なんなら吉田城、岡崎城、安城城、刈谷城に火を掛けて置きまするぞ。
>>167 /*
ボヤ程度でお願いします
*/
良し!兵四千を持って三河を攻める!留守居は国真だ!
国真「ご武運を!」
諏訪制圧も時間の問題でござる
>>166 ついては高遠城に破壊工作をして頂きたい。
余勢を駆って高遠城にも進出する予定なので
つ碁石金800両
奥田国真
国元の嫡男。父を尊敬する好青年。家臣からの信頼も厚い。
歳・21
171 :
NPC:2007/03/01(木) 21:32:58 ID:G/FtGd0n
やいやい、豊田勢め。お諏訪を殲滅する気ずら。
・・こうなっては伊那谷を抜けて高遠に篭もるのじゃ!
使い番!急ぎ高遠城に・・・え?もう見てきた?
で、どうじゃった!・・・え?城門が破壊!?
内地は色々騒がしいのう。
信繁は兵二千を率い一気に高遠城を制圧せよ
/*
家来の名前考えるのと覚えておくのめんどいのでそのまま使いますw
*/
教信「殿!十八松平の一人、松平立忠殿がお目通りを願っております!」
立忠「お初にお目にかかります。松平立忠でございます。こたび国元殿にお味方致したくまかり越しました。他の豪族供らも味方に引き込むよういたします。」
国元「左様か!助かる!戦が終わったらうぬに三河を任せよう!」
立忠「有り難き幸せ」
熊井教信
奥田家家臣。武勇に優れ、国元からの信頼厚い侍大将。
松平立忠
国元にいち早く寝返った、十八松平の者。知略に優れる
175 :
NPC:2007/03/01(木) 22:12:16 ID:G/FtGd0n
本家の役立たずどもめ。こうなっては多勢に無勢だな。
もはやこれまで。。。だがこのままでは終わらせぬわ!
お諏訪太鼓を打ち鳴らせ!!
天に高遠の名を響かせるのら!!
外は寒かろう・・熱した油を施してしんぜよう。ww
>>169 されば高遠城の門の付け根を腐らせておきましょう。
もう少しで岡崎だな!岡崎さえ落とせば三河攻略はなったも同然よ!
>>168 火は掛けておきましたぞ。
さて、御武運をお祈り申す。
>>175 伊賀者が油に火を掛けまする故、油は使えませぬぞ。
>>162 かたじけのう御座る。
しからば伊達を味方に取り込み芦名・大崎を誅せよ!
兵五千にて岩代国侵攻開始。
大将 氏家守利
政治:58
戦闘:72
統率:75
智謀:74
魅力:64
槍B 弓C 騎馬C 鉄砲D 水軍E
181 :
梅小路義家:2007/03/01(木) 22:31:27 ID:cKIh322i
馬鹿めが!!そちらが殺したのは影武者だ笑
182 :
NPC:2007/03/01(木) 22:32:43 ID:G/FtGd0n
高遠「なにっ!油が無いとな?ええ〜い、糞でも何でも
ぶちまけるのじゃ!」(糞スレより)
諏訪(さては高遠め、この期に応じて大祝を奪おうという魂胆か。)
高遠(諏訪め、何やら企んでおるようじゃが何が出来る事やら。)
諏訪「豊田に使いじゃ。諏訪家を大祝にて残すならばお味方いたす、とな。
確か甥っ子に年頃の娘がおったな。・・・準備させておけ。」
183 :
NPC:2007/03/01(木) 22:37:47 ID:G/FtGd0n
高遠「!!?火?火じゃーーっ!誰じゃ!油に火を注いだのは!
油が無いと思うたら・・一体誰が?」
/*
ID:G/FtGd0nさん
NPC(豪族)専門で参加しますか?
空白地が多いのでやりがいあると思いますよ。
*/
国元「予定通り燃えておるな。」
立忠「城内は大混乱でしょうな。私が降伏を説いてきましょう。恐らく落ちましょう。」
国元「うみ任せたぞ。」
立忠の勧告により、岡崎城は開城した。岡崎陥落により、三河の豪族は一気に奥田に味方するのであった
国元「一気に三河を取る!」
伊達家中は親子相剋のいがみ合いじゃな。
先ずは子の晴宗に密書を送り味方に取り込もうか。
大崎は伊達の飼い犬のようじゃが、何時裏切るやもしれぬな。
伊達を取り込んだら、大崎を策でおびき寄せこれを討つのじゃ!
187 :
下間の人:2007/03/01(木) 22:49:15 ID:G/FtGd0n
>>184 /*
下間の中の人です。勝手にからんじゃってごめんなさい。
お諏訪は私の故郷なものでつい・・(つд`)
*/
/*
なんと、
妙に詳しかったので、こっちもノリたくてうずうずしてましたw
もう絡みまくってくれて助かります。
諏訪のあと村上家もお願いしたいところw
*/
189 :
柏原河内守:2007/03/01(木) 22:56:51 ID:NJeLIzam
初にお目にかかります、某柏原河内守と申す者にござる。
以前、河内の小領主に仕えておったのですが隣国の大軍に攻め立てられ主家は滅亡。
某は縁者の居る和泉に身を隠しておりました。
しかし某もいつまでも隠れて暮らすわけにはいかぬと思いこの度こちらに参りました。
如何なる御仁でも構いませぬ、某に居場所をお与えくだされ、必ずやお役に立ってみせましょう。
どなたか、よろしくおねがいいいたします。
晴信「諏訪より密使だと?ふむ。」
信廉「兄上、諏訪家の娘の輿入れ、妙案と思いまするが。」
晴信「その娘と余の間の子供に諏訪大祝を継がせるのじゃな?」
信廉「御意に御座いまする。
諏訪の掌握には一番の手と考えまする。」
晴信「よし、返書をしたため、合図の狼煙とともに城内より呼応せよと伝えい。
諏訪一族は末永くこの豊田家が手厚く保護すると申し伝えよ。」
/*
暇な大名は手ごろな豪族役やるのもいいかもしれませんね
*/
>>189 確か、飛騨の国司は跡目が絶えて久しいと聞き及んでおりまするがな。
いやなに、独り言でござるよ。
>>186 芦名殿の嫡子を暗殺しておくのも妙手でございまするな(微笑)。
195 :
柏原河内守:2007/03/01(木) 23:08:47 ID:NJeLIzam
>>190殿
某に大名が務まりましょうか・・・
しかしながら折角のお誘い、他の御仁方が良いのであるなら参加させていただきます。
一応上スレ確認いたしましたが和泉国は空いておりますでしょうか?
大名/ 官職/ 領国.
薄為弘/ 淡路守/ 淡路.
八田恭知/ 常陸介/ 常陸.
志鎌頼政/ 出羽守/ 出羽.
百目鬼谷斎/なし/ 伊賀.
小笠原範長/河内守/ 河内.
奥田国元/ 遠江守/ 遠江.
億岐繁邦/ 隠岐守/ 隠岐.
項龍/ 対馬守/ 対馬.
豊田晴信/甲斐守/甲斐
和泉は多分空いてるかな?
>>196 空いてますね 八田さんは脱退しましたから常陸も空白地になりました
>>194 ふははは、何と恐ろしい事を申される(大笑)
芦名の若殿と言えば病弱との風聞で御座いますな(笑)
そう言えば伊賀の里では兵糧米は不足しておりませぬか?
お送りいたします故、里の皆様でお召し上がり下され。
つ【米俵百俵】
当家にお味方頂けるとは伊達晴宗殿は聡明な方で御座いますな。
お父上には隠居して頂き、晴宗殿が伊達家の名跡を継がれるのが
よいでしょう。
さて、晴宗殿の相続を祝い酒宴を執り行いましょう。
大崎殿もお呼びした方が良いかも知れませんな(冷笑)
>>196 /*
伊賀が中立地というのはありましだが、堺、博多も非戦中立(まだ商人プレーヤーいませんが)でいいですね。
あと京都も当然非支配地域ということで。ただし京都は戦乱には巻き込まれることがあり。
*/
/*
ですね
*/
諏訪の残処理は板垣に一任する。
残りの兵は信繁の後詰に回るぞ。
204 :
九条義忠:2007/03/01(木) 23:31:49 ID:cKIh322i
皆さんはじめまして(^O^)/
205 :
柏原和泉守家興:2007/03/01(木) 23:32:17 ID:NJeLIzam
では参加させていただきます。
新参者ですがよろしくお願いいたします。
コテハンのほうは河内守だと小笠原殿と混合してしまうので和泉守に変えました。
【柏原家興】(かしわらいえおき)
本性:菅原
出生地:河内国
本拠地:和泉千石堀城。
所領:和泉南部三万五千石。
官職:和泉守
年齢:満26歳。
家紋:丸に梅鉢
政治:62
戦闘:70
采配:50
智謀:62
魅力:60
足軽:A、弓術:B、騎馬:C、鉄砲:B、水軍:C
教信「殿。三河制圧がほぼ終わったようであります」
国元「うむ。三河統治は立忠に任せよう。三河を発展させ、尾張に備えよ」
立忠「はっ!」
奥田国元、三河制圧
207 :
諏訪家@下間:2007/03/01(木) 23:34:38 ID:G/FtGd0n
使者「殿!豊田殿より書状が届き・・・」
諏訪「解っておる。読まずとも良い。」
使者「殿!高遠めも豊田殿に使者を送ったもよう!」
諏訪「あやつも同じ事を考えたのであろう。豊田殿もこの書状と同じ
モノを高遠に渡すであろう。」
諏訪「よし!豊田軍の合図を見逃すな!!合図と供に高遠を成敗いたすのじゃ!
高遠も合図が出れば攻めてこよう!
豊田家は勝った方を神氏と認めよう!!」
諏訪(当家の秘策は姫だけじゃ。この事、豊田殿は必ず案じてくれよう。
なれば姫・・寅のような子を産むのじゃぞ・・)
/*
>村上家
上田に行くか、真田を使うか、でござるなw
*/
208 :
関白九条義忠:2007/03/01(木) 23:35:48 ID:cKIh322i
国元殿!
信繁「兄上の後詰が到着前に高遠城を陥とすぞ!
狼煙の合図じゃ!諏訪殿が開城した後一気に城内に雪崩れ込め!」
/*
>>207 上田原やるとなると板垣甘利殺さなきゃw
*/
213 :
関白九条義忠:2007/03/01(木) 23:42:31 ID:cKIh322i
国元殿は出世したいでごじゃりまするか
214 :
諏訪家@下間:2007/03/01(木) 23:50:07 ID:G/FtGd0n
諏訪「豊田家よりの下知じゃ〜っ!ギリギリまで高遠には味方の振り
をするのじゃ!」
・・・・・・・・・・・・・
諏訪「近づいてきたな・・よし!今じゃ。急ぎ門を開けるのじゃ!
開けた後には城内に潜んだ兵にて豊田家の通り道をつくるのじゃ!
天下へ続く通り道じゃ!!!急げーーーっ!!」
家臣「殿!高遠がこちらに矢を向けておりますぞ!
諏訪「高遠め!やはり同じ事をw しかーし!もう遅いわw
門は開いた。我らに門前を任せたのが間違えじゃったな。
すぐに豊田軍が流れ込んでこよう。
なのに門番の我らに矢を向けるとはw 馬鹿な奴じゃw」
/*
諏訪は良い処です。よろしくお願いします。
*/
国元「しばしは内政に尽力しよう」
清順「その次は駿河ですかな・・?」
国元「あぁ。駿河は今川家が支配している。駿河の銀山はなんとしても手にいれねばならぬ・・」
清順「今川家当主・義元はなかなかだとか・・。そしてその軍師・太原雪斎・・。手強いですな」
国元「あぁ。だが、勝たねばならぬよ」
清順「はっ」
成川清順
奥田家軍師。僧であったが、国元に乞われ軍師になる 雪斎とは好敵手
信繁「よし!諏訪殿が動いたか!一気に高遠の首を挙げよ!
降伏する兵卒は迎え入れよ!無駄な殺戮は一切赦さぬ!」
/*
諏訪良い所ですよね。
*/
217 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/02(金) 00:06:14 ID:n+YwJzN5
公卿より諸国を回って金集めをせよとの命でおじゃるが困ったものよ。
さて、どうしたものか……まずは畿内の河内、和泉あたりからいくとするか。
218 :
下間頼昭:2007/03/02(金) 00:12:48 ID:SP97CPdI
某も下間頼昭として能登にて立ち上がりまするぞ。
中立ですのでお願いいたす。
夜間専用なので昼間はお許しあれ。
朝までにキャラ設定落として逝きまする!
・・ヒマそうなのでNPCなどもやり申す所存。
219 :
下間頼昭:2007/03/02(金) 00:22:15 ID:SP97CPdI
下間頼昭(シモツマライジョウ)
出自:出羽大崎の血統。かつては専称寺の子坊主。
昭崇と名乗っていたが下間越中の供として全国行脚。
下間越中に妻子のない事から養子となり下間姓を名乗る。
齢80を越えた越中御坊にかわって諸国を行脚し信仰を広める。
立場:中立。
領地:本願寺能登一国。
目的:各地での布教活動認可会得。官位の会得。
戦略:独自の判断では他家侵攻はしない。依頼により勢力を扇動。
布教による拠点の確保。
220 :
下間頼昭:2007/03/02(金) 00:22:53 ID:SP97CPdI
・拠点確保
行脚坊主が旅先の大名家に領地内での布教活動許可、
並びに寺社設立(当家負担)を要求する。
設立された寺社は門徒の拠点となる。
・雑用依頼
依頼された雑用を行う。他家に関与する場合、他家が布教
または寺社を許可していると内容によっては断る。
武力系の依頼は忍者衆に頼みましょう。ここはあくまでも雑用。
条件:布教許可とお布施。
・門徒扇動
寺社を建てた大名が他家より武力行使を受けた場合には守備支援。
但し寺社のある領地のみ。他の領地への移動、進行は出来ない。
例え寺社を攻撃しても領地[能登]に手を出さない限り中立の立場は
変わらない。
条件:寺社設立と布教許可とお布施。
・一向一揆
包囲網イベント時のみ発令。
包囲条件を満たした大名家に対し、他家より依頼される事で
門徒拠点数箇所より決起。兵数は未定。
条件:依頼主は2カ国以上の同盟を結んでいる事。
寺社設立と布教許可とお布施も。
寺社(拠点)が無いと決起は出来ない。
出雲を攻め取りたいので御座るが、当方僅か1万石動員できる兵数も限りがある
どなたか何かよい知恵ありませぬか?
和泉守殿に援兵を依頼するのはどうであろうか。
あとは忍の者に内部かく乱を依頼すればまとまりの無い烏合の衆に成り果てまする。
223 :
柏原和泉守家興:2007/03/02(金) 00:42:31 ID:hiQi1tfU
224 :
柏原和泉守家興:2007/03/02(金) 00:44:46 ID:hiQi1tfU
/*
>>223 これはGJ!
*/
今現在国として纏まってて出兵が出来る勢力で出雲に近いのが
対馬守殿、淡路守殿、和泉守殿しかおらん状態であれば、
忍の者を用い霍乱、破壊工作ののち、北南よりの各個撃破が確実かと。
>>205 お初にお目にかかります小笠原河内守範長です。
隣国に居を構えられるとは・・・(・∀・)ニヤニヤ
後、マップグッジョブです。
>>217 これは和束様、ようこそこのようなむさくるしい所までおいで下さいました。
いきなり御用件を伺うのも無粋でしょうから、膳を用意させております。
暫しお待ちの上、お召し上がり下さい。
/*
夕方にでも落としたいのですが、息の長いロダですか?
*/
『大崎殿は噂に違わぬ暗愚さ…。誠に晴宗殿の弟ですか?』
その夜、大崎家当主宜信の病死が公表された。
合わせて、家督は兄である伊達晴宗が継ぐ事も…。
暗愚な主君に嫌気がさしていた大崎家家臣はこれに従い、
岩代国中での反志鎌勢力は芦名家を残すのみとなった…。
立忠「殿。こたびは拙者の嫡男・広忠に殿の偏諱を賜りたくまかり越しました。」
国元「ふむ。そうじゃな・・。わしの国の字を与え、国忠と名乗らせよ」
立忠「有り難き幸せ」
230 :
柏原和泉守家興:2007/03/02(金) 18:54:21 ID:hiQi1tfU
>>226 こちらこそお初にお目にかかります。
河内守殿とは隣国同士ですが・・・お手柔らかにお願いいたします。
いや、元は某も河内の出身なもので・・・
>>227 遅れまして申し訳ありませぬ
圧縮していますが中にあまり入れていないのですぐに落とせるかと思います。
>>223の勢力図は一応確認して作成いたしましたがもし何か抜けていたり間違っているようでしたらお知らせ下さい。
ご指摘があればすぐ作り直しますので。
231 :
村田造八:2007/03/02(金) 19:13:00 ID:i9neSmRx
―― 一人の男がいる。村田造八、一介の村医者。長州は鋳然寺村の出身である。
南蛮医術の習得の為、現在は河内国・多喜塾にて逗留中である。
>>230 落としました。ありがとうございます。
あと私の所領は出羽半国(明治期の羽前相当)
でお願いします。
233 :
柏原和泉守家興:2007/03/02(金) 21:11:59 ID:hiQi1tfU
>>198 ありがたく頂戴いたしまする。
では、手土産にこれを。
つ【白い粉】
>>221 当家のもの共を50人ほどお貸ししましょう。
元旦に万歳の振りをしてなだれ込めば、寡兵にても勝てましょうぞ。
/*
駿河の仮想敵は義元から氏方に変更で、雪斎もいない
*/
>>235 忝い。
それでは某と家臣250人、出雲に漁民や農民に扮して潜入致す。
諏訪を抑えたことにより、信濃での影響力は格段に増した。
ここは一気に小笠原、木曾、村上を屠るべきか・・・・。
>>235 信濃三家の情報と、流言飛語を依頼したい。
つ「駿馬50頭、碁石金500両分」
241 :
村田造八:2007/03/02(金) 22:00:39 ID:+mli0fLc
河内・多喜塾
小ヶ田洪庵(多喜塾・塾頭)「村田君、君は天下をどう見るかね?」
村田造八「は、はい。私が思いまするに、今天下は人の心の水底に眠っていた欲望が
天高く吹き上がり、その捌け口を求めて龍が如く暴れ廻っているものと思います。」
小ヶ田洪庵「ふむ… ではその龍、何とする?」
村田造八「龍は天にあって、何時までも地を這い回る事もありません。放っておけばやがて天に帰るでしょう。
しかし、あまり其の侭にして置いてもご利益が有ると限りませんが。」
小ヶ田洪庵「ほほう〜(笑)ならば、無理にでも返した方が良いかな(笑)
しからば、その役目誰が引き受けようか?」
村田造八「そ、それは… わかりませんが…; 神と同等の力を持って手綱を引ける程の人物であると。。」
小ヶ田洪庵「うむ、村田君 君は面白い人だね(笑)君と居ると私まで仏になった気分だよ」(笑)
村田造八「は、はい;;」
国元「三河は押さえた。次は駿河か・・。ふむ・・」
国真「このままの勢いで攻めますか?」
国元「たわけ。いくら、氏方が暗愚でも他家に攻められれば家臣は団結し、我らは痛い目を見る・・。」
国真「なら如何なさいます?」
国元「ふむ・・」
>>235 駿河の詳しい情勢を知りたい
つ[五百貫・蜜柑100個]
今回は兄弟で通すぞ。
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 流石兄者、しかしなぜPCがあるのかい?
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | | 神様から貰ったけど何も出来ないから飾りだよ。
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ | そうか。
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
兄者:項龍
弟者:項操
>>239 小笠原殿家中は仁科殿はじめ、国人衆と守護家が不仲ですな。離間するまでもござらん。
村上家は一枚岩でござる。小笠原殿との離間しか成功しませんでした。
木曾殿には豊田殿に付き従うのが得策と吹き込んでおきましたぞ。
>>242 朝比奈殿以外は忠誠心もないようですが、今の守護殿の力は絶大。
奥田家内紛の虚報を流し、野戦にて討ち取られるのがよろしかろう。
―二本松城下―
商人「これは一体…?」
『不服と申すか?』
商人「いえ…。しかし条件が…」
『黙ってこれを芦名家に届ければよい。さすれば…』
商人「当家が御用商人筆頭と…?」
『悪い話ではなかろう(冷笑)』
そのあくる日、芦名家の居城より訃報が届いた…。
芦名家当主森舜が急死したと言うのである…。
『まさか当主の方が死んでしまうとはのう…。
百目鬼殿は如何なる妙薬を授けてくれたのじゃ』
跡を継いだ盛氏は志鎌・伊達勢による包囲網に抗うことは
できず、遂に軍門に下る事になる。
『暫くは岩代国の人身掌握をせねばな…』
やっぱPCより茶だろ
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) おいおい、最近は茶が高いからあんまり飲むなよ
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / | | わかっているよ、なくなったら奪った奪えばいいんだろ
/ ∬ \ | |
__(__ニつ旦と二) | .|____ 兄者…すこしは自重してくれ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(u )
>>245 越後の情勢を調べて下され。
某が掴んでいるのは揚北衆が守護代と争っている事ぐらいです。
つ【銭二千貫文】
国元「このしれ者めが!我らの夢を忘れたか!」
国統「兄上のやり方は強引過ぎる!急激な発展ではいつか家が滅びまする!」
国元「だから、今川と組めと?はっ!今川は我が家から駿河を奪った仇敵ぞ!その様な家と組めるか!このたわけ!」
ワーワー!
数日後、奥田国統は小笠原等の東遠江の武将と共に決起し、国元に反旗を翻した
氏方「何?奥田家で内紛とな?この気を逃すか!余が率いて遠江に攻めるぞ!」
奥田家の内紛を聞いた、今川氏方は国統支援を表明し、5千の兵を率いて遠江に出兵した。
国元「来い!氏方!」
今は何年ぐらいですか?
浜松城
伝令「敵軍八千、磐田原に陣を敷いたよし!」
教信「目と鼻の先だな!殿、如何なさいますか!」
国元「我が方は三河の兵を合わせて、6千か・・。」
清順「今川方には猛将の朝比奈や岡部もおりまする。」
立忠「籠城いたしますか?」
国元「籠城は援軍あっての物!出陣じゃ!」
国元軍、磐田原に布陣
家臣「殿!大変で御座る起きて下され」
億岐「なにごとじゃ」
家臣「潜入がばれまして御座る。今にも追ってが参りましょう」
億岐「分かった。しかし何故露見した」
家臣「どうやら内通者がいた模様」
億岐「何者じゃ」
家臣「原田殿!」
億岐「あ奴ならばさもありなん。兎に角落ちるぞ」
家臣「お急ぎなされよ」
タッタッタッタッタッ
磐田原 国統陣
国統「兄上が陣を構えたらしいですな」
氏方「そのようで。数は我らより下回っておるよう・・。問題ありませぬよ。国元殿は討死し、貴殿が奥田家を継ぐのでござるよ」
国統「頼もしい限り!」
氏方「・・・(扱いやすい男だ・・。この戦が終わった後に始末するか。ふっふふ。)貴殿は大将でありますゆえ、後方に布陣されよ。敵は我ら今川が相手するゆえ(邪魔になったら困るしの)」
国統「左様でござるか!分かり申した!」
国統軍、後方に布陣。
今川軍と国元軍が対峙
256 :
柏原和泉守家興:2007/03/02(金) 23:17:14 ID:hiQi1tfU
さて・・・
まずは和泉の統一からか・・・
和泉の北部に根を張る細川をなんとか追い出したいのだが・・・
細川の水軍をみくびってはいかぬ・・・
>>249 国人衆は悉く守護代家と反目。
そうそう、守護代家も兄弟で争っているとか(微笑)。
守護代殿は病弱ゆえ、この薬を。
つ【白い粉】
ワァー!ワァー!
ヒュン!ヒュン!
ぎゃあぁ!
カキン!かきん!
教信「進めぇ!進めぇ!」
元信「岡部隊行くぞ!」
泰朝「朝比奈隊の力を見せつけよ!」
ワァー!ワァー!
ヒュン!ヒュン!
オォー!オォー!
伝令「教信隊後退!」
国元「清川成高を向かわせよ!支えきれ!」
国真「まだ耐えるのですか!?」
国元「まだだ!敵先鋒が敵本陣と十分離れるまで待てい!」
氏方「弱い敵じゃ!もうあんなに後退しておる!関口隊を増援に向かわせよ!はっははは」
長忠「合図はまだですな・・」
国統「うむ・・」
今川方優勢
>>257 またもや例の妙薬で御座いますな(冷笑)
先ずは揚北衆に銭を蒔き手懐けましょうかね(笑)
ひまだな〜弟者
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 兄じゃ聞いた所安房の里見家が水軍を設立したらしいけど如何する?
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / | | お前の嫁って里見家の縁者だったっけ?だからこんなこと言うのか
/ ∬ \ | | まあいいだろう
__(__ニつ旦と二) | .|____
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(u ) 感謝するぞ兄者
伝令「内科鹿昌殿討死!教信殿苦戦!」
国真「父上!」
国元「まだだ!」
家臣「敵軍はかなり疲弊したようですぞ」
氏方「うむ。後、千ほど前線に送れ」
清順「殿。今川本陣の兵の数が五百余になった由。前線も本陣と離れ申した」
国元「時なれり!狼煙をあげよ!」
長忠「殿!狼煙ですぞ!」
国統「うむ!我が軍はこれより、今川本陣を背後より奇襲する!」
おおぉぉぉ!!
おちます
>>226 ほっほっほっ、このような歓待久しぶりに受けたでおじゃる。さても上機嫌…
えっ? 何用だったかと?…おお忘れるところじゃったよ
実は隣国大和は古来より皇室領も多いのに、国は乱れ年貢もまともに上がりませぬ。
ついては貴殿に大和の守護をお願いしたいのじゃ。もちろん主上からは年貢の半済は安堵するとのことゆえ。
263 :
薄淡路守為弘:2007/03/03(土) 01:30:10 ID:rEXCUD9+
雨次郎はおるか?
雨次郎「なんでござるか父上?」
三左衛門を京に送った故そちには阿波に向かってもらう。阿波にて安宅、阿藤らの豪族と合流し阿波を平定いたせ。
雨次郎「わかりもうした。で?兵はいくつ出していただけるので?」
千じゃ。
雨次郎「たかだか千と一国を平定せよとは…父上も無茶を言いなさる。このような場合はそれがしではなく兄上に命ずるべきかと。」
致し方なかろうて。さぁ早く行け。負け戦になったらば帰ってこなくても良いぞ。
雨次郎「まったく…しょうがない…行きますよ。」
それで良いのじゃ。
薄雨次郎為親。
薄淡州が次子。戦略眼にすぐれ若輩ながら薄家の先鋒として活躍する。
政治55
戦闘74
統率89
知謀96
魅力80
家臣「殿、追っ手が近こう御座るあの洞穴に身を隠されよ。某、様子を見てまいりまする」
億岐「うむ、用心致せよ」
家臣「は!」
半刻後
億岐「遅かったではないか。如何致した?」
家臣「殿、お命頂戴仕る」
億岐「おのれ、主を売りおったか!!」
家臣「無用な戦を計られる故この様な次第になり果てたのでござる」
億岐「ひぇー」
家臣「見苦しゅう御座る。お覚悟!」
グサッ
億岐「うぐぐっ・・・・」
ドタッ
古代より連綿と続いた隠岐国造家ここに滅ぶ。
265 :
下間頼昭:2007/03/03(土) 02:03:29 ID:HwfcJvKJ
近江国:明照寺にて
頼昭「上人、まさかここまで近江が荒んでいるとは知りませなんだ。」
上人「この国は大国ゆえまとめる者がおらん。今はただ待つのみじゃ。」
頼昭「さようですか。では統治者を待っていずれまた戻って来まする。」
その時には金森の地に壮大な寺社を築きましょうぞ。」
上人「ほっほっ、それは楽しみでござるな。」
>>264 頼昭「また統治者がいなくなりましたか・・顔を会わせる事も無かったのが残念です。」
億岐繁邦の異父兄
「億岐繁邦死す」の一報に接した松ヶ枝清隆は隠岐を脱出し諸国を流浪する事となる。
ドッドドドド!!
氏方「ん?何の音だ?」
家臣「はて?」
伝令「国統殿謀反!背後より奇襲してきました!」
氏方「馬鹿な!?」
家臣「殿!本陣の兵が少なく敵を支えきれませぬ!ここは撤退を!」
氏方「うぬぬ・・!国統め!謀りおったな!」
ワー!ワー!
ヒュン!!ヒュン!!ぎゃあぁ!
長忠「氏方殿を討て!雑魚に構うな!」
三郎「今川氏方殿でいらしゃいますな!奥田家臣・三木兼片と申します。その首貰い受ける!」
氏方「下がれ下郎!」
ズバッ
兼方「うぐっ」
信布「兼方!助勢するぞ!」
ドスッ
氏方「ぐふっ。余の命運もこれまでか・・」
信布「奥田家家臣・布打信布、今川氏方殿討取った!」
氏方戦死により今川軍は総崩れとなり、多くの武将が戦死した。
この一戦により、今川の力は急速は衰えていく・・
国元「エイ、エイ」
おおぉぉぉ!!
国元「この気を逃さず駿河を攻める!」
奥田家は遠三・一万の兵を持って駿河に侵攻。
当主を失い混乱している今川家にそれに対応する力はなかった。
今川家は圧倒的な奥田家の前に降伏。
ここに国元の悲願であった、東海の覇者の座に座ることが出来た。
駿府館
国元「今後は本拠をここに移し、内政に取組む。豊田家に使者を送り、友好に心掛ける。」
豊田家への土産
つ[銀600・鰻五十・蜜柑30・塩五樽]
奥田家の方針
積極的侵攻→内政重視へ
/*
昼までおちます
*/
>>262 なんと!大和の守護職を・・・大変名誉なことと存じます。謹んでお受け致し、
必ずや帝の為、朝廷の為、大和の治安を回復して御覧に入れましょう。
これは和束様へのお心付けでございます。
つ【500貫、太刀一振り、南蛮渡来の金平糖】
朝廷にはこれをお納め下さい。
つ【3000貫】
>>239 参りましたね・・・、信濃の本家が豊田に狙われています。遠すぎて援軍など出せませんし。
かといって、見捨てるには忍びない。
荒木「殿、草の者達に妨害工作を依頼しては如何でしょうか?彼らならうまくやってくれるでしょう」
うむむ・・・あまり裏で妨害するのは好みませんが、致し方ありませんね。直ちに手配を。
荒木「ははっ!」
>>257 河内小笠原家臣荒木村範と申します。誰でも良いので、豊田家の武将を抹殺し、信濃小笠原家に
手を出させないように警告していただきたいのですが・・・。
家臣団
荒木村範 (あらき むらのり)
元は摂津の国人だったが、国主と対立し居城を失った為、小笠原家に仕える。
範長の腹心としてよく働き、家臣筆頭の座と一字を拝領した。文武に優れる。
津田重尚 (つだ しげなお)
譜代の家臣。家中では村範と双璧を成す存在。政務に優れ、分国法の制定や
普請の監督、果ては城下の町奉行までこなす。文官としての実績は右に出る者は
いない。
摂津・山城坂 とある茶店
造八は国許への帰国の途についていた。
村田造八「いや〜、暑い。あと何里程か… 秋に出れば良かったかな。」
茶店の女「おいでませ」
村田造八「茶とだんごをふ…」
茶店の女「…?」
村田造八《目鼻立ちのくっきりした顔立ちだな… 堺で見た南蛮人の様な》
茶店の女「何か?」
村田造八「あっ、い、いや… だんごを二つ。」
茶店の女「はい」
村田造八「ふぅー 考えすぎかな」(微笑)
この茶店の女こそ、後に造八の南蛮医術の弟子となる於伊禰である。
二人はまだ、その運命を知らない。
国元「領内を発展させるために、座を優遇させ市場を活気づかせよ。座は銀で抑えるか」
国元の座優遇策により、駿遠三の市場を活気を帯びた
272 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/03(土) 13:07:40 ID:BAqGzbUb
高位公家「侍従殿ご苦労であったの、よくやってくれた
さて、今度は駿府へ赴いてもらいたいのじゃ」
是道「な、なんと駿府へでごじゃりまするか? そ、それは…いや、今は方角がわるうございまする。方違の準備に時間がかかりますゆえ…」
苦しい言い訳は通用しなかった
/*
おちます
*/
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 兄者、駿河の今川家が負けたぞ、奥田軍の大勝だって。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / | | フーん、ところで弟者よ里見家の戦況はどうだ?
/ ∬ \ | |
__(__ニつ旦と二) | .|____ 小弓公方を奉じて上総を攻撃してるぞ、問題は北条家だな。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(u )
フーん。
晴信「信繁、木曾に書状を出せ。
豊田方につけば所領は安堵するが、手向かえば一族郎党皆殺しだと。」
信繁「ははっ」
晴信「木曾が落ち次第小笠原を攻める」
京、とある寺
清隆「和尚、暫くやっかいになります」
和尚「清隆殿、そうも言ってはおられませぬぞ。急いで出雲へ行かれませ億岐家旧臣が待っておる」
清隆「待っておると言われても私と億岐家との縁は切れております」
和尚「薄情な御仁じゃのう。彼らは艱難辛苦に耐えそなたが来るのを待っておるとゆうに」
清隆「・・・・・・」
和尚「行くだけ行って見れば宜しかろう」
清隆「はぁ。」
清隆は、出雲で億岐家旧臣と蜂起の準備に取り掛かる事になる。
277 :
薄淡路守為弘:2007/03/03(土) 15:40:13 ID:rEXCUD9+
為憲「父上、行ってまいりました。」
うむ。首尾はどうじゃ?
為憲「朝廷もジリ貧のようで一も二もなく承知しました。」
そうか。ニヤ
為義。兵五百を連れ阿波に渡り為親を補佐してくれ。
為義「御意。」
為憲「父上、父上は阿波を平定しいかにするつもりですか?」
阿波など小さい小さい。いずれは無鳥島全てを我が手に納めてみせるわ。(微笑
為憲「しかし阿波以外の国には有力な土豪がおります。讃岐には十河、伊予には河野、土佐には一条をはじめ安芸本山長宗我部等の有力土豪がひしめいております。」
なぁに、いずれも田舎土豪よ。わしの知恵にはかなうまいて。(微笑
為憲「さ、さようでございますか…。」
278 :
柏原和泉守家興:2007/03/03(土) 17:17:49 ID:iIaNvwpF
家興は隠岐氏の出雲出兵の手助けをすべく和泉・千石堀城にて援兵の準備をしていた。
家興「早く準備をせねば、隠岐殿もお困りであろう。」
国興「兄者!!大変でござる!!」
家興「国興か、早ぅ準備をせんか!」
国興「隠岐殿が・・・!!出雲に潜入した隠岐殿が・・家臣に討ち取られたとの知らせにございます!!」
家興「なにぃ!!」
家興「して、隠岐家はどうなった!?」
国興「はっ、詳しいことはわかりませぬが恐らく隠岐の血筋は絶えたものと・・・」
家興「なんということだ・・・・」
柏原国興(かしわらくにおき)
家興の実弟、河内で前当主に仕えていた頃より家興に付き従っている。
/*
っていうか、行き成りの参加お許しをww
*/
出雲、潜伏中
ふむ、成る程隠岐は出雲国主の派遣した代官が治めておるのか。
皆の者は億岐家の家臣であった訳だが、清隆に従うと言う事じゃな。
分かったこれよりお主等は我が家臣じゃ。
>>269 では、千両にて豊田殿配下の将、小山田信有殿を暗殺いたしましょう。
これにて信濃侵攻も遅れましょう故な。
282 :
薄淡路守為弘:2007/03/03(土) 18:46:20 ID:rEXCUD9+
為憲。帰ってきて早々だが伊賀に行ってくれ。
為憲「伊賀にございますか…して?いかにすれば宜しいので?」
うむ。百目鬼殿にお会いし阿波以外の四国各国の情勢を調べていただくようお願いするのだ。
恩賞は…そうじゃの…ここ淡路に伊賀衆の館を進呈するというのはどうじゃろうか?
なにもこの薄家専用の忍びになれと言うのではない。伊賀者の活動範囲を更に広げられるよう淡路に支部を設けようと申すのだ。
伊賀の衆にしてみれば良い誘いだとは思うがな…まぁ駄目だった場合を考えこれを持っていけ。
つ「備前長船太刀」
>>281 大晦日の夜に月山冨田城で混乱を起こして貰いたい。混乱に乗じて城を乗っ取る計画で御座る。
お代は事が成った暁に何なりと仰せ下され。
信繁「兄上、木曾より当家に下るとの申し入れがありました。」
晴信「小笠原攻めに参加するように返信せい、功あらば加増も致すとな」
信繁「ははっ」
晴信「信廉!出陣の支度じゃ!
先陣は高遠にて功を挙げた弥三郎に任せる。」
>>272 朝廷と仲良くせねばな
つ[銀800・茶200・蜜柑250]
>>281 この際、お金に糸目は付けません。サクっと殺ってきて下さい。
>>283 ようろしゅうござる。
手の内は秘密と言うことで・・・
伝令「小笠原長時、城を捨て逃亡!」
晴信「村上の下へ行ったか・・・。信繁、林城を占拠せよ。
軍を再編成し、村上が支城、砥石城を攻める!
先陣はそのまま弥三郎が務めよ!」
信廉「しかし兄上、砥石城は中々に堅城、力攻めは難しいかと。」
晴信「構わぬ!村上と雌雄を決し、信州を我が物とする!」
ふむ。揚北衆の本庄・新発田は当家の味方を
するとな。
よし、本領安堵の上、越後統一の暁には加増
致すと伝えよ!
291 :
下間頼昭:2007/03/03(土) 22:21:38 ID:HwfcJvKJ
/*
縦三国激アツですな。ドキドキしてきたよ。
*/
292 :
人間七七四年:2007/03/03(土) 22:34:49 ID:jfFVix2h
熱くなるのも良いが、挨拶してる
>>279 をスルーするのもどうかと思うぞ
294 :
下間頼昭:2007/03/03(土) 22:46:04 ID:HwfcJvKJ
295 :
下間頼昭:2007/03/03(土) 22:58:50 ID:HwfcJvKJ
・・・・出羽国にて・・・・
>>259志鎌殿
突然失礼仕る。私は専称寺にて院家をつとめさせて頂いている昭蓮を申します。
本日は我が実弟、下間頼昭の使いとして参りました。
当宗門を御領地内で正式に寺社衆としてご認可頂きたく伺いました。
とはいえ、この地には既に門徒の教えが広まっておるみたいですがw
・・・さて、話は変わりますがここに参ります前に本庄繁長なるモノより言伝を
頼まれましてな。
「一切承知。至急関の川を越え、参陣されたし。」
関川を越えたとなれば越後も時間の問題ですなw
296 :
薄淡路守為弘:2007/03/03(土) 23:11:59 ID:rEXCUD9+
家臣一「御館様!!阿波より使いです!!」
ほう。為親からか?
うむ。その書状を読み上げよ。
家臣一「はっ!!
阿波にて安宅、阿藤両氏と合流後叔父上の後詰めを得て、阿波国内全て当家に靡き候。
以上にございます!!」
左様か…ふむ。ニヤ
我が息子ながらやりおるわ。(微笑
晴信「兵七千をもって砥石城を一気に攻めるのだ!」
信廉「砥石城は城兵五百程ということです。
ただし、砥石城は堅城でこちらの被害も相当出るでしょう。」
晴信「義清の本隊が来る前に陥とさねば我らは死地にまみえるぞ。
城攻めの第一陣は横田備中、第二陣は小山田信有じゃ。」
富士川 奥田陣
国元「氏康め・・。また出てきよるか」
教信「これで何度目の対峙だろうな」
成方「三度目だな。殿が駿河を取ってからじゃな」
清順「北条は殿の駿河領有を認めないようですな。」
国元「むうぅ・・。かと」
成方「戦になれば、我が方もそれ相応の被害を被る」
国元「まだ我が家は急速な発展にまだ追いつけてはいない。無駄な損害は避けねばならぬ」
清順「ならば和睦しか道はございませぬな。」
国元「清順に全て任す。帰るぞ」
数日後、清順は小田原に向かい、北条氏康に和睦を説きこれを成立させた。
和睦条件
1・奥田は富士川より東に侵攻しない
2・国元の娘を北条家に嫁がせる
3・氏康の息子を国元に養子を出す
4・一方が危険な場合は援軍を出すこと
>>279 /*
よろしくお願いします。河内の塾に居られるのですか?
戦乱に巻き込まれないように御注意を
*/
>>286.
>>297 ( ゚д゚)
(つ/ ̄ ̄ ̄/
/ 密書 /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
(つ/ ̄ ̄ ̄/
/ 密書 /
 ̄ ̄ ̄
荒木・津田「こっちを見ないで下さい/下され」
小山田信有殿を抹殺した筈なのに、豊田は小笠原を滅ぼし、村上を攻めるようです。
津田「痛手では無かったのでござりましょう」
村上攻めの第二陣の大将が小山田信有殿なんですよ!おのれ忍どもめ!謀りおったな!?
かくなる上は、伊賀に攻め入り、女子供まで撫で斬りにし、草の根一本に至るまで余さず
焼き払い、生きるもの無からしめよ!
荒木「お、お待ち下さい!何か手違いがあったのでしょう。敵の流した流言かもしれません、
私今一度、忍の里に参り、確認をして参りますので、お待ち下さい!」
―忍の里―
百目殿!本当に小山田信有を抹殺したのですか?殿は本家の壊滅に怒り狂っておいでです。
それから、旧小笠原領と村上領に関する詳細な情報を頂きたいのですが、いかほど・・・
>>295 おお、これはかたじけない。
ならば、専称寺の寺社領として五百石寄進致しましょう。
よし、念珠関より兵二千、関川より兵五千にて越後侵攻じゃ!
国元「国内は落ち着いた・・。次は」
清順「人材確保ですな。」
国元「うむ。清順。人材を集めよ。才有る者なら何でもよい!」
清順「はっ!」
>>294 >>299 /*
一応は蘭方医を目指すキャラです。
イメージとしては幕末の、大村益次郎(村田蔵六)でつ。
*/
>>302 /*
日本初の女性産婦人科医のオランダお稲の話もしっかり入っていますね。
*/
/*
小山田信有は砥石崩れで殺します
*/
/*
この調子で志鎌・豊田の二国時代か?
*/
306 :
勅使:2007/03/04(日) 12:33:56 ID:tyMAYr1V
朝廷より書状を持ってまえりました!!お読みしますか
307 :
下間頼昭:2007/03/04(日) 13:37:00 ID:new57YnT
>>295 おお、なんと有り難い。
それでは門徒勢1万で出羽を警護いたしまする。
今後必要な雑用などは申して下され。
/*
>>302 忍者により大怪我→助かるのは医者のみ
って設定なら忍者による重要人物狙いも有りになりますね。
>>305 そりゃ奥田殿の動き次第ではw
今後奥田殿と豊田殿が手を結ぶのか、あるいは敵対かが楽しみです。
いずれからませて頂ければと思ってます。
*/
国元「国力は安定し、領内は繁栄した。そろそろ動くか」
奥田国元は松平立忠に命じ、尾張国境付近に兵を展開させた
309 :
薄淡路守為弘:2007/03/04(日) 15:25:13 ID:FWXz3iEx
さて…阿波の政は為義に任せる。為親は兵を一時淡路に帰国させ阿波の兵を調練せよ。
次なる獲物は讃岐の十河ぞ。ニヤ
小山田、板垣、甘利は戦場にて百目衆が狙撃いたしましょう・・・
というか豊田殿に無視されてしまった。
/*
対PCならともかく、NPC相手でこちらが想定してた筋書きと違うことしろとか言われても
史実に沿うなら従いますが、林城は戦闘が無かったので武将を殺しにくいのですよ。
もしくは下間殿のように、小笠原の中の人でもやってくれるなら良かったのですが
待ってても特に動きが無かったので、史実通りに進めました。
*/
/*
上田原もすっ飛ばしてますからね
甘利板垣小山田は砥石崩れで殺します
*/
それがしも用済みのようで。
では、さらば。
/*
忍者株売出し中。
*/
/*
というか辞めるとか言われると困るのですが
小山田信有ご指名なので砥石城でと思ったんです。
名指しがなければ適当に処理しましたが。
*/
316 :
柏原和泉守家興:2007/03/04(日) 19:10:21 ID:3qlZVzI5
317 :
下間頼昭:2007/03/04(日) 20:35:18 ID:new57YnT
>>316 初めてお目にかかります。某は本願寺の僧でございまして
我が宗門を寺社衆としてご認可頂く為に諸国を行脚しておるモノです。
さて先ほど城下町にて変わった茶人を見かけました。
隣国の大名様などを誘われて茶などなされてはいかがでしょう?
>>305 私を忘れてもらっては困りますね(・∀・)ニヤニヤ
>>柏原殿
和泉北半分を山分けに致しませんか?我らが同盟を結べば、畿内に敵は
居りませんよ?良いお返事を期待します。
>>313-314 /*
私のせいで申し訳ありません・・・。
どうかやめないで下さい。
*/
/*
>>313 大名に復帰して下さい!
*/
国元「伊丹康高に水軍を設立させよ!精強な奥田水軍を造るのだ!」
/*
想定外の絡みの発生は有りがちなこと。うまくこなしていかないと。
私も前シリーズでの志鎌氏との絡みは予定外で、本当は野田の死後堅田衆は芝派につかせる予定でした。
結果的に後日譚がおもしろくまとめられてうれしかったのですが
*/
/*
>>320 いや、なので砥石城でイベント消化しようとしたのですが・・・。
殺さないで小笠原家の林城攻略がまずかったんですかね。
*/
>>307 おお、ならばいま少し兵を出しますかの。
越後平定の暁には、出羽専称寺領を倍増。
更に越後での布教の支援も致しましょう。
/*
>>313 どうか止めないで下され
>>316 またまた乙です
*/
324 :
下間頼昭:2007/03/04(日) 22:29:19 ID:new57YnT
>>322 昭蓮「重ね々お礼を申し上げまする。お公家様には弟、下間頼昭より
宜しくお伝えしておきますぞ。」
>>319 突然の訪問をお許し下さい。手前、宗門の認可を頂きたく
諸侯を旅するモノでございます。
奥田様に在られましては早くも東海一の弓取りなどと噂をききまする。
また他国への手段もさるものながら、領内の内政に常時取り組むお姿、
この下間の目には次なる天下び・・・いや、滅多な事を言うものでは
ありませんね。これは失礼しました。
しかし度重なるご出陣、御領内では民百姓や門徒衆の不満も出ておりまする。
特にここ三河では早々に手立てを施されるが宜しいかと存じまする。
/*
>>313 そろそろ春王丸様も元服なさりまするぞ。
*/
>>324 そのような見え見えの世辞はいらぬ。
・・三河は一向の盛んな地。御坊と仲良く致せば三河領民はわしの命に実直になるか・・。
ふん。三河の更なる一向宗の発展を認め、遠江・駿河への布教を許そう
326 :
下間頼昭:2007/03/04(日) 22:57:07 ID:new57YnT
>>324 下間頼昭「これはこれは。国元様のご機嫌を害してしまったようですなw
三ヶ国に渡る布教許可、感謝の言葉もございませぬ。
我ら門徒衆中立でござるが、懇意にして頂ければ御領主様の
命に従いまする。」
(三河は過激な連中が多い。国元様がヘタに刺激なさらねば
良いが・・・・)
尾張国境付近に展開している三河勢を一度もどすか・・。
朝廷に物品を献上致そう
つ[茶100・銀300]
豊田殿には
つ[塩28樽・海産物100箱]
328 :
下間頼昭:2007/03/05(月) 00:48:31 ID:mtqCjXVq
・・・三河:勝鬘寺・・・
ここに三河三箇寺より坊主の集いがあった。
勝鬘寺上人
「此度、奥田様が尾張進出を一時取りやめた件、いかに見る。」
本證寺上人
「ふむ、相次ぐ戦に明け暮れる奥田様に対しての例の決起も
一先ず中止いたしますか。」
上宮寺上人
「奥田様が我ら門徒を正式な寺社衆として認めなさったという
話も嘘ではなさそうだ。」
勝鬘寺上人
「戦に明け暮れて足元を見なんだ何時かの公家武将とは違うようだな。
暫く様子を見ましょう。国が潤うならまた私供も協力しようというもの。」
国元「領内の年貢率を定める。我が領内は四公6民と致す。それと領内の至る所に目安箱を置き、領民の不平・不満、希望・要望等を身分関係なく箱に入れられるようにし、領内が更なる発展するように致す。早川桑成!そちに領内総奉行に命ずる!わしの期待を裏切るなよ!」
桑成「はっ」
330 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/05(月) 09:52:24 ID:8vh8/67F
>>327 このたびの軍功ならびに献金まことに珍重にて、朝廷より従五位上・右馬頭叙任の沙汰があった。
至急に主上、上卿への礼銭を用意し使者を上洛させよ。
なお、使者の装束は当家にて準備するゆえ、その費用五貫もあわせてお願いしたい。
>>330 謹んで御拝領いたします。
国元「右馬頭任命の御礼の為にわしは上洛致す。」
国真「上洛ですか・・。大丈夫でしょうか。」
国元「心配はない。尾張の織田信秀とは誼を通じておるし、美濃・近江の大名とも友好関係じゃ。銀755・海産物多数・鰻・蜜柑・茶を100箱を朝廷に献上するために持っていく。」
清順「銀をそんなに持っていかれるので?」
国元「採掘衆にはしばし休憩を与えよ。銀だけで国は潤えぬよ。市場を重視させ、財源を蓄えよ」
清順「はっ」
国元は駿河・遠江兵5千を率いて、京に向かった。
さて、和泉は柏原殿の出方次第として・・・摂津も我が物としたいものです。
細川、池田、伊丹、本願寺・・・群雄割拠といった所ですか。バラバラなら組し
易いというものです。
荒木「まずは芥川城を攻めましょう。本願寺を除けば、摂津最大の拠点ですここを
陥落させれば、後は取るに足らない城ばかりです」
津田「兵力・物資共に充実しており、いつでも出陣はできまする」
奇貨置くべし・・・出陣の下知を出しなさい!大和国人衆にも早馬を出しなさい!
更に荒木は摂津に居る縁故の者を語らい、味方に付けてきなさい。総員かかれ!
摂津侵攻軍(15000)
先 陣:筒井順慶 (2500)
第二陣:津田重尚 (2500)
第三陣:小笠原鴨冬(2500)
第四陣:小笠原之康(2500)
総大将:小笠原範長(5000)
小笠原之康 (おがさわら これやす)
範長の弟。権謀術数に優れる一方で、茶の湯や連歌も嗜む風流人。性格はわりと軽い。
大和の差配を任されており、寺社や旧家の持ち込む面倒な訴訟を裁き、兄の新秩序を
普く知らしめている。
小笠原鴨冬 (おがさわら かもふゆ)
之康の弟。温厚篤実な人柄で、皆から信頼が厚い。兄達と同じく、茶道・連歌を嗜み、
書道もこなす教養人。その教養は兄達を凌ぐとも言われ、朝廷や他家の使者を接待する
際には彼の教養が重宝される。
尾張 古渡城
信秀「奥田殿。このようなむさ苦しい城によう起しになられた。」
国元「いやいや。このような歓待を受け、嬉しいかぎりでござる」
信秀「いやいや、我らは少し前まで争っていたのですから、この程度の馳走で勘弁をば」
国元「はっははは。上洛したれば、朝廷に奥田殿の事良く言っておきますぞ」
信秀「それはありがたい!はっははは」
翌日、国元は古渡城を後にし、京に向かった。
国元「・・・(信秀の倅・・将来が楽しみじゃ)」
/*
>>334 訂正
×朝廷に奥田殿の事良く言っておきますぞ
○朝廷に織田殿の事良く言っておきますぞ
336 :
薄淡路守為弘:2007/03/05(月) 13:50:51 ID:tZppjtt9
讃岐の十河の様子はどうじゃ?
為憲「なかなか確固たる地盤を築いているようです…しかし…。」
しかし?なんじゃ?
為憲「讃岐十河家はまだ当主交代をしたばかりで、現当主雅則の弟雅俊は跡目争いに破れ、今は大人しくしていますがまだ野心の火は消えていないようです。」
そうか…ニヤ
為憲!!讃岐へ行き十河雅俊を口説き落とせ!!
為憲「はっ!!」
この日為弘は四国全土の大名、国人、土豪、地侍に向け書状を発した。
四国諸家に提案いたす。当家は四国全土の平定を目指し邁進しております。されば当家に御味方頂ければ本領は安堵、さらに功あらば加増もあり得る。当家と共に天下を目指す者は名乗りをあげよ。
この為弘の書状に有力どころでは讃岐で十河雅俊、伊予で来島通康、土佐で長宗我部親子呼応した。
/*
改名しました。
*/
月山冨田城裏手
「城中では酒盛りの真っ最中のようじゃ」
京
やっと京に着いたか。
皆の者!乱暴・狼藉はならぬぜ!反した者は死罪じゃ!
なればまずは公家回りに行くか
339 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/03/05(月) 18:34:06 ID:2YHURy0/
/*
今のところ海賊は要らないみたいですので別のキャラを演じます。
*/
341 :
下間頼昭:2007/03/05(月) 19:08:48 ID:mtqCjXVq
下間越中。既に80を越える生き仏で今や歩く事さえままならない。
しかしここ本山石山にての武装決起を耳にはさみ、輿に乗って出向いていた。
石山衆「ええい、同じ門徒でありながら何故に拒みまする!?」
下間「ふぉふぉ、世を乱してはならぬ。。我らは大名家では無いのじゃ。。」
石山衆「しかし下間様!奴らは摂津に本山があると知って進軍しておる
のですぞ!!」
下間「・・まずは話の場を設けるのじゃ。。ここまで準備が出来ておれば
戦は話の後でも遅くはあるまい。。」
石山衆「何を悠長な!?こうしている間にも奴らは迫っているのですぞ!
先ほどより摂津内の諸侯から決起の催促が後を絶ちませぬ!」
下間「一体どうしたモノか・・・しかし摂津も諸侯がこうまで乱れてしもうては
本願寺の威信にかかわるというもの・・何とか顔を立てたいモノじゃ。」
下間「ふぉふぉ、では今一度ワシが話してみよう。。しばし待っておるのじゃ。」
かくして輿に乗って小笠原之康殿の下へ向かう下間越中であった。
342 :
下間頼昭:2007/03/05(月) 19:10:44 ID:mtqCjXVq
/*
>>339 是非是非!関東も狙い目ですぞっ!
*/
月山富田城裏手
ワァー ワァー
あの声は、始まったようだぞ。
ガガガガッギーッ。
裏門が開いた一気に城将を討ち取るべし。
>>343 月山富田城内にて
侍大将「ヒック・・飲みすぎたようじゃい。ところで騒がしいの。
一体何事じゃぃ」
足軽「た、大変でござる!大事でござる!」
侍大将「ヒック、うぃ〜、落ち着いて仔細を述べりゃれりょる・・」フラフラ・・
足軽「おぇっぷ、敵は塩谷より来たり。七の曲がりを登兵、三の宮に迫って
おりましゅりる・・フラ〜、フラ〜」
侍大将「がはははっ!!手前はちと飲みすぎたようじゃのww
わしゃもう一眠りする故、すぐそこまで敵が来たら起こし・・・Zzzzz」
京
後は和束殿か・・。衣装を貸してもらわねば
三河三箇寺、それぞれの寺社にて
門徒A「奥田殿が上洛したぞーっ!今こそ決起の時!」
門徒B「おおぅっ!我らが底力を見せ付けるのじゃ!!」
門徒A「奥田殿の民百姓に対するあの態度っ!!」
門徒B「全くじゃっ!!」
三河三箇寺、それぞれの寺社にて
門徒A「おうよっ!四公六民なぞ聞いた事もないわい!」
門徒B「奥田様の留守は我ら門徒衆でお守りするのじゃ」
門徒A「奥田様こそ我らの殿様じゃ!」
門徒B「えいえいおーーっ!」
>>347 松平家臣「殿。一向衆の寺で不穏な動きが・・」
立忠「何!・・・不満があるなら目安箱に投函すれば良い物を!一向は平穏を乱す気かっ!念のため、各城に臨戦態勢をとれと命じよ」
家臣「はっ」
門徒A「おい見ろ、各城でも奥田様の兵が立ち上がったぞ」
門徒B「いやなに、我らが奥田様についた事に感激なされたのだろう」
門徒A「・・・ちょ、何か様子が・・・え?」
門徒B「・・・・??
立忠「その方、一向衆が寺に行き、真意を確かめてまいれ!謀反の意志あるかないかと!」
家臣「はっ」
352 :
柏原和泉守家興:2007/03/05(月) 20:01:55 ID:8rjGsce5
なんか少し来なかったあいだに話がかなり進んでおりますな・・・
>>318 (うむむ…流石は朝廷より大和守護を命じられるだけあって堂々としたお方じゃ、何か裏がありそうな気もするが・・
しかし同盟案を蹴って敵に回すにはあまりに強力…下手にことを起こすのは不利のようじゃ)
家興「わかりました、河内・和泉領国同盟を結ばせていただきとうございます、
使者に書状と河内守殿への贈物を持たせて河内へ送りまする。」
つ【500貫、和泉の海産物】
>>338 遠江の奥田が東海一帯を統一し京へ上洛したと・・・!?
遂に天下に号令をかける気か・・・?
>>345 城内
「ハハハッ悉く酔い潰れておるではないか。逃げる者にはかまうな」
>>351 奥田国元の留守を護ろうと決意した門徒衆。
しかし奥田家家臣の目に写ったのは武装した門徒衆であった。
>>353 侍大将「ん?なんじゃ、ワシはまだ夢を見ておるのか?」
侍大将、酔いの眠りから醒める。
侍大将の目に映ったモノ、それは槍を自分の面先に突き立てた
複数の兵士だった。
>>354 松平家臣「こ、この物物しさはなんでござる!?ま、まさか本当に反乱を!?」
さて、公家衆に御礼の品も渡したし、朝廷にも献上した。駿河に帰るか。
何!?一向衆が反乱の動き!?何かの間違いだろ!・・・立忠、早まるなよ・・!
/*
>>355 このまま勘違いで史実通り三河一向一揆もありだけど
今回の門徒は中立なので回避しますw
*/
門徒A「ちょ・・まって・・・」
門徒B「わ、私達はただの百姓の集まりです。」
奥田家臣「では手にした武器は何と説明いたす?」
門徒A「武器・・?こ、これは鋤に鍬。私達は百姓ですから・・ハハw」
奥田家臣「ではこの人数は何と説明いたす!」
門徒B「お、・・お祭りでござります、お侍さま。今年の豊作を願ってですな;」
門徒A「そう、お祭り。それ。殿様がじょうらく・・だっけ?それを祝ってw」
奥田家臣「では何故門徒の寺に集結しておる!!」
門徒B「それは、その・・お寺の境内をお借りしようと思いまして。お祭りだし・・」
>>357 松平家臣「殿!祭との事!」
立忠「なんと紛らわしい!臨戦態勢解除!兵を退け!殿にも問題なしと早馬だせ!」
侍大将「・・つかぬ事をお聞きしますが部屋の前に足軽がおりませなんだか?
ワシを起こすよう申し付けたのじゃが・・」
松枝家足軽「目出度い奴じゃ。この二の丸におるのは御主だけじゃ。」
侍大将「・・・・・・・・・」
侍大将は再び眠りに入った。
>>359 家臣「殿、此処には居りませぬな」
清隆「敵将塩治掃部介は本丸か?本丸に急ぐのじゃ掃部介を逃がすな!」
361 :
異国人 ◆urdfmZmGvk :2007/03/05(月) 21:04:59 ID:6hjH/qy6
うう……痛え、ってかここはどこだ?
記憶が正しいければ船に乗って嵐のせいでふねから落ちたんだよな?
じゃあ何で俺は生きているんだ?
まあいいか、生きてれば何とかなるし。
362 :
奥田国元[従五位上・右馬頭] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/05(月) 21:06:28 ID:qR9olQSk
何と間違いとな!?はっ!立忠の勘違いか!
畿内で戦か・・。少し見てくるか
奥田軍五千、和泉へ
>>352 和泉守家興様の御家臣ですな?
私は紀伊の鷺森御坊より了賢様の使者として参りました。
紀伊の国は他国同様荒んでおりまして、最近では我ら門徒から
も雑賀衆なる荒々しきモノも世に出て参りました。
聞けば河内守様と誼を持たれるとか・・・・
同盟が成された暁にはどうかこの紀伊を、紀伊の門徒衆を
導いては頂けぬでありましょうや?
我ら紀伊門徒一門、必ずやお役に立って見せましょうぞ。
>>360 塩治掃部介「はぁ、はぁ、味方はどの位残っておる!?」
家老「殿・・もはや本丸に残っているモノのみと思われまする。」
塩治掃部介
「・・もはやこれまで。さりとて、そちら家臣はワシと供に来てはならぬ。
こうなれば我が首印を持って投降するのじゃ・・」
家老「な、何と言う事を申されるのじゃ!者供!殿を足軽に装して
城内より逃がすのじゃ!」
家臣「はっ!!」
塩治掃部介
「ふん、そちもだいぶ酔うたらしいのぅ、もはやワシの首無しに本丸より出る事は適わぬ。
おい、そこの足軽、ワシの首と引き換えに家臣を許されるよう松枝殿に申して来い。」
足軽「いや・・しかし・・」
塩治掃部介
「そちも家族がいるであろう?それに皆はこれからの松枝殿に必要な人材じゃ。
ワシの忠臣であれば解ってくれるはずじゃ。」
家臣「殿・・・;」
365 :
異国人 ◆urdfmZmGvk :2007/03/05(月) 21:25:37 ID:6hjH/qy6
浜辺を探索して……
いろんなのが流れてきてるな……船も無事じゃないだろうな
ハア〜これから如何しようかな。
注
異国人ゆえ日本語が解りません。
>>362 門徒「・・・と、以上が三河での騒動です」
下間「なんとw とにかく奥田様に迷惑をかけたようじゃ。
侘びをかねて奥田様には忠義の証に1505貫を献上する。」
門徒「!!そんなに・・」
下間「よいのじゃ!」(・・布教が広まったお陰で懐が重くてかなわんw)
/*
>>339 これはまた異なキャラをw
*/
京
なんだかんだでまた京に戻ってきたな。京の荒れ模様は凄いな・・
368 :
異国人 ◆urdfmZmGvk :2007/03/05(月) 21:39:05 ID:6hjH/qy6
/*
>>366 小野忠明と共演させていと思います。
*/
369 :
神子上 重 ◆urdfmZmGvk :2007/03/05(月) 21:42:28 ID:6hjH/qy6
ううむ……昨日の台風は酷かったな、畑も荒れてしまった
>>341 兵士「之康様、下間頼昭様が面会を求めております」
之康「何?頼昭和尚が?兄さんじゃなくて俺に?」
兵士「はあ、どうもそのようでございます」
之康「何だろ・・・和尚、お待たせ致しました。範長が舎弟之康です、御用件は何でしょうか?」
>>352 これは祝着至極・・・。柏原殿のようなお方と同盟が成立し、非常に感激しております。
摂津の平定が終わり次第、共に北和泉の細川を挟撃致しましょう。我らの鉄壁の同盟
の前に細川も平伏して許しを請うに違いありません。
>>362 津田「殿っ!殿っ!飯盛より早馬が!上洛している奥田勢5000が領内に侵入、和泉を目指しているとの事!」
なっ!?河内の守備兵を全てかき集めて、防衛に当たりなさい!土足で人の領地を踏み躙って良い訳がありません!
一人として生きて帰すものですか!
河内防衛軍(5700)
大 将 :遊佐宣頼
二の丸 守将:安見賢重
御体塚丸守将:箸尾敬治
遊佐宣頼 (ゆさ のぶより)
元畠山家臣。範長が畠山を攻めた時に賢重と共に真っ先に降伏してきた。
小笠原家仕えてからは主に防諜関係を担当している。
安見賢重(やすみ かたしげ)
元畠山家臣。範長の河内平定軍に宣頼と共に降る。主に対外外交に従事しており、
合戦の事前工作や後始末に辣腕を振るっている。
箸尾敬治(はしお ちかはる)
かつては国人だったが、範長の直臣となる。物資の調達と持久戦を得意としており、
防衛戦に彼を外す事はできない。
371 :
神子上 重 ◆urdfmZmGvk :2007/03/05(月) 21:49:25 ID:6hjH/qy6
誤爆した。
浜辺
ううむ……昨日の台風は酷かったな、畑も荒れてしまった。
ハア〜まあくよくよしても仕方ない、ん?なんだあの肌黒い人は?
下男にには利用できるだろう。
京 奥田本陣
家臣「田中中盛なる御人が面会を求めております」
中盛「お初にお目にかかります。田中中盛でございます」
国元「ふむ。中盛とやらわしに何のようじゃ?」
中盛「はっ!是非とも某を家臣の列に加えて頂きたく!畿内の地理に明るく、公家にも顔が利きまする!何卒!」
国元「ふむ。良かろう!励め!」
中盛「はっはー!」
>>370 奥田軍、和泉を素通りし、摂津へ
国元「本願寺へ挨拶致すことにするか」
373 :
下間頼昭:2007/03/05(月) 22:12:42 ID:mtqCjXVq
>>370 お目通り叶いましたるは恐悦至極に存じます。
聞けば之康様は寺社における諸問題を裁く手腕は天下一品を伺っております。
早速ですが此度の貴軍行進、摂津石山本願寺では蜂の巣をつついた騒ぎとなって
おります。なれど今此処で小笠原家に退かれては摂津はいつまでも統一されません。
我ら門徒衆は中立なれば防戦以外に戦をするは門主様の言伝に背く事になります。
ですが本山の方々も自治領を護らんと是必至。
ついては寺社衆を取仕切る之康様の御心中をお教え願いたくはせ参上。
小笠原家きっての知恵者と存じておりますれば、お手並みを拝見しとう存じます。
>>364 清隆「掃部介はまだ見つからぬのか?」
ガヤガヤ ガヤガヤ
家臣「殿ー。塩治殿の使いが参っておりまする」
清隆「連れて参れ」
足軽「わ、我が殿は自らの命と引き換えに家臣の命を助けて頂きたいとの仰せでござる」
清隆「うむ、成る程。使者の方帰って掃部介殿に伝えよ。天晴れな覚悟で御座るその命無駄にはすまい
約定を守り兵の命は保障しよう」
375 :
薄淡路守為弘:2007/03/05(月) 22:58:41 ID:tZppjtt9
十河雅俊が内応か、讃岐陥落は間近よな。
伊予では河野家の親類である来島通康が答えた、伊予は通康殿に任せておけばそのうち手に入る。
問題は土佐じゃ…長宗我部以外の一条、本山、安芸等は降る気も無いらしい…さらに長宗我部の御曹司は姫和子と揶揄されているようじゃし…う〜む…いかにしたものか…。
為憲「心配には及びませぬぞ父上。」
何故そう言えるのだ為憲?
為憲「長宗我部の姫和子こと元親殿は今に化けまする。あの目は怯えた兎の目ではなく、時を待つ狼の目にございました。」
さようか…まぁそちがそう申すのであれば土佐は今しばらく長宗我部の切り取り勝手と致そう。
長宗我部に狼有りか…狼とて飼い慣らすことが出来れば立派な番犬に成り得る。(微笑
ふむ…そういえば対岸の摂津では石山本願寺がなにやら騒いでおるのぉ。奥田とか申す東海道の出来人のせいか?
まぁ本願寺などどうでも良い。ここは出来人に媚びを売るのが上等じゃろうて。ニヤ
太郎左衛門!!
太郎左衛門「はっ。」
奥田殿の陣に参りこの歌を吟じその後これを渡せ。
春風を
この身に纏い
君を待つ
梅の花散る
夜は悲しき
つ「胴田貫の名槍」
ふむ。本願寺も忙しそうじゃな。しょうがない、駿河に戻るぞ
377 :
薄淡路守為弘:2007/03/05(月) 23:15:40 ID:tZppjtt9
太郎左衛門「何故槍だけではなく歌を?」
わからぬか?槍だけならば簡単じゃがそれではただの武骨者と思われ侮られる。
歌を付けることにより淡州薄家は文武両道の家と思わせることが出来るのじゃよ。
太郎左衛門「なるほど。」
わかったらさっさと行け。
長十郎「殿…何故それがしにお命じくださらなんだ?」
長十郎か、主にはこたびの仕事は無理じゃ。人には得手不得手がある。そんなことより武芸に励め。
長十郎「はっ…。」
逸見太郎左衛門昭貫。
薄淡州の知恵袋。未だ若輩ながら為弘のもとで文の道を学んでいる。次代の筆頭家老候補。
魚住長十郎泰道。
薄淡州の守り刀。武芸に輝きありと為弘が拾い上げた孤児。今は淡路の土豪魚住家に養子入りしている。次代の先駆け大将。
むむむ…。越後守護代の長尾家は流石にこちらには靡かぬか…。
まぁ良い。村上城に兵八千を入れ、本庄殿、新発田殿と共に
中越の諸城を威嚇せよ。
379 :
人間七七四年:2007/03/05(月) 23:19:08 ID:qR9olQSk
>>375 何?薄殿から文と送り物が?・・ふむ。これを薄殿に送ってくれ
尾州の
虎と戯れ
春を待つ
東風感じ
新風近し
(意味・尾張の織田信秀を春までには滅ぼす。あなたに私の噂が聞こえる頃には京にて天に号令をかけているでしょう)
381 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/05(月) 23:24:58 ID:8vh8/67F
今小路中納言「官途発給はおいしい仕事じゃの。侍従殿も少し潤ったでおじゃろ」
是道「はい、奥田殿のよろこびようもこのうえなかったでございます」
今小路「これをビジネスモデルにもっと儲けるでおじゃる。
つぎは甲斐か?、淡路か?それとも出羽の大田舎か? ほーっほっほっほ」
是道「……」
382 :
薄淡路守為弘:2007/03/05(月) 23:33:20 ID:tZppjtt9
昭貫「…とのことです。」
ははは。奥田殿がのぉ…くっくっくっ。(微笑
昭貫・泰道「殿…?」
良いか昭貫、泰道皆に伝えよ…励めぃ!!奥田家が東海道の出来人ならば、当家は南海道の知恵者じゃ!!
皆知恵を巡らせ粉骨砕身し四国を一刻も早く平定いたすのだ!!
こうして薄家は四国平定に没頭していくのであった。
383 :
柏原和泉守家興:2007/03/05(月) 23:40:31 ID:8rjGsce5
>>362 なっ…遠江の奥田軍が…この和泉へと向かっているだと…!!
あ…あれ…? 駿河へ帰った!? よかったよかった…
>>363(以下使者の視点)
如何にも、某柏原和泉守の家臣に御座る。
なんと…わが主に紀伊の門徒衆を導いて頂きたいと…!いやいや失敬、あまりのことに驚いてしまいました。
我々も雑賀衆にはほとほと困っておりまする。
今回めでたく河内守様との同盟が成立したゆえこの事帰り次第主に進言いたします。
わが主和泉守は普段より仏の教えを信仰しておられるゆえ門徒衆の皆様と紀伊をきっと良い国になさるでしょう。
駿府城
清順「無事の帰国おめでとうございます」
国元「うむ。・・三河では騒ぎがあったらしいがな」
立忠「・・・」
国元「清順。豊田殿からは何か連絡あったか?」
清順「いえ。品を送っても返答はありませね」
国元「う〜む」
/*
今って何年なんだ・・・
*/
月山冨田城
家臣「殿、ただ今塩治殿の首級が届きました」
清隆「うむ、約束通り城兵の命は助けよ」
家臣「は!」
清隆「よし、月山冨田城は我等の手に落ちたぞ。勝ち鬨をあげよ」
エイ エイ オー
清隆「しかし、まだ城一つ奪ったに過ぎず出雲統一の道のりは険しい」
387 :
坂東の浪人 ◆qG5Uj1x8xc :2007/03/06(火) 16:40:47 ID:vTJlgdtA
体調崩して時代に乗り遅れているウチに大変な事になったな、
長州・鋳銭寺村
村田造八「石見・出雲も動乱のようだ… この辺も危ないかもしれんな。」
妻・イト「あんた、また摂津へ?あっちも戦が起きちょるんやろ?」
村田造八「そうは言うて、まだ勉学の途中です。小ヶ田先生にも、ずぐ戻る言うちょるし…」
イト「でも今やのうても…」
村田造八「あー、心配はいらん。武家同士の争いに百姓医者は無用である」(笑)
―――かくして造八は、再び摂津へ旅立った。
389 :
坂東の浪人:2007/03/06(火) 16:54:03 ID:vTJlgdtA
再び坂東に血の臭いを拡げるため、今こそ挙兵するか・・・。
亡き父・統世の為、この青龍丸が常陸国を統一せん。
国元「(狙うは尾張・・)清順。」
清順「はっ。」
国元「織田信秀、病と聞く。信秀が死ねば尾張はどうなる」
清順「信秀が死ねば、織田家と守護斯波家が争いましょうな。子の信長はうつけとか・・」
国元「ふっ・・。あの小僧はうつけではない。天を狙う気力があろう。その芽は摘まねばならぬ・・!清順!尾張に調略を仕掛けよ!斯波家には味方すると伝えろ。織田家の者らには我の指示に従えと・・」
清順「はっ」
391 :
自称・常陸介 ◆qG5Uj1x8xc :2007/03/06(火) 17:05:17 ID:vTJlgdtA
こいつらが大名? 笑えるわ!小田氏・千葉氏・佐竹氏の一族を名乗るだけのクズばかりじゃ。
常陸北部は我が手中にはいったも同然じゃな。
/*
>>391 やっと関東大名プレイの方が来た!
ヨロシク!
*/
393 :
自称・常陸介 ◆qG5Uj1x8xc :2007/03/06(火) 17:45:53 ID:vTJlgdtA
さて どうすればいいのでしょうか?
395 :
自称・常陸介:2007/03/06(火) 18:29:03 ID:vTJlgdtA
隣りの城に全力で攻撃をかけるか。
もともとは伯父の城じゃが関係ない!者共かかれぇ!
396 :
薄淡路守為弘:2007/03/06(火) 18:38:33 ID:pCXPmTB8
昭貫「讃岐にて十河雅俊挙兵!!援軍を求めております!!」
泰道!!淡州勢千を従え讃岐へ渡海せよ!!
泰道「はっ!!」
昭貫!!讃岐が動けば伊予の河野も動くであろう。伊予に入り来島殿に河野家の足止めを願え!!
ついで土佐に向かい長宗我部家に挙兵を促せ!!
阿波の為親、為義は阿波衆四千を率い土佐に乱入せよ!!四国平定の時は今ぞ!!
この日より四国全土は戦場となり、薄家の知恵が燦然と煌めくことになった。後の世の人はこの四国での大乱を「薄の乱取り」と呼んだとか呼ばないとか。
長尾家は当主晴景が病弱。隠居した先代為景は老齢。
恐ろしいのは晴景の弟景虎か…。
例の薬の出番かのう…(冷笑)
月山冨田城奪取の勢いに乗じた松枝清隆は国主を追放し、瞬く間もなく出雲を席捲した。
家臣「亀井、山中両家は降りましたぞ。残るは・・・」
清隆「三沢、三刀屋、赤穴じゃな。出陣いたすぞ!まずは三沢を撃つ」
家臣「はっ!」
399 :
下間頼昭:2007/03/06(火) 19:39:30 ID:tFA6zuKr
>>395 /*
宜しくです。応援いたしますぞ!
*/
>>396 ・・・・石山本願寺にて・・・・
光寿「背中が熱いな・・何処の飛び火ぞ?」
下間「はっ!四国が焼けております。火の出所は淡路かと。」
光寿「何と。斯様な小国かと思ったら・・内に炎を燈しておったか。」
下間「は・・薄くとも淡くとも静寂の如き炎にござります。」
光寿「ふむ。炎が瀬戸内を渡って来る事もあろうか?」
下間「その時は業火となるか、はたまた燈火となりうるか。。」
清順「殿。斯波家が殿のご協力感謝するとの事。織田家征伐に力添えをとの事。また、他の岩倉織田家等も殿に味方する由!」
国元「駿・遠の兵を三河岡崎に集結させよ!守護をないがしろにする織田信秀を誅殺する!」
>>373 之康はじっと頼昭の話を聞いていた。本願寺を敵に回すのは得策ではない事は彼の計算高い脳が警告して止まなかった。
では寺社を宥めるにはどうするか。所領の寄進が手っ取り早い方法である。しかし、彼は領地に限りがあり、いつか限界が
来ると考えていた。そこで彼は金で解決する手段を思いついた。流通の発達に伴い、金銭の重要性が日々高まる時勢である。
彼の着眼点は正しかった。大和で起こる面倒な訴訟を全て金で解決してきたのである。商業の先進地帯を押さえ、資金が豊かな
小笠原家だからこそできた手段であるが、しかしこの方法は不満を抑え、直轄地をじわじわと増やしていった。新秩序は徐々に
保守的な地にも浸透して行ったのである。そして口を開いた。
之康「御安心下さい、我らには本願寺を攻撃する意思など毛頭ございません。それどころか、国人どもが私した寺社領も
お返ししようと我が兄は考えております。兄はあらゆる宗教・宗派を保護しておりますゆえ、本願寺も例外ではありません」
更に微笑しながら続ける。
之康「しかし、これ程騒がせたのですから、慰謝料も必要でしょう。1000貫を寄進させて頂きます、どうかこれで門徒の方々を鎮めて
いただければ幸いです。また、国人達が横領した土地もいつまた横領されるか分かったものではありませんので、当家が
代わりに管理致しましょう。3000貫でこの条件も考えていただけませんか?」
>>376 遊佐「な、何だったのだあの軍勢は・・・」
402 :
薄淡路守為弘:2007/03/06(火) 20:52:31 ID:pCXPmTB8
家臣「讃岐攻略中の泰道殿より書状にござる!!」
読み上げよ。
家臣「讃岐にて十河雅俊殿と合力し十河雅則を討ち取り候。」
案外早かったな。ニヤ
続きを読み上げよ。
家臣「はっ!!聞くところによると伊豫では来島通康殿が約三千の兵で挙兵し河野之康と死闘を演じている模様。
土佐では長宗我部と阿波勢五千が合力し一条、本山、安芸等と戦闘中とのこと。
つきましては讃岐勢三千の内二千を率い伊豫に乱入し来島殿と合力し河野之康を打ち取る所存。
以上にございます!!」
そのようにいたせと返事をしておけ。
家臣「はっ!!」
ところでお主名をなんという?
家臣「三宅吾郎長英と申します。」
そうか…その方の書状の読みっぷり気に入った。今日より「大音」の姓を名乗り、わしの書状番となれ。
大音「はっ!!」
403 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/06(火) 21:02:31 ID:FWC7GZtW
>>395 /*
復帰おめでとうごさいます。また常陸スタートですか。
官名は領地のをデフォで自称することになっているので、「自称」なしで結構です。
*/
404 :
下間頼昭:2007/03/06(火) 21:44:59 ID:tFA6zuKr
>>397 専称寺昭蓮
「越後を制した後には信濃衆との兼ね合いもござりまするな。」
>>401 お覚悟は宜しゅうございますか?摂津が群雄割拠なるは国内に留まりませぬぞ?
4000貫ですか。凄まじい額ですな。ならばこの金銭を持って鎌倉より続く豪族衆、
伊丹忠親殿を調略して見せましょう。伊丹城とで挟撃なさればよろしいでしょう。
門徒衆も、こうなっては早く大大名家に国内を統一して落ちつく事を願っております。
伊丹は間違い無く調略いたす故、摂津入りには号令をかけられよ。
しかしこれ程の金銭を動かせるとは、さぞ商業に通じておられると見える。
摂津はご存知商業都市。本山でさえも寺内町が盛んな地でござる。
統一の暁には更なる発展を期待いたしまするぞ。では。
三沢の篭もる城など一気に屠ってしまえ!
ワァー
家臣「早く落とさねば三刀屋、赤穴の援軍がやって参りまする」
清隆「力攻めで落とすのだ。多少の被害は構わぬ」
家臣「殿それはなりませぬ。そのような事を為されば国人衆は離反しますぞ」
清隆「構うものか。行けー!!」
家臣「・・・」
ワァー ワァー
清隆「ハハハッ案外簡単に落ちたわい。助勢に参った三刀屋、赤穴も引き上げ始めたか」
家臣「殿、この機を逃し遊ばすな!」
清隆「解ってる。背後より襲い掛かれ!!」
三刀屋、赤穴両軍は追っ手を辛うじて振り切ったものの、松枝家の出雲における地位は
決定的なものと成り両家は間もなく降服した。
406 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/06(火) 22:14:20 ID:FWC7GZtW
朝廷より小笠原家あて督促状
かねてより大和守護ご苦労であるが、今般禁裏領からの貢納は滞りがちである。
国人、寺社の妨害を除き、取り立てを急ぐように。
また、それとは別に献金方よろしくお願いしたい。
清順「尾張において、斯波殿が挙兵。それに伴い岩倉織田家等の反信秀勢が信秀方の城を奇襲しております」
国元「信秀は!」
清順「はっ。織田信秀は病篤く、古渡城にて療養しております!大将は息子の信長ですが、実際は平手・林の家老衆が指揮しております」
国元「もう少し陣を前に出すか」
奥田勢、水野家の刈谷城に入城
408 :
柏原和泉守家興:2007/03/06(火) 22:33:59 ID:WTFaipln
家興「なんと…わしに紀伊を治めてほしいと…?」
家臣「はっ」
家興は驚いた、まだ和泉一国統一できない小大名に紀伊一国を治めてほしいというのだ。
しかも相手は全国にその名を知られる本願寺なのだ。
家興「いや…仏の教えは普段より信仰し、本願寺門徒衆とも誼を通じたいとは思っていたが…」
国興「何を悩まれる兄者、門徒衆とも手を結び、紀伊を統一したらよろしいではないですか」
家興「しかしなぁ、わしのような小大名に紀伊一国を統治できるであろうか…」
国興「兄者の悪いところはその心配性で優柔不断なところですぞ、二つ返事で引き受ければよいではないですか。
雑賀衆は我等にとっても目障りな存在、折角河内守様と同盟を結んだのですから背後に憂いは無し、これは
またとない機会ではありませぬか」
家興「ふむ…わかった、おぬしがそう申すのならばそうしよう、良重、この書状を紀伊の鷺森御坊の了賢殿に届けよ」
良重「かしこまりました」
家興「書状には『此の件、是非とも引き受けます』といった内容じゃ、上手くやれよ」
良重「ははっ」
淡輪良重(たんのわ よししげ)
和泉日根郡の土豪、先祖は源義経の家臣である佐藤忠信であると伝わる。
鎌倉期からの名家であるが室町幕府の衰退より勢いが衰えはじめた。
家興が河内で前の主人に仕えてきた頃からの友人、淡輪城・井口城の城主。
409 :
下間頼昭:2007/03/06(火) 23:28:02 ID:tFA6zuKr
・・・鷺森御坊にて・・・・
了賢「よくぞ承知して下さった。見ての通り、ここ鷺森は雑賀の郷にありまする。
守護代の畠山様はこの地を訪れるどころか、代官すらままならない始末。
少し離れた処に根来衆なる一党がございまする。
今となっては我ら雑賀と根来とでこの紀伊を争うている次第。
しかしもう我らは疲れ申した。根来とて同じ想いでありましょう。
ここは和議と行きたい処ですが、いかんせん向こうは根来寺を拠点とした浄土宗!
我ら門徒なれば寄るに寄れぬ間柄。それに我らも根来も国を統治する力など
持ち合わせてはおりませぬ。
いかがでござろうか?根来の覚佑上人を説得してはくれませぬか?
説得した暁には太田郷に城を築き、お公家様に了承を得られては?
410 :
下間頼昭:2007/03/06(火) 23:29:51 ID:tFA6zuKr
411 :
柏原家家臣 淡輪良重:2007/03/07(水) 00:35:29 ID:OZEPuqbb
>>409 同じ宗派同士で争うのは門徒衆の皆様としても心苦しいこともございましょう。
承知いたしました、これより根来寺の覚佑上人のところへ参り説得して参ります。
…とは言ったもののわしにそのような大きな仕事が勤まるであろうか…
しかしここで上手くやらねば家興の紀伊統治も夢と終わる…わしにすべてがかかっているのだ。
まぁ一応この旨を家興に伝えておくか…
良重は侍従の者に書状を持たせて和泉へと使わした
尾張侵攻軍
三河・6500(残り1250)
遠江・5500(残り1500)
駿河・2250(残り二千)
計14250
先遣隊松平立忠勢・3000
413 :
薄淡路守為弘:2007/03/07(水) 13:08:34 ID:kDDC4nXz
大音「伊豫の魚住殿より書状にござる!!」
読み上げよ。
大音「昨日伊豫にて河野之康殿討ち取り候。伊豫一国平らげ候。」
ふむ…では伊豫勢四千を率い土佐に乱入いたすよう伝えおけ。
大音「はっ!!」
為憲「父上、諸国の仕置きですが…」
わかっておる、既に構想は練ってある。
為憲「如何様に致す御つもりで?」
淡路は今まで通りわしが治める。阿波は長十郎と太郎左に任せようと思う。
讃岐は為憲、お主に任せる。土佐は為親、伊豫は…
為憲「それでは長宗我部、十河、来島の諸氏に面目が立ちませぬ!!」
まぁ落ち着け。(微笑
伊豫は三十三万石、一人頭十一万石じゃ。来島殿は西豫、十河殿には中豫、長宗我部殿には東豫をあてがう。
三家共に勇将で知られておる故豊かな国で良い治世を行ってもらう。
そして戦となれば当家の先鋒として働いてもらう。ニヤ
為憲「さ、さようでござるか…。」
こうして四国は全土が薄淡州のものになろうとしていた。
>>404 信濃の北部を治める村上殿とは誼を通じておかねばなりませぬな。
立忠「ふん!ちっぽけな砦じゃな!」
忠家「殿!向こうの砦も落ちましたぞ!」
立忠「織田方は我らに手がまわらぬようだ!このまま鳴海城を攻めるぞ!」
忠家「はっ!」
奥田家先遣隊の松平勢は、尾張と三河国境付近にあった織田方の砦を次々落としていった。
本多忠家
松平家臣。豪勇で立忠の右腕として活躍する
家臣「殿、ただ今隠岐を治めて居るのは原田殿でござる。殿が前国主殿を追放した折に自立した模様」
清隆「うむ、では降るように使者を遣わせ」
家臣「彼の者は謀反人ですぞ(怒)」
清隆「うむむ、では如何しようか?」
家臣「討伐成されませ」
清隆「うーん・・・」
家臣「殿!!」
清隆「分かった。出陣じゃ」
原田種継
旧億岐家家臣、億岐繁邦とともに出雲に潜入したが敵に内通した
その後隠岐の代官と成り国主が追放された後に自立するに至る。
ウオー!ウオー!
ドン!ドン!
ヒュン!ヒュン!
忠家「かかれぇ!」
忠家「殿。鳴海城の山口教継・教吉父子が降伏を願ってまいりました」
立忠「うむ!山口勢に先鋒を命じよ!このまま尾張深くに攻め込む!」
山口勢の降伏兵を受け入れ、松平勢4250に
/*
私のレスをきっかけに豊田殿が話を進められなくなってしまったようです
豊田の中の人、住人の皆さんごめんなさい。
自分も反省してこれから無理な絡みはしないようにします。
豊田、百目鬼、八田各氏いままでのことはお許し頂きぜひ復帰してください。
*/
/*
皆戻ってきて〜 空領ならいっぱいあるよ
*/
>>404 之康「これはありがたいお話でございます。兄に代わり、御礼申し上げます。
摂津の差配も我らにお任せ下されば、必ずやかつてない繁栄をお約束します」
>>406 はっ、天領の年貢八万石を全て滞りなく徴収致しました。どうかお納め下さい。
寄付でございますか?では、内裏の修築費として2000貫を献上いたします。
/*
何か変な事でも書かれました?見た限り、おかしなものは無いと思いますが・・・
*/
家臣「殿、原田種継より使者が参りました」
清隆「通せ」
清隆「成る程恭順の意を示す証に一子竜王丸を人質に出すという訳か。良かろう」
家臣「随分甘いご処分ですな(怒)」
清隆「まぁ勘弁致せ。そう何度も戦を起こす訳には行くまい」
松枝清隆は隠岐を併合した。
家臣「お館様!佐渡の本間一族よりこの様な書状が!」
『なになに、忠義を尽くす故、所領は安堵して欲しいとな。
あやつら、忠義の欠片も無き者共が何を抜かしておるのかのう…。
越後を平定したら皆殺しに決まっとるわ(冷笑)』
家臣「何と返答致しますか?」
『美味い話にはすぐ乗ってくるはずじゃ。春日山攻めの先駆け
に致そうかのう。佐渡の他に越後一郡を与えると申し伝えよ』
家臣「はっ!」
『これぞ一石二鳥と言うものじゃな(大笑)』
那古屋城
伝令「鳴海城陥落!」
政秀「何と!もうか!」
信長「敵は!」
伝令「敵、松平勢は鳴海城の兵を加え、数は4250!」
信長「爺!我らが動かせる兵は!」
政秀「900程!」
信長「4倍の兵力差か!・・良し!松平勢を向かい討ち、立忠を討取るぞ!」
政秀「なっ!・・」
信長「出陣!」
那古屋城から三里程場所
忠家「殿!前方に敵兵!那古屋城の兵かと!」
立忠「数はどのくらいじゃ!?」
忠家「千にもみたないかと・・」
立忠「ふん。それだけの数で我らに挑むか!ワッハハハハ!皆殺しにしろ!」
おおぉぉぉ!!
政秀「若。本当に上手くいきますかな!?」
信長「知らん!爺の動きが全て決まる!耐えろよ!」
政秀「御意!」
政秀勢600が松平勢に突出
立忠「600程か・・。忠家!4250で織田勢をなぶり殺せ!」
忠家「かかれぇ!!」
ワァー!ワァー!
政秀「耐えるのだ!若を信じろ!」
家臣「敵は200程です!」
信長「我が兵より少し少ないな・・。これより松平本陣に突入する!狙うは立忠の首のみ!」
おおぉぉぉ!!
織田勢300、松平本陣に側面から突撃
/*
>>423 忠家4000が政秀600と戦闘中 松平本陣には立忠250で信長300が本陣に突入 数が少し変更
*/
ドッドド!
ウワー!ウワー!
立忠「何の事じゃ!」
家臣「敵襲!織田勢でございます!」
立忠「なんじゃと!」
信長「狙うは立忠の首じゃ!」
ワァー!ワァー!
立忠「糞がっ!」
織田家臣「松平立忠殿と御見受け致した!その首貰う!」
ワァー!
立忠「ぐふっ。ここで果てるのか・・!」
家臣「松平立忠殿討取りましたぞ!」
信長「良し!兵を退くぞ!政秀にも兵を退かせよ!古渡城まで退く!」
伝令「立忠様討死!」
忠家「馬鹿な・・。ウオォォ!全軍那古屋城を一気に落とせ!」
主君の戦死に激昂した三河勢により、那古屋城を陥落した。
忠家「城に兵を放て!鳴海城まで兵を退くぞ!」
426 :
朝鮮王:2007/03/08(木) 20:58:03 ID:opufPtEU
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L::;;,__ ..:::ゝ
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/  ̄ ̄ ̄ ヽ
/::::::::: ヽ ホルホルホル・・・
/:::::::::: ヽ-==・-′ ヽ-==・-′ .ヽ 倭國は混乱の真っ只中ニダ!
ヽ::::::::::::::::: \___/ / 派兵の準備をするニダ!
ヽ::::::\:::::::: \/ /
ヽ::::::::::::::::: /
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427 :
下間頼昭:2007/03/08(木) 21:04:22 ID:m5U/fQ8+
さて、これから先どうしたものか。
小笠原勢は破竹の勢いで砦や小城を陥落させ、摂津の本城芥川城に迫っていた。守将は細川方
の茨木長隆である。芥川城は堅城であり、長隆も有能な人物であったので、簡単に落ちるとは思わ
れなかった。そこで範長は軍議を開くことにした・・・。
「芥川城は堅城・・・力攻めでは損害が多く出ます。なんとかならないものでしょうか?」
津田重尚が待っていましたとばかりに口を開く。
「恐れながら、兵糧を買占めてしまえばよろしいかと。兵糧攻めにすれば、いずれ落ちましょう」
他の者もなるほどと頷き、範長も賛同しようとした時、一人の者が待ったをかけた。之康である。彼は
重尚達とは違った目で戦というものを見ていた。彼はコストの概念を強く持っていた。いくら戦争に勝
利しようと、得られるもしくは見込まれる利益が戦争の準備に必要なものより小さければやらない方
が良いという考えの持ち主であり、この時代の人間としては奇異な考え方をしていた。
「兄さん、それは早計にすぎないだろうか?俺の見たところ、芥川城如きに兵糧攻めなんて莫大な
費用のかかる攻め方は無駄なように思える。茨木長隆は猜疑心が強いと聞く。流言の一つも流せ
ば、細川を捨ててこちらに寝返るだろう。どうだ、こっちの方が安上がりだろう?」
誰も反論はできなかった。改めて範長は之康の案を採用する事とし、筒井順慶に命じて忍に流言を
流すように依頼してくる事を命じた。その後、範長は全軍に芥川城を包囲して外界との交流を絶った。
こうする事で流言の効果を飛躍的に高め、城方の焦燥を強める為である。全ては抜かりなく行われた
のである。
429 :
柏原和泉守家興:2007/03/08(木) 23:16:36 ID:fssj9VQ0
家興「ふむ、良重からの書状か」
国興「書状には何と?」
家興「了賢殿の頼みで雑賀方と根来方の和睦の仲介役を引き受けたらしい」
国興「淡輪殿は人がよろしいですからなぁ…」
家興「しかしこの和睦無くしては我等の紀伊進出はできないのじゃ、ここは良重にすべてを任せよう」
国興「淡輪殿お一人で大丈夫でしょうか?了賢様は好意的に接しておられますが相手の根来方は僧兵軍団の荒くれ者と聞き及びますが」
家興「べつに根来を攻めに行くわけではないのじゃ、大丈夫であろう」
国興「しかし…口達者な淡輪殿といえど根来寺に一人で向かうというのは…」
家興「おぬしがそこまで言うのならば仕方ない、正長に根来方への書状を持たせて良重とともに交渉にあたらせよう」
正長「承知仕りました。」
正長は数人の侍従とともに紀伊の良重のところへ向かった
樫井正長(かしいまさなが)
和泉の土豪、淡輪氏とは血縁関係にある。良重が柏原氏に従ったのに伴い家臣となる。
国元「そうか・・。立忠が死んだか・・。」
清順「見事な最後だったの事。」
国元「松平家は嫡男の国忠に継がせよ。三河勢は今、どうなっている!」
教信「那古屋城に火を放ったのち、鳴海城まで退いたの事。」
国元「良し。本軍も鳴海城に向かう!立忠の無念晴してくれる!」
奥田本軍、尾張へ
古渡城
林「うむむ・・。四面楚歌か・・。若とは連絡ついたか!」
家臣「いえ。信長様、松平勢を奇襲後、安否がわかりませぬ。」
林「殿は病に臥せっておられるし・・。味方は斯波等に攻め立てられ、援軍の見込みもない・・(そろそろわしも取るべき道を決めねばならぬやもしれぬ・・)
志鎌家の越後攻めは難航していた。
そんな折り、急報が入る。越後守護代長尾晴景の死である。
その報を耳にした志鎌勢は春日山急襲を試みるも、
長尾家の名跡を継いだ長尾景虎と、その重臣斎藤下野守の軍により
村上まで撤退を余儀なくされるのであった…。
松枝家は石見に進出し大内家と激しく争っていた。
国元「三河衆は引き続き忠家が指揮せよ!清順状況は!」
清順「斯波殿ら反信秀勢が諸々の城を落とし、古渡城を包囲しておりまする。それと、織田家宿老・林通勝が内応を通じております。」
国元「うむ。古渡城を一気に落とし、信秀が首を取る!」
434 :
薄淡路守為弘:2007/03/10(土) 00:11:08 ID:/eWQyB4O
ふむ…土佐がなかなか落ちぬか…。
大音「そのようにござるなぁ。」
為親と太郎左は何をしておるのだ…。
大音「はっ…聞きまするところ一条、本山、安芸の三家は一条の館に兵を集め、向かい来る我が勢を押し返しているとのこと。」
そうか…ならば囲めば良いのじゃ。
大音「囲む?」
館を二重三重に囲み飢え死にさせてしまえば良い。
435 :
薄淡路守為弘:2007/03/10(土) 13:50:32 ID:/eWQyB4O
大音「為親殿より知らせが入り一条館を囲んだとのことにございます。」
さようか。補給ならいくらでも送るゆえ重く囲い、決して自ら手を出すなと伝えよ。
大音「はっ。」
ところで大音よ。ここ四国には狸の話が多いの。
大音「さようでございますなぁ。松山には隠神刑部狸、屋島には禿狸、ここ淡路には芝右衛門狸がおると聞き及び申す。」
いずれも世に知られた大狸じゃな…なれば四国は狸の国じゃな。(微笑
大音「は、はぁ…。(何を考えているのだ殿は?)」
ならば狸の力を借りて薄家の旗印を「狸」にしようかと思う。
大音「少し間が抜けておるのでは?(狸ってあんた…気でも触れたか?)」
いいや。当家は狸が如く腹黒く、野に伏し、地に潜り、人を欺くような謀の家じゃ。なればこその「狸」なのじゃ。
こうして薄家の旗は黒地に「狸」を白抜きにしたものとなったのであった。
尾張古渡城
教信「包囲完了いたしました!」
国元「ときの声をあげよ!」
オオオォォォォォ!!国元「林に寝返りの合図をだせ!」
家臣「攻め手から狼煙が!」
通勝「門を開けよ!攻めてを城内にいれよ!」
勘十郎「林!これはどういう事だ!」
通勝「織田家を守るためでございます。織田家は勘十郎様が御継いで頂く!」
勘十郎「通勝・・」
尾張・美濃国境付近
信長「爺!このまま舅殿のとこに行くぞ!」
政秀「尾張は如何しますか!?」
信長「捨てる!もう尾張は絶望的じゃ!舅殿と再起を考える!」
政秀「はっ!」
ワァー! ワァー!
退け退けー!
本城常光め寝返りおって。とにかく出雲へ戻って態勢を立て直さねばならん。
438 :
下間頼昭:2007/03/10(土) 22:45:48 ID:5cdWOvZN
門徒のモノ共よ、美濃には近寄るでないぞ。
蝮に魔王・・恐ろしや・・・南無阿弥陀仏。
信秀「通勝め・・。信長はどうした?信広は?」
家臣「信広様は既に討死されました・・。信長様は消息不明であります」
信秀「あのうつけ者めが・・。市らを攻め手に無事にとどけよ。国元も悪く扱いまい。」
家臣「殿は如何なされますか?」
信秀「この首渡す訳にはいかぬよ・・」
ドゴーン!!
清順「本丸にて爆発が・・。恐らく・・」
国元「信秀めが死んだか・・。」
織田信秀は爆死し、尾張の騒乱は実質終結した。反信秀勢の岩倉織田家等は国元に臣下の礼を取り、織田家は勘十郎改め織田信元が相続を許された。
しかし、斯波家に得る物はなく次第に奥田家と対立していく事になる・・
440 :
薄淡路守為弘:2007/03/11(日) 19:03:07 ID:sknVohZS
大音「為親殿より書状にござる!!」
読み上げい…。
大音「はっ!!城内ことごとく飢え、すでに人の死肉をも食らう様相。一条方に覇気有る者無し!!」
ふむ…そろそろ頃合いかの…土佐の一条狐を淡路の薄狸が追い落とすのじゃ!!
一同「ははっ!!」
月山冨田城
手痛い負け戦じゃったわい。しかし本城め、あ奴の首を何れ刎ねてやる。
442 :
柏原家家臣 淡輪良重:2007/03/12(月) 22:23:37 ID:XahsDkKo
〜紀伊国:雑賀荘〜
良重「家興からの返書はなかなか返ってこぬのぅ…」
家臣「只今、和泉よりお屋形様の使いとして樫井様が参られました。」
良重「正信が…?わざわざ返書を届けるためだけに?まぁよい、居間へお通しせよ」
良重「これはこれは樫井殿、わざわざお越し下さり申し訳ない、一言先に伝えてくだされば出迎えに出たものを。」
正信「いやいやお心遣い申し訳ない、それにわしとおぬしの仲じゃ、畏まらなくともよいではないか」
良重「うむ…今回はわざわざ返書を届けるためだけにおぬしが使わされたのか?」
正信「それもあるが国興殿がいくら口達者なおぬしと言えども一人では聊か危険ではないかとおっしゃられて…
それで殿から根来の覚佑上人への書状も預かってきた」
良重「成程、心配性の殿と国興殿の考えることじゃ。」
正信「それにしてもここは良い屋敷じゃのう、和歌浦が一望できるではないか」
良重「わざわざ了賢様が手配してくださった、了賢様も紀伊の平和を望んでおられるのだろう。」
正信「そうじゃのう、もうすぐ桜の季節じゃ、無事に紀伊統治ができたなら紀三井寺に花見とでも行きたいのう」
良重「その平和と花見のためにもはよう根来との和解をせねばならぬ、おぬしも到着してすぐですまぬが明日辺りでも早速根来へ向かうぞ」
正信「よしわかった、まぁそうと決まれば酒でも一献…」
良重「ならん、酒は根来との和解が上手くいってからじゃ、酒好きのおぬしのことじゃ、今飲んで明日二日酔いにでもなったらどうする」
正信「いや、まさにそのとおり飲み始めると止まらなくなるからの」
良重「まったくおぬしは昔から何も変わっておらんな」
翌日、我等一行は根来寺の覚佑上人の元へと向かった
443 :
神様:2007/03/12(月) 22:37:49 ID:Z3A7TxrD
_, ,_
( `Д´)<ランダムイベント発生
.ノ^ yヽ、 九州地方、中国地方、四国地方、近畿地方
ヽ,,ノ==l ノ に台風が猛威を振るう。
/ l |
"""~""""""~"""~""
古渡城
清順「清洲城の斯波家が不穏な動きをしております」
国元「斯波めが。信秀討伐に力を貸してやったに・・。」
清順「殿。この好機を逃してはなりませぬ。今こそ、尾張全土を手にいれる好機かと」
国元「うむ。斯波家重臣の織田信安に文を書け。国元が尾張を所望しておるとな・・」
清順「はっ」
信安「これは・・(わしに義統様を害せよとの命か・・。もはや斯波家もこれまでよ・・) 」
数日後、斯波義統が織田信安に討たれたとの報が国元の元に届いた。
国元「信安が上手くやりおった!出陣じゃ!逆臣・織田信安を討つ!」
奥田勢、清洲城に進撃
445 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/12(月) 23:22:17 ID:CPbzXC8V
大変じゃ!またしても内裏が台風で損壊じゃ!
北門の瓦も吹っ飛んだ、朝堂の壁も穴だらけ、参ったのう……
家礼「侍従様、ただいま四国より土佐一条家崩壊とのしらせが入りました」
なに、まことか?! これは朝廷としても看過できぬことになるぞ。いや、今はそれどころではないのう、困った……
茨木長隆はとうとう小笠原軍に降った。これにより摂津半国が範長の手中に帰した。
また、伊丹忠親も本願寺の説得により小笠原に与し、摂津に残るのは池田だけとなった。
破竹の勢いで、池田城に迫ろうとした小笠原軍であったが、台風に阻まれ、侵攻を延期
していた・・・。
―摂津・芥川城―
「ふむ、これでは迂闊に出陣できませんね」
「しかし、酷い暴風雨だ・・・この堅固な城がギシギシいっている」
「民百姓も被害を受けていることでしょう。兄上、戦もあった事ですし、摂津の税率を
引き下げてはいかがでしょうか?四公六民のところを三公七民に」
「そうですね、新領はまず民心を掴む事が大事です」
「訴訟も多いだろうから、そっちは俺に任せてくれ」
この兄弟は常に民衆の事を考えていた。貨幣経済の発達や一向一揆の勢力の大きさを
見て、民衆の力が侮れないものである事を知っていたからである。台風がもたらした
わずかな余暇はそれを再確認する時間を与えた。
>>429 そろそろ、摂津も片付きそうなので和泉北部出兵の御用意をお願い致します。
447 :
薄淡路守為弘:2007/03/13(火) 10:07:23 ID:bBn7UqeW
大音「土佐の為親殿より書状にござる。
土佐一条館陥落。激戦ゆえ長宗我部国親殿御討ち死に。敵一条兼定、本山刑部、安芸国虎ことごとく打ち取りたり。
…四国平定おめでとうござります御館様。」
うむ。それでは知行割りを致すとしようかの。
淡路六万石薄淡州。
讃岐十三万石は魚住長十郎泰道を領主とし逸見太郎左衛門昭貫を御意見番にあてがう。
阿波十八万石薄為憲。
伊豫三十三万石は西豫十一万石を来島道康に、中豫十一万石を十河雅俊に、東豫十一万石を長宗我部元親に下す。
土佐九万石薄為親。
これにてしまいじゃ。諸侯に伝えよ。
大音「はっ!!」
為憲「父上、先頃の台風で領内に被害が出ております。」
そうか…ならば土佐の森林を切り開き材木とし、ただ同然の値で領民に売るのだ。
為憲「何故そんなに安い値で?」
ここ四国の商いを発展させるためだ。送料を我らがもてば馬借、車借、回船問屋も活気がつく。税率も変更と致す。三公一備六民じゃ。
為憲「一備?」
まぁ待っていろ。近いうちに法度を出すゆえそこに詳細に記す。
為憲「はっ…。」
こうして四国は薄淡州のものとなった。
―摂津・芥川城―
相変わらず嵐の吹き荒れる畿内では軍事行動を起こす事はできなかった。しかし、この兄弟は
無為に日々を過ごすということはしていなかった。
「どうせ台風で動けないのですから、色々再確認しておきましょうか」
「それが賢明だろうな。とりあえず、四国は薄家が統一したようだ。名門一条も滅亡か・・・」
「なんと、一条様のような名門中の名門が滅びたのですか?五摂家に連なる家を滅ぼすとは
なんたる暴虐・・・」
「乱世の習いなれば・・・というヤツだ。俺達だって細川や畠山を攻めているだろう?」
「そうですが・・・」
「中国地方はどうなのです?」
「あっちは松枝とかいう、先日家臣の謀反で潰れた隠岐守家の一族の者が山陰を暴れまわ
っているようだな。出雲と旧領の隠岐を奪って、なかなかの勢いだ。山陽はこれまで通り、
大内だな」
「山陽の大内と山陰の松枝の二大勢力というわけですね」
「兄上、東海も動きがあります。先日上洛した奥田が尾張の大半を併合したそうです。残るは
美濃の齋藤くらいでしょうか。ですが、蝮といわれる道三入道でも滅亡は時間の問題かと・・・」
「足元の畿内も見てみますか」
「まずは河内・大和・摂津を押さえる我らが第一勢力だな。細川は和泉北半分に追い込まれ、畠山
も先日、紀伊を追われたらしい」
「何故ですか?」
「紀伊は柏原殿の手中に帰したらしい。あの男、なかなかのやり手のようだ」
「まあ、紀伊と和泉だけで我らに反旗を翻すことも無いでしょう。後は丹波の波多野と近江の六角
ですね。我らも早くこれらを糾合して、他の地方の覇者と渡り合わねばなりません」
449 :
薄淡路守為弘:2007/03/13(火) 11:49:06 ID:bBn7UqeW
〜四国法度〜
一、税率は三公一備六民とす。備は有事の場合に有効活用するものである。またその利用用途は士農工商の代表による合議のもと定めること。もし不正に備を使う者あればこれを罰す。
二、海賊、山賊等の略奪行為を一切禁ず。また詐欺、強請、収贈賄の類も禁ず。
三、領内商人ことごとく場代を納める必要無し。ただし一所に居を構えるものは年収より一に述べた税を納めること。旅商人は商売勝手と致す。
四、農民は国の宝であるから大事にすること。
五、農民は新田を開墾したら申し出ること。その田は四年間税の対象から外し、なおかつ褒美を遣わす。よく耕すこと。
六、庄屋、豪農の類は他の農民から搾取することなかれ。小作人は二割の出来を納めれること。それ以上もそれ以下も認めぬ。
七、職人は己の腕に磨きをかけること。また新たに独立開業する場合は五年間援助金を出すゆえ一所懸命に働くこと。
八、武士と言えど驕り高ぶる事なかれ。飢えぬは農民のおかげ、物が買えるのは商人のおかげ、雨風をしのぐ家があるのは職人のおかげ。常に民に生かされてると心得ること。
九、全ての民は人道に背く行いをしてはならない。武士も平生はこれに準ずるが、戦場では如何に汚い手を用いても生き残ること。
450 :
薄淡路守為弘:2007/03/13(火) 12:15:47 ID:bBn7UqeW
為義、京に登り和束殿にお会いして参れ。
為義「朝廷工作ですな?して、なんとお伝えすればよろしいので?
」
先頃の台風により内裏にも被害が出たと聞き及び申した。幸い今四国では土佐の材木の流通が盛んで、朝廷に材木を献上しやすい状況となっております。しかし…。
とここで一旦言葉を切る。そして困ったような顔をしてこう申すのだ。
畿内は未だに緊迫しており無事京まで材木を運べるかどうか…当家が護衛の兵を出すことを畿内諸侯がお認めくだされば良いのですが…。
と言い終わり次第この金子を和束殿にお渡しせよ。
つ金二百両
為義「わかりました兄上。」
こうして為義は密命を帯びて京に向かったのだった。
信安「奥田国元め・・。おのれ!謀ったな!」
国元「逆臣・織田信安を討取れや!」
ワァー!ワァー!
清順「殿。織田信安が自害したとの事。」
国元「うむ!勝鬨をあげよ!エイ!エイ!」
オオオォォ!
清順「尾張併合おめでとうございまする。」
国元「うむ。尾張は一年間は年貢を免除とする事にする。目安箱を尾張にも設置致す。」
清順「それがよろしいかと。これからはどういたしますか?」
国元「美濃か伊勢だが・・。」
清順「美濃には織田信長が逃れたとの事。油断出来ませぬ。」
国元「策はある。道三入道の嫡男に義龍なる者がいるらしい。その者に文を出す。」
清順「何と?」
国元「斎藤道三は織田信長を美濃に匿った。これは亡国の始まりである。道三は信長を愛しており、家督を貴殿ではなく信長に継がせようと考えておるとか・・。これは貴殿の事をないがしろにしてる事に他ならぬ。私は貴殿こそ美濃を継ぐべきと考えておりまする。
土岐義龍殿へ」
清順「これは・・」
国元「義龍は道三入道が追放した土岐氏の息子との噂がある。本人も悩んでるらしい。」
清順「この手紙で義龍がどうでますかな」
国元「義龍は信長を嫌っており、道三とは最近仲が悪いらしいからな。わしの都合の良いように動くじゃろな。」
清順「では・・」
国元「まずは伊勢を攻める!」
452 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/13(火) 13:08:28 ID:Wok03c4Q
薄為義上洛
……最初は難渋な顔をしてみせた是道だったが、金二百両を見るや、
「ほほほ、まあ、土佐の一条などその実は国を乱す野党と変わらぬわの。四国平定まずはまことに見事でごじゃる。
また、内裏修復の申し出もまことに殊勝ゆえ、麿より主上に奏上し材木運搬の為の錦旗を特別にお願いしてみよう。淡路殿の任官も執奏いたすわ
それでは主上と一条摂家への献金もぬかりなく届けるようにの」
453 :
薄淡路守為弘:2007/03/13(火) 15:53:25 ID:bBn7UqeW
大音「かくかくしかじか…。」
為義め上手くやりおったわ。ニヤ
さてさて、土佐の為親に良質の材木を出来るだけ多く洲本へ送るように伝えよ。
伊豫の三家には申し訳無いが材木運搬護衛は伊豫勢と淡路勢で担うことになるじゃろうて。
帝には金百両に洲本の港の生け簀に泳がせてある大鯛をつけて献上するとしよう。
一条摂家には…むー…気を使うのぉ…金百両と名馬を八頭献上すればよかろう。
さて、為義に金百両を送り今一度和束殿に面会し帝ならびに一条摂家への献上を取り計らって頂けるように頼んでもらわねばな。
あやつは我が弟ながら気持ちの良い男でさらに知恵もあるでまこと外交向きよな。(微笑
こうして薄家は名実共に四国の主になったのであった。
台風は去ったものの爪痕に民も難儀しておる故便宜を図るべし。そうだな年貢は
五公五民とする。
それと西伯耆の日野衆に文を送り当家に懐柔致す。伯耆は分裂して対立状態故応じて来るに違いない。
清順「神戸城の神戸具盛が降伏を願い、またこれに多くの豪族も願っておりまする」
国元「うむ。これで北伊勢が落ちたな。」
清順「南伊勢の北畠晴具は当家に敵対しておりまする」
国元「北畠とは一戦交えねばならぬな。南伊勢に攻め込むぞ!」
長く台風が吹き荒れた摂津にもようやく晴れ間が覗き、範長は出兵を命じた。
「ようやく晴れました。之康、鴨冬、出陣の用意を!」
「おう!」
「かしこまりました」
その時、重尚が息を切らせて評定の間に入ってきた。
「殿、荒木殿から書状が!中川清秀殿と高山友照殿をお味方に付けたようでございます
池田城では離反者が出たことで士気が著しく低下しているとの事!」
好機到来である。範長は中川・高山にも出陣の下知を下し、その他新付の豪族も合わせて
二万の大軍で芥川城を進発、高槻を抜け、その日の内に池田城を包囲した・・・
457 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/03/13(火) 18:24:09 ID:0weKZGS2
すいませんいままで武将兼神様でしたか故あってたまにしか来れませんので
武将はやめて神様だけを演じさせていただきます。
459 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/13(火) 18:55:08 ID:Wok03c4Q
薄為弘殿にはこのたびの功を主上がたいそうお喜びで、従五位上・修理大夫に叙任の運びとなった。
修理大夫は鎌倉連署家以来の、武家にとり栄誉ある官職ゆえ心して四国統治につとめよ。
また材木運搬につきこれを攻めたるものは朝敵とみなす綸旨が下された。急ぎ手配をするように。
教信「かかれぃ!」
ワァー!ワァー!
成方「放てぃ!」
ダダダーン!
伝令「第一陣壊滅!第二陣崩壊寸前!」
晴具「これほどまでとは・・。奥田の力を見誤ったか・・。退却じゃ!」
清順「北畠勢が退いて行きます。」
国元「うむ。我が軍の力を思いしったか。高い金出して鉄砲50丁買って良かったわい」
この後、北畠家は国元に降伏し、伊勢平定戦は終わった
/*
ここ数日、体調不良で来れませんでした。
明日以降、体調が良くなったら復活します。
*/
>>461 /*
なんと、体調を崩されていたのですか?お加減はどうなんでしょうか。
*/
/*
>>461 御快復を祈ってますぞ!
*/
国忠「殿。こたびは我が嫡男・忠康に偏偉を賜りたくまかり越しました。」
国元「左様か。ふむ・・。我が1字を与え、以後、元康と名乗れ」
国忠「有り難き幸せ」
/*
>>461ゆっくり養生して下さいな。
*/
ハハハッ日野衆も当家に靡いたか。西伯耆で従わずは尾高城のみとなったか。
頃合とみて良かろう。出陣の準備じゃ。
465 :
柏原和泉守家興:2007/03/14(水) 00:02:28 ID:llMTt/au
〜和泉:千石堀城〜
家興「国興、此度の台風は凄まじかったのう」
国興「山間部では土砂崩れや水害がで田畑が流された村もあるようで、只今調査を進めております」
家興「被害が出た村からの税収は三年間免除とせよ、その他地域でも被害が出たところは軽減または免除といたす」
国興「承知仕りました」
家臣「殿、小笠原河内守様からの使者が参っておりまする」
家興「河内守殿から…?ついに和泉北部平定に参られるのか、とにかくお通ししろ」
家臣「はっ」
国興「して兄者、河内守様の使者は何と?」
家興「やはり和泉北部平定の話であった」
国興「出兵なさるので?」
家興「うむ、和泉北部はわしとしても早く手に入れておきたかったところじゃ、紀伊の交渉は良重と正信に任せて
わしらは地盤を固めよう。」
国興「河内守様と合同で細川を攻めるのはよろしいですが…我々に取り分はありましょうか?」
家興「そこが問題じゃ、『山分け』といっても力の差は歴然じゃ」
国興「何せ河内守様は摂津・河内・大和三国の国主でありますから…」
家興「せめて岸和田城、真鍋城、国府城、観音寺城は手に入れたいのう」
国興「して、いかがなされますか?」
家興「すぐに出兵じゃ!国興、準備をいたせ!」
国興「ははっ」
〜和泉平定軍〜
第一陣:柏原国興(1000)
第二陣:稲葉元春(1000)
第三陣:柏原家興(2000)
第四陣:平松宗家(500)
第五陣:松浦守(500)
留守居役:北口仲久(700)
稲葉元春(いなばもとはる)
和泉の土豪、稲葉城城主
平松宗家(ひらまつむねいえ)
和泉の土豪、淡輪良重・樫井正信とともに柏原家に仕える。土居城城主
松浦守(まつうらまもる)
元は細川家家臣、主人である細川晴元からの扱いに不満を抱き柏原家に鞍替えする
根福城城主。
北口仲久(きたぐちなかひさ)
元は河内の地侍、柏原家と血縁関係にあり主家が滅亡し河内を追われたときも家興・国興とともに和泉へ逃げる
466 :
柏原和泉守家興:2007/03/14(水) 00:07:52 ID:WJ+76a+Z
上に書き込んだ軍の人数ですこし書き間違えたので訂正します
第三陣:柏原家興(2000)
となっているところですが
第三陣:柏原家興(1000)
です
2000人とか数多すぎ…
―池田城―
範長は珍しく力攻めを行っていた。時間がかけられない事と、城内は池田長正に忠誠を誓う者しか
残っておらず、これ以上の調略は無意味という事情があったからだ。小笠原軍の猛攻の前に池田城も
もはや本丸を残すのみとなっていた。
範長「この大軍の前に怖いものなどありません、一気呵成に踏み潰してしまいなさい!」
之康「おい、坊主!破城槌を持って来い!あの城門を破れば本丸に突入できるぞ」
順慶「はっ!ただ今到着致しました」
兵士「オラオラ門壊門壊セイヤセイヤ!」
奇声を挙げながら門を間断無く叩き続け、ついに本丸への道が開かれた。池田長正は降るのを潔しとせず、
二人の子を範長に託して切腹。ここに一時は摂津の覇者として名を轟かせた池田氏は滅亡したのである。
勝ち鬨を挙げ、戦勝に酔っている最中、それを吹き飛ばしかねない報せが飛び込んできた。
宣頼「殿〜っ!」
鴨冬「おや、あれは遊佐殿?あんなに息を切らせて・・・あ、転んだ」
宣頼「痛たた・・・殿!一大事にございます!和泉守家の軍勢が細川領に侵攻!」
範長「なっ、何ですって!?共同出兵の約束のはず!」
之康「ちっ、欲に目がくらんだか・・・兄さん、すぐに兵を戻そう!」
範長「すぐに高屋城に兵を集結させなさい!」
高屋城に着いたのは良いが、連戦の疲れに加えて、強行軍で来たので、兵士の疲労は頂点に達しており、
軍事行動の再開にはなお、三日を要したのである・・・。
468 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/14(水) 09:33:58 ID:WWlQEATf
>>460 北畠が奥田の軍門に下り中央政界から失墜したことで、あいた参議のイスにちゃっかりすべりこんだ是道であった。
この異例の昇進は、献金集めをことあるごとに自分の手柄と天皇に吹聴していたからである。
この日是道は赤飯を炊いて祝い、関白揮毫の色紙を奥田家に贈った。
大音よわしは官位を授かったぞ。
大音「まこと重畳にござるな。して?木材運搬の運びは?」
そうじゃのぉ…伊豫三家にはそれぞれ千づつ兵を出させ淡路からは千そして泰道には二千を出してもらおう。
大音「六千の兵力でござるか。海上護衛はいかに?」
海上は来島に千以外に兵を出してもらい土佐の船衆にも護衛をさせよう。
大音「大丈夫でござろうか?」
ん?畿内のことか?それなら心配は無いだろうよ。それにもし手を出す輩がいたら…。(微笑
大音「ビクッ…まさか戦をなさるおつもりで…?」
当然よ。ニヤ
大音「さようですか…。」
諸将に触れを出せ!!これより京に上るゆえ諸家は軍装煌びやかに飾り淡路洲本に集結せよ!!
こたびの上洛は材木の護衛と内裏で平凡な日々を過ごすであろう帝の目を楽しませるためのものぞ!!
傾奇け!!飾れ!!四国の狸行列じゃ!!
こうして淡州洲本に諸侯とその自慢の軍勢が集まってきた。
薄修理大夫上洛近し。
>>468 国元「ふん・・。公家どもめが。」
ポイ
清順「美濃にて斎藤義龍殿が豪族達と文のやり取りを多くしているとの事」
国元「美濃にて不穏な動きか・・はっははは!義龍がわしが思ってたよりも良く動くかも知れんな!清順!兵を小牧山城に集めよ!」
471 :
柏原和泉守家興:2007/03/14(水) 14:29:53 ID:WJ+76a+Z
〜和泉:岸和田城〜
家興「岸和田城はまだ落ちぬか…」
元春「殿!一大事でござる!」
家興「何事じゃ!?」
元春「小笠原河内守様、摂津を平定した後、我等が和泉に攻め入ったと聞き高屋城へ兵を終結したとのこと」
家興「おお、河内守殿も動かれたか」
元春「しかし…河内守様は共同出兵にも関わらず我等が勝手に細川領へ攻め入ったことに大層お怒りになられて…」
家興「何!?…河内守殿がお怒りと…?」
元春「そのように聞き及んでおります」
家興(わしの思慮が浅かったわ…欲に目がくらみ共同出兵ということを忘れ河内守殿を怒らせてしまった…)
家興「全軍に伝えよ!岸和田攻めは中止!一旦軍を細川領との境の土居城まで引き戻す!!」
国興「兄者!このまま攻め続ければ岸和田も落ちましょう、河内守様に謝罪を送るのはそれからでも遅くないかと…!?」
家興「考えてみよ、摂津・河内・大和三国にまたがる領主の河内守殿にまともに戦って勝てるわけが無い、もとはと言えばわしが
欲に目がくらみ勝手に細川へ攻め入ったのが悪かったのじゃ、ここはすこしでも誠意を見せねばならぬ」
国興「…わかりました、全軍撤退の準備をせい!」
家興「わしとしたことが…大変な事となった…」
〜和泉:土居城〜
家興「…元春」
元春「ははっ」
家興「今回の件でだが…高屋城へ向かい河内守殿へこの謝罪の文面と急ぎ兵を戻したことについての贈り物【1000貫】を
届けてほしい」
元春「承知仕りました」
家興「今回はわしの思慮がかけていたためにこうなった…おぬしも使者として出向いて帰って来れぬやもしれん…」
元春「心得てございます」
家興「もしもおぬしが帰って来ぬときは、おぬしの子に官職・家内での地位を引き継がせるゆえ」
元春「そのようなお心使いは無用、某は必ずや帰って参ります」
家興「…申し訳ない」
元春「顔をお上げ下され…それでは行って参ります」
家興「うむ…」
472 :
神様:2007/03/14(水) 15:00:14 ID:QLHwFvKe
_, ,_
( `Д´)<近畿地方に地震が発生!京の町では大火事が発生
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~""
ほぉ…畿内も乱れておるのぉ。(微笑
地震に火事か…さてもさても…我らは地獄に仏となるか火に油を注ぐだくとなるか…行ってみないとわからんのぉ。ニヤ
畿内で疫病が流行り始めたようじゃな・・・
庶民が戦で疲弊した今、民への施しをするような大名が居られればいいのだがな。
松枝清隆は伯耆へ侵攻、瞬く間に尾高城・米子城等を落とし伯耆を蹂躙していき
残るは羽衣石城の南条宗勝のみとなる。南条氏は激しく抵抗したものの衆寡敵せず
羽衣石城は落城し南条一族は因幡・但馬方面に落ち延びる。
松枝清隆は熟した柿が落ちる如く伯耆を手に入れた。
飢餓状態の五千人近い一揆勢が、あちこちで打ち壊しをしていてまるで生き地獄じゃ!
清順「美濃にて一揆が起こり、道三が信長に鎮圧を頼んだとの事」
国元「一揆か・・。義龍に文を。時来たれりとな。」
清順「はっ。」
478 :
旅の僧・定栄:2007/03/14(水) 20:05:29 ID:nIJktCZC
土岐氏の遺臣が動きだしておる・・・尾張の連中が攻めてくるやも知れないのに、。斎藤も終ったな。
>>469 之康は自室で地図と間者からの報告を眺めながら思案していた。そこに鴨冬が入ってくる。
之康「なんだかなー」
鴨冬「兄上、いかがなさいましたか?」
之康「おう、鴨冬。ちゃんと食べてるか?兄さんもお前も細くていけねえ」
鴨冬「食べてますよ・・・。で、何か問題でもあるのですか?」
之康「四国の薄修理が上洛するらしい。表向きは禁裏の修理と任官の礼らしいが・・・
田舎者でいて、なかなかの策謀家らしいからな。本意はどこにあるのやら」
鴨冬「畿内進出を企んでいるとでも?」
之康「かもな・・・京や堺の町衆や公家衆、寺社を取り込まれると厄介だ。やれやれ、また
献金や茶会や歌会の一つも開いて親睦を深めなきゃならんな」
鴨冬「私も及ばずながら・・・」
之康「いや、お前がいなきゃ話にならねえからな。一つ頼むぜ」
>>471 ―河内高屋城―
和泉と河内の国境に近いこの城には二万の大軍が集結しており、大将の出陣の下知をいまかと
待っていた。しかし、この軍の大将は城に閉じこもって出てこなかった。
範長「もう誰も信じられない・・・(ブツブツ」
3ヶ国の太守である人物が部屋の隅で体育座りをしている姿は異様なものであった。兄弟や家臣達は
不甲斐無さに落胆の色と原因を作った柏原家に対する怒りをあらわにしていた。
之康「くそっ!柏原の鉄面皮め、兄さんをこんなにしやがって」
鴨冬「兄上・・どうか正気にお戻り下さい、家中一同の望みでございます」
範長「どうせお前達も心の底では隙あらばと思っているのだろう?騙されないぞ!」
之康「だめだこりゃ・・・」
村範「殿、之康様、鴨冬様・・・柏原家より御使者が参っておりますが・・・」
之康「何ィ!?俺が会う!」
之康は足音も荒く部屋を出た。廊下を渡り、謁見の間に入ると元春にくってかかった。
之康「おい!お前の大将のせいで俺の兄貴は正気を失っちまったぞ!どう落し前をつけてくれるんだ!?
ああ!?」
元春「ま、誠に申し開きのしようもござらぬ事にございます。我が主は非を悔い、兵を自領に戻しており、
この通り、謝罪文と賠償金を持参して参りました。何卒、我らの誠意を受け取って頂きたく・・・」
之康「ちっ、手紙と金で済んだら検非違使はいらねーや。・・・今から兄貴を連れてお前の大将に直で詫びを
入れさせる。全部済むまで、お前はこの城で人質だ。何かあったらお前とお前の大将の首は無いもの
. と思え!」
之康は鴨冬に元春を軟禁させると、嫌がる範長を無理矢理連れ出して単身、和泉の土居城へと向かった。
之康「ここか・・・」
門番「止まれ!貴様何者か?」
之康「小笠原河内守範長とその弟の之康様だ!お前の主に取り次げ!理由は分かっている筈だからな」
門番「おっ、小笠原様!?失礼致しました!直ちに御取次ぎ致します!」
>>472.
>>474 鴨冬と敬治は各地から送られる災害の被害について書かれたものとにらめっこをしていた。
どこも同じように民は塗炭の苦しみに喘いでいるとの事である。
鴨冬「うーん・・・地震に疫病ですか」
敬治「民は相次ぐ災害に苦しんでおります」
鴨冬「かわいそうな事です。その日の食事や寝床にも事欠く人のなんと多いことでしょうか」
かすかに目に涙を浮かべながら鴨冬が言う。敬治は内心「優しすぎる」と思ったが、すぐにそれを
「戦乱の世にもこのような方が居ても良い」と修正した。そして、その優しさを民に広める提案を
持ちかけた。
敬治「ここは土地を与え、炊き出しや見舞金を出してはいかがでしょうか?」
鴨冬「それは良い考えです。人が増え、その人々が当家に恩を感じれば、大きな利益になる
でしょう」
敬治「情けは人の為ならずと申しますからな、早速取り掛かりましょう」
復興支援の話は畿内一円に広まり、大勢の被災民が小笠原領に入った。
481 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/14(水) 21:39:42 ID:WWlQEATf
そのころ京都では、地震と大火に公家衆が右往左往していた。
さらには火災が内裏に及ぶのを恐れて、御所のまわりの町人の家々を破壊して回る始末。
家を失った民と餓死した骸で町はあふれかえっていた。現実逃避の朝廷に事態を解決する当事者能力はまったくなかった。
小牧山城
伝令「斎藤義龍殿、稲葉山城にてご謀反!兵の数は2万に膨れ上がっております!美濃三人衆を筆頭に豪族が次々参集!」
伝令「道三勢には明智勢が荷担し、数は3千!鷲山城にて籠城中との事!」
国元「時なれり!出陣じゃ!」
奥田勢2万五千美濃へ
483 :
旅の僧・定栄:2007/03/14(水) 22:23:33 ID:nIJktCZC
ワシが民に施しをしたくらいでは、どうにもならないのぅ。
疫病の猛威は止められそうにないわぃ。
家臣「殿!大変でござるぞ!」
清隆「如何致したのだ。そないに慌てて」
家臣「大内義隆が安芸の毛利元就らを伴い攻め込んで参りまする」
清隆「何!してその数は?」
家臣「一万五千〜二万ぐらいかと」
清隆「うむむ、伯耆の兵は今動かす訳にはいかぬ。出雲で六千か篭城だな」
家臣「篭城で御座りまするか?」
清隆「うむ、篭城致す故兵糧を運び入れよ」
家臣「はっ!」
月山冨田城は風雲急を告げていた。
美濃出兵数ヶ月前
桑成「殿。我が領内でも疫病が発生いましました。」
国元「うむ。わしも頭を抱えておる・・。」
桑成「私に御任せいただければ最小限に被害を食い止めまする!」
国元「うむ!任せる!」
桑成「領内の商人は疫病・飢餓に苦しむ民に無料の炊き出しを行なえ!金は奥田が持つ!医術に心得があるものは病人をみよ!治療所には城や寺等を提供する!年貢については2公8民に引き下げ、酷い地域は三年間免除と致す!」
後に名奉行と呼ばれる早川桑成の手腕が唸る!
486 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/14(水) 23:56:40 ID:WJ+76a+Z
>>471以来、兄者は仏に向かってぶつぶつと念仏を唱えてばかりいる
国興「兄者、念仏を唱えるのもよろしいですがまだまだやらなければならぬことが沢山あります、先の台風のことに地震・飢餓、
前の兄者に戻ってくだされ」
家興「しかし…元春はもうこの世にはおらぬかもしれぬ、良くても人質であろう…」
国興「元春殿一人とわが領内の飢餓に苦しむ民、どちらが大切でござる!?」
家興「それは…」
誰かが慌てて廊下を走ってくる
家臣「と…殿!」
家興如何した?」
家臣「殿!只今河内守範長様とその弟君之康様が参られました!!」
国興「なんと…河内守様が直々に来られたと…!?」
家興「元春はやはり首をはねられたか…次はわしの番じゃな…」
国興「兄者、そのように弱気になられずに、ほら参りますぞ」
家興「おぬしも来るのか?」
国興「当たり前でしょう、今の兄者が河内守様に面会など話になりませぬ」
家興「・・・」
広間には既に河内守様と弟之康殿が待っていた、風格からして右に座っているのが河内守様、左が之康殿だろう。
河内守様はまるで死んだような青い顔で之康殿は怒りをあらわにしていた。
今回の件、此の二人にはかなり響いたに違いない
兄者…大丈夫なのか…?
家興「お初にお目にかかり申す、某が和泉守家興にございます。この度は…」
之康「挨拶などよろしい!今回の一件で我が兄は見ての通り気が抜けてしまいまともに政務すらこなせぬ状態、
また家臣達も摂津より不眠不休で河内へ舞い戻り疲れ果てて食事も喉を通らぬ状態であった、
和泉殿はこの責任をを如何に償うおつもりじゃ!?」
家興「い…いや、この度はまことに申し訳ないことでございました、某の欲が過ぎたせいでこのようなことになってしまい…
どうにかして償いをいたしますゆえ…」
之康「償いとは如何なるものでございますか!?」
家興「そ…それは…」
兄者、そんな困った顔でこちらを見るな、わしまで慌ててしまうではないか。
一応河内守様への償いは考えてあるが…心配性で怖がりの兄者がちゃんと交渉できるのか?
すでに泣きそうな顔になってるぞ兄者…
国興「ははっ、我々で考えた償いでございまするがこのようなものでいかがでござろう?」
一、今回の件について柏原家は河内守殿に五千貫の償金を出す。
一、以後、柏原家は大津川以北の細川領に侵攻しない
一、和泉守の嫡子を小笠原家に人質に出す
※この後のご判断は小笠原殿に任せます
487 :
旅の僧・定栄:2007/03/15(木) 12:06:53 ID:VdcLMkpk
今回の疫病は奇なるものじゃ・・・鶏が大量に死んだかと思うと、今度は人々が咳と熱で死におるわ!
熊野の神々が一体なにをしてくださるのか・・。
僧など、、なんの役にもたたんのか?
重苦しい空気が場を支配していた。国興と之康が睨み合っているのである。もう30分もお互い
無言のまま睨み合っていたが、その沈黙を破ったのは今まで死人のようであった範長であった。
範長「自分の家族、ましてや御嫡男を差し出すと仰るとは余程悔いておられる御様子・・・。この
範長、和泉守殿の誠意しかと受け取りました。之康、引き上げましょう」
之康「あ、ああ。和泉守殿、御嫡男をお預かり致そう」
範長「之康、その心だけで私は十分です。人質など要りません、帰りますよ」
之康「兄さん、ここだけは譲れない。何も取らずに帰っては示しがつかない。元春殿を返せば問題は
無いだろう」
範長「そうですか・・・和泉守殿、御嫡男は大切に養育致しますので、どうか御心配無く。後、細川領
出兵は三日後という事でお願い致します」
之康「では、失礼致す」
こうして柏原家の嫡男は小笠原家に人質として行くこととなった。同時に稲葉元春は柏原家に返還された。
そして、家興の誠意ある対応に満足した範長は気力を取り戻し、軍を編成したのである。
和泉侵攻軍(23000:足軽10000、騎馬6000、弓兵4500、鉄砲2500)
先 陣:茨木長隆 (4000:足軽3000、騎馬1000)
第二陣:津田重尚 (4000:足軽1000、騎馬1000、弓兵2000)
第三陣:荒木村範 (4000:足軽1000、弓兵2000、鉄砲1000)
第四陣:小笠原之康(4000:騎馬3000、鉄砲1000)
総大将:小笠原範長(7000:足軽5000、騎馬1000、弓兵500、鉄砲500)
/*
>>488 鉄砲多くないですか?一応、年代的(最初は1550年くらい)にまだ鉄砲は大量生産されてないですし(奥田家は50丁所持)
*/
>>489 /*
ですよね?
*/
下方修正
和泉侵攻軍(23000:足軽10000、騎馬7000、弓兵5500、鉄砲500)
先 陣:茨木長隆 (4000:足軽3000、騎馬1000)
第二陣:津田重尚 (4000:足軽1000、騎馬1000、弓兵2000)
第三陣:荒木村範 (4000:足軽1000、弓兵3000)
第四陣:小笠原之康(4000:騎馬4000)
総大将:小笠原範長(7000:足軽5000、騎馬1000、弓兵500、鉄砲500)
月山冨田城篭城中
出雲の国人の中にも大内の勢いの前に降った者もいるようだな。
しかし大内も何時までも包囲できる態勢ではあるまい。九州の情勢もあるし
それに兵糧が持つまいて。
おっ!寄せ手が来た来た。
492 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/15(木) 20:08:57 ID:t/MimUas
〜和泉:土居城〜
元春「殿!!」
家興「おお!元春!無事に帰ってきたか!」
元春「ははっ…しかし今回の件で若様が…」
家興「なぁに、おぬしが帰ってきただけでも十分じゃ、わしもまだ若い、子に何かあったときはまたつくればよい。
つくることができないなら養子でもいただこう」
口では強気なことを言っているが一番悲しんでいるのは兄者本人であろう、元春殿もそれを察してか顔を伏せておられる。
国興「して兄者、此の後如何いたすおつもりじゃ?」
家興「うむ、先の台風・地震によって飢餓疫病に苦しむ民が領内に沢山おる、他の諸侯もやっておられるように我等も出来る限りのことはやっていこう
千石堀城には多少ながらの備蓄米はあるし軍からも兵糧をいくらか支出しよう。
また領内の医術の心得のある者を集め城・寺社を開放し疫病にかかった者に治療を施そう」
国興「…ということは細川領侵攻は」
家興「仕方ない、一旦延期しよう、河内守殿は侵攻軍を結成しもはや動かれたということ、
我等もいつでも出兵できるよう主力部隊はこの土居城に置いたままといたすが足軽等で妻子のあるものはできるだけ故郷の村へ帰せ。
宗家、悪いがもうすこしこの城を借りるぞ」
宗家「ははっ」
国興「そのように手配いたします」
兄者も完全…とはいかぬが回復なされたようじゃ
家興「して国興」
国興「ははっ」
家興「紀伊に遣わした良重と正信から返事はあったか?」
国興「いえ、いまのところございませぬが…」
家興「しかし大丈夫かのう…先の災害で紀伊も被害を受けたと聞くが」
国興「もしや大山峠、孝子峠、山中渓、風吹峠あたりで土砂崩れでもあり帰って来れぬだけかもしれませぬ、気長に待ちましょう」
家興「無事であればよいが…」
美濃・揖斐川
ワァー!ワァー!
恒興「又左!しかと支えるのじゃぞ!」
利家「分っております!殿と道三殿らが落ち延びられるまで時間を稼ぎまする!」
恒興「うむ!(いつまで支えられるか・・)」
清順「揖斐川において織田勢と義龍勢が戦闘中との事。織田勢は少数。」
国元「道三らの足止めか!義龍に伝令!さっさと鷲山に向かえと!織田勢は我らが相手すると!」
伝令「はっ!」
国元「清順!稲葉ら、美濃三人衆に予定通りに動く事を再確認させよ!」
清順「はっ」
国元「教信!成方!三千をそれぞれ与えるゆえ織田勢を駆逐せい!」
教信「はっ!」
成方「承知!」
494 :
旅の僧・定栄:2007/03/15(木) 20:21:20 ID:VdcLMkpk
これが和泉国なのか?以前の面影がないのぅ。
野武士が街を荒らしているようじゃな。
鷲山城
伝令「義龍勢、この城に進撃中!」
道三「婿殿。この城は間も無く包囲され申す。その前に脱出しなされ」
信長「馬鹿な!俺もここで義父殿と死にまする!」
道三「ならぬ!婿殿は天を取れる器量がある!ここで失う訳にはいかぬ!」
信長「なれど!」
道三「帰蝶を頼みましたぞ。」
信長「くっ・・」
光継「十兵衛。お前も信長殿と共に落ちよ。」
十兵衛「えっ・・」
光継「今日より、明智光秀と名乗れ。・・信長殿を助けるのたぞ。」
光秀「はっ・・」
こうして信長らは美濃を落ちた。
信長らが脱出後、鷲山城は包囲された
信長に付き従う武将
平手政秀
池田恒興
丹羽長秀
前田利家
佐々成成
森可成
明智光秀
496 :
旅の僧・定栄:2007/03/15(木) 23:13:18 ID:VdcLMkpk
南無・・
定栄はおもむろに地面に念仏を書き始める。 それに興味を持ち始める庶民達。
定栄は何かを悟ったかのような顔で庶民に語り掛ける。
「民よ!すべての人間、皆平等じゃ!誰にも従う必要はない!!今こそ挙兵し、民の国を築き上げるのだ!帝なんぞ必要あるのか?皆の上に立つものなんぞ廃し、民が天下をとるのじゃ!」
摂津国・河内国・山城国で一揆が発生。
497 :
奥田国元[従五位上・右馬頭] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/15(木) 23:22:49 ID:8ocyEsyj
/*
>>496 一揆の兵数を書いた方が良いですよ
*/
498 :
旅の僧・定栄:2007/03/15(木) 23:31:00 ID:VdcLMkpk
一揆勢・・一国辺り4千人付近だが時を追うごとに拡大する状態。
歩兵が九割・野武士の騎馬隊が一割
朝廷に対し反対の動きを見せていて、仏の加護を信じて死を恐れない。しかし、統率はとれていない。
野武士達が暴走気味
野武士達は仕官先を探している。
月山冨田城篭城中
ワァー! ワァー!
清隆「十分引き寄せてからを撃つのだぞ。今だ撃てー!」パン! パパパーン!
ぐあっ! うぐぐぐぐっ!
清隆「カカカッ!ばたばたと倒れおったわい」
伝令「鷲山城炎上!明智光継は討死!斎藤山城守道三は自害したとの事!」
国元「蝮が死んだか・・。うぬが残したこの国。この国元が貰うぞ・・。義龍殿と会見する。場所は不頑寺が良かろう。清順」
清順「はっ」
国元「三人衆らに予定通りにと伝えよ」
清順「御意」
〜淡路洲本〜
魚住「魚住泰道、阿波勢二千を伴い参りました。」
うむ、泰道の隊はつや消しの黒鎧で統一か、渋いのぉ。
来島「まったく薄のオヤジにも困ったもんだ…。来島通康以下西豫勢千ただいま到着。」
船衆まで出してもらってすまんの。ほぅ…通康のとこは緋色の陣羽織りで統一か。なんともまぁきんきらしとるのぉ。
十河「オヤジ殿〜。十河の雅俊、中豫勢千と共に参りましたぞ〜。」
何故走ってくるのだ?まぁよいわ。雅俊の兵は…なんじゃ?狩衣の弓足軽ばかりだと?なにを考えてるんだあいつは…。
長宗我部「オヤジ殿の通達通りに東豫勢千を着飾らせて参りました。」
元親…お前は案外普通だの。朱色の鎧兜とは。
さて…これで兵は揃ったな。しかしまぁ皆派手な兵じゃな。
かくいう為弘の勢は青い陣羽織りを着用し、刀の鞘を朱色に染め柄を藤巻にするというド派手なものだった。
こうして洲本に集まった四国勢六千は夜明けを待ち海を渡り、淀川を遡上し上洛を目指すのだった。
不頑寺
義龍「これはいったい如何なる事か!」
義龍が激怒したのは、美濃三人衆を筆頭に美濃の豪族達が国元の後ろに座っている事だった。
義龍「稲葉!氏家!これは如何なる事か!」
卜全「これは美濃に住う者の総意でござる。美濃は国元様に支配していただく」
国元「そういう事だよ。義龍殿・・」
義龍「・・謀ったな!」
国元「はっははは!謀ったとはおかしい!父を謀って、死に追いやったのはどちら様でしたかな!貴殿には美濃を治める力量はない!」
義龍「ぬう・・」
国元「貴殿を殺す訳ではござらん。飛騨にて貴殿を受け入れる手筈になっておりますので・・」
かくして、父・道三を討った義龍は国元によって、飛騨に追放された。
国元「土岐の遺臣を皆殺しにせよ!謀反の芽を摘むのだ!民には金をばらまけ!年貢は二公八民じゃ!」
503 :
旅の僧・定栄:2007/03/16(金) 12:38:37 ID:mLydPtr9
???「定栄殿。はよぅ事を進めてくだされ!」
定栄「ハッ!この生臭坊主が皇子のお役に立つのなら、民をも惑わしてみせまする」
???「帝、いや!愚父の世を終える。そして我が国を築き上げ、ゆくゆくは明国をわが手中に収めてやる!定栄殿、それまで国を大いに乱してくだされ。計画の完成の為にものぅ」
定栄「ハッ!ワタクシめで良ければ新帝の駒となりまする」
ここに、、、朝廷を脅かす計画が持ち上がった。
こののち、朝廷は再び分裂し、全ての大名・貴族を巻き込む戦いが起きる
国元「民は落ち着いたか?」
清順「はっ。金や物資を民に分け与えました故、飢饉に苦しむ民は歓喜しております。後は桑成殿が上手くやりましょう」
国元「飛騨・志摩は」
清順「飛騨の姉小路殿は美濃侵攻前からこちらに誼を通じ、ただいま正式な同盟を願っております。志摩では内紛が起こり、新たな領主に九鬼嘉隆殿が就きました。嘉隆殿からも友好の使者が参っております」
国元「うむ。暫時そちに任す。・・清順。わしは頭を丸めるぞ!」
505 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/16(金) 14:23:25 ID:egZx67PI
兄者の民への施しが功を奏したのか民も多少なり活気が戻ったように見える
もっとも立て続けに起こった天災により領内はまだまだ荒れたままなのだが…
元春「殿、摂津・河内・山城にて一揆が起こったようでございます」
家興「山城はともかく、摂津・河内の小笠原領では炊き出しを行い見舞金も出し飢えた民に尽くしていると聞くが…?」
国興「わが領内でもわずかながらですが野武士による略奪が報告されております、このままほって置けばここ和泉にも飛び火する恐れが…」
宗家「ここは武力による鎮圧を」
元春「しかし力で押さえつければ反発も大きくなりましょう、ここは穏やかに…」
宗家「そのような生温いことを言っておれば民の被害が増えまする、殿は如何なさるおつもりですか!?」
元春「殿!」
家興「むむむ…」
元春殿も宗家殿もあまり兄者に意見を求めないでくれ…
優柔不断な兄者の苦悩が増えるばかりじゃ、
家興「…国興、野武士について何かわかっていることはないか?」
国興「ははっ、野武士共は10人〜20人程度の人数で徒党を組み村々を荒らしているようです、被害はまだ数件しか報告されておりませぬが
このままほっておけばここ和泉でも一揆が起こりましょう。風の噂によれば野武士共は仕官を望む者が多いと聞き及んでおりますが…」
家興「仕官先か…我が家で雇うか」
国興「はっ…?」
宗家「殿!?」
元春「殿!?」
家興「いや…我が軍はいつ何時細川領へ出兵できるように兵を集めておるが…多くの足軽を郷里へ戻し
本陣は手薄になっておる、野武士が仕官先を求め我等が兵を求めておるのなら利害が一致するではないか」
宗家「しかし…野武士を雇う金は如何なさいます、我等は飢えた民への炊き出しや疫病対策で兵を雇う金は残っておりませぬ」
家興「勿論多くの金は出せないが…野武士の10人や20人程なら雇える金はあろう、野武士を雇うことによって領内の襲われる民が少なくなると思えば
これも一つの人助けじゃ」
兄者の熱弁により宗家殿も反論できなくなっていた
資金的には多少苦しいが…出来ない話ではない。
家興「決まりじゃ国興、今すぐ領内に触れを出せ、『仕官先を求める者は柏原家にて兵として召抱える』と」
国興「承知仕りました、手配いたします」
数日後、領内の村々に触れの看板が立った
―摂津・芥川城―
鴨冬と敬治は芥川城の本丸から暴徒の暴れる様を呆然として眺めていた。
慈悲を仇で返されるとは兄に会わせる顔が無い。そう思っていた。
鴨冬「何故・・・何が不満だったというのです・・・」
敬治「鴨冬様のお優しい心を踏みにじる行為でございます!」
諜報を担当する宣頼がやって来る。何か分かったようだ。
宣頼「鴨冬様、どうやら一揆勢の指導者が居るようです」
鴨冬「なんですって!?誰なのです!」
宣頼「野武士の頭目数名と、定栄なる旅の僧が黒幕でございます」
鴨冬「僧がこのような真似をするとは世も末です!直ちに捕らえてくるのです」
宣頼「で、ですが、殿と之康様ははすでに討伐の軍を起こされております」
範長は細川攻めの兵をそっくり一揆勢に差し向けた。河内では一揆勢400名が
殺害され、更に川を渡って逃げようとした者達が深みに嵌って更に多くの犠牲者
を出したのである。これが後の世に言う『若江の悲劇』である。
範長「恩を仇で返すような者は人にあらず!我々にはむかった者に容赦してはなりません!」
507 :
旅の僧・定栄:2007/03/16(金) 17:47:46 ID:mLydPtr9
定栄「何!!そなた達、我々から離反し、大名家にやとわれるだと!?」
野武士Aこと石川家篤「我々とて、侍!!源氏の末裔じゃ。武功を立てる機会があるほうにつかせてもらう。」
野武士Bこと楠成猛「兄者の言う通りじゃ!さらば、定栄殿。せいぜい、長生きせぃ」
野武士Cこと鈴木信護「コロスノハ モウアキタ ギノミチキワメタイ」
野武士の精鋭。疾風の三騎。定栄陣営から離脱。十二騎の騎馬隊が仕官先を求めて摂津国〜河内国付近に逃亡。
定栄「田舎侍の数騎なんぞいらんわ!わが偉大なる意志に何時か、いつの日かひれ伏す時がくるだろう。」
この三騎が大名家のもと、天下統一に尽力し、悲劇を迎えるのはまだ先の話。
508 :
旅の僧・定栄:2007/03/16(金) 18:05:13 ID:mLydPtr9
定栄「小笠原家がわが陣営の野武士を誑かす可能性がゴザイマス。何か策を授けてください」
白髪の老人「そう慌てるな、大和坊定栄、いや、橘定栄よ。まず、ワシらの配下の僧兵四百に小笠原家の旗を掲げさせ、村を襲ってみよ!」
定栄「民が信じますか?」 白髪の老人「既に、一揆勢は疑心暗鬼で敵を探しておる。ちょっと突いてやれば、、一揆勢は暴走するじゃろうな。。それに、もしも失敗すりゃあ、大和から筒井勢が進撃する約束をしてやるわぃ。」
定栄「有難うございます。白龍居士様」
白龍居士「では、さらばじゃ!」
白龍居士は瞬時に消え去った。残されたのは定栄一人で、仁王堂で念仏を唱えている状態に戻った。
―月山冨田城―
幾つかの小競り合いの後、包囲戦は膠着状態に入った。
家臣「殿、隠岐の原田殿より伯耆に入り一千の援軍を率いて入城したいとの旨の使者が参っております」
清隆「援軍かそれは助かる。いや、入城するよりも城外で敵の糧道を断つ様な工作をして貰いたいな」
家臣「そちらのほうが宜しいでしょうな」
清隆「では原田には敵の糧道を断つ様に命ぜよ」
家臣「ははっ!」
原田種継は出雲に潜入し大内軍の糧道を断つべくゲリラ戦を展開した。
510 :
野武士達。:2007/03/16(金) 18:48:37 ID:mLydPtr9
石川・楠・鈴木「くっ!小笠原め!あちこちで民を殺害。さらには野武士討伐だと?どこかに良い主君はおらぬか?」
コドモ「カシワのもとは良いところ〜。カシワのもとは飢えをもしのげる良いところ〜。」
石川・楠・鈴木「柏?はて、聞き覚えがあるのぅ?」
声「柏原の下へ、集え!天下の為に、」
疾風の三騎は柏原領?を目指し始める。郎党は残り十名。
511 :
下間頼昭:2007/03/16(金) 20:23:21 ID:/ESTwYiD
/*
>>508 つかぬ事をお聞きしますが御宗門は浄土真宗でok?
*/
ソリ、ソリ・・
国元「見事に丸パゲじゃ。はっははは」
清順「出家後の号は如何に?」
国元「うむ。今後は流雲と名乗る」
清順「流雲ですか・・。意味は?」
流雲「雲のように流れるような生き方をしたい・・まぁ簡単にいうと自由に生きて行くって意味だ」
清順「はっ。分かりもうした。」
流雲「これからは稲葉山城を本拠と致す。尾張は一部は信元に任すが、大半は国親に任す」
国親「はっ!大殿のご期待を裏切りませね!」
流雲「本拠は臨時に清洲城を使い、那古屋城を廃城にし、その付近に新しき城を築け。」
国親「はっ!」
奥田国親
奥田一門。非凡な才を流雲に見出され、尾張支配を任される
513 :
旅の僧・定栄:2007/03/16(金) 21:22:18 ID:mLydPtr9
一応、浄土真宗です。
宗教と民の国の創造の為、暗躍します
>>507 >十二騎の騎馬隊
鴨冬は領内の鎮撫の為、十人程度の伴の者を引き連れて村々を巡検していた。台風が去った後は
蒸し暑い日が続いており、近くの豪農の家で鴨冬一行は水を求めた。
鴨冬「突然、おじゃまして申し訳ございません。この辺りに非常においしい水があると聞いて
参りました。よろしければ、少々分けて頂きたいのですが」
豪農「こ、これは御舎弟様!名誉なことでございます、こちらです」
鴨冬「おや?あちらに誰か居られるようですね?」
豪農「はい、このあたりに縁のあるお方でして、今は浪々の身でおられますが、代々この辺りに
居を構えておられる一族の方でございます。名は・・・」
/*
>>508 筒井順慶は朝廷から大和を与えられた際に帰服した事にしましたが、
順慶の叔父の順国辺りが反乱を起こすんですか?
*/
515 :
人間七七四年:2007/03/16(金) 21:52:47 ID:PmQBON+Q
__,,,,_
/´  ̄`ヽ,
/ 〃 _,ァ---‐一ヘヽ
i /´ リ}
| 〉. -‐´ `'''ー {!
| | ‐ー くー |
ヤヽリ ´゚ ,r "_,,>、 '}
ヽ_」 ____ !
ゝ i、 ´ ニ `丿
r|、` '' ー--‐f´
_/ | \ /|\_
/ ̄/ | /`又´\| |  ̄\
皇太子様がこのスレに不快感を持たれたそうです。
516 :
旅の僧・定栄の中の人:2007/03/16(金) 21:53:51 ID:mLydPtr9
まぁ 筒井家っつっても雑魚な分家。まぁ僧兵とかの宗教人としての代表としてだしました
大和・紀伊は僧兵とかいたので。
確か筒井の分家多かったし
517 :
旅の僧・定栄:2007/03/16(金) 22:00:07 ID:mLydPtr9
しかも 今1550年ですよね? 筒井順慶は1549年生まれだったんで・・・。
やぁやぁ、遠からんモノは男にも聞け! 近くばとくと五郎痔漏!
我こそは、代々足利幕府・御伽衆の誉れも高き、全裸三郎義*の末孫、棹野阿鳴斎行益であ〜る!!
以後、お見知りおきを ニヤリ
519 :
奥田国元[従五位上・右馬頭] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/16(金) 22:03:12 ID:ZPq0QvdB
/*
>>517 正確には1557ぐらいかな?
*/
520 :
旅の僧・定栄:2007/03/16(金) 22:09:50 ID:mLydPtr9
と 言うか順慶が若い状態って言うのが新鮮ですな。じゃあ 八歳くらい?
順慶は親父が1550年に死んでるからピンチですな。 ニヤリ
/*
ってか、国元結構高齢になったな。55歳
*/
流雲「久し振りに京に行くか・・。清順。留守を頼むぞ」
流雲、一万を率い京へ
522 :
僧・定栄:2007/03/16(金) 22:33:22 ID:mLydPtr9
一揆勢よ!!石川・楠・鈴木の臆病者は去ったが、おぬし等は勇猛果敢じゃ! 立て! 山城国に一万の一揆勢集結!!京の街が阿鼻叫喚の渦と化す。
北近江 六角氏居城
流雲「いやはや、すまぬな義賢殿」
義賢「いや、天下の奥田殿が当家を頼って頂き嬉しい限りですよ」
流雲「貴殿が佐和山城を当家に貸して頂く事を仰せになってくれてわしも大助かりじゃ」
義賢「ところでこたびは上洛のためにお越しになったと聞きましたが・・。少し様子を見た方が良いかと。京は一揆衆によって、荒れておるとか」
流雲「左様ですな・・。しばらく佐和山城にて様子を見ると致そう」
524 :
町娘:2007/03/16(金) 22:43:35 ID:XO0DxNMT
誰かわたくしを嫁にもらって下され!
526 :
僧・定栄:2007/03/16(金) 23:06:03 ID:mLydPtr9
石川・楠・鈴木は柏原の下にいってしまったか、
奴等が居れば京をも得られるのにのぅ、
京に軍勢が居る今、皇子が事を起して下されば新時代の幕開けじゃ!
まさか他の軍勢は京の近郊にはおらんだろ。新しい朝廷を今こそ築くのだ!御所を目指し、突撃じゃ!
豊郷「殿!南近江を奪わないのですか!?今なら簡単に打倒できますぞ!」
流雲「はっははは。攻めぬよ。六角は西からの敵の防御壁よ。・・佐和山城は貰うがな。はっははは。いつでも出発出来る準備を整えておけよ。」
豊郷「はぁ・・」
高橋豊郷
奥田家臣。流雲の上洛軍の副将
528 :
下間頼昭:2007/03/17(土) 02:12:12 ID:mpDMbQgZ
行脚より畿内に戻ってみれば震災に見舞われましたか・・。
各地の民百姓に施しは行き届いているようだな。急ぎ諸国門徒寺社より京に荷駄を派遣せよ。
有事の憂いを潤してこその門徒財力よ。御所はもとより公家衆への献上品も忘れるな。
つ 金銭5000貫、銘酒「奥能登」30樽、加賀友禅上物花鳥風月50反。
/*
>>526 私も門徒衆キャラなので分けません?提案としては・・・・
私がレスしてきた北陸、東海、その他。
越前吉崎御坊に光昭様を門主様に迎えて東本願寺派。
で宜しければ貴殿は畿内、南海、西国その他。
摂津石山御坊に光寿様を門主様に迎えて西本願寺派。
対立するも良し。共闘するも良し。大名勧誘争いでも良し(創価お家芸プレイw)。
貴殿が統一門徒を所望するなら私は北陸、関東あたりから大名で独立でもokです。
私はちと仕事忙しいので最近これません。どうするかは元気な貴殿におまかせします♪
*/
/*
>>526 ところで、こっちに逃げた十二騎の野武士に考えておられた名前ってありますか?
無いのでしたら、勝手に付けさせていただきますが。
にしても、八歳の順慶に何をなさるおつもりでw
*/
十二騎の人々。石川家篤・鈴木信護・楠成猛の三騎と残りの九人で構成される。
石川家篤は源氏の末裔を名乗っているが実際は不明。名の家の字は義家の家
鈴木信護はカタコトでしか話せないオトコ。出自不明。頭は悪いが優しき力持ち
楠成猛は楠一族に憧れる農民のオトコ、石川家篤を源氏と信じて彼に従う。三人は義兄弟
他の九騎に設定なし。ご自由に
下間どの。
我が活動拠点は畿内・西国にします。
流雲「瀬田まで進出することにしよう。岡部元信!お主を佐和山城守将に任ずる故しっかり守れよ!」
元信「はっ!」
流雲軍、瀬田へ
/*
復活!
しかしPCが巻き添えホスト規制とは…
しばらくは携帯からとなります
ところで、今は何年まで進んでますか?
*/
/*
>>533 ご復活おめでとうございます!
大体、1557年春ですかかね
/*
>>534 了解しました
ありがとうございます
*/
536 :
僧・定栄 ◆qG5Uj1x8xc :2007/03/17(土) 14:32:06 ID:gVhyBwRB
定栄「いけー、むにゃむにゃ。血しぶき浴びちまえー」
定栄の部下「どうかされましたかな?定栄様」
定栄「んっ!?、、あぁ夢か。」
定栄の部下「またあの夢ですかな?」
定栄「良く解ったな、また得体の知れない夢じゃ!何故かワシはその世界で常陸左京大夫[従四位下]と名乗っておるのじゃ。」
定栄の部下「もしや、それは前世の夢では?、」
定栄「まぁ関係ない。わしは今は定栄じゃからな」
ふと常陸左京大夫[従四位下]だった頃の記憶を振り払う定栄
さてさて…淀川はなんと大きな川なんじゃ。
大音「さようでござるなぁ。しかし京はあと少しにござる。」
そうか。しかし畿内は荒れておるの。上方ゆえもうすこし栄えていると思ったがこれでは淡路の方が幾分か栄えておるぞ。
大音「ここ畿内は小笠原、柏原、波多野、細川、武田等が覇権を争っています。今一番勢いがあるのは小笠原、柏原…」
知っておる。しかし帝のお膝元がこのように荒れておるのはよろしくないの。誰でも良いから畿内に平和をもたらすべきじゃ。
大音「されば殿が…。」
言うな…。
大音「ビクッ…はっ…。」
大音よ…わしには畿内を治める力量はない。面倒くさいことは他家に任せ薄家はその者と誼を通じておれば良いのだ。
大音「それでは殿は…。」
天下なぞ欲しがる者にくれてやれば良い。大事なことは死なぬことよ。
上洛は近い。
流雲「これが瀬田の唐橋か・・見事じゃな」
豊郷「この橋を渡れば京まですぐでございます!渡りますか?」
流雲「うむ。醍醐寺に布陣致そう」
奥田軍、京に接近
539 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/17(土) 18:22:33 ID:yBa4ruCT
仁和寺@仮宮・帝は避難中
家礼A「宰相様、薄修理殿がまもなく上洛との由にごさいます」
是道「おお、そうか。これで洛中の治安が回復すれば頼もしいのぉ」
家礼B「宰相様、奥田典廐殿、上洛の為醍醐に逗留中にごさいます」
是道「おお、そうか。これで洛中の治安が回復すれば頼もしいのぉ……
って?!おい、これでは鉢合わせでおじゃるよ! どーなるのよ?」
541 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/17(土) 20:40:24 ID:VDemjV0W
家興「続々と野武士の徒党が仕官してきているようじゃの」
国興「ははっ、領内での野武士による略奪被害も減少したようです」
元春「野武士の中には馬術の心得ある者も多く騎馬に疎い我が軍にとって貴重な存在です」
家興「それはよかった」
宗家「しかし殿、我が軍の資金も底なしではないのです、野武士を雇うのも結構ですが程々にして下され」
家興「うむ、わかっておる」
家臣「国興様、新たに野武士三人が仕官したいと申し出ております」
国興「うむ、今すぐ参ろう」
国興「わしが柏原家家臣、柏原国興じゃ。仕官を申し出たはおぬし等か」
石川「ははっ」
国興「名を何と申す?」
石川「摂津・河内で野武士をしておりました石川家篤!」
楠「同じく、楠成猛!」
鈴木「スズキ・ノブモリ!」
この三人…野武士にしておくには勿体無いほどの立派な体格をしておる、先ほどつないである立派な馬を見たが…此の者等の馬であろう、
それに石川に楠に鈴木…どこかで聞いた名じゃ…どこかで…
国興「今日はよくおいでなされた、しかし何故我が家に仕えようと思ったのじゃ?」
石川「天の声を聞き、御家に参りました所存でございます」
国興「天の声…とな?」
石川「ははっ、我等とて信じられぬ話なのですが…仕官先を求め流浪している途中突然
『柏原の下へ、集え!天下の為に、』
という声が聞こえまして…ここにはせ参じました」
にわかには信じられぬが…これが真だとすればこれは間違いなく吉兆ではないか
国興「して…外につないである馬はおぬし等の馬か?」
石川「ははっ、我が愛馬にございます」
国興「見たところ体は大きく逞しく、毛並みもよくきちんと世話が行き届いておるように見える」
石川「はい、我が愛馬にだけは普段より愛情を注ぎ、いざという時に活躍してくれるようきちんと世話をしております」
国興「我が軍の騎馬軍団は馬の数も少なく馬術の心得ある者が少ないのじゃ、おぬし立派な馬に乗り馬術の心得あるならば
我が軍の騎馬軍に兵長として仕えぬか?」
石川「えっ!?」
国興「先ほども言ったが我が軍には馬術の心得あるものが少なくどこか頼りない、
おぬしのその体格と立派な馬が居れば我が軍も心強い」
石川「しかし…某のような一介の野武士にそのような重要な役柄を…」
国興「我が騎馬軍は仕官してきた野武士が沢山居る、それをまとめるのはおぬし等のような者でないと務まらぬのじゃ」
石川「あ…ありがとうございまする!!某、御家のために命をかけて戦いまする!!」
国興「畿内の一揆が静まり小笠原殿も落ち着かれれば和泉北部の細川討伐が始まる、それまでにしっかりと腕を磨いておけ」
三人「ははっ!!」
こうして石川家篤・楠成猛・鈴木信護は柏原家の騎馬兵長として仕えることとなった
醍醐寺
流雲「良し。祈願も済んだ。行くぞ!」
豊郷「出立!」
奥田軍遂に京へ
543 :
旅の僧・定栄:2007/03/17(土) 22:10:41 ID:gVhyBwRB
定栄「一揆軍よ!さぁ焼き払え!。」
???「定栄!なんじゃ、この一万もの汚い民は!」
定栄「見ての通り、農民です」
???「そんな奴等が京に居たら邪魔じゃ!出ていかせろ!」
定栄は無言で立ち上がり姿を消す。
一揆軍。御所を包囲。
街に火を放つ。京はまさに惨劇の地。
>>530 ありがとうございます。
豪農「名は服部正勝様と仰います」
離れの方から背の高い男がやってきて、亭主に話しかける。
正勝「誰か見えられたようだな?」
豪農「はい、小笠原範長様の御舎弟の・・・」
鴨冬「鴨冬です、以後お見知りおきを」
正勝「なっ、なんと!御領主様の!?これは御無礼仕りました!」
鴨冬「いえいえ、そのように畏まらないで下さい。ただの散歩なのですから」
正勝「はっ」
鴨冬(ふむ、旧家の者を召抱えれば民心を掴むのも容易いでしょう。声をかけてみますか)
鴨冬「服部殿、ここの御亭主からお話は伺いました。よろしければ、当家で働いていただ
けないでしょうか?私から兄上に推挙致しましょう」
正勝「願っても無い話ではございますが・・・実は先日まで一揆軍に身を投じていた
のでございます。それから、共に一揆軍を抜けた者で、私と共にいる者が二人居る
のでございます。ぞろぞろと罷り出るのは無礼かと・・・」
鴨冬「兄上は帰順する者には寛大です。それに当家は常に新たな人材を探しております。
かえって好都合です」
正勝「なんと寛容なお言葉!我ら三人命の限り小笠原に尽くしまする!」
こうして、三人の野武士が小笠原家に仕官する事となった。後に摂津三将と呼ばれ、小笠原
家中において一定の勢力を持つ事となる。
服部正勝
摂津の旧家出身。長く続いた乱で領地を失ったが、鴨冬に召抱えられる事で旧領を回復した。
一応範長の直臣ではあるが、仕官の経緯から、鴨冬に付けられている。槍の達人であり、馬上
の高みから槍を突き立てるは快感の絶頂。兜の奥に薄笑いが見える。
内藤安信
摂津の土豪。一揆軍に身を投じるが、指導者の方針に疑念を抱き、服部・香西と行動を共にする。
弓の名手であり、遥か遠方の敵でも、彼が狙うは心臓のみ。一瞬で心臓を射抜き死へと誘う。
香西成政
河内出身。二人と共に一揆軍を出奔する。鴨冬に恩を感じ、直臣の誘いを断って、あえて鴨冬の臣下
となる。剣の腕前で家中に並ぶ者無く、その剣で今までに数え切れぬほどの希望を奪い去った。剣が
鮮血を欲する限り、悲鳴は止みはしない。
京
豊郷「一揆の為に荒れ放題ですな・・」
流雲「ふん。邪魔するなら殺せ。何もせぬなら構うな。今は和束殿を訪ねるとしよう」
豊郷「はっ」
546 :
人間七七四年:2007/03/17(土) 22:51:14 ID:+9FSdYzf
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547 :
旅の僧・定栄:2007/03/17(土) 22:55:26 ID:gVhyBwRB
定栄「はやく帝を連れ出せっ!」
定栄の部下「定栄殿。何故、何故そこまで焦られるのですか?」
定栄「藤林よ。そなたが知る必要はない。ワシには、、否!ワシらにはもう時間がないと言う事は、、お前が知る必要はない。」
藤林政勝「しかし、このままでは我が方は逆臣となりますぞ」
定栄「我に策あり、、良いから帝を嵐山に向けて連れ出せ!!」
藤林政勝「八ツ。」
一揆勢。帝を御所から連れ出し嵐山に逃亡。
548 :
旅の僧・定栄:2007/03/17(土) 23:04:41 ID:gVhyBwRB
配下
藤林政勝・・元・一揆勢の服部正勝の長兄。庶子であったため、藤林の養子となった。服部正勝の一揆勢離脱の際に定栄が当て付けで名前を弟に似せた。今回の一揆勢暴走を機に出家し、号を全平とする。
五十嵐宗継・・・コシノイケギミの末裔。子供を集めては自分の玩具にする鬼畜。 しかし、兵法に長ける名将。長いマサカリをふるって戦う。
豊郷「殿!主上が一揆勢に連れ去られたとの事!」
流雲「そうか。(御所も焼いてくれれば良かったのに・・)和束殿も見つからぬし・・。金閣寺を見ようぞ」
550 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/18(日) 00:59:14 ID:bZI5O5Pp
前代未聞の玉体の失踪に、公家衆は蜂の巣を突いたような大騒ぎとなった
是道「オロオロ、オロオロ。…なに、三種の神器は女房衆が持ち出していて無事じゃと? もしかしたらこれは…」
新帝擁立の文字が頭をよぎった
これが京…。
大音「荒れておりますな…。」
まぁ良いわ。とりあえず和束殿に目通りし今後の…ん?あれは…。
大音「東海道の出来人殿の軍ですな。」
ほぅ。この時期に京に上がってきたか。ニヤ
大音「いかがいたしますか?」
なに、出来人殿ならそのうち向こうから使者を寄越すじゃろう。まずはなにより和束殿じゃ。
為弘上洛。
―出雲・月山冨田城―
清隆「大内方の三刀屋・三沢に加増を条件に内応する様、その方が密使として赴け」
家臣「ははっ!して応じましょうか?」
清隆「彼らは糧道を断たれ冬の寒さにも凍えている。士気の下がり様も尋常ではない様子じゃ
必ず応じるであろう」
密使が三刀屋、三沢陣営に発ち戻って来た。
清隆「で、どうだった?」
家臣「殿、首尾は上々でござる」
清隆「ご苦労であった戦はもうじき終えるかも知れぬな」
流雲「金閣寺も見事じゃな〜。金ピカじゃ!」
豊郷「殿!そろそろ和束殿の元にいかねば!それと、薄殿が入洛された由!」
流雲「薄殿がか。ふ〜ん。まぁ、和束殿のとこに行けば会うだろ。和束殿の元に参るぞ」
554 :
人間七七四年:2007/03/18(日) 11:34:06 ID:BZAnNF4h
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駿府城
国真「この城の改修もやっと終わったな」
清盛「はい。川の流れを変える事によって、城の守りを強める事ができました。」
国真「うむ。父上も喜ばれよう」
清盛「はい・・。ところで若。伊豆の事聞きましたか?」
国真「うむ。山賊供が暴れてるらしいの。北条殿も悩まされておるとか」
清盛「そこででござる・・。ここは若が出兵し、山賊らを鎮圧に向かわれるのがよろしいかと・・ニヤ」
国真「しかし・・。先の同盟で富士川より東に侵攻しないと北条家と約束したぞ。約束を破る事になるではないか」
清盛「侵略が目的ではありませぬ。悪魔で賊討伐が使命。これなら違約ではありませぬ。」
国真「うむ・・(この野心家が)分った。出陣しよう。」
清盛「英断でございますな・・ニヤ」
成川清盛
清順の嫡男。国真の守役兼軍師
生まれてすぐ、父に反骨の相があるとして捨てれるが国元により許され、国真の側近になる 冷徹な人物
556 :
旅の僧・定栄:2007/03/18(日) 14:27:15 ID:zglm6Cfy
定栄「帝・・・はやく、統仁親王に位を譲られませ。」
帝「ならん!奴は奴だけは危険過ぎる。だからこそ、奴は朝廷から遠ざけたのだ」
???こと統仁親王「父上。申し訳ございませんが譲位して下され。定栄は京ばかりでなく、すべてを破壊してしまいますぞ」
帝「しかし、、、貴様ら。アレを忘れていないか?」
定栄「ん!?、、しまった。神器か!くっ!!五十嵐!藤林!帝を牢に入れよ!神器の在処を吐かせるまでな!」
統仁親王「まて!定栄!仮にも帝を牢に入れるだと?貴様!もう下がれ!この逆臣が!」
定栄「邪魔者は消えよ」
統仁親王、定栄により殺害される!
帝は嵐山の牢に投獄。
定栄の暴走。
帝が拉致と…。
大音「そのようでござる。」
ふむ…なんともまぁ上方の者はやることがだいそれておるのぅ。(微笑
大音「まことにござる。恐れ多くも日の本の王たる今生帝を…」
まぁ待て、帝がおらねば新たに立てれば良い。
大音「なんと!?」
なぁに、難しいことではない。三種の神器は向こうに渡ってはいない。それに東の雄奥田殿も京におる。
ならば簡単じゃ。ニヤ
帝を助ける名目で嵐山を攻め帝と坊主共を皆殺しにし罪は一向宗に被せる。
あとは奥田殿に出てきてもらい新帝擁立の音頭を取っていただく。和束殿にはわし等から手をうてばよい。あのお人も野心がある。新帝選びも和束殿に都合の良い人選をして頂けば良いのだ。(微笑
音頭「鬼手でござるな…。」
ふん。大音よ。今し方のわしの策を文にしたため奥田、和束両氏に送るのだ。
大音「はっ。」
為弘の陰謀が動き出そうとしていた。
―河内・高屋城―
一揆勢の上洛の知らせを受けた範長は一気に細川領を蹂躙する事にした。
すでに軍勢は整っており、後は先陣の将の選定と柏原家への援軍要請をする
だけであった。
範長「不穏分子のいない今こそ好機です!一気に和泉へ雪崩込み、我が物と
してやりましょう」
之康「柏原への使者はもう放っておいた。後は柏原の返答待ちだな」
範長「では、先陣の将ですが・・・」
その時、鴨冬が遮った
鴨冬「兄上!私に先陣をお任せ下さい!」
範長「ふむ・・・良いでしょう、存分に暴れてきなさい」
鴨冬「ありがたき幸せ」
―高屋城・鴨冬の部屋―
半刻ほどして、鴨冬の自室には鴨冬と三人の姿があった。
鴨冬「私は先陣を仰せつかりました。あなた達の力を見せる良い機会です」
正勝「はっ、御期待に沿えるよう努力致しまする!」
安信「拾って頂いた恩、万分の一でも返せればと思っておりました」
成政「鴨冬様と小笠原に仇なす者は全て某が薙ぎ払いましょうぞ」
鴨冬「正勝には騎馬隊を、安信には弓兵隊を、成政には足軽隊をそれぞれ
500ずつ与えます、敵にあなた達の恐ろしさを教えてやりなさい」
三人「応!」
和泉侵攻軍(23000:足軽9500、騎馬7000、弓兵6000、鉄砲500)
先 陣:小笠原鴨冬(4000:足軽2500、騎馬1000、弓兵500)
第二陣:津田重尚 (4000:足軽1000、騎馬1000、弓兵2000)
第三陣:荒木村範 (4000:足軽1000、弓兵3000)
第四陣:小笠原之康(4000:騎馬4000)
総大将:小笠原範長(7000:足軽5000、騎馬1000、弓兵500、鉄砲500)
559 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/18(日) 18:12:38 ID:bZI5O5Pp
洛北某所
是道「大音殿、先刻いただいた修理殿の手紙まったくむちゃでおじゃるよ。
だいいち主上の消息が定かでないのに皇子を新帝など前例がないでおじゃる」
大音「前例ならございますぞ。後光厳帝の例をお忘れでございますか?」
是道「なんですと? でっ、では女院様をかついで宣旨を賜るというのか!」
大音「そう、そこまでが和束様のお役目。帝が決まればあとは武家におまかせを。」
朝廷を舞台に権力闘争が始まろうとしていた。
560 :
旅の僧・定栄:2007/03/18(日) 18:53:05 ID:zglm6Cfy
定栄「五十嵐・藤林!さっさと脱出するぞ!五十嵐、アレは完成したか?」
五十嵐「はっ!!完成いたしました。まさか帝が定栄様の格好をしているとは敵も解らないでしょう。それに・・・」
嵐山から定栄一味が一揆勢を置いて逃亡。
定栄が居た砦には坊主になった帝が定栄の格好をして取り残されている。
さらに汚れた教典が山になって放置されている。
561 :
定栄の中の人:2007/03/18(日) 18:57:45 ID:zglm6Cfy
追加 さらに帝は動けぬように水銀を食事に盛られた。
嵐山に来た追討軍に罪を着せるため、定栄は悪業をかさねたのである。 捨てられた教典には油が沢山染み込んでいる
562 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/18(日) 20:02:06 ID:bZI5O5Pp
家礼「宰相様、主上を拉致した賊党が嵐山に向かっていったとの情報がありました」
是道「よし、さっそく追っ手を…といっても朝廷にそんな力はない。
そうじゃ、奥田、薄の兵力があった。さっそく追討の綸旨を…むう、主上がいないと何にもできぬわ
ええい、私討でもなんでも主上を助けだすのが先じゃ!」
豊郷「大殿!賊が主上を嵐山に拉致したとの事!和束殿が追討を命じる使者を送って来ています!」
流雲「くだらん・・。」
流雲は昔から媚びへつらう者や公家等が大嫌いだった。重臣にも日頃から[朝廷等滅んでしまえ!]と吐き捨てる程であった
豊郷「如何いたしますか?」
流雲「適当に言っておけ。持ってきた献上品を渡しとけ」
鰻200匹、蜜柑・茶・苺500箱、美濃産大木200本、名刀15振 金3500
さてさて、奥田殿もそのうち兵を出すじゃろう。和束殿から帝救出の命も出た。嵐山に向かおうかの。
主だった武将をここに集めよ。
昭貫「はっ!!」
とまぁこの度の帝奪還作戦の筋書きはこうなっておるのじゃ。兵には伝えるな。帝も坊主も関係ない。ただひたすらに斬り伏せよ。
一同「はっ!!」
四国勢嵐山に侵攻。
565 :
旅の僧・定栄:2007/03/18(日) 21:11:17 ID:zglm6Cfy
藤林「よし!それでは帝には嵐山と共に消えて頂きますか!」
火矢を紙の山に撃ち込む藤林。
嵐山炎上。
定栄「よし!今回の件が四国勢の策略の様に仕向けろ」
流雲「・・・豊郷は三千で御所周辺を警護せよ。わしは七千で嵐山に向かう。手遅れかも知れんがな・・・」
奥田軍七千、嵐山へ
嵐山が燃えたか…
大音「帝も坊主も共にですな。」
いいや…焼けたのは帝だけじゃろうて。
大音「何故わかるので?」
直感じゃ。
大音「直感!?」
あぁ。外に慣れておらぬ帝を連れて逃げるのはしんどいだろうからな。
まぁ坊主は逃したがだいたい計画通りよ。
大音、和束殿にことの顛末を伝えよ。坊主共は帝を手にかけ逃走。坊主逃したるは口惜しきことなれど計画通りにことを運ばれよ。
さて…木材を献上して四国に帰るか。京には為義を残して繋ぎとしよう。
四国勢帰国。
フフフ… 定栄殿の策、見抜けたり! タタタタタタタタ…
さて皆帰るぞ。
十河「殿〜。」
どうした雅俊。
雅俊「奥田殿の軍がこちらに向かっております〜。」
そうか…淡路勢千のみここにとどまるぞ。あとは帰れ。
一同「はっ。」
嵐山
流雲「見事に焼けておるな。これで時代が動く・・。御所に行くぞ。官位を貰って帰るぞ」
奥田勢、御所へ
家臣「大殿。薄勢がおります」
流雲「ふむ。千だけ残れ。後は御所に行き豊郷の指示に従え」
572 :
旅の僧・定栄:2007/03/18(日) 21:59:45 ID:zglm6Cfy
藤林の一族のおかげでなんとか逃げ出せたな。
京は もはや 都とはいえない程になったな。
新帝に興味はないがな!
やぁやぁ奥田殿。お初にお目にかかります。薄修理にござる。
以後お見知りおきを。
見ての通り嵐山は焼け帝はお隠れになられた。天下の反逆者共は逃走したもよう。まことに口惜しき限りにござる…。
とまぁ形式通りの口上はこれにて終わりにいたしましょうや。
これにて天下が動き出すじゃろう。もはや朝廷に力はなく必要の無いものになっておる。
新たな秩序が必要なのじゃ。
かと言って我に天下を競望する気は毛頭ござらぬ。なれば…。
奥田殿の思うがままに天下を動かしたまえ。(微笑
>>573 かというわしにも天下を取る意思はありませぬよ。わしは天が乱れに乱れさえすれば良いと思っております。後は後の者が何とかするでしょうからな・・。わしとて何時果てるか分からぬ身・・。楽しく生きて行きたいのですよ。はっははは!(目が笑っていない)
奥田殿もそれがしと同じお考えか。(微笑
それでは後のことはお互い息子任せといたし乱世を存分に楽しむといたしましょう。(笑
さて、奥田殿も御所に参るようですし、それがしと共に参りましょう。和束殿を安心させてやらねば。ニヤ
>>575 そうですな。・・わしは公家が大嫌いでござるよ。あのニタニタしながら人の力を借りねば生きていけぬ寄生虫が如き公家がっ!見るだけでむしずがはしる!・・なので官位だけ貰って早く帰国したいものでござる。はっははは
まぁまぁそう言わずに。彼等とてそうせねば生きて行けないのです。
さぁ参りましょう。
>>577 はっははは。わしとしたことが取り乱してしまいましたな。では、参いりましょう
目指せ駿河ぁっっ!! ハイャッ! パカラッパカラッパカラッパカラ…
580 :
旅の僧・定栄:2007/03/18(日) 23:10:23 ID:zglm6Cfy
五十嵐「定栄様、順慶殿のもとに逃げましょう」
定栄「うむ、順慶はワシからしたら息子同然じゃ。七〜八歳くらいしゃったかな?」
藤林「えぇ。父上をなくし、大層落ち込んでおります。しかも伯父上も何人か失い、家中も混乱しています。」
定栄「よしっ!筒井家の世話になるか。」
僧の身分を利用し、定栄は筒井家に逃亡した。
―出雲・月山冨田城―
清隆「そろそろ頃合じゃ狼煙をあげよ」
家臣「はっ!」
狼煙を合図に三刀屋・三沢勢は大内勢に襲い掛かった。
ワァー! ワァー!
清隆「この機を逃すな。皆の者掛かれー!!」 オオオォォ!!
大内勢は総崩れとなり出雲より退却した。
韮山城
ワァー!ワァ!
泰朝「かかれぃ!かかれぃ!」
伝令「朝比奈勢、山賊らを押しております!」
国真「所詮、山賊よな。統制が取れておらぬ。韮山奪還もすぐよな・・。清盛、北条家は問題ないのか?」
清盛「問題ありませぬ・・。我らは北条殿が山賊に占拠された韮山を奪還する・・。ただそれだけでござる」
国真「・・・(良く言う・・)」
その後、韮山城は奥田勢によって、陥落した。
国真「韮山は泰朝に任す。しっかと守れよ」
国真、駿府城に帰城
583 :
旅の僧・定栄:2007/03/19(月) 00:05:45 ID:kL19gIIo
大和国の定栄派の国人達「定栄殿、順慶様はご幼少です。暫く政務を執ってみてはいかがですかな?」
定栄「いえ、私めには荷が重すぎまする。遠慮いたしまする」
順慶「定栄殿、皆が言っておるんじゃ。なぁーに大和国一国じゃ!明国帰りのそなたの力みせてくれ。」
定栄「若君の言う通りにできるか解りませんが、若が元服するまでなら協力いたします。」
定栄は大和国にて政治を執る。後に大和国は坊主の国と称される。
定栄「周辺の諸将に書状をだせ!順慶の補佐はワシがするので!とな。」
584 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/19(月) 00:49:15 ID:4RPg49Aq
仮御所
典廐殿、修理殿、ご苦労でごじゃったの。両軍が着いたときには主上はおかくれになっていたとは
(まさかこいつらが帝を殺害したのではあるまいな…)
貴殿の功に報い官位を執奏したいところじゃが、新帝践祚まで時間がかかりそうでおじゃる。
奥田殿には従四位下・左衛門督を、薄殿には従四位下をと関白様に内意は伝えてある。
(正直帝が死んでくれてほっとしたわい。践祚にややこしい理屈をつけんですむからの)
範長兄弟は立て続けに入った凶報に顔面蒼白となっていた。帝の逝去と大和が定栄に
乗っ取られた事である。大和は之康が采配を振るっており、不在の間は之康の家臣が
万機を決済していたが、之康の家臣や親小笠原の国人が追い出されてきたのだ。更に
順慶の叔父の持明寺順国までも追放されてきた。彼らの訴えるところによれば、定栄は
幼君の順慶に巧みに言い寄り、あっという間に大和を支配してしまったとの事である。
また、帝も坊主達に殺害されたとの事であるが、奸計によってのし上がった東西の雄の
言う事である。お人よしの範長兄弟ですらそれを信じることはできなかった。親王が同日
に亡くなっているのもその疑念に拍車をかけた。
範長「何たる事・・・秩序はどこへ行ってしまったのでしょうか?」
之康「抜かったぜ・・・大和はがら空きだったからな」
鴨冬「帝の大葬にはお金も要るでしょう、あの義理の欠片も無い二家が出すとも思えません、
我らが献金致しましょう。・・・ああ、世が世ならば大勢の公家に囲まれて万機を親裁な
さるお方がこのような御最期を遂げられるとは・・・おいたわしや」
範長「そうですね、和束様に取り次いで戴きましょう。大和のほうもすぐに奪回を!」
之康「待て、ここは和泉に兵を進めたほうが良い。柏原や細川が連中と取引するかもしれんし、
足元を固めておいた方が良いからな」
範長「ではそのように致しましょう。出陣!」
>和束様
帝が御隠れになられた事を家中一同・領民達は嘆き悲しんでおります。この所の台風や地震も
尊いお方の死に際して、天が悲しみ、地が震えていたのでしょう。我らも哀悼の念を示すため、
金四千貫、銀六千貫、絹百疋を献上致します。僅かではございますが、何卒帝の大葬の費用に
充てていただきたいと思います。
>柏原殿
これより我らは和泉に出兵致します。かねてのお約束通り、援兵をお願い致します。
それから、当家で御預かりしている御嫡男は大切にお育てしておりますので御安心下さい。
鴨冬の家で生活し、之康を学問の師として養育しております。御嫡男の利発さは之康も舌を
巻いており、将来が楽しみと申しておりました。では、和泉にてお待ちしております。
586 :
梅小路義清:2007/03/19(月) 08:31:13 ID:MNBw55tR
関白である!!誰かおるか
>>584 有り難き幸せ・・
流雲「豊郷、帰るぞ。京には野中中盛を置いていく」
奥田勢、帰国へ
新帝は践祚したが、大葬費をあてにしていた流雲の帰郷で朝廷は苦境に立たされた。
そのピンチは為弘と範長の援助でなんとか救われたが、治安警固のため京にとどまるようにとの要請は為弘が丁重に断った。
是道の執奏どおり官位が叙任されたほか、天皇勅願で範長に正五位下・左京大夫が下された。
洛北――薄邸――
白河の外れに前右大臣薄諸久という老齢の貧乏公家の屋敷がある
当主の諸久は半月前に持病の潰瘍で床に伏し今まさにこと切れようとしている
薄家の諸大夫・雑掌の逸見大和守久永は一人頭を悩ませていた
久永「さて困った。帝はお隠れあそばし、お上は今日明日の命
先の震災により嗣子・諸世様もお亡くなりになるし我が薄家は断絶じゃ・・・」
公卿薄家は橘諸兄を祖とする橘朝臣の嫡流。内大臣・大納言を輩出する家柄であり
当主は代々橘氏長者を務め、公武の橘姓諸家を統括していた
中でも諸久は摂家に取り入り薄家として初めて右大臣に昇った。
子がなく老齢になるまで養子を立てなかったがいよいよ齢80を越えたため
和束家から諸世を迎えた。諸久は諸世を殊の外可愛がったが先の震災により諸世を失うと落胆激しく
病がちになりついに潰瘍が悪化し、今は昏睡状態である
久永「御家の一大事なれば、名のある家から養子を迎え公卿薄家の存続をはかるしかあるまい
和束様なら我が薄家とは浅からぬ仲、早速裁可を仰がねば・・・」
逸見久永は和束邸に向かった
ここが駿河様のお屋敷か… 御免!御家中方にお取次ぎ願いたい!
やはり淡路が一番落ち着くの。四国は山ばかりで実りが少ない…次は山陽に手を出すかな…。しかしまだ国は疲れておるから…
大音「殿!!」
いかにしたのじゃ大音。
大音「本家薄家が和束殿から養子を迎えるとのことです!!」
あぁそんなことか。まぁあの人も化け物じみた長寿だったからそろそろ養子がいないときついだろうよ。
大音「さようですか…。」
それに本家と言ってももぉ四代前に分家したから繋がりは希薄じゃ。毎年新年に年賀の挨拶をするくらいじゃてな。
それより大音よ。誰か適任者を選び山陽を探らせよ。
大音「はっ!!」
稲葉山城
清順「無事のご帰国なによりでございます」
流雲「うむ。京は相変わらずイライラする場所だった。わしのいぬまに何かあったか?」
清順「国真様が、我が子・清盛に焚き付けられ富士川を渡り、山賊討伐を大義に伊豆・韮山を落としました。」
流雲「うぬの倅もようやるの・・。はっははは!」
皆様お初にお目にかかります(と言っても中身は前回ちょっとだけ参加した頭弁民部大輔憲章ですが・)
皆様の勢力が大きくなってきたのでそろそろ朝廷との繋がりをと思い
>>589で、公卿薄家への養子イベントを作ってみました。
朝廷担当は和束様のようですので勝手に丸投げしてしまいましたw もし公卿薄家に養子を送りたい方
和束様とご協議の上決定してください。またこのイベント自体あまり乗り気でなければ
スルーしていただいて結構です。では
594 :
旅の僧・定栄:2007/03/19(月) 12:58:38 ID:kL19gIIo
定栄「小笠原家に大和国に攻め込まないで頂く為に、従属下に入るのはいかがでしょうか?」
順慶「定栄殿に任せるぞ!我は五十嵐宗継から貰った鷹の世話で忙しいのじゃ」
定栄「とにかく、小笠原家に書状を送り同盟をむすびます。」
筒井家から小笠原家へ同盟の書状。
595 :
柏原和泉守家興:2007/03/19(月) 15:50:29 ID:ya6PP6Uo
〜和泉:土居城〜
国興「京では一揆勢により帝がお隠れあそばされ…
京は台風・地震・一揆により荒んでおるという噂にござる」
家興「坊主が帝を謀殺とは…大変な世になったものじゃ…」
国興「淡路の薄勢、駿河の奥田勢も帰ったとはいい京に将を残してござる」
家興「この和泉も畿内に位置するからにはいつ飛び火してもおかしくない、気をつけねば」
元春「殿、小笠原河内守様より使者が参ってございます」
家興「よし、お通しいたせ」
元春「ははっ」
国興「して、如何でございました?」
家興「うむ、河内守殿が和泉北部の細川領へ侵攻なさるようじゃ、それで同盟に則り援兵の要求じゃ」
国興「兄者、今度は以前のようなことにならぬよう慎重にお願いいたしますぞ」
家興「わかっておる、今回は河内勢の動きを見て慎重に行動いたす」
国興「了解いたしました」
元春「軍備のほうはいつでも出兵できるように常日頃より鍛えております」
宗家「兵糧も領内が落ち着いてきたゆえ蓄えもございます」
家興「よし出兵じゃ、我々の目標は大津川以南の岸和田城・池尻城・真鍋城、
その周辺の曽根城・苅田城へ参る。更に河内守殿よりの援兵要請があれば
それ以北へも侵攻いたす!!」
一同「ははっ!!」
家興「急ぎ準備を整え細川領との国境まで向かえ、河内勢が細川領へ侵攻したと同時に我等も侵攻いたす!」
〜細川領侵攻軍〜
第一陣:柏原国興(1000:足軽800、石川騎馬隊150、鉄砲50)
第二陣:稲葉元春(1000:足軽850、楠騎馬隊100、鉄砲50)
第三陣:平松宗家(1000:足軽850、鈴木騎馬隊100、鉄砲50)
第四陣:柏原家興(1000:足軽800、騎馬100、鉄砲100)
第五陣:松浦守(800:足軽700、騎馬50、鉄砲50)
留守居役:北口仲久(700:城兵500、騎馬100、鉄砲100)
そういえば大音よ。
大音「なんでござる?」
わしは官位をもらったのだが焦っていて従四位下しか聞いておらぬのだ。
大音「可愛い失敗にござるな。(笑」
大音よ…死ぬか?(微笑
大音「も、申し訳ござらぬ!!」
ふむ…では為義に子細を述べ和束殿に問い合わせてくれるように申しておけ。
大音「はっ!!それから山陽のことですが…」
うむ。
大音「前の松枝攻めにより山陽諸国は疲弊しております。特に安芸の毛利は大内に翻意を抱いております。」
そうか…ではさっそく安芸の毛利に使いを送り誼を通じるのだ。
大音「御意。」
それと鎮西にも草を入れろ。
野望動く日は近い。
597 :
旅の僧・定栄:2007/03/19(月) 16:30:02 ID:kL19gIIo
定栄「柏原が細川領に侵攻したか。」
五十嵐「はっ、そのようにございます。」
定栄「よし、柏原の干渉が無いうちに紀伊に侵攻せよ!」
紀伊侵攻の筒井軍(定栄軍)・総勢三千五百人
第一軍・五十嵐宗継
二千人
弓隊 五百人 騎馬隊 百人 足軽 千四百人
第二軍・藤林全平
千五百人 騎馬隊 六百人 足軽 八百人 藤林配下の忍 百人
598 :
定栄:2007/03/19(月) 17:00:29 ID:kL19gIIo
定栄は部下が紀伊に出兵しているなか、城の書庫にある若武者を見つけた。
定栄「そこの若武者!今朝から兵法書を読んでおるがあきぬのか?」
若武者「はいっ。私は体が大きくもなく、力も強くないので軍師になろうと思い、兵法書を読んでおります。」
定栄「そなた名は?」
若武者こと島清興「私は島清興にございます。」
定栄「筒井家中には名将は一人も居ないようだが、そなたなら良いかもしれないな」
この若武者がのちの島左近と名乗り後に名を上げる。
出雲における大内の惨敗で各地の国人衆は動揺しておる様子じゃ。安芸や備後の国人達さらに
石見の本城も当家に従う意思を示して参った。この機に石見へ出陣し彼の地より
大内色を一掃する。
松枝清隆は6千の軍勢を率いて石見に出陣した。
600 :
定栄の中の人:2007/03/19(月) 19:35:18 ID:kL19gIIo
帝を殺しましたが、どなたが帝になったのですか?
いまだに拝謁してません。
601 :
柏原家家臣 淡輪良重:2007/03/19(月) 20:02:39 ID:ya6PP6Uo
〜紀伊:雑賀荘〜
侍従「大和を乗っ取った坊主の軍勢が橋本より紀伊へ侵攻、紀ノ川沿いに行軍中とのこと!」
良重「なんと!」
正信「帝を謀殺し河内守様より大和を奪った生臭坊主が今度は紀伊を狙ってやってきたか…」
侍従「敵は総勢三千五百、将は五十嵐宗継と藤林全平とのこと!」
良重「紀伊に我等がおってよかった…噂では殿は河内守様と細川領を攻めにかかっておられるようで…」
正信「さて如何いたすか…」
良重「我等もここ数年紀伊に滞在するうちに話のわかる土豪の知り合いもできた…その者等に助けてもらおう」
正信「では早速書状を…」
良重「和泉にも援軍の書状を送らねば…留守居役だけでも来てくれれば…」
数日後、良重と面識のある土豪が次々と集まってきた
良重「これはこれは宗寿殿、氏善殿、喜内殿、わざわざのお越し感謝いたす」
宗寿「これも紀伊を守るため、大和の坊主ごとき追い返して見せましょう」
氏善「折角雑賀と根来の争いが静まりほっとして居ったところを…坊主ごときに邪魔されてはなりませぬ」
喜内「仏の教えを説き民を導くことこそ僧の勤めではないか」
正信「紀伊の諸侯方が参られたおかげで心強いかぎりにございます」
氏善「して、大和勢は今どのように…?」
正信「報告ではすでに高野口まで来ているとのこと…」
喜内「ええぃ…高野山も粉河寺も何をしておる」
良重「一応戦支度はしておるようですが…今のところ連絡はありませぬ」
宗寿「ここは我等が紀伊を守らねば…」
氏善「宗寿殿のおっしゃる通りじゃ!今すぐ出陣を!」
こうして柏原家・雑賀衆・紀伊の土豪による紀伊防衛軍が完成した
鈴木重朝(雑賀衆鉄砲隊500)
堀内氏善・新宮正朝(紀伊土豪750)
湯浅宗寿(紀伊土豪500)
淡輪良重・樫井正信(柏原家600)
山口喜内(紀伊土豪500)
/*
>>593 お久しぶりです。博識の中野憲章氏が参加していただけるなら官位発給は代わってもらえるかなw
>>600 すいません。設定すっ飛ばしてました。統仁親王の異母弟ということでいいですか?
*/
603 :
梅小路義清:2007/03/19(月) 20:25:58 ID:MNBw55tR
梅小路軍
「中立軍」
足軽:9000
鉄砲隊:7000
長槍隊:8000
弓隊:6000
騎馬隊:9000
大砲:5000門
馬廻り衆:10000
忍者:1000
雑兵:5000
総勢60000
高台に布陣中
見ているだけはつまらぬでおじゃる!!
流雲「国規よ。我が家は北条から韮山を事実上占拠いたした、うぬはどう思っておる?」
国規「私は奥田家に養子に出された時より奥田家の者でございます。たとえ北条と争うとも私は奥田として動くだけであります」
流雲「左様か。ニコリ」
奥田国規
北条氏康の息子。本名は氏規。
富士川協定により北条家から養子(人質)としてだされる。流雲にその才を愛され奥田姓と国の一字を賜る
606 :
定栄:2007/03/19(月) 21:38:04 ID:kL19gIIo
帝の設定 承知いたしました
定栄「さて・・紀伊をどう奪うかの?」
島左近「定栄様!こたびの攻撃を中止なさいませ!敵は予想以上に多数のようです」
定栄「そうじゃな。」
島左近「それに敢えて退いたほうが、大和を定栄様のものにできまする。」
定栄軍が大和に帰還するうごき。
しかし、藤林配下の忍・百人が紀伊〜大和付近で姿をくらます。
奥田様!何卒某を御家中の末席にお加え下されっ!!
608 :
定栄:2007/03/19(月) 23:15:36 ID:kL19gIIo
今回 定栄が紀伊から兵を退いたのは策であった。
大和国内にいる反・定栄派を探る策である。 まんまと策にはまった者達23名が粛正された。さらに国外にいた筒井家家臣も、留守を狙おうとしていたが、内通者により100名ちかくが殺害された。 次第に大和が定栄の物になり始めていた。
清隆は石見に入ると国人衆を引見し、人質を取り忠誠を誓わせたが
国人の中には松枝の石見支配を良しとせず、手向かう者もいたが討伐され服属した。
そもそも大部分の国人衆は松枝家に従ったので石見攻略は然程の抵抗もなく成功した。
範長は和泉の入り口にある陶器城を攻めていた。鎌倉以来、城主が度々代わってきたが、
また代わる時が近づいているようである。小笠原勢の火のような勢いの前に守備隊は押され、
細川本軍も挟撃にあっている為、細川氏綱はどちらに行くべきか決断を下せずにいた。範長は
勝利は目前と楽観していた。だが、その高揚を吹き飛ばす知らせが舞い込んできた。
範長「順慶から書状が?恭順でも示す気になりましたか?・・・同盟ィィィ!?」
之康「なんだと!?」
範長「あの小童めが!増長しおって!紀伊を荒らした次は同盟だと!?」
宣頼「殿!大和より凶事です!潜伏していた親小笠原国人とそれに呼応しようとした者たちが処刑
されました!大和における順慶と定栄の影響力はとみに増しております!」
之康「野郎・・・好き勝手しやがる!」
範長「・・・人の命を何だと思っておるのだ!坊主が殺生を行うとは世も末だ!」
之康「柏原との同盟を強化する必要があるな、兄さん」
範長「分かっている!紙と筆を持って参れ!」
>柏原殿
この度大和を乗っ取った定栄なる僧が紀伊を荒らしたとの事聞き及んでおります。僧の身でありながら
帝を殺害し、国を乗っ取り、人心を惑わし、戦を起こし、殺生まで行うとは畜生にも劣る行為です。かくなる
上は我らが天誅を下してやろうではありませんか。その為にも細川攻めの後もより強固な同盟を結んで頂
くことをお願い申し上げます。些少ですが、我らとの同盟の判断材料をお付けいたします。どうか塾考を。
つ【銀4000貫】
ある日の朝。
ふんふんららぁ。鯉は可愛いのぉ。
大音「御館様。」
びっくりしたなこの野郎!!で?いかにした?
大音「安芸の毛利との話し合いまとまりました。」
どのようになった?
大音「安芸十九万石のうち十万石で手をうつそうです。」
分家合わせて八万石の小名が良く言うわ。(微笑
まぁ安芸一国抑えられたなら考えると伝えおけ。
大音「はっ。」
播磨、備前、美作はどうなっておったかの?
大音「浦上、赤松、小寺等の小名が乱立しております。」
ふむ…浦上の宇喜多殿とは親交がある備前一国で動いてくれるよぅ頼め。
それから為親、為憲、泰道、元親にそれぞれ二千の兵を率いて洲本に集まるように伝えよ。
山陽に薄家の魔手が迫る。
流雲「国規!元康!次の戦で初陣せよ」
国規「はっ!」
元康「御意」
奥田様… 何故某を無視なされる…?
614 :
定栄:2007/03/20(火) 12:22:46 ID:3a2lSwVX
定栄「そろそろ、ここも潮時かのぅ」
五十嵐宗継「えぇ、小笠原勢の圧力は日に日に増しています」
藤林全平「定栄様、一時 我が藤林家の本拠。伊賀国に姿をかくされてはどうですかな?」
定栄「そうだな。あそこの上忍の百地家と藤林家・服部家の内、百地と藤林は我が友人じゃからな。」
島左近「私も、お供いたします。」
定栄「うぅむ。少数の兵を連れて伊賀に潜むぞ!」
定栄が兵を千人つれ伊賀に逃亡。
615 :
柏原和泉守家興:2007/03/20(火) 12:38:47 ID:2EJjg3Y1
〜和泉:岸和田城〜
柏原家の軍勢は細川領へ侵攻し第一の目標である岸和田城を攻めにかかっていた。
此度は以前と違い小笠原軍と合同での侵攻というだけあって細川方の将兵も浮き足立っている
それに加え石川・楠・鈴木の三将が率いる野武士上がりの騎馬隊の活躍により岸和田は落城寸前であった。
家興「あの三将め…城攻めでこれほど役に立つとは…野戦では如何ほどの実力であろうなぁ(笑)」
国興「如何にも、石川・楠・鈴木三将のおかげで騎馬に疎かった我が軍がこれほどまでにつよくなるとは」
家興「騎馬隊には褒美をたんととらせねばの」
家臣「殿、千石堀城にて留守居役の北口様より書状が届いております」
家興「ふむ仲久からか、何事じゃ?」
家興「なんと…」
国興「兄者、如何いたした?」
家興「河内守殿より大和一国を奪い取った定栄という坊主の軍勢が橋本より紀伊へ侵攻したと!」
国興「な…して紀伊はどのように!?」
家興「紀伊へ遣わせておる良重と正信が雑賀衆や紀伊の土豪の力を借りて敵は撤退したそうだが…
いまだ油断を許さぬ状態のようじゃ」
国興「淡輪殿と樫井殿を紀伊へ遣わせておいたからよかったものの…
もしおらねば紀伊は大和勢の手に落ちていたかもしれませぬな」
家興「仲久は良重から援軍を頼まれたそうだが留守居役ゆえ城を空けることはできぬと…
それで我等に兵を分けてほしいと言ってきた」
国興「兄者、では某が」
家興「いや待て、もうすぐ岸和田も落ちよう、そうすれば将を集めて軍議をいたすゆえ」
国興「手遅れにならねばよいですが…」
家臣「殿、只今小笠原河内守様よりの使者が参っております」
家興「今度は河内守殿か…本陣へお通しせよ」
家臣「ははっ」
国興「如何でございました?」
家興「うむ、河内守殿は大和国内の親小笠原国人を定栄に討たれ大層お怒りのようじゃ」
国興「して…我等にご使者を送られた用件は?」
家興「河内守殿は定栄の紀伊侵攻をお聞きになられて細川討伐後も大和勢に対する強固な同盟を結ぼう…と
ここに銀4000貫を送ってこられた」
国興「銀4000貫!!流石は強固な経済地盤を持つ河内様じゃ…兄上は如何いたします?」
家興「紀伊を侵攻したからには定栄は我等にとっても敵、河内守様と共に大和の生臭坊主を討つ!!」
国興「では早速ご使者に持たせる書状を…」
家興「仲久と良重にも書状を、『以後も大和の動きに目を光らすべき』と」
国興「承知仕りました」
間もなく柏原勢は岸和田城を落とし堂々と入城を果たした
安芸で毛利が武装蜂起、備前では宇喜多が浦上家に反旗を翻した。洲本には八千の兵。
大音「時が動きますな。」
それはどうかの。安芸の毛利の乱は大内に平定されるじゃろうし、宇喜多殿の乱もわしが手を出さねば消え行くだろうよ。
大音「ではいかがいたすので?」
そうじゃのぉ。やはり手を出さねばなるまいて。(微笑
大音「でしょうな。どちらから手を付けますか?」
播磨に兵を向けよ。播磨を抑えた後は西に向かい美作、備前、備中、備後、安芸を食らい尽くす。ニヤ
大音「兵が保ちましょうか?」
なに、短期ではなく十年二十年の計画じゃ。一人死んでも次の戦までに二人増えるわ。
四国勢八千播磨上陸。近郊の城を数々落とし播磨平定の足掛かりとした。
617 :
定栄:2007/03/20(火) 15:33:11 ID:3a2lSwVX
定栄「大和から逃げ出しておいてよかったわい。」
五十嵐「藤林が家中にいてよかったですな。」
藤林「しかし、いつまでも潜伏はできませんぞ。」
定栄「うむ。西国に落ち延び、再起をはかる事も考えねばな。」
定栄は乱世を起こすため、新たな策を考え始める。
清順「飛騨にて内紛との事。」
流雲「ほお。」
清順「姉小路殿に対して江間なる者が反乱を起こしたとの事」
流雲「なるほど・・。我らは姉小路殿支援の為に飛騨に出兵する!国規・元康も参陣せい!」
一同「はっ」
流雲軍
足軽4500
騎馬2000
鉄砲100
計6500
国規軍
足軽3000
騎馬550
鉄砲150
計3700
元康軍
足軽4000
騎馬550
鉄砲50
計4600
安芸の毛利が大内に反旗を翻した様子だが、毛利単独で戦えるはずがない。誰か後押し
する者がいるやも知れぬ。大内はまだまだ強大じゃからな。しかし此れで大内の関心が安芸に
釘付けされていれば当家も動き易い。
620 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/20(火) 21:00:57 ID:9n7MyX+6
>>589 逸見大和守殿、それは大変でごじゃったの。名のある薄家はなんとしても存続させねばの…。
実は…率直に打ち明け申そう。統仁親王の遺児がおられるのじゃ。もともと事情があり皇子として認知された方ではごじゃらぬが
今は世が世だけにさらに不憫でいらっしゃる。この方を薄家に養子としてお迎えしてはどうでごじゃろう?
まだ年少ゆえ、父君が帝位につけなかった理由などしるよしもない。麿の猶子として入ってもらえばよい。
(これで争いの火種も消えるしな)
621 :
人間七七四年:2007/03/20(火) 21:13:57 ID:ljj9/FCO
622 :
下間頼昭:2007/03/21(水) 03:22:12 ID:E1znzlho
・・・能登・七尾城にて・・・
窪田経忠「下間殿・・我が加賀守護にはまいり申した。」
下間頼昭「?」
窪田「年貢の取立てでござるよ。公六では民の生活もままならん。」
下間「落ち着きなされ。こんな時こそ助け合っての門徒よ。加賀には加賀の事情があろうて。
どれ、ひとつ私から執り成してみましょう。」
窪田「悠長な。本願寺にも矢銭として10000貫の請求が来ておりますぞ。
下間「!!なんと!加賀の富樫め・・・弱小大名の分際で何をほざくか!何処ぞに攻め込む気骨も無い
くせに。」
窪田「下間殿・・頃合ではござらぬか?」
下間「?」
窪田「畿内の門徒は定栄なる坊官が取仕切っており、最早我らの踏み入る隙もござらん。」
下間「ふむ。確か東海も三河三箇寺の上人が取仕切っておるな。」
窪田「いや、東海門徒は奥田公の良政により平安を保っておりまする。
しかし畿内の定栄殿におかれては今まさに追討されようという処。
このままでは門徒の行末、危ぶまれますぞ。」
下間「・・こうなっては・・・致し方あるまいか。時期尚早ではあるが。」
下間「よし窪田よ、加賀にて時を待つのじゃ。」
窪田「はっ!お待ちしておりまするぞ!」
相次ぐ畿内の動乱に門徒の行末を憂した下間はある決意をする。
鷹派の定栄が邁進する中、中立を保つだけでは勢力を広げる事は出来ないと判断したのである。
かくして下間頼昭は能登、七尾の山城より決起したのである
これより我は能登の地より決起する!
荒れ狂う北陸の大地を仏の加護にて浄化する為である。
まずは加賀守護、富樫正親を成敗して民の国、仏の国とする事こそ我が使命。
まずは諸侯に書状じゃ。
「度重なる畿内諸事情を憂い、また本願寺の行末を案じ、あるいは北国の諸侯の弾圧から民の開放を決し、
七尾城にて能登守を自称するもの也。決起にあたって心残りは御家御領地の我が寺社同門。
巷で騒がれておる輩とは違い、平安を求める心弱き民なれば懇意を受けたく候。
また諸侯に於かれましては御仏のご加護がありますようお祈り申し上げる。南無阿弥陀仏。」
大音「播磨の内五万石を手中に収めました。」
うむ…備前では宇喜多殿が頑張ってくれている。早よう備前に進まねばな。
大音「安芸の毛利は安芸一国手中に収めたようです。」
ならば元親の弟泰親を安芸に向かわせよ。毛利の申す通り安芸の内十万石を毛利に遣わし残り九万石を泰親に与える。
大音「北陸で下間殿が旗揚げです。」
うむ…理想は確かに高いがその理想がいかに難しいものかわかっておるのだろうか?
民は一向宗だけではない。大名として国を保つのは並大抵のことではない。
大音「いずれ加賀能登の民は皆一向宗になりましょう。」
それはどうかの?一向宗に同調出来ず国を出る者も出てこよう。如何なる理由があろうとも民が自ら国から逃げ出すのは領主が悪政を布いている証拠だ。
伝令「姉小路良頼殿苦戦との事!江間勢が優勢!」
流雲「我らは良頼殿が討死されたら動く!まずは帰雲城を攻めるぞ!」
帰雲城
氏理「何・・。奥田勢がこちらに向かっておると!?高山城に向かうのではないのか・・。奥田殿に文を!帰雲城は開城すると!」
流雲「良し!次は洞城じゃ!国規、元康向かえい!」
国規「はっ!」
元康「はっ!」
薄家が山陽に手を伸ばして来たか。我らも負けては居られぬ美作に兵を出し
一気に併呑すべし。
清隆は兵8千を率いて出陣した。
洞城周辺
元康「かの城は帰雲城開城の報を聞き防備を固めている模様・・。国規殿、如何に攻めますか?」
国規「某に策がございます。ゴニョゴニョ」
元康「なるほど・・。それなら城を落とせましょうぞ!」
江間兵A「ん?あれはなんだ?」
江間兵B「・・おぉ!味方じゃ!江間家の旗印を掲げておる!殿に連絡を!」
慶盛「来たか!援軍要請の早馬を出しておいた甲斐があったわい!」
元康「江間時盛様の命で援軍に参った!開門!」
慶盛「早く門を開けよ。これで奥田に対抗出来るものだ」
元康「門が開いたな・・。忠家!重次!行けい!」
忠家「かかれぃ!」
重次「皆殺しにせい!」
ワァー!ワァー!
江間兵「敵襲!先程のは援軍にあらず!松平勢にございます!」
慶盛「何と・・!」
憲秀「どうやら上手くいったようでございますな」
国規「うむ。元康殿が上手くやられたな」
伝令「国規殿・元康殿、洞城を落とした由!麻生野慶盛は自害したとの事!」
流雲「大儀!あの二人ようやった!」
伝令「申上げます!姉小路良頼殿、御討ち死されました!」
流雲「そうか・・。良し!飛騨を奪う好機!全軍出陣!時盛を討つ!」
・・・能登・七尾城・・・
下間頼昭「さてこれよりの我らが動き、誰ぞ意のある者はおるか?」
七里頼周「はっ!申し上げます。能登、加賀、越前、越中に謀をかけてはいかがかと存じます。」
遊佐続光「ほう、周辺国を巻き込んで加賀衆は一体何をいたすつもりじゃ?」
七里「守護富樫正親民こそ民を苦しめる元凶!下間殿が能登より加賀を平定すると聞いたればこそ
此処におる!能登を纏め上げた下間殿が挙兵したならば周辺国の国人、門徒衆も立ち上がろう。
その数10万を越すとも言われておれば加賀はたちまち民の持ちたる国となりましょう!」
遊佐「で、加賀衆で第二の富樫政権をつくる、と。」
七里「何を!先程よりだまって聞いておれば!」
下間「落ち着け、まあ落ち着け。私は民の国を創るつもりであって国を奪うつもりは毛頭無い。。
武力で制圧したその後はどういたす?やはり武力で統治いたすか?それが加賀の望みであるか?
我が能登を見よ。威を持って統治した畠山は七人衆に見放され、ついには民に見放されもうした。
私はただ民の生活を豊かにすべく御仏の教え、生活の知恵を授けたまで。
まずは加賀国人、窪田経忠に加賀を調べさせている故、しばし待たれよ。」
遊佐・七里「ははっ」
629 :
人間七七四年:2007/03/21(水) 22:01:58 ID:HRJfOFBV
このスレって、独り善がりのあつまり?
630 :
定栄:2007/03/21(水) 22:07:58 ID:M4p3mIj9
定栄「西国に逃げるにしても、ワシは朝敵故に追撃されるじゃろうな。」
五十嵐「定栄様、伊賀から脱出するには、戦を起こして敵を欺きましょう。さいわい順慶殿から支援も得られそうです。それに藤林が自国の兵を下さいます」
定栄「順慶も馬鹿じゃのぅ。ガキは使い易くていぃわ。」
定栄、伊賀国で挙兵。伊賀奪取を企む。
定栄軍 陣容
伊賀の忍び(藤林・百地軍) 二千人の忍
定栄本軍・僧兵と志願兵 千人。
島左近軍(大和から付き従った千人)
五十嵐軍・二百人騎馬
筒井家・二千人
定栄勢が伊賀を蹂躙する。
・・・加賀・高尾城・・・
富樫幸千代「兄上!いくら朝倉に従属していようとも金策の為に諸国を侵害しようとはこれ如何に!」
富樫政親「幸千代・・解っておる・・じゃがどのようにすれば良いかが解らぬのじゃ・・。畿内が斯様に
乱れては朝倉のような名家に逆ろうては富樫家は生き残れぬ。民の年貢は上げるばかり。
これ以上民に不自由な暮らしをさせたくは無いのじゃ。」
幸千代「それこそ訳わからぬ!戦となれば商い、田畑を生活の糧とする民にこれ以上無い仕打ち
となるでは無いか!」
政親「何を申すか!戦などするつもりは無い!仕方が無いから寺社衆に頼んだだけじゃ!」
幸千代「頼んだとは・・・本願寺では矢銭の申し出があったと聞いて蜂の巣をつついた騒ぎだぞ。」
政親「!なんと・・一体誰がそのような事を・・」
幸千代「我が家臣より聞いた噂では朝倉殿は痩せこけた加賀を呑みこもうとか・・」
政親「馬鹿な・・・何故朝倉が・・今までふざけた要望や命令にここまで従属して来たのに・・」
幸千代「朝倉もまた新たな領地を探している、という事でござろうな。」
政親「畠山無き今、朝倉という傘が無くば我らは一体どうなるのじゃ・・」
幸千代「・・その畠山でござるが、お家騒動の後は下間なる者が旗揚げしたとか。」
政親「下間・・確か本願寺の坊官であったな。本願寺では我らをどう思っている事やら。」
幸千代「手遅れになる前に一度話し合う必要がありそうだな。」
政親「うむ・・・。」
/*
少なくとも私はそうかもw
*/
632 :
人間七七四年:2007/03/21(水) 22:48:27 ID:pQhfjnt0
上で同じ人が話し掛けてるのにスルーされてるよね。。
あらしと思ってんのかな?
・・・能登・七尾城・・・
下間「加賀の事は後まわし。まずは国内の平定に努めよ!温井総貞!」
温井「はっ!これに!」
下間「そなたは漁師を纏め上げ、「組合」を設けて市場を拡大するのじゃ!
イカ、ナマコの乱獲をしてはならぬ。あれは私の好物ゆえ、育てる事を怠るで無いぞ。
温井「はっ!では残雪を岩倉にかき集め、鮮度の保持に努めましょう!商人と連携し、
海無し国にも海産物を届けて参りまする!」
下間「遊佐続光!そなたは草の者を使い、百姓の暮らしの向上を誘導して参れ。
「寄合」を階層毎に設け、公四のまま苦も無く治められる年貢制度を気付くのじゃ」
遊佐「はっ!では商人と連携し、他国を行き来しての米市場なるモノをつくりまする!」
下間「長続連!楽市楽座はもとより品々に「物流」を設け、周辺国の珍品を掻き集める
のじゃ!能登の漆塗り(輪島塗り)、加賀の織物(加賀友禅)や磁気(九谷焼)は天下随一
じゃ!能登の地を畠山文化以来の絢爛豪華な町並みにするのじゃ!
長「はっ!では物流なるモノを下間家直属の商いとし、これに賃金を科せば必ずや
財政を潤うこととなりましょう!」
下間「長福寺教円!宗門の教えは民の自由じゃ!決して真宗を押し付けるな!
今まで私がして来た通り、門徒寺社は学問の場として開放せよ。身分、老若男女などに
とらわれず、幅広く生活の知識を広めるのじゃ!」
長福寺「はっ!月一の「門集」を設けました処、他宗教間における争いは既にございませぬ。
今後は各宗、寺社仏閣に寺内町を設けますのでさぞ賑わう事でしょうぞ。」
/*
>>629少なくとも私はそうかもw
アンカーわすれたort
*/
江間時盛は姉小路良頼を敗死に追いやるも、奥田勢の進撃に接し、白川郷まで撤退した。
流雲「追撃せよ!加賀へ亡命する前に討取れ!」
豊郷「尾崎城の塩屋秋貞殿が目通りを願っております」
秋貞「こたびは某の降伏を認めて頂きたくまかり越しました・・」
流雲「頼みに参ったからには土産があるんだろうな」
秋貞「は、それは勿論でございます。当家にて御預かり致しております、良頼殿の御子の頼綱殿、顕綱殿兄弟を奥田殿に御渡しいたします。」
流雲「それだけか?」
秋貞「いえいえ!後、某の手勢が既に飛騨と加賀国境に展開しており、時盛の首をあげる手筈になっております・・。それでなんとか・・」
流雲「義龍の首も共にあげよ。江間の子はら生きたまま捕らえよ。それが、条件じゃ」
秋貞「はっ!」
635 :
◆WAz9goYWBs :2007/03/22(木) 00:05:13 ID:rqRS5aNL
>>613 /*
棹野殿、奥田殿はスルーしたままなのであてにせず、
九州か関東あたりで独立してくだされ。他の諸侯にからんでほしいのなら近江、但馬、備中あたりもいいかも。
636 :
奥田の中の人 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/22(木) 00:12:40 ID:fwZyt0Fj
/*
>>635 自分がスルーしてるのは定栄さんもスルーしてたのと、何か自己紹介文を見る限り何か絡みずらそうと思ったからです 全裸三郎ってw
*/
/*
ところで人任せで申し訳ないけど、現在の勢力図はどうなっているのでしょう
奥田殿、今後の甲斐信濃の扱いどうします?
*/
638 :
奥田流雲[従四位下・左衛門督] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/22(木) 00:53:23 ID:fwZyt0Fj
/*
>>637 甲斐・信濃は豊田さんが帰ってくるのを一途に願う気持ちを込めて中立地にしておきましょう
勢力図は自分にも、ちんぷんかんぷんです
*/
639 :
柏原和泉守家興:2007/03/22(木) 02:20:24 ID:J1tyo0Kw
範長達は日暮れを迎えた為、その日の攻撃を終え、食事や休息をとっていた。
そこに宣頼が慌しく駆け込んでくる。
宣頼「殿!大和で動きがありました!定栄一味が伊賀へ逃亡し、挙兵!順慶の
軍勢も加担しております!」
範長「ふん、流石に大和一国を治めきる力は無かったか。愚かな奴め、いずれ自滅
するだろう」
之康「いや、その評価は改めるべきだ。順慶が加担しているという事はある程度の
権勢はあるという事だろう。油断するのは得策じゃないな」
範長「それもそうだな。宣頼、もう少し潜伏している国人との連絡や草の者を増やせ」
宣頼「仰せのままに・・・。それから薄勢が播磨に上陸し、沿岸の諸城を落したとか。また、
北陸能登で頼昭和尚が旗揚げをなさいました」
之康「頼昭和尚がか!?あの人も元気だねぇ」
範長「四国の田舎者めが、播磨は余が狙っていたというのに・・・いずれ決着を付けて
やろうぞ」
宣頼「また、柏原との同盟継続の件ですが、和泉守様は快諾なされました」
範長「全く義に厚いお方です。これからも良い関係を築いていきたいものですね」
之康(一発で口調が元に戻ったな)
夜が明けた。陶器城は最期の時を迎えつつあった。頼みの援軍も無く、死傷者は増え、
敵は勢い付いている。四面楚歌とはこの事かと城将は自嘲気味に呟いた。
―鴨冬の陣―
鴨冬は自ら前線に出て、戦況を督戦・采配を執っていた。皆、奮戦しているが、中でも白眉
なのは新規召抱えの三人であった。安信の弓隊が斉射をかけて敵がひるむところに正勝の
騎馬隊が乗り入れ、大混乱に陥ったところを成政の足軽隊が制圧していくという一糸乱れぬ
戦法と連携は味方である鴨冬すら慄かせた。
鴨冬「むむむ、これが敵に居たらと思うと心胆寒からしめる思いが致しますね」
敬治「ですが、味方ならば心強いと申すもの。厚遇してやれば、更なる働きを致しましょう」
敵兵「ひっ、怯むな!所詮、野武士あがりだ!返り討ちにしてやれ!」
安信「甘い・・・冥界の弓を受けなさいっ!」
敵兵「ぐわっ!落ち着け!この程度で怯んではならぬ!」
安信「今ですよ正勝殿!」
正勝「心得た!はぁっ!」
敵兵「うわぁぁあ・・・もっ、もう駄目だ、支えきれん!」
正勝「クックック・・・この槍まだ充たされておらぬ。が、成政にも分けてやらねばな」
敵兵「まっ、まだ来るというのか!?」
成政「・・・勝負!」
敵兵「ぐっ・・・なんで俺達が死n」
成政「まだ息があったか」
こうして陶器城は範長の手中に帰した。南方の諸城も柏原勢が既に落としており、両軍に
残る獲物は和泉国府城に籠る細川氏綱だけであった。
/*
>>637 乙であります。ただ、薄さんが播磨の一部を取ってるようなので、追加していただけたらと
思います。
*/
数日後、加賀・飛騨国境付近にて江間時盛は秋貞らによって、討ち取られた。
秋貞「時盛は討取りましたが、斎藤義龍ら戦場を突破し、加賀に落ち延びましてございます・・。」
流雲「そうか」
秋貞「そ、そのかわり時盛の御子らを捕縛しましてございます!それで何卒・・」
流雲「ふん・・。良かろう、領地は安堵致す」
秋貞「ありがとうございます!」
流雲「飛騨は国規に任す。励め」
国規「はっはー」
かくして、流雲は飛騨を制した
豊郷「加賀にて下間殿が挙兵したとの事!」
流雲「あの坊主がか!伝えておけ!奥田はいつでも力になりますとな!」
642 :
奥田流雲[従四位下・左衛門督] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/22(木) 10:35:35 ID:fwZyt0Fj
/*
>>641 加賀にて下間殿挙兵したとの事!×
越中にて下間殿挙兵したとの事!○
643 :
奥田流雲[従四位下・左衛門督] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/22(木) 10:37:34 ID:fwZyt0Fj
/*
能登だった・・ort
美作
ワァー! ワァー!
清隆「ハハハッ!赤松晴政め野戦で挑む積りだな。粉砕しやろう」
種継「準備万端整いました。何時でも戦端を開けまする」
清隆「よし、押し出せー!」
645 :
梅小路義清:2007/03/22(木) 19:11:17 ID:JvcUYqZw
梅小路軍
足軽:25000
長槍隊:30000
鉄砲隊:10000
大砲:5000門
弓隊:9000
騎馬隊:30000
赤鎧衆:25000
馬廻り衆20000忍者衆:9000
雑兵:15000
総勢150000
高台に布陣中
義清「見ているだけはつまらぬでおじゃるなぁ……一発あの武将の本陣に…大筒放て…」(ドン!! ドン!!ドカン)
足軽「殿下あの武将の本陣に命中しました!!」
笑笑!!あっぱれ!!
松枝が美作に兵を…ふむ…。
大音「いかがいたしますか?」
美作一国くれてやるゆえ後の大内攻めに加勢するよう伝えよ。長門は松枝に周防は我等が治めることとするゆえ。
大音「要求を飲まぬ場合は?」
山陰から狐を追い出すのみよ。(微笑
大音「狸の土地が増える訳ですな。(笑」
そうじゃな。さて備前の宇喜多に美作を監視させよ。
647 :
定栄:2007/03/22(木) 21:41:28 ID:7Y1aD8UK
定栄「藤林・百地の協力で戦をせずに調略で半国近く奪えたが、服部家が治める地にはなかなか踏み込めないなぁ」
五十嵐宗継「殿!この際、忍共にしかと所領安堵の上。反逆者を叩いていく戦術しかありません。」
島左近・藤林全平「伊賀南部は既に落しました。後は六角勢を討つ必要があります。」
定栄「よしっ。伊賀で得た兵力を元に、六角勢を伊賀から駆逐するぞ」
定栄軍北上
先発隊伊賀勢。指揮官・藤林全平 兵力 四千人
本軍・指揮官・定栄 軍師・五十嵐宗継 兵力 千五百人
待機軍・騎馬隊(筒井家からの援軍。)指揮官・島左近・兵力 二千人
豊郷「大殿!伊賀にて定栄なるものが六角殿を攻めておるとか!」
流雲「放っておけ!近江に迫るなら相手するがな。一応、佐和山の元信に兵を集めるよう命じよ!」
・・・能登・七尾城・・・
窪田経忠「下間殿!あ・・上人!いやこれからは上様と呼びますぞ。」
下間頼昭「何を今更w今日に始まった付合いでも無し。何とでも好きに呼べw」
して加賀の富樫殿は如何かの?」
窪田「はっ!それが・・・能登の地にての面会を求めておるのだが・・」
下間「私は新参大名だよ?なのに能登にわざわざ向こうが来るの?何で?」
窪田「加賀の富樫殿は朝倉から離れる心あるやも知れんな。
どうやら矢銭の件は加賀に能登をぶつける朝倉方の謀。
とは言え我らが騒いだ後では会わす顔が無いと見える。」
下間「朝倉義景か・・あそこまで贅を尽し営んでおれば越前の国も痩せこけよう。
で、今まで加賀富樫家からチュウチュウと吸っていた、言う訳か。
私が行脚坊主だった頃から朝倉は銭、銭と煩かった。今では尚更じゃがな。」
窪田「下間殿・・いや上様が諸侯宛に出した決起の誓も叩き返されたとか。」
下間「うむ。当主自ら顔を出しに参れじゃとwいずれ朝倉とも向かい合わねばな。」
窪田「では朝倉から離れる為に我らと近づこうという腹に相違無いな。」
下間「滅多な事を言うな。・・それもあるやも知れんが後顧の憂いが本音じゃろ。」
窪田「ははあ、例の東海の出来人ですな。あの勢いで参られては適わんからのw」
下間「その奥田殿じゃが書状を出した処、私の事を覚えていて下さった。
飛騨と言えば加賀の隣。今後の事もある。書状を出しておこう。」
奥田殿宛て
頼もしい限りの御変通、いたみ入り申した。
さて我ら能登衆は加賀といささか揉め事となっております。
決して飛騨に飛び火無きよう努める所存なれば何卒暖かに見守って頂けたら是幸い。
事成したる暁には我ら北陸門徒も奥田殿への協力を惜しみませぬ。南無。
>>649 下間殿へ
ご活躍期待しております。私も仏門に帰した者なれば北陸に仏の国が出来る事嬉しい限り。私も近々、近江を取るつもりにありますれば御会いになるのも遅くないかも知れませぬな
奥田流雲
流雲「これを下間殿へ届けよ。これで北陸も面白い事になりそうじゃな〜」
651 :
柏原和泉守家興:2007/03/23(金) 19:31:38 ID:lBHFSO3D
国興、元春ら先陣の将や石川、楠、鈴木の三将が率いる騎馬隊により柏原軍は当初の目標である
大津川以南の岸和田城・池尻城・真鍋城に周辺の曽根城・苅田城を落とし北方の諸城も小笠原勢が制圧したと聞く。
これで残るは当主細川氏綱のみとなった。
〜和泉:苅田城〜
国興「兄者、細川氏綱の篭る国府城には向かわれないので?」
家興「うむ、我等は当初の目標だった城をすべて押さえたからな、国府城は河内守殿に任せよう。
もっとも、河内守殿の要請があれば国府城へ向かうがな」
元春「今回の戦はえらく簡単に終わりましたな、もっとも敵が逃げ腰だったというのが大きいでしょうが」
宗家「我等にとって重要な港である岸和田を落としたのは大きいですな、
これからは水軍の訓練も行わねば」
家興「待て待て、まだ戦は終わっておらぬし終わったところで紀伊のこともある、皆頼むぞ」
一同「ははっ」
守「殿、能登の下間様の使いが参っております」
家興「下間殿の…?はて、何じゃろうか?」
使者「上人様より書状を預かってございます」
家興「ん?どれどれ…
『度重なる畿内諸事情を憂い、また本願寺の行末を案じ、あるいは北国の諸侯の
弾圧から民の開放を決し、七尾城にて能登守を自称するもの也。
決起にあたって心残りは御家御領地の我が寺社同門。
巷で騒がれておる輩とは違い、平安を求める心弱き民なれば懇意を受けたく候。
また諸侯に於かれましては御仏のご加護がありますようお祈り申し上げる。南無阿弥陀仏。』 」
家興「なるほど、我が領内にある寺社にも此のことを伝えましょう、ご使者殿、この書状を下間殿にお届け下され」
『はるばる能登よりの書状痛み入ります。我が領内にも同門の寺社仏閣がございますが
すべての寺社に此の内容を伝え仏の教えが広まるように勤めまする。
能登は雪深く今の季節は色々と不便な事もございましょうが仏の国を造るためにも努力していただきたい。
これはわずかでございますが布教の足しにでもお使いくだされ』
つ【銀500貫】
652 :
定栄:2007/03/23(金) 21:56:25 ID:DXiZb2uM
定栄「六角勢はなかなかやるのぅ」
五十嵐宗継「しかし、風前のトモシビ!ですな」
定栄「これも藤林全平がすべての豪族に調略をかけたからじゃな。」
島左近「定栄僧正!敵本陣奇襲により、六角家の一門らしき大将を捕えました!」
定栄「帰してやれ!その代わり伊賀を譲り受けヨウゾ!」
定栄・伊賀国統一。
美作
清隆「ハハハッ!赤松晴政め他愛ないのお。城に逃げ帰りおったわ」
家臣「如何致します?」
清隆「城攻めじゃ。しかし力攻めはしない」
ワァー! ワァー!
清隆「そろそろ良かろう。城方も疲弊してこれ以上耐えられまい。降伏を促す使者を遣わせ」
家臣「はっ!」
種継「御屋形様、薄殿よりこの様な書状が参っております」
清隆「薄から?ふむふむ・・・なんじゃこの無礼な物言いは!大内など薄の力を借りなくとも
独力で蹴散らしてやるわい」
種継「お待ち下され!よくよくお考えの上でのご判断をお願いします」
清隆「うーむ・・・」
家臣「御屋形様、赤松晴政は此方の申し出を受け降伏致しました」
清隆「おお、そうか此れで美作は平定したな。赤松晴政、義祐父子は出雲へ連行する」
>>646 薄殿、承り申した共に大内を打ち倒しましょう。
出雲守清隆
654 :
定栄:2007/03/23(金) 22:07:41 ID:DXiZb2uM
定栄「下間殿は大名に成れたらしいな。
奴は仏教で人を救えると思い、天下に夢をはせているらしい」
五十嵐「殿も僧ではございませんか?殿も救いを求める者達を救うのですよね?」
定栄「うむ。ワシは敢えて戦を起し、民を殺して、この悲しい世から救ってやっているのだ、ワシは生き仏だろぅが!」
五十嵐「まぁ私は、ワラベをいじり殺せれば構いませんが、あまり激しく動くとバチが当りますぞ!」
定栄「わかっておるわ!」
後に定栄の、人々を救う?という夢は潰え、後の世で定栄は乱世の凶雄として名を遺す。
・・・能登・七尾城にて・・・
遊佐「諸侯に宛てた決起誓に変通が返っております。」
下間「うむ。薄殿からは国主の心得を、奥田殿、柏原殿からは歓迎の意を頂き・・・・・」
窪田「泣くな泣くなw 薄気味悪い。さあ、小汚い顔を拭いて加賀をどういたすか
聞かせてはくれぬか。」
下間「・・・ふん、まあよい。では早速だが謁見の場は加賀との国境に建つ末森の館が
よかろう。富樫家から加賀国主の政親殿自ら足を運ぶ訳にも行くまいて、富樫家御一門の
幸千代殿にお越し願っては如何かと思う。
更に我が一門、頼言坊には予め幸千代殿と口裏を通わせたる上で政親殿の元へ
参らせよう。互いに同条件で謁見に望むのが好ましい。良いな?頼言坊?」
(頼言坊は口喧しいでの。どうなろうと不都合は無いわい。)
頼言坊(何か企んでおるな・・まあ良い。)「仰せのままに・・・」
下間「ところで定栄殿の状況は如何じゃ?」
遊佐「はっ!上様が能登にて決起なされたとほぼ同時に伊賀を占拠!大名となられた
次第。」
下間「ふむ。これで定栄殿の拠点は伊賀、大和の国であるか・・。畿内門徒は殆ど勢力内
となった訳じゃな。となると摂津の石山本願寺もあるいは・・まあ良い。それにしても浄土に
導く事を救済と置く、とはいかにも定栄殿らしいw。我らとは相異なる道を行けども同門。
着かず離れず、事の成行きを見守ろうとしよう。」
下間「ところで七里、そちは下間家の汚れ役。解っておるな?」
七里「御意。・・・ニヤリ。」
・・・越前・一乗谷にて・・・
朝倉義鏡「これはこれは。よくぞ参られた。」
七里頼周「義鏡様も御健やかで何より。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
義鏡「では先日書状にての約定、相違ござらんな?」
頼周「はっ!では加賀にてお待ちしておりますぞw」
斯くして下間家の陰謀が幕を切って落とされる。
/*
ところで下間頼照って方が実在したのですね。薄殿あたり気付いてそう。
具具って見たら欲に溺れて門下に打たれた。・・とか書いてあって凹みましたw
下間頼昭とは別キャラなのであしからず。
*/
657 :
定栄:2007/03/23(金) 23:26:41 ID:DXiZb2uM
五十嵐「殿の出世にも驚くわ、まさか国もちになられるとはな。」
藤林「我らの父の話だと、定栄様は東大寺の偉い坊主が農民の女に作らせたらしいな」
島左近「そうだったのですか?」
五十嵐「三才で父の縁から仏門に入ったが、諸国を修業しているうちに戦を求める様になったそうじゃ」
藤林「乞食坊主と呼ばれた殿が、国もち大名とは・・まさに乱世の賜物じゃな」
範長の軍は国府城を包囲したが、この後も大和や播磨へ出兵しなければならない為、兵の損耗と
疲労を恐れ、攻めあぐねていた。そこで範長は弟達を呼び寄せ、策を練っていた。
範長「いくら軟弱な細川勢とはいえ、本城にして最後の拠点なだけあって結構堅そうですね」
鴨冬「和泉守様に援軍要請をなさってはいかがでしょうか?大和の鎮定と播磨出兵は急を
要します」
之康「鴨冬の言う通りだ。兄さん、どうせ柏原も自分の立場は分かっているさ。国府城を私する
だけの度胸は無いだろう。信用しても良いと思うぜ」
範長「ですよね。では和泉守殿に援軍要請を致しましょう」
拝啓、新緑の候ますます御健勝のことと存じます。今回の和泉平定戦では御助力頂き、感謝の
言葉も浮かびません。私は現在国府城を攻めておりますが、我が兵は弱兵ばかりで使い物にな
らず、攻めあぐねております。ここは柏原家の天下に聞こえる武威におすがりしたいと思い、お願
いする次第です。何卒、一兵でも良いので援兵をお願い致します。
左京大夫範長
範長「こんなものですかね。賢重、これを和泉殿のところに届けて下さい」
賢重「はっ、必ずや援軍を引き連れて参りましょう!」
範長「大和の仕置きは如何致しましょう?」
之康「順慶には落し前を付けさせる。いくらガキでもやって良い事と悪い事は教えてやらんとな?」
之康の顔が邪悪な笑みを浮かべる。範長と鴨冬は之康に潜む部分に恐怖を感じた。しかし、いつま
でも怯えているわけにもいかなかった。
鴨冬「加担した寺社勢力には矢銭を出させましょう。国人達は所領没収の上、改めて銭で雇うのが
良いかと存じます。土地と切り離して、直属の家臣に組み込んでしまいましょう」
範長「そうですね。大和は豊かな地にして、人間関係が厄介な土地です。私の新秩序を広めるには
少々、荒療治も必要でしょう」
之康「播磨に進出するのは賭けだな。うまくいけば敵は一つに絞れるが、下手をすれば小笠原・薄・
松枝・大内の四つ巴の争いになるだろうな」
範長「ふむ、松枝・大内や九州の大友辺りと交渉を持っておきますか」
>松枝殿
左京大夫範長と申します。山陰の覇者の出雲守様の名声は見識高い堺商人達の間でも盛んに話題と
なっております。私もそのように立派な方の知己を得たいと思い、この書をしたためました。聞けば、四国
の薄家が己が野心を剥き出しにして中国を切り取ろうとしているとか。ここは二家が手を取り合ってお互い
を守りあおうではありませんか。些少ですがお近づきの印に多田銀山の砂をお贈り致します。どうか色よい
返事をお聞かせ下されば幸いでございます。
つ【銀1000貫】
大音「播磨にて新たに四万石を手中に納めました。」
ふむ。
大音「それから備前では宇喜多殿が浦上を備中に追放いたしました。」
では機を見て播磨に兵をだしてもらわねばな。
大音「松枝が先の提案に承知したとのことです。」
ほぉ?挑発したつもりだったんだがな。山陰の狐は四国の狐よりも機転がきくってことか。
ふ〜む…まぁ大内に対する重石にはなるな。
次なる動きはどこであるやら?東海道の出来人か、北陸の新興勢力か、畿内の連合か。
大音「九州でしょうな。」
九州?熊か?
大音「いいえ。薩摩隼人達です。薩摩、大隅が先ほどやっと収まったとの報告があり申した。」
島津が天下取りに動くか…こらまた楽しいの。(微笑
清順「諸候の動きが活発になってきましたな」
流雲「それは世が荒れておる証拠じゃろ。楽しいではないか!」
清順「我らは如何いたしますか?」
流雲「戦は暫く止めじゃ。国を見なければな・・。うぬが倅にも申しとけ、むやみに動くなと。」
清順「分っております。」
流雲「領内は桑成に任せれば良いな。中盛に比叡山との関係を親密にする申すかな。」
清順「如何にして?」
流雲「比叡山と朝廷との仲を取り持たせる。京の復興に比叡山も協力させるのよ」
成方「なるほど。ニコリ」
・・・能登・末森城にて・・・
加賀との国境付近に聳え立つ末森の城にて能登・下間家と加賀・富樫家
との会見が執り行われた。同じ頃、加賀・高尾城でも同条件での会見が
行われるが・・・・
下間頼昭「やあやあ、ようこそ能登にお越し下さった。気を楽になされよ。」
富樫幸千代「ははっ!この度能登での下間殿決起、同じ門徒としてうれしい限り。」
下間「幸千代殿こそ信仰厚き加賀はもとより越前、越中の門徒衆の信頼を
集めているとか、これ程心強き【お味方】は無いわい。」
幸千代「!ほう・・味方とな・・これは話が早そうでありますなw」
下間「加賀の政親殿と頼言坊も既に話が付く頃合であおうてw」
幸千代「まったくですな。いや、事前の裏併せは必要でござりますw ははは」
下間「まったくだ。はっはっはっ!!」
幸千代「しかし、これ程早く話しが付いたにも拘らず、警備として兵8000を
能登に入れてしまった事には申し訳がありませぬ。」
下間「なあに、もとはこちらから兵8000で警護いたす、と申したまで。
併せてくるとは、加賀の衆は律儀者が多いと見える。」
幸千代「おかげで加賀は今、手薄でござれば頼言坊殿が心配でござる。」
下間「うむ・・頼言坊への警護は兵1000しか付けなかったでな。なあに、
心配はいらん。加賀能登同盟が成った今、手をだすモノもおるまいw」
幸千代「それはそうですな。ははは」下間「ははは・・・はは。」
・・・能登・末森城にて・・・
能登・下間頼昭と加賀・富樫幸千代の会見は功を無し、同盟を結んだ形で
終えようとしていたその時・・
富樫家家臣「殿・・大事な時に申し訳ございませぬ。しばしお耳を・・」
幸千代「なんだ?大事な謁見の最中に・・手短に申s・・・・・・!!!!!」
幸千代「なんだとっ!?朝倉義景自ら大将となりて兵10000にて加賀に挙兵!?
それで兄・政親は・・・・い、いや、頼言坊はご無事か!?」
家臣「それが・・・頼言坊、最後まで富樫家の為、奮迅なさるもあえなく最後
をむかえました・・・・国主・政親様も幸千代様に全てを託し、御自害なされました。」
下間「な、なんと!!我が頼言が・・・・無念じゃ!ほんとうに無念ぢゃなー。
・・にしても守備が良すぎる・・・これは一体・・まさか幸千代殿?」
幸千代「!!ご、誤解でござる!我が富樫家はそのような・・いや、あるいは内応
したモノが?こうなっては下間殿にお願いするしかございませぬ。
何卒!何卒当家の恥拭いをお願いいたします!!」
下間「いや、勘ぐったりして悪かった。頭を上げられよ。これより至急挙兵しよう。
能登は石高が少ない故、大した兵は出せぬが勘弁なされよ。」
幸千代「はっ!是は有難き!供に参りましょうぞ!」
下間「遊佐はおるか。」
遊佐「はっ!」
下間「祭りじゃ。大農耕祭りを加賀にて行う。至急諸国に伝令じゃ!」
遊佐「ははっ!ではすぐに。御免!」
能登下間家臣窪田軍3000
加賀富樫家幸千代軍8000
加賀国に侵攻
〜比叡山〜
中盛「・・・と言った次第です。」
高僧「なるほど・・。我らが都の復興に力を貸し、比叡と朝廷が協力関係を築くと。」
中盛「左様でございます。比叡山の材木等を京に送って頂き、僧兵に都の治安を守って頂きたい。」
高僧「しかし、奥田殿がそんな事を勝手にやってよろしいのか?」
中盛「和束殿には私から言っておきますれば・・。都の為なら否とは言いますまい。それと、拙者に僧兵を御貸し頂きたい。」
高僧「僧兵を・・。なるほど。奥田殿は叡山との同盟を希望しておるようですな。」
中盛「左様でございます。我が主は叡山の御力を認め、協力関係のための同盟を希望しております」
高僧「・・・よろしいでしょう。私は一度奥田殿を見ましたが、かの御仁の覇気は他者を圧倒し、天を統べる方と見受けました。その方なれば叡山とて協力を惜しみませぬ。屈強な僧兵・120を御貸ししましょう。」
中盛「これで都も天下も安寧に向かう事でしょう・・」
大音「河内の小笠原家が播磨に出兵の動きを見せております。」
ふ〜ん。
大音「ふ〜んって!?殿!!このバカ野郎!!播磨を取られたらどうするんですか!?」
別にどうもせんが?
大音「な…殿は腑抜けになられたか!?」
いいや。播磨の諸将は己の領土を守るだけで外に打って出ようとはせぬ臆病者ばかりじゃ。そんな者達を配下にしても致し方あるまい。本当のこと言うとな、播磨は小笠原にくれてやっても良いのだよ。
大音「さようでございますか…。」
まぁ攻めてきたならばやらねばならないがな。(微笑
ところで大音よ。
大音「なんでござる?」
ワシとお主のどちらがバカ野郎であるか?
大音「そ、それがしにござる…(やられる…)」
わかっておるなら良いのじゃ。以後気を付けよ。
大音「はっ!!」
665 :
定栄:2007/03/24(土) 18:50:21 ID:O01O6+qn
定栄により、畿内の寺社勢力間が会合をして、結果、京都の再建が決定した
寺社勢力が朝廷に対する影響力を高め、さらなる力を得ようとしたのである。
この際、定栄は東大寺の高僧(定栄の父)により、伊賀守に推挙された。
666 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/24(土) 19:52:14 ID:VZvoJBRL
是道「寺社伝奏殿、これはいったいどういうことでおじゃるか? 都の再建をたすけてもらえるのはありがたいが…」
寺社伝奏「山門は奥田殿からの申し入れがあったのでおじゃる。東大寺、興福寺は例の定栄なる僧と筒井家が」
是道「なんと、南都!」
寺社伝奏「シャレを言っている場合ではござらぬ。いま京の町中は一向一揆に荒らされた後、法華一揆による自治が行なわれておじゃる」
是道「むう、南都VS北嶺VS法華では再興どころではおじゃらぬの。また火の海じゃ、困った」
667 :
伊賀守定栄:2007/03/24(土) 20:22:08 ID:O01O6+qn
定栄「わが部下の都修繕に送った僧兵二百人が、他の僧兵といざこざだと!?」
島左近「はい。殿の名代の五十嵐殿は、日夜 ご自分の趣味に走っていてダメですね」
定栄「まぁ、面倒だからいぃだろ。ワシらには配下が少ない、野武士共の大半は離脱し、柏原家・小笠原家に仕えたしのぅ。」
藤林「我が配下の忍は確実に情報を送ってきておりますので配下の少なさなんとかできるはずです。」
定栄、国内を充実し家の拡大をはかる。
668 :
柏原和泉守家興:2007/03/24(土) 21:01:43 ID:IF9LgzJR
〜和泉:苅田城〜
国興「兄者、河内様から書状があったとか?」
家興「うむ、河内守殿は大和の筒井や播磨の薄・松枝・大内とのこともあるので国府城を攻めるのに
援軍を出してほしいとのことじゃ」
国興「して、兄者は動かれるので?」
家興「要請とあらば動くしかあるまい」
国興「では兄者、某をお遣い下され」
家興「行ってくれるか?」
国興「ははっ、速やかに国府城を落として見せましょう」
家興「おぬしがそう言うならば認めよう、ただし宗家を副将として連れてゆけ」
国興「ははっ」
家興「なかなか城が落ちぬときは連絡せよ、援軍を遣わすゆえ」
国興「ははっ」
家興「落とした後は城を河内様の配下の将に任せ速やかに帰ってくるのだぞ」
国興「しかし…我等の兵が命をかけて城を落としても結局河内様の物になってしまうとは…」
家興「うむ…河内守殿にもかけあってみるかな…」
〜国府城攻略軍〜
柏原国興(1000)
平松宗家(1000)
石川家篤(500)
鈴木信護(500)
楠成猛(500)
範長の陣に別の軍が入ってきた。和泉守家興の実弟国興の率いる軍で、範長の援軍
として3500の兵を率いて到着したばかりである。範長はいつもの侍烏帽子に素襖の姿
では無く、割り烏帽子に甲冑を着込んだ姿で応対した。これも戦況が切迫しているように
見せかける為の演出である。
範長「おお、これは国興殿。援軍感謝致します」
国興「兄の命令にござりますれば」
範長「柏原殿の軍勢さえあれば、この城も三日と持ちますまい。犠牲は少なければ
少ないほど良いものです」
国興「仰せの通りで・・・(兵を惜しむとは吝嗇な男じゃな」
範長「ところで、お礼も無しというのもアレですので、落ちた暁にはどう報いたら、貴方
の兄上はお喜びになられるのでしょうか?」
国興「それは・・・」
A:人質を返していただきたく・・・(嫡男返還)
B:この国府城を居城としたいもので・・・(城明け渡し)
C:当家も財政が苦しゅうございまして・・・(金銭要求)
D:我が望みは・・・(その他)
670 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/24(土) 22:35:15 ID:IF9LgzJR
それは!…礼など勿体無いお言葉にございます
それでは恐れながら…御家に人質として出している我が兄家興の嫡男の返還をお願いいたします。(A)
も…勿論国府城を落とした後も河内守様との同盟は残し御家に協力してまいります。
河内守様の情に報いるためにも国府城を速やかに落としてみせましょう!!
・・・下間家臣遊佐続光・早馬にて諸国に伝達・・・
遊佐「皆の者っ!獲物が網にかかりおったわっ!後は皆で逃がさぬよう
囲むだけとなっておる!でっかい獲物であれば収穫祭を執り行おうかと
思うておる。獲物は越前守護!場所は加賀高尾城!南無阿弥陀仏にかけて
真宗が皆に振舞おうでは無いか!呑み放題に食い放題!花見と行こうでは
ないか!供に踊り、大声で歌おうぞ!
【加賀国】
国人「越前衆にこれ以上好きにさせてなるか!!」
領民「そうじゃそうじゃ!ワシらにも好きにさせろ!」
【越前】
百姓「いくら越前の殿様といえど、やっちゃならん事があるだろ!」
百姓「まあ、ワシらの領地じゃ無いし、いいっちゃいいんだが!。」
【越中】
門徒「加賀ででっかい祭りじゃと。みんなで行くがよ!」
門徒「今度は祭りオチじゃなきゃいいがの!」
【能登国】
女衆「アタシらは炊き出ししなきゃね!wお寺からタップリ頂けるらしいし!」
子供「ねえ、大きいエモノって食べられるの?」
こうして加賀一向一揆勃発。老若男女、身分を問わず総勢10万もの民が
加賀に集結したのであった。(10万クラスの一揆は加賀イベントのみ)
・・・加賀国・金沢城にて・・・
富樫幸千代「す、すごい・・なんじゃこの人数は・・恐るべし一向一揆。
これでは戦にならんだろうw」
下間頼昭「な〜に、ただの祭りじゃ、祭り。高尾城に咲く紅白の梅を囲いて
騒いでおるだけじゃ。見よ、カゴメカゴメを歌っておるw」
富樫「これで一気に高尾城に立て篭もった朝倉義景10000を叩くのだな?」
下間「いや、・・・放って置いても義景はもう終わりじゃろ。それよりも・・・・」
富樫「な、な・ん・で・す・と・っ!それでは我が加賀国は朝倉に渡って・・」」
下間「心配御無用じゃ。既に手は打ってある。・・それに我らとしては後の加賀国
を幸千代殿に是非・・と思っておる。」
富樫「つまり後見する代わりに協力せよと?」
下間「都合よかろう。確か身罷られた政親殿には子がおったとか聞いておる。」
富樫「ならば是非も無し!富樫残兵8000にて協力致そう!」
下間「宜しく頼みますぞ。では温井を当家総代とする故、参られよ。」
温井総貞「はっ!ではこれより加賀小松を抜け、北陸道を上ります!」
下間家温井軍
富樫家護衛軍、越前国に向かう。
―美作―
清隆「赤松の親子は出雲へ出立したか?」
家臣「はい、ただ今出立しました。それとこの様な書状が小笠原殿より参っております」
清隆「ほう、珍しいな。えーと何々・・・ハハハッ!左京大夫め誼を通じて薄を討とうと言う訳か」
家臣「ははぁーそれで【銀1000貫】でござるな」
清隆「うむ、銀など特に不足はしてないのだが」
家臣「当家には石見銀山が有りますからな。しかし断る理由もありますまい」
清隆「左様じゃな薄の狸がこれ以上力を持てば困る。しかし小笠原とて油断出来ぬ」
>>658 小笠原左京大夫様へ
書状拝見致しました。確かに薄家の勢力拡大には頭を抱えている次第で御座る
左京大夫様の仰せの通りに致しましょう。別送の品は軽少ながらお礼のしるし
までに納めて下さい。御自愛のほどを祈りあげます。
【宍道湖の蜆一年分】
清隆「これを小笠原へ届けよ。薄と小笠原どちらにも誼を通じていれば良いのじゃ。ハハハッ!」
>>666 中盛「お初にお目にかかります。拙者、奥田家京留守居・野中中盛です。
こたびは主・奥田流雲からの願いを申しにまいりました。主・流雲は今回、従四下・左衛門督の官位を辞し、新たに嫡男・国真に官位を賜りたくお願い致したい次第であります。これは土産にございますれば何卒お願い致します・・」
金2000 海産物200箱
大音「播州東部にて新たに五万石、備前の宇喜多が兵を出し播州西部にて五万石。」
ふむ…安芸の泰親に備後に攻め込むよう伝えよ。土佐勢を動員させる。為親の手腕次第では備後に転封もあり得るわ。
大音「はっ!!」
ところで大音よ。九州はどうじゃ?
大音「薩摩隼人達は着々と領土を広げているとのことです。」
島津にも文を送れ。いずれは手を貸し借りする仲になるじゃろうて。(微笑
薄狸の野望はきりがないのだった。
676 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/25(日) 08:45:05 ID:f0PjZmGI
>>674 野中殿、御嫡男殿の官位は従五位下・刑部少輔が叙任されることになったゆえ、
流雲殿のもとに口宣案を届けていただきとうごじゃる。
それにしても…あの僧兵たちは、野中殿が指揮しておじゃるのか? 失礼ながらおまかせして大丈夫なのでおじゃろうな?
・・・越前・一乗谷にて・・・
朝倉景鏡「ほほほ、憎き義景も加賀へ参られたか。これで越前は麻呂のモノじゃの?」
七里頼周「ですなw 義景様もこれからは加賀の統治でご多忙となりまする。
しかし加賀に兵10000を送っては越前国も不安でござろう?
義景様が加賀へ入られた後、加賀からこちらに護衛軍が参る手筈となっております。」
景鏡「ほほ、何から何まで気が利くのう七里殿は。下間殿が羨ましいでおじゃる。
しかし援軍が参るまで不安じゃのう。隣国近江も物騒で嫌じゃ嫌じゃ。しかし一乗谷より
加賀は目と鼻の先でおじゃればじきに安心させてくれよう。」
七里「ははっ!」(間抜けな・・)
・・・北陸道・越前加賀国境付近・・・
温井「これより先は越前でござるな。北陸道より美濃街道を抜け、川沿いを進めば一乗谷
に着きまする。なんとも易い道程ですな。敵兵が全くおらん。攻めてくれと言うてるもんですなw」
富樫「油断召されるな。一乗谷は山谷に護られた難攻不落の城塞なれば。」
温井「心配召されるな。朝倉には既に下間の上様が謀を仕掛けてござる。」
富樫「ほほう、何から何まで行き届いておるのう温井殿は。下間殿が羨ましいのう。」
富樫(手際が良いのは下間の方では無いか。此度越前朝倉の加賀侵攻に間髪いれず
に能登・加賀同盟の越前侵攻・・・まず下間の陰謀と見て相違なかろう。
とは言え、加賀が朝倉に落ちた今、下間に付き従うより手立て無しじゃ)
・・・越前・一乗谷にて・・・
温井「なんと壮大な城郭よ・・・では富樫殿、御旗印を挙げられよ。
加賀を取り戻したので越前を成敗しに参った、と見せかけるのでござる。」
富樫「うむ!この旗印、再び加賀の地に翳そうぞ!」
・・・一乗谷城・城内にて・・・
朝倉景鏡「ほ・・何者じゃ?七里殿、外を見よ、大勢でワラワラと、嫌じゃ嫌じゃ。」
七里頼周「おお、朝倉殿、あれぞ加賀よりの援軍、見なされ。加賀は富樫の旗印にござる。」
景鏡「加賀富樫家は朝倉義景めが攻め滅ぼしたはず。まさか富樫に返り討ちにあって!?」
七里「富樫家は朝倉家に従属したのでござろう。早速援軍に来させられるとは、朝倉は律儀な
従属国を手に入れましたな。」
景鏡「ホッ・・左様でごじゃるか。てっきり朝倉本軍を加賀に誘っておきながら一乗谷に
兵を攻め込ませたのかと思ったでおじゃる。w あの富樫にその様な度胸は無いでおじゃる。w
七里「結構当たりかもw 特に最後の方。でも正解は・・・・・」
景鏡「?何を申しておるのじゃ?それより援軍の連中を労ってやらねばのう。」
七里「一乗谷侵攻を画策したは下間能登守頼昭様じゃっ!!」
景鏡「な、なっ!ちょっと待つでおじゃr・・」
七里「よお〜し!、これで守護代も居なくなったわ。温井殿に狼煙を伝えよ!!
能登・加賀軍一万を城下町に入れるのじゃ!
我が1千の兵よ、一乗谷城内を駆け巡れ。朝倉残党とは争うてはならぬ。無駄に兵を失うな。
朝倉方の兵装をして城内に凶報を流すだけで良い。」
679 :
奥田家臣・野中中盛 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/25(日) 12:36:10 ID:QGrF2tZ2
>>676 主に代わり御礼申しあげます
僧兵の件は心配に及びませぬ。借りた兵とはいえ、当家に所属した時点で当家の軍法に従ってもらいますゆえ
・・・能登・七尾城・・・
下間「ぬおおっ!大地震じゃっ!な、七尾城及び城下町に甚大な被害がでおった!」
下間「続光!被害状況を調べて参れ!逐次状況を報告せよ。津波にも警戒するのじゃ!」
遊佐「ははっ!」
下間「教円!急ぎ寺社仏閣より炊き出しを行え!」
長福寺「ははっ」
下間「続蓮!被災に紛れた盗賊、暴漢を取り締まれい!」
長「はっ!」
下間「いかん・・物資が足りぬ。諸侯に早馬!門徒寺院を経由して救援物資の寄進を頼んで参れ!
越前侵攻軍はそのまま一乗谷にて炊き出しを行い、越前の民を護るのじゃ!
加賀一向一揆衆は準備した兵糧を百姓に配るのじゃ!急ぎ城内の朝倉義景めに書状!
降伏して復興事業に協力すれば命までは取らぬ!
能登、加賀、越前の下間家臣よ、本願寺の蓄えし金銀を惜しみなく使え!
御仏の加護にて民を救うのじゃあっ!
/*
1人でも負傷者が出ませんように。
犠牲となった方には謹んでお悔やみ申し上げます。
*/
大音「北陸にて震災。下間殿が援助を求めております。」
各国の備蓄米より半分を北陸に送ろうと思う。急ぎ各地の評議会に文を出せ。土佐の材木と瀬戸内の魚の乾物も送るよう伝えおけ。
大音「何故でござる。」
む?
大音「何故他家にそこまでの援助を?」
下間家はまだ旗揚げしたばかりじゃ。なによりわしは領国経営の講義を行った。助けてやるのが人の情けじゃろう。
大音「御意。」
各国の評議会で備蓄米を援助に出すことが決定。
薄家より下間家に米十五万石魚乾物各種二百俵材木二千本。
>>670 範長「やはり、家族は一緒に居るのが幸せでしょう。国府城陥落の暁には必ずやお返し致しましょう」
鴨冬「では国興殿、私とともに前線に向かいましょう。そういえば、柏原家も野武士を雇われたとか。
私も何人か召抱えましたが、お互い顔を知った者かもしれませんね。気心の知れた者同士なら
連携もうまくいくでしょう」
>>673 範長「ふむふむ、承諾して下さいましたか。これで播磨も私のものになるは必定です。薄の如きは淡河
から瀬戸内に追い落としてやりましょう。なんと、蜆も?殊勝な心がけです」
之康「グルメな兄さんには金よりも食べ物がいいもんな」
範長「そんな事を大声で言うものではありません。訴訟を持ち込む者達が食材を大量に送ってきたら
どうするのです!」
之康「兄さんはお人よしだから、断れないだろうな。本当に兄さんの領民は運が良いよ、こんな付け入り
やすいのが領主なんだから」
範長「言って良いことと悪いこともあるでしょうに・・・」
之康「褒めてんだよ」
>>680 範長「能登で大地震が!?」
之康「何ィ!?和尚が危ねぇ!兄さん、俺は抜けるぜ!後は任せた!」
範長「あ〜・・・この際仕方ありませんね、良いでしょう!和尚によろしくと伝えて下さい」
―能登―
之康「こりゃ酷えな・・・おい!」
門番「何者だ?」
之康「頼昭和尚に取り次げ、小笠原範長の舎弟之康だとな」
門番「左京大夫家の!?しっ、失礼致しました!すぐに御取次ぎ致します!」
〜之康が人夫100人と金2000貫と吉野杉2000本を持って来ました〜
清順「北陸にて地震との事」
流雲「うむ・・。我らも援助致そうぞ・・ゼェゼェ」
清順「やはり、横になられた方が・・」
流雲「良い・・。わしの身体がどんな状態かはわしが一番よく分っとる・・ゼェゼェ」
清順「殿・・」
奥田家、能登に材木 金5000 米4万石を提供
684 :
伊賀守・定栄:2007/03/25(日) 21:44:27 ID:G6gmuA5r
定栄「上野に新たに城を築くか・・・」
五十嵐「城を建てる際の縄張りはあの白龍居士様に頼んではいかがでしょうか?」
藤林「人足は伊賀の国人を使えばよろしいかと・・」
島左近「材木は大和の順慶殿から頂きましょう。」
定栄は新たに伊賀に城を築城中。
・・・加賀・高尾城内にて・・・
朝倉義景「うぅっ!皆無事か?まさか侵略した城内で一揆衆に囲まれ、兵糧攻めされた
あげくに天変地異とは・・下間め、奴は仏の力を意のままに使うのか。
しかし侵略した城中に食料が殆ど無いとは。今まで加賀より搾取した報いであるか。」
家臣A「殿・・・この震災で三割の兵を失いました・・。城外では未だ一揆勢に取り囲まれた
まま・・もはやこれまでと存じます・・」
家臣B「殿!一揆勢にまみれて草より矢文が届きました!」
朝倉「よし、読み上げて見よ。」
家臣B「はっ!越前一乗谷は下間・富樫連合軍によって占拠!現在は炊き出しによって
民の心を侵攻中との事!」
家臣C「殿、一揆勢より勧告の使者が面会を求めております・・」
朝倉「なんと・・こうなっては仕方無し。帯刀のままここへ通されよ。一切手は出すな。」
家臣C「ははっ。」
長福寺教円「お目通り叶い、恐悦至極。某、下間家坊主にて教円と申す。
この様な事態なれば前置き無用。下間家よりの勧告文を読み上げ申す。」
教円「んんっ!『此度の震災にて高尾城半壊なれば城中の加賀家臣の御身ならびに
朝倉家中も多大なる被害を被ったとお見受けいたす。
城外にて被災者への炊き出しなど行っておれば、朝倉兵は城を出てただちに加わられよ。
今一度民の心を掌握出来たならば越前一国、下間が配下にて安堵いたす。」
・・・能登・支援陣中にて・・・
遊佐「上様!薄様、奥田様より続々と物資の調達が参りました!
下間「おお、なんと・・我見たり!阿弥陀様とは人の御心にあり!
ただちにお礼の書状を送るのじゃ。
ふう、薄様が我が国政を見ておられる。泣き言は言ってられんな。
これからも薄様を国造りの師として見習って行こうぞ。
奥田殿は床に伏せていると聞く。なのに他国の事情を考えて下さるとは・・うぅ」
遊佐「だ・か・ら・ぁ、上様の泣き顔は見苦しいからやめなされっ!」
下間「・・ふん、普段からグロ可愛いと言われるワシを馬鹿にしおって。」
遊佐「しかしこれだけ資材があれば七尾の城も直に再建出来まするぞ!」
下間「この馬鹿太モノがぁっ!我が国は仏の国なれば城などどうでもよいのじゃ!
配下に命ぜよ!支援物資を私物化した者は即刻打ち首といたす!
無論浄土への道は閉ざされ、待つのは地獄と心得よ!」
遊佐「ははっ!これはつまらぬ事を申しました!」
下間「・・よい。現実問題そちの様な実質的な思考無くして復興はまかりならぬ。」
下間「急ぎ能登、加賀、越前、越中の被害状況を再確認!必要に応じて資材を振り分けよ!
ドンブリで構わぬ!迅速に事を運ぶのじゃ!但し仔細は全て書に改めよ!」
長「上様!和泉より小笠原様御舎弟、之康様がお目見えにござる!」
下間「なんと・・どうしたモノじゃ。城は崩壊、寺社は炊き出しにて人々で溢れておる。
致し方無し。ここ復興支援陣中にお通しするのじゃ!くれぐれも粗相の無き様に。」
下間「おお、これは之康殿、よくぞ参られた。この様なむさ苦しき場しかござらぬ故
勘弁なされよ。また、この度は桁外れの援助物資、被災地を代表して御礼申す。」
687 :
柏原和泉守家興:2007/03/25(日) 22:01:17 ID:AkX4Hjy5
家興「さぁ〜て、国興も無事に出陣したし国府城が落ちるまでのんびり過ごすとするかな。」
元春「殿」
家興「うわっ!驚かすな元春!」
元春「し、失礼いたしました。能登の下間様より書状が届いております」
家興「下間殿より?はて、この前もあったが…」
元春「如何でございました?」
家興「うむ…能登で大地震があったようじゃ…」
元春「大地震!?能登ではこの季節まだ雪が残って寒いでしょうに」
家興「地震で田と家を失った民が凍えて死んだのであろうな…」
元春「殿は如何なされるのですか?」
家興「勿論支援をいたす、困っている時はお互い様じゃ」
元春「ははっ、して如何ほどの物を?」
家興「やはり災害で一番困るのは食料じゃ、わずかではあるが蓄えのある米を支出しよう」
元春「すぐに手配いたします」
柏原家より能登下間家に米2万石、魚介類の乾物50俵、金500貫、銀2000貫が提供された。
物品は柏原家領内の一向宗の寺院の協力もあり速やかに能登へ送られた。
688 :
役所小路三郎:2007/03/25(日) 22:12:24 ID:iY7j1WEt
それがし、尾張浪人・役所小路三郎(やくしょこうじ さぶろう)と申す!!!
皆々様、以後じっこんに願おう!
689 :
◆WAz9goYWBs :2007/03/25(日) 22:52:26 ID:f0PjZmGI
・・・加賀・支援陣中にて・・・
復興事業が進む中、割合被害の少なかった尾山の支援陣中にて
能登、加賀、越前の大名は今後を憂い顔を会わせる事となった。
能登大名:下間頼昭
加賀大名:富樫幸千代
越前大名:朝倉義景
下間家臣(能登勢):温井総貞、遊佐続光、長続連、伊丹総堅、長福寺教円
下間家臣(加賀勢):窪田経忠、七里頼周、徳田重清
下間「さて、ここに集まって頂いたのも他でも無い、今後の復興に於いて新たな管理体制
を敷かねばならぬ。」
富樫「・・体制も何も、戦の戦況を言えば加賀の本城、高尾城は朝倉殿に占拠されたが、
それも下間殿の指揮の元、一揆衆にて今も高尾城ごと囲まれた状態。」
朝倉「某が加賀に侵攻している間の越前一乗谷は民の心までも下間・富樫連合に制圧
された状況、今こうして某はここに居るが、下間殿に心の臓を握られた状態なれば意見も
ござらん。下間・富樫連合での取り決めに付き従うまでよ。」
富樫「私らも下間殿に加賀を約束されている身なれば下間殿の意向に沿うつもりでござる。」
下間「うむ。よくぞ申してくれた。ではこれより北陸三国にて同盟を結びたいと思うが如何に?」
朝倉「!同盟・・・でござるか?」 富樫「従属では無く同盟とな・・」
・・・加賀・支援陣中にて・・・
下間「おっと、和泉伊勢の柏原殿より物資が届いた。畿内も荒れておれば斯様な余裕も
あるまいに、和泉殿も何と律儀な御方じゃ。
御二方、解りますかな?此度の被災に対し、こうして諸国より援助を頂いております。
ここで我ら三国が争うては北陸の名が廃ります。」
富樫「仰せの通り。しかし富樫家では大勢の家臣を失い申した。朝倉殿には申し訳無いが
家中では朝倉家を良く思わない者もおりましょう。加賀は門徒の大変盛んな地。
ここは下間家の命を頂き、となれば早々に家中でも納得してもらえると存ずる。
朝倉「我らはこうも下間家に追い詰められたとあっては越前の民に合わせる顔も無し。
まとまっていた越前国人衆もバラバラでござる。こうなっては某は隠居いたすより他無し。
小倅の阿君を時期当主とし、下間殿より名を与えて頂き、朝倉家が古の栄華を取り戻すまで
下間家に後見して頂きとうござる。」
下間「相解り申した。では加賀には下間家臣にあって加賀国人衆の窪田経忠、七里頼周を。
越前には能登衆の温井総貞、鳥居景近を新たに家臣として召抱え下され。
朝倉殿、では下間家が乗じて使う『頼』の字を阿君殿に与え、朝倉頼景と名乗らせよ。
では引き続き復興事業の指揮に戻る。富樫殿は加賀の!朝倉殿の倅、頼景には越前の
指揮を命ずる。遊佐!ここ加賀陣中の置かれている尾山を本陣とする故、そちは能登に戻り、
復興の指揮を執るのじゃ!」
富樫・朝倉・遊佐「ははっ!!」
こうして北陸三国志は下間家を筆頭に北陸同盟を結ぶ事で幕を降ろした。
692 :
人間七七四年:2007/03/26(月) 09:40:26 ID:5Pv7sOOV
お初にお目にかかる。陸奥の土豪あがりの久慈弘忠と申す。
さて、いきなりでござるが、当方は越後の国人衆の反乱に加担し申した故、越後に六万余石と佐渡を領することと相成りました。
まだまだ上杉家との戦いはこれからであります。幸い
693 :
奥田流雲 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/26(月) 09:49:21 ID:19Df0+HJ
/*
>>692 まぁまだ長尾なんですがね。越後はあれますねw志鎌さんも半分、越後制してるし
*/
694 :
久慈弘忠:2007/03/26(月) 09:59:44 ID:5Pv7sOOV
そうですか。では同盟を締結するしかありませんな。
久慈「おい本間、志鎌殿にこの金6000貫とこの書を届けてまいれ!」
本間「はっ!」
695 :
項龍 ◆urdfmZmGvk :2007/03/26(月) 10:10:54 ID:Ye4oZTdd
うまくキャラ作りができなくてやめていました項龍です、また参加しようと
おもっていますが、誰か状況説明できませんか?
大音「中播磨の別所が降りました、これで播磨は無事平定となりました。」
うむ。では播磨を誰に委ねるかの…。
大音「為義殿がよろしいのでは?」
為義か…そうじゃな、為義は京に近い地がよかろうて、では為義に播磨で降った別所等の土豪を付けるとしよう。
大音「はっ。」
全兵一時帰国じゃ。ただし土佐勢は急ぎ安芸を目指せ。
久々の帰国ゆえ皆よく休むように。
大音「しかと伝えます。」
うむ。
697 :
久慈弘忠:2007/03/26(月) 10:43:57 ID:5Pv7sOOV
今はまだ1543年ということでよろしいのですか?
項龍殿。復活なされたのであれば早速暗殺を依頼します。長尾景虎という長尾家の武将がいるのですが、兄に似ず切れ者だという噂が立っているのだ。銭二万貫でお引き受けくだされ。
698 :
奥田流雲 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/26(月) 10:48:19 ID:19Df0+HJ
/*
>>697 今は1559年くらいです 暗殺無しにしません?また問題おきそうだし・・
*/
699 :
奥田流雲 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/26(月) 10:51:57 ID:19Df0+HJ
/*
>>697 それと景虎はもう大名になってますよ(晴景は既に没)前の方に書いてあるので、少し見直してくださいね
*/
700 :
人間七七四年:2007/03/26(月) 11:04:42 ID:5Pv7sOOV
大分進んでますね。ちゃんと見てませんでした。
さて謙信にどうやって対処するか…
>>695 ちょうど九州が手付かずなので九州大名でまた復活はどう?
松枝、薄が防長の大内に合従策を張ろうとしているところ。
対馬でも十分からめますw
702 :
久慈弘忠:2007/03/26(月) 11:22:38 ID:5Pv7sOOV
あっ名無しになってしまった。
取り敢えず死に体の芦名を従属させます。
703 :
奥田流雲 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/26(月) 11:33:57 ID:19Df0+HJ
/*
>>702 しっかり話作ってやって下さいね 無理やりは流石にキツいですからw
*/
704 :
久慈弘忠:2007/03/26(月) 12:03:37 ID:5Pv7sOOV
あと能力値を追加しときます。
久慈弘忠(29)
政治78
戦闘61
統率81
知謀93
魅力59
足軽:B、弓術:C、騎馬:A、鉄砲:A、水軍:B
705 :
奥田流雲 ◆yWFEYWlu0I :2007/03/26(月) 12:09:00 ID:19Df0+HJ
/*
>>704 能力値はなくても良いですよ
*/
/*
北近江と南近江って何万石づつ?近江・83万石を半分に?
*/
707 :
役所小路三郎:2007/03/26(月) 16:37:16 ID:o6tA/2qd
は、腹減った… グハッ だ誰か… 食物を… ガクッ
む?門前にて行き倒れか。見ればまだ若いようだが可哀想に…手厚く弔って…生きとるじゃないか!?
なに?腹が減っただと?
ならば我が城に参られよ。たいした物はないがわしの昼の残りの粥と御新香があるゆえ。
わしの名か?淡路のタヌ公薄修理大夫為弘じゃよ。(笑
清隆「当家は朝廷からすれば田舎大名としか見られてはいないようだ。そこで因幡、但馬、丹波と
攻略し上洛すれば当家の武威を世間に知らしめる事となろう。直ちに準備に取り掛かるのだ」
家臣一同「ははっー!」
>>704 初めまして山陰の狐こと松枝清隆です。
>>686 之康「お懐かしゅうございます、和尚!摂津での一瞥以来、御無沙汰しておりまして申し訳
ございません。今回は大変な事で・・・文字通り、飛んで参りました。この人夫と資材と
金は御自由にお使い下さい。いやしかし、瞬く間に北陸を制圧されるとは老獪なもの
ですなあ・・・はっはっは」
>>692 畿内の覇者小笠原範長です、以後よろしくお願い致します。
鴨冬「・・・兄上、当家はまだ山城、丹波、丹後、近江、和泉、紀伊を押さえておりませんが」
和泉と紀伊は柏原殿が持っているから良いではありませんか。それに畿内とは山城・摂津
河内・和泉・大和の五ヶ国、その内4ヶ国が勢力圏なのですから、十分に覇を唱えております。
鴨冬「・・・誇大妄想?」
711 :
久慈弘忠:2007/03/26(月) 21:48:24 ID:5Pv7sOOV
芦名家の本拠・黒川城に向かうひとりの使者がいた。本間泰高(史実武将)である。
芦名家は鎌倉時代からの名門だが、志鎌家に領地を奪われ、本拠地である黒川に八万石の領地を持つにすぎなくなっていた。
泰高は城下に宿を取り、芦名家臣・平田舜範を介して芦名盛氏に拝謁した。
芦名「して、越後の久慈殿がなぜ我らに用があるのじゃ?」
本間「実は…殿は芦名殿と同盟を結びたい、と。」
芦名「しかし解せぬな…久慈殿は出羽守殿と同盟を結ばんとしているというのは我らの耳にも入っている」
本間「あくまでもこれは芦名殿の為の同盟であります」
芦名「なに??」
本間「出羽守殿の勢いには凄まじきものがございます。それは修理大夫殿も異存なきことでありましょう」
芦名「う、うむ…もしや」
本間「なんでありましょう」
芦名「出羽守を騙し討ちにする気か?」
本間「…?」
芦名「出羽守殿には芦名家攻めには是非当家が兵をお貸しいたします、とでも言っておるのだろう?」
本間「いえ、左様な気はございません」
本間「しかし、いずれにしろ修理大夫殿はこの同盟を断ることは出来ないでしょう」
芦名「な、なに!わしを脅しているのか!?」
712 :
定栄:2007/03/26(月) 21:55:15 ID:YDjVxbIq
定栄「順慶殿!ワザワザ来て頂いてかたじけないですな。」
順慶「いや。別に構いませんよ!定栄殿には鷹を数羽貰ってるし。話に聞いた通り、巨大な城ですな」
定栄「えぇ。ココに東大寺規模の寺と城を複合体として築きたいのです。」
順慶「私も協力しますよ。」
定栄は順慶に胡麻をすり、城を築くのに順慶を利用した。
713 :
伊賀守・定栄:2007/03/26(月) 22:10:08 ID:YDjVxbIq
定栄「なに?奥田流雲が病とな?」
藤林全平「はい。忍びからの情報でございます。」
定栄「それでは・・明の商人から買った この辰砂を流雲に届けよ!これなら苦痛から救われるやもしれないしな。」
定栄陣営から奥田家へ、中国の不老不死の妙薬(水銀)の辰砂が送られた。
714 :
役所小路三郎:2007/03/26(月) 22:16:43 ID:UVFBZaM5
>>708 危ないトコを救って頂き、何とお礼を申したらよいか…
某は尾張の国浪人・役所小路三郎と申しまする。
715 :
久慈弘忠:2007/03/26(月) 22:34:26 ID:5Pv7sOOV
〜奥州・黒川城にて
本間「まあ、そう取られても致し方のないことでありますな…」
平田「なんてことを仰るのだ、本間殿!」
本間「では、御説明いたしましょう」
芦名「何をぬかすか!そこもと、芦名修理大夫を誰と心得る!」
平田「と、殿!まずはこの者の言うことを聞いてみましょう」
本間「まず、芦名殿が同盟を結ばれる場合。当家は無論修理大夫殿の領地守備のためなら兵をお貸しします」
芦名「しかし、出羽守とはどうする?」
本間「出羽守殿が当家と同盟するにしてもしないにしても芦名殿は同盟を結ぶでしょうな」
芦名「よほどの自信があると見受けられる、ではその利点とは何じゃ」
本間「出羽守殿が当家と同盟を結ばれることになりましたら、いかに攻略中の土地とはいえ修理大夫殿の領地を侵すことは無いでしょう」
本間「また、我が殿も指一本他の大名には触れさせぬ、と申しております」
芦名「ほほう!久慈殿は当家を守護してくださるのか!まったく要らぬ気遣いだな!」
本間「では、出羽守殿が同盟を断った場合。我が殿は出羽守殿と争う事になります」
芦名「ほう、これは面白いな!たかだか数万石にしかならぬ無位無官の国人が出羽守というれっきとした大名と正面からぶつかると?」
本間「はい、修理大夫殿と同じほどの所領ですな」
芦名「くっ…」
本間「そこで、修理大夫殿が同盟を結んでくだされば、20万石になろうかという連合が出羽守殿の行く手を阻むわけです」
平田「たしかに、ここは久慈殿と同盟を結ぶのが上策かと」
本間「平田殿、ありがたきお言葉です。…ではこれで失礼致す」
平田「ほ、ほかに何か無いのか?」
本間は立ち去った。しかしこれが巧妙に仕組まれた策略であることには芦名家中のものは気付いていない…。
ははは(笑
鱈腹食うたら元気になったか。
役所小路三郎…少々名前が長いのぉ。
ところでお主浪人と申しておったが…今は人手不足での。ほれ、右筆はこの大音がおるから良いがこやつは文一辺倒で武はからきしじゃ。わしは今有能な馬廻頭を求めておる。
淡路六万石のうち洲本周辺の五千石と洲馬三郎弘武の名を授けるゆえわしに仕えんか?
後々は山陽にて万石取りを約束するから。
清隆「そろそろ世継ぎを決めておかねばならぬのだが、余には子が居らぬ故養子を迎えようと思う
原田種継が一子で余の又従兄弟竜王丸に決めた」
家臣「竜王丸様はともかく原田殿は油断出来ぬお方で御座るが」
清隆「まぁ昔は色々あったのかも知れぬが、しかしお主月山冨田城救援に来てくれた事を忘れたのか?余は忘れてはおらぬ」
家臣「左様で御座いますな。確かに原田殿は忠臣と言っても過言の無いお方です」
清隆「な、そうであろう。では原田に伝えよ竜王丸を養子にすると」
家臣「ははっ!」
世継ぎを定めた後清隆は因幡、但馬方面へ出陣した。
駿府城
清盛「若。伊賀の坊主殿がこのような物を大殿に送りつけて参りましたぞ。」
国真「何・・。こ、これは!清盛!」
清盛「毒物でございます・・。含めばたちどころに死に至るでしょうな・・。」
国真「うぬ!あの坊主め!」
清盛「若・・これはチャンスでございますぞ。」
国真「チャンス・・?何のだ?」
清盛「国規殿を追い落とし、若が奥田家を継ぐチャンスでございます」
国真「な、何を・・」
清盛「大殿はいまやいつ果てるか分からぬ御体・・。家中では世継ぎの事で持ち切りでございます。」
国真「・・・」
清盛「国規様は北条家の方でございますが、大殿の御寵愛は甚だしく、いつでも自分の御近くにおき昨日の飛騨攻めに連れて行く等し安全な戦しか参加させておりませぬ・・。
その点、若は何時攻めてくるか分からぬ何敵の北条領に近い駿河に置く等・・。家中でも国規様が世継ぎとみる者もおりませぬ」
国真「うぬ・・」
清盛「優しさは捨てなされ!鬼になるのです!人に鬼と呼ばれても動じぬ心!それが天下人のある姿です。」
国真「・・・どうすれば良い。」
清盛「某に御任せ下され・・」
かくして、清盛の謀略が始まった・・
719 :
柏原和泉守家興:2007/03/27(火) 00:19:33 ID:66t9qCiB
>>692 初めまして、柏原和泉守と申します。
和泉と越後ではあまり接点が無いでしょうがよろしくお願いいたします。
失礼ながら久慈殿の越後での御領地はだいたいどのあたりでしょうか?
いま勢力図を作っているのですが越後は志鎌殿、久慈殿、長尾家の三つ巴状態で勢力図を描くのがよくわかりません。
できれば『今の新潟県で言う●●市あたり』と言っていただけるとわかりやすいです。
>>691 下間殿のいる能登は大丈夫でしょうか…?
ニュース速報…いえいえ一向宗の僧の話ではまだ余震が続いているそうだとか。
能登・加賀の皆様の安泰を祈ります
720 :
柏原和泉守家興:2007/03/27(火) 00:23:08 ID:66t9qCiB
>>719訂正
久慈殿の領地の件ですが
『今の新潟県で言う●●市あたりから△△市あたりの一帯』に訂正してください。
このままだとどこに住んでるかわかってしまうかもしれないので。
心配りが至らず申し訳ありません…
>>710 おお、覚えていて下されましたか。聞けば範長様も元気そうで何よりです。
此度の支援もさる事ながら之康様自ら駆けつけられたとあっては感激でござる。
之康様が寺社を、そしてこの下間めを思いやられるお気持ち、決して忘れませぬ。
機内もまだまだ荒んでいると聞き申す。どうかご自愛下され。
そして畿内に平和が訪れるよう御仏にお祈り申しましょう。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・
遊佐「上様、こうなると次は越中あたりに手を伸ばしたい処ですな。」
下間「いや、越中は越後への要として残して置きたい。出羽殿には我が兄、昭蓮が
出羽国専称寺にて扶持を受け世話になっておる。聞けば最近、越後にて新たな
動きがあるようじゃ。」
遊佐「では北陸にも手を伸ばして来るでしょうか?」
下間「それはあるまい。出羽・越後半国は出羽守殿の、信濃、甲斐は甲斐殿の所領
となっており、その先には長尾もおる。いかなる調略を持ってこれを制するか見ものじゃ。」
下間「ところで遊佐、これより公家衆に会いに行ってはくれぬか?」
遊佐「和束様のもとへ、でござるか?」
下間「うむ。ワシも何気に北陸の海坊主とまで呼ばれる様になった。
そもそも能登守は自称である。正式に官位の叙任を受けて参るのじゃ。」
遊佐「・・越後の事もしかり、これから先の事もありまする。坊主とは言え諸侯と対等に
渡りあう為にも必要な事でしょうな。」
・・・京・とある公家屋敷にて・・・
遊佐「我が主、下間頼昭より和束様にお願いしたき事がございます。
只今北陸の地にて天下の御領地を復興している最中でござる。
復興を供にする越前・朝倉家並びに加賀富樫家は天下に名を知らしめたる
大名にあられます。
この者たちに号令をかけるには正六位上能登守ではいささか都合悪く、
ここは是非新たな官位の叙任を申請したく馳せ参じました次第。
また、能登守も自称である事から正式に叙任頂き、是を下間殿がご嫡男、
下間仲孝殿に承りたく存じまする。
新たな官位を頂戴した暁には将軍家も無く、混乱した北陸を天下安寧の為、
はたまた御仏の加護にて民の暮らしを護る為に全身全霊を尽す次第。
本来ならば手土産として海の幸など用意したき処なれど、復興未だ続く中、
見通しが付いた故、援助物資の残りを荒れ果てた京の都復興の為に用意
して参った次第。
つ 金子2000、銀子1000
723 :
久慈弘忠:2007/03/27(火) 06:57:04 ID:aoNzNZLA
柏崎市〜長岡市周辺ですね。あそこには港もありますし。ちょうど柿崎景家殿の領地と面します。
724 :
久慈弘忠:2007/03/27(火) 08:11:19 ID:aoNzNZLA
〜陸奥・黒川城において
芦名「あの者はいったい何なのじゃ!わしを笑いものにしておるのか?」
平田「いえ、本間殿としては真剣に話をしているのにそれを茶化すようなことを殿がなされたのですから…」
芦名「しかし、立ち去るというのはどのような存念あってのことじゃ?」
平田「よく協議なされよ、とのことではないでしょうか?」
芦名「そちは本間殿をとりなして来い、わしは家中の者を呼び寄せておく」
平田「はっ」
その時、小姓が入ってきて、平田に手紙を渡した
平田「ほう、殿、『我が殿の病のため黒川を去り申す、ご協議の結果をお待ちしている』と…」
芦名「うむ、まあ理由として分からぬわけではないが…」
平田「ただ久慈殿も当家と同様孤立無援ですからな…おおかた上条の守備にでも就いたのでしょう」
芦名「確かに、な…」
平田「しかし常陸の佐竹殿は倒れて久しく、統一するものもこれから先現れるとは思えませぬ」
芦名「そちは同盟を結べ、と言うのか?」
平田「このまま滅びるよりは…」
芦名「もうよい、そちは佐渡へ向かえ」
平田「は?」
芦名「同盟は承知した」
平田「分かりました、直ぐ向かいます」
遊佐殿、はるばるご苦労でおじゃるの。官位授与は朝廷への貢献が大なることが必要なのじゃが
震災未だ復興半ばでの朝貢も殊勝でおじゃる。主上も北陸のことはずっと案じておられた。
本願寺からの要請もあったと聞いておる。麿からも執奏いたそうぞ。しばし沙汰を待たれよ。
726 :
定栄:2007/03/27(火) 13:29:17 ID:qSKZAwqI
定栄「なんじゃ?大臼教とな?」
藤林全平「はいっ。西国では仏教より大臼教が勢いをもっているようです!」
五十嵐宗継「定栄様。九州においては、大友や伊東が大臼教に近付き南蛮人の尖兵として京を狙っているという噂もあります。」
定栄「気を付けねば・・・。場合によっては策を考えなくてはならないな。バテレンという連中がきたら捕えるようにせよ!」
家臣「はっ!」
727 :
役所小路三郎:2007/03/27(火) 14:54:51 ID:rACoV4yE
>>716 有り難くも勿体無きお言葉哉… なれど、仕官の儀は平にご容赦を…
某、故あって暫くどちらの御大名家にも仕官致しませぬ。
それに、能登の国へ参らねばなりませぬ故。
そうか…残念じゃな…。
能登に参るのか?ならば下間殿にわしがよろしく言っていたと伝えてくれ。
大音。
大音「はっ。」
三郎殿の為に旅支度を整えよ。
三郎殿。支度は大音がするゆえ今夜はゆるりと休まれよ。もうすぐ夕餉じゃ。その前に風呂が沸いてるゆえ汗を流して参られよ。
翌日。
大音「御館様。支度が出来ました。」
うむ。三郎殿。これはわしの父の旅着を直したものじゃ。柄はちと古いが丈夫な造りになっておる。今の召し物はだいぶ痛んでおるゆえ着替えて行きなされ。
これは路銀じゃ。能登と言わずに陸奥まで行ける位は用意した。
門前に馬も繋いである。駿馬ではないが足腰の強い可愛い奴だ、大事にしてやってくれ。
それとこれは握り飯じゃ、腹が減ったら食ってくれ。
わしは用があって洲本の港までは行けぬがしっかり諸国を見て参られよ。達者でな。
こうして三郎は薄館を後にした。
大音「まったく殿もお人好しにござるな。」
かもしれんな。(笑
だがあれで良いのだ。将来が楽しみな若者じゃからな。(微笑
大音「さようでござるか。(笑」
729 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/27(火) 15:54:23 ID:3aO/BhIe
遊佐殿、下間当主殿に従五位下・大膳大夫を、嫡男殿には従五位下・能登守が叙任された。
主上の思し召しにより、礼銭等気を遣わずとよいので復興をいそぐようにとのことである。
清隆「因幡の山名豊定、但馬の山名祐豊に文を送れ『恭順するなら本領安堵する』と」
家臣「はっ!」
家臣「因幡の山名豊定様が嫡子豊国様を伴い参られました」
清隆「通せ」
清隆「成る程仔細承知した因幡は安堵いたす」
豊定「ははっー!」
731 :
旅の僧:2007/03/27(火) 18:45:40 ID:6BX6c2fA
怖や怖や… 能登の国では此度の災いに乗じた、乱暴・狼藉・物盗りの限りが尽くされておると。
そう言えば、、若い旅姿の侍が、街道の茶店の雪隠で脱糞の最中に山賊に襲われたとか…
何もかも奪われて、裸体のままその躯を晒しておったそうな… 死んでも死にきれまいて。
名は、、確か〜 やくしょ…何やらの三郎とか言うたとな。哀れなる哉。。
皆々様も、ご用心下されや… 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
732 :
久慈弘忠:2007/03/27(火) 20:27:06 ID:aoNzNZLA
〜陸奥と越後の国境、六十里越〜
平田舜範は芦名盛氏の使者として佐渡に向かっていた。そして今、六十里越に差し掛かっているのである。
平田「ここからは弾正少弼殿の領地だな…用心せねば」
??「神妙にせい」
平田「何者じゃ?」
??「長尾家家臣の者だが」
平田「なら貴殿は拙者に用はないだろう」
??「ともかく、春日山までお越しいただこう」
平田「ぐふっ」
かくして平田舜範は春日山まで連行されることとなった。
その数刻後。弘忠は上条城で間者の報告を聞いていた。
弘忠「ほう、やはり弾正少弼殿は兵を出したか」
間者「は、平田殿は春日山まで連行される模様です」
弘忠「ふむ…そろそろ修理大夫殿に使いを出す頃かな…」
>>729 遊佐「北国の新参大名ゆえ、礼節も存ぜぬとは言え、浅はかな行為を
致したようで、恥ずかしくて言葉もあり申せぬ。
にも拘らず叙任を頂いた上、寛大な処置には我が主も復興後、必ずや
主上様の意に沿うて励む事と存じまする。
いずれ我が主から挨拶に参る機会もございましょう。
その折は何卒懇意の程、お願い申し上げまする。ではまたいずれ。」
>>731 /*
はて?
>>680にて長続蓮に命じて盗賊、暴漢の類は取り締まってますので
そのような事を切り出されては困りますよ?
*/
734 :
柏原和泉守家興:2007/03/27(火) 21:53:44 ID:66t9qCiB
山名祐豊は松枝の恭順要請を蹴り戦端を開くに至ったが、次第に押されついに此隅山城に
籠城する事となった。
清隆「中々しぶとい城じゃなあ。もう一押しさせてみよ」
家臣「ははっ!」
ワァー!ワァー!
清隆「うーむ、まだ厳しいようだがしかし敵の士気も落ち始めているようだ
兵糧攻めに切り替える。敵兵を干してしまえ!」
736 :
定栄:2007/03/27(火) 22:15:16 ID:qSKZAwqI
定栄「南蛮人をとらえたとな?」
藤林全平「はいっ!間違いありません。百地勢が京から下ってきた商人の一団からバテレン6名を捕えたようです」
定栄「どれどれ!南蛮人をしかと見届けようかの。」
定栄勢が南蛮人を捕縛、尋問を開始。
737 :
柏原和泉守家興:2007/03/27(火) 22:18:28 ID:66t9qCiB
738 :
南部晴政:2007/03/27(火) 22:28:45 ID:ZBY8KHI1
●
目
..-──- 、
▲ ヽ <良きかな、良きかな
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、` \
/ __ ヽノ /´´> )
(___) -ーー,, /, スパンスパン
| r'" `ヽ,
\ \ ∩/ ̄ ̄ ヽつ
)..ノ ̄\ /"ヽ../ " ノ ヽ ←小姓
( | \_)\ \ ● ● |\
\\ ~ ) \ .\_///( _●_)\_つ お、お屋形様〜
..  ̄  ̄ \.._つ-ー''''
739 :
久慈弘忠:2007/03/27(火) 22:33:41 ID:aoNzNZLA
>>737 はい、作成ご苦労様です。ただ近々領地を拡大させるのでその時はお願いします。すいません展開が遅くて。
>>721 之康「いや、和尚の骨折りで当家も摂津を手に入れたようなものです。感謝するのはこちらの方。
ええ、畿内も古の繁栄とはいきませんが、兄の新秩序は徐々に広まり、大分落ち着いて
きました・・・。平安をお祈りして下さいますか、ありがとうございます。では、復興を手伝っ
てくる事に致しますので、御免!・・・野郎共!半壊した家をブチ撒けて来い!その跡に
新しい家屋を建てろ、すぐに被災者が住めるようにな!気合入れろよ!?」
人夫「合点でさぁ、兄貴!」
〜住宅地好評分譲中です〜
―和泉国府城―
夜明けと共に鴨冬の軍勢は一気に攻勢をかけた。先陣を切って進撃するは摂津三将の部隊である。
細川方も城を出て応戦し、野戦となった。
正勝「騎馬隊突撃!我が槍で突き伏せてくれようぞ、続けぇ!」
正勝の騎馬隊が敵陣を四方八方に掻き乱し、指揮系統がズタズタになり、徐々に細川軍は統制が取れ
なくなった。そこを迂回した成政の足軽隊が側面から横槍を入れる。たちまち、細川軍は大混乱に陥り、
同士討ちまで始めることとなった。
成政「・・・このように撹乱されてはひとたまりもあるまい。本陣に伝令!城を占領に向かうように殿と大殿
に伝えよ。フフフ、殿に我らの働きをお見せすると致そう」
―本陣―
範長「ほほう、あなたの家来達も良く働きますね」
鴨冬「自慢の臣下でございます。私は武略に欠ける部分がありますので、彼らには助けられます」
範長「またまた謙遜を・・・では、我らも参りましょうか?」
鴨冬「全ては兄上のお心次第でございます」
範長「全軍出撃!一気に城を落とします!柏原勢にも出陣を通達なさい!出陣!」
〜範長軍総攻撃開始〜
飛騨・高山城
憲秀「若!この薬を大殿に御渡ししたら如何でしょうか。」
国規「ん?なんだその薬は?」
憲秀「知り合いの商人から買った薬です。なんでも病に利くとか」
国規「そうか!それならば義父上に持っていくとしよう」
清盛「・・無事に渡ったであろうな」
家臣「はっ!商人を通じて、国規の重臣・松田憲秀に渡しましたので必ず!」
清盛「そうか・・。その商人は消したであろうな?」
家臣「はっ!心配ありませぬ!」
清盛「そうか。御苦労であった」
ドスッ
家臣「!ガハッ!あぁ・・」
清盛「これで秘事は漏れない・・。ふっふふ・・」
742 :
定栄:2007/03/27(火) 23:50:36 ID:qSKZAwqI
定栄「なに?バテレンの船が堺にあるとな?」
五十嵐「間違いアリマセン。」
定栄「ちょうどよいわ!伊賀から退却したいと思っていたからなぁ。堺から西国に立つぞ」
定栄勢。伊賀を放棄!!
部下を一部連れて船に乗船。
定栄「それから・・・伊賀のあちこちから食料や金目のものを奪え!」
743 :
下間大膳頼昭:2007/03/28(水) 00:08:41 ID:lfluEAJe
・・・加賀・復興支援陣中・・・
窪田「上様は加賀での居城を設けないのか?」
下間「う〜む。城が政治的役割上、重要なのは解るのじゃが・・坊主故、落ち着かんのじゃよ。」
窪田「じゃあここ支援陣中に寺社を設立すれば良い。富樫様にも申しておく故。」
下間「うむ。寺社が良かろう。では尾山御坊として名付け、震災復興事業の中心と致すのじゃ。」
窪田「ほう、能登の長福寺と同じ役割をするのか。では残る支援陣中は越前だな?」
下間「いや、一度越中に顔を出そうかと思うておる。」
窪田「・・越中を狙う気か?やめとけ?」
下間「さにあらずw 国主・畠山が居なくなり、国内がこうも荒れていては震災の復興も
儘ならんじゃろうて。ちょいと瑞泉寺に顔を出して参るだけじゃ。」
744 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/28(水) 02:43:46 ID:uOFFs2S6
〜国興陣中〜
家臣「殿!河内守様より出撃のお達しが!」
国興「おお、河内守様が動かれたか!」
家臣「朝方に河内守様のご舎弟鴨冬様が国府城郊外にて細川勢を圧倒、
国府城に立てこもった残りの細川勢を叩くようでございます」
国興「もはや足利尊氏公の時代より続く和泉細川家も風前の灯だな…」
家篤「うぉ〜!腕が鳴りますなぁ!」
成猛「河内守様のご家来には我々と同じ野武士出身の将もおられると聞きます、
是非ともに戦ってみたいものじゃ」
信護「シロ…オトス…」
国興「国府城を落とせば戦は一旦終わりじゃ、皆細川攻め最後の戦存分に楽しもうぞ!!」
一同「おお!!」
柏原勢は先陣が石川家篤・楠成猛・鈴木信護、第二陣に柏原国興、第三陣に平松宗家で国府城へと向かった。
国規が流雲を見舞った翌日・・
流雲「ゴホッ!ゴホッ!」
家臣「殿!」
流雲の症状は悪化し、危篤状態になった。
国真「何!?父上のが危篤とな!」
家臣「はい・・。昨日、国規様が持って来られた薬を飲まれてから急に・・」
国真「その薬を薬師に見せよ!・・ニヤ」
国規が持ってきた薬を薬師が調べた結界、毒薬と判明した。
国真「国規は父上をしいしようとした謀反人ぞ!捕らえよ!」
国規「憲秀!これは如何なる事ぞ!」
憲秀「はっ・・。昨日某が若に御渡しした薬はどうも毒薬だったようで・・」
国規「たわけ!(・・何たる事ぞ・・。しかし・・この義兄上の早さ・・。)!まさか! 」
この瞬間、国規は国真に謀られた事を悟った。
憲秀「若・・。城が完全包囲されたました・・」
国規「・・開城しろ。抵抗するな・・」
こうして高山城は開城し、国規は捕縛された。
国規「・・(義兄上・・何故・・)」
国真「上手くいったな。清盛!」
清盛「はっ。これで若が奥田家を継ぐに障害がなくなりました・・。
しかし、これからが大変でございますぞ。」
国真「分っておる。反抗する者には容赦はせぬ。わしが家督を継ぐには、父上色は一掃する!清盛!これからも余に尽くせ!」
清盛「御意」
かくして、清盛の思惑は成った
大音「為親殿の率いる土佐勢二千が安芸に到着したとのことです。」
泰親の兵二千と合流し備後に攻め入るよう伝えよ。備前の宇喜多にも備後に出兵するよう伝えよ。
大音「はっ。それから為憲殿の御嫡子公徳丸殿と為親殿の御嫡子万国丸殿が元服するとのことです。」
うむ。では公徳丸には為宣、万国丸には為影の名を授けるとしよう。
大音「お二人の領土は?」
為宣は洲本五千石、為影は淡南五千石じや。
大音「はっ。」
薄三十郎為宣。為憲の一人息子、父に似て思慮深く外交上手。
薄平太為影。為親の嫡子、軍略の才あり。腕っ節が強い。
但馬・松枝陣中
清隆「兵糧を断たれた上に矢尽き刀折れてまで戦う姿勢には感動すら覚えるが
もう限界であろう。総攻撃を掛けよ!」
ワァー! ワァー!
家臣「山名祐豊殿を捕らえました」
清隆「おお、そうか。即刻首を刎ねよ」
豊定「お待ち下され。何卒、何卒兄の命だけはお助け頂けるよう願います」
豊定の助命嘆願に折れた清隆は祐豊を堺に追放した。しかし松枝軍の損害も大きく
但馬を平定した段階で進軍停止を余儀なくされ、上洛を果たせずに帰国するに至った。
国府城は陥落した。小笠原・柏原連合の大軍の前に衆寡敵せず、細川氏綱は降伏したのである。
今、細川氏綱は範長の前に引き立てられていた。
氏綱「ひいい!まっ、麿は降伏したのというに斬る気か!?」
氏綱は縛られ、首には刀が突きつけられていた。
成政「・・・騒ぐな、全ては大殿のお考え次第だ」
範長がやって来るが、縛られた氏綱を見ると血相を変えて縄を解くように命じ、謝罪した。
氏綱「命は助けてくれるか。じゃが、最早畿内に留まる事叶うまい・・・僧となって各地を放浪するか・・・」
範長「管領様、何を仰せになられますか。あなた様を追放するなどもっての外でございます!私の新秩序
を理解して頂けなかったので、今回はこのように手荒な真似を致しましたが、追放など考えてはおり
ません。管領様には私の新秩序の尖兵になって頂きます。管領様が新秩序を受け入れて下されば
この古き地にも新しい風を吹かせることも容易になります」
氏綱は追放はされないという事を聞いて安堵したが、どうしてもこの男の唱える『新秩序』というものに懐疑的
であった。本来、武家というものは国内における警察権と裁判権のみを行使する存在であって、開発や旧来の
しきたりを変える存在では無いからだ。それにも関わらず、この男は領内にこのような事を布告したのである。
1.税金は4公6民。副収入についても同様にする。
2.関所と座は他家との国境地帯を除き、撤廃する。
3.新田や新都市を建設した場合、5年間非課税とする。
4.領内のあらゆる訴訟は小笠原家が全て裁定する。如何なる者もこの裁定を覆すことは罷りならない。
5.金銀の混用は相場で荒稼ぎをする者が出るので、領内でのみ通用する紙幣を発行し、金銀は小笠原家が
保管するものとする。他国へ行く際のみ、換金を許可する。
6.耕地はできるだけ纏まるように作り、集団農場とする事。
7.農民・町民とはいえ、愚かな事は罪であるので、6歳に達した者は領内各所に建設した学問所に6年間通う事。
寺社などは元より、下々に至るまで強力に支配することに旧体制的な常識人の彼には恐ろしい事に思えた。
それ故に抵抗したのであるが、最早彼に抵抗するだけの力は無かった。それに、これを受け入れれば重要な地位
に就けると聞いて、権力への志向が強い彼の欲望を動かした。
氏綱「分かりました・・・左京大夫殿の理想に麿も合力致しましょう」
範長「お分かりいただけた事に感謝致します・・・ところで、国興殿。我らとしては管領様にも御助力して頂きたいと
思っておりますが、柏原側の意向はどうなのでしょうか?」
/*
和泉は4分の3くらいが柏原さんのですかね?それとももっと多いですか?
*/
稲葉山城
流雲「国真・・ゼェゼェ」
国真「はっ」
流雲「今日よりそちが奥田家を継ぐのだ・・ゼェゼェ。
お前は幸せだ・・ゼェゼェ。わしは父が失った領地を回復させるのに必死になり・・ゼェゼェ今やこんなに大きな国になった・・ゼェゼェ
お前はわしと同じ道を歩まなくてもよい・・ゼェゼェ。奥田を頼む・・」
国真「はっ!」
流雲「その方らも頼んだぞ・・」
家臣一同「はっはー!」
流雲「国真・・。これは遺言状じゃ・・ゼェゼェ。これを見て・・頑張・・れ・・」
国真「ち、父上!」
国統「兄上!」
家臣一同「殿!殿!」
奥田国元、出家し流雲はここに波乱に満ちた人生に幕を閉じた・・
流雲の死により、乱世は一つの幕を閉じ、時代は新たな乱世に突入する事になる・・
国真「・・・父よ。貴方の役目は終わった。これからは私が世を改める・・!」
750 :
定栄:2007/03/28(水) 21:56:33 ID:iSD+TEyn
定栄「なんじゃっ!ここは!」
五十嵐「我々が気付かぬ間に商人とバテレンが勝手に我々を置いていったようです」
定栄「面倒だけどまぁいぃかっ!誰かに伊賀はくれてやったし。ワシは坂東を一部頂くぞ!まずは昔、兵法を教えてやった里見家の厄介になるかの。」
五十嵐「はっ!」
なんか 勘違いで安房に来ちゃった定栄一行の珍道中が始まろうとしていた・・・。
751 :
柏原家家臣 柏原国興:2007/03/28(水) 22:07:09 ID:uOFFs2S6
>>748 勿論和泉を初め畿内諸国、更には天下が良くなるならば管領様にもご協力いただければ幸いかと存知まする。
そのためならば我等も出来る限りの協力はいたしまする。
しかし流石は河内守様でございますな、民の秩序のことも考えておられるとは…我々も見習いたいものです。
/*
こちらの最北端は千原城(泉大津市)なので泉北のほとんどは小笠原様のものだと思います
/*
752 :
定栄:2007/03/28(水) 22:45:54 ID:iSD+TEyn
定栄「里見家に挨拶にきたが・・・国内はガタガタじゃな玉木殿!」
玉木「はい。私も北条サンとかに従えばよかったかなぁ。っと思っていました。」
定栄「玉木殿。兵を千人貸してくれますかな?」
玉木「はっ?どういうことですかな?」
定栄「里見家は家中に綻びが見えている故、ワシがちょっと突いてやろうと思いましてな!まずは里見家に嘘の進言をせねばなぁ。」
定栄。里見氏に結城討伐の嘘進言を提案。
753 :
下間大膳頼昭:2007/03/28(水) 22:46:36 ID:lfluEAJe
かつて能登・越中は畠山義続が支配していたものの、家中は荒んでいた。
特に一向門徒衆との折り合いが付かず、いつしか能登畠山家臣は下間頼昭なる坊主を担ぎ上げ、
畠山義続を能登から追い出してしまう。しかし下間は斯様な事とは知らず、畠山はお家騒動にて能登より
失脚したモノと思い込んで(旧畠山家臣団におだてられ)、能登にて旗揚げをする。
そんな中、能登の独立を早々に案じた畠山家臣にて越中守護代の遊佐宗円は同門の遊佐家にあって
同じ畠山七人衆の一人、遊佐続光を能登の下間に接触させ、遊佐一族の繁栄を謀るのであった。
しかしいざ能登と越中が分裂し、能登の繁栄が著しくなると下間の存在が宗円にとって煩わしくなる。
一方下間家重臣、温井総貞と遊佐続光は下間家中にて派遣争いを敷いており、これに目をつけた
遊佐宗円は温井総貞に近づき下間に忠実な遊佐続光を追い立て、能登より下間の失脚を目論む。
しかし遊佐宗円の思惑とは異なり、下間の北陸侵攻を期に温井は下間寄りとなってしまう。
その後、温井が一乗谷の目付けとなって越前に赴任すると家中派遣争いは集結してしまう。
よもや完全に能登との繋がりを失った遊佐宗円は能登を制圧する目論みも断念せざるを得なくなる。
能登を諦めた遊佐宗円は越後の長尾家と手を組み、越中を支配しようとし、やがて主家・畠山家をも
凌駕する覇権を手に入れる。
越後からの侵攻もあり、もはや大名から国人並みの勢力へと成り下がった畠山義続。
一方で情勢を知った遊佐続光は畠山義続に近づくが畠山は門徒の下間を認める事が出来ない。
そこで遊佐続光は畠山義続が持つ左衛門佐より上の官位、正五位上大膳大夫を下間に持たせる事に成功。
こうなると下間を無視出来なくなった畠山は遊佐宗円、長尾を越中より追い出す為、同門の遊佐続光と
再び親交を深める。
斯様な謀など一切知らない下間は被災復興の大儀を掲げ、越中に向かう事となった。
斯くして遊佐続光は訪問先、越中瑞泉寺にて畠山義続、下間頼昭の対面を画策する。
754 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/28(水) 23:12:43 ID://Kt1vR1
家礼A「宰相様、大変でございます。南都の僧兵達が大和へ帰ってしまいました!」
是道「なんじゃと! な、なにがあったのでおじゃるか」
家礼A「筒井家と僧兵達の間に何か内紛があったもようですが詳しくはわかりません」
家礼B「大変でございます。野中殿が急務のためさきほど本国に戻られました。僧兵達も比叡山にかえっていきますが…」
是道「なんじゃと! なにがどうなっているのでおじゃるか??」
755 :
定栄:2007/03/29(木) 01:58:53 ID:mM71Wv0V
定栄「里見殿!結城家を滅ぼしましょう。結城から様々嫌がらせがあるようですしな。」
里見「よしっ!我が師匠・定栄殿が言うことなら確かじゃワシも出陣しようぞ。」
定栄「陣立ては私にお任せください。」
定栄・里見家結城討伐に出陣!
先鋒・定栄ニ千人
本陣・里見義タカ五千人
後方・玉木家千人
756 :
定栄:2007/03/29(木) 12:11:34 ID:mM71Wv0V
里見勢。結城勢と対峙中!
定栄「結城勢には話は付けてある!軍勢を動かすな!狼煙をあげよ!」
玉木「よしっ!狼煙だ!定栄殿の指示どおり。里見の本陣を突け!」
里見家本陣「玉木勢がっ!?定栄殿に結城は任せて玉木を討て!」
定栄「玉木勢から援軍の要請!?無視せよ!」
里見勢と玉木勢が交戦中!
757 :
久慈弘忠:2007/03/29(木) 13:49:15 ID:OeTuOUNu
〜陸奥・黒川城において〜
家臣「殿、久慈家家臣渋谷真清と申す者がお目通りを願っておりますが…」
芦名「うむ、通せ」
渋谷「修理大夫殿、お初にお目にかかります」
芦名「しかし、なぜ貴殿がここに来たのだ?久慈殿との同盟ならば、すでに承諾したと…」
渋谷「そのことについてでありますが、修理大夫殿が長尾家に降伏されたというのは真でありますか?」
芦名「な、なに!」
渋谷「間者が申すところによりますと、平田殿が長尾家に捕らえられ、平田殿が降伏することを認めたとか」
芦名「わしは左様なことをあやつに頼んではいない!」
渋谷「しかしそれがしがここに向かうまでに農夫が話しておりましたな、『近々越後の虎とやらが軍を率いて黒川に来る』と」
芦名「…」
渋谷「まさか、修理大夫殿がかの噂をご存じないはずはありませんな」
芦名「いや、…」
渋谷「しかし平田殿が帰らないのは事実でしょう?」
芦名「それが長尾とどう結びつくのじゃ?」
渋谷「実は猪苗代殿から当家に使いが参りましてな、『長尾家に従属するなら久慈殿にお仕え致す』と…」
芦名「…要は盛清と組んでわしとは縁を切りたいということか?」
渋谷「いえいえ、修理大夫殿には『当家は長尾家と戦う』ということを仰ってもらえればよいのです」
芦名「…援軍は出すのか?」
渋谷「当然のことです、しかしこちらにも条件があります」
芦名「ほう」
渋谷「平田殿を弾正少弼から取り返すために、していただきたいことがあります」
芦名「ふむ…しかし舜範はわしの家臣であって、貴殿たちとは関わりの無い話…」
渋谷「掻い摘んで説明いたしますと、まず修理大夫様は動く必要はございませぬ」
渋谷「ところで我らは栃尾城を落とし、続けて坂戸城の長尾政景を攻めます。そこで修理大夫様の出番です」
芦名「和睦の仲介でもせよというのか?」
渋谷「いえ、交渉して平田殿を引き受け、すぐに撤兵してしまうのですな」
芦名「なんと!久慈殿はいかなるご存念なのか?」
渋谷「ただし、そう見せかけるだけですぞ」
芦名「ますます面白い、一体その後はどうするのだ?」
渋谷「弾正少弼殿は、先ほど和解をしたばかりなのに攻め込むとは、といって修理大夫殿を逆賊だとか佞臣だとか言って罵倒してこの地に攻め寄せるでしょう、いや先に上条城を狙うかもしれません」
渋谷「そこで我らが長尾家の軍勢が峠で難渋している所を背後から急襲するわけです」
芦名「…しかし、いくら奇襲とはいえ相手は名高い越後の虎、その上いくら出羽守や久慈殿に領地を奪われたとはいえおそらく久慈殿の倍ぐらいは兵を動かせるだろう」
渋谷「栃尾城と北条城が寝返っている、といってもやはり不利ですかな?」
芦名「なに!」
渋谷「では追って使いを送りますので、これにて失礼」
芦名「左様か…では久慈殿に同盟は承知したと改めて伝えてくれ」
758 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/29(木) 16:12:02 ID:WOlDihbk
時竜「やはり玉木が裏切ったかまあよい、この種子島で狙撃してくれてやる
玉木勢総大将が狙撃され死亡、玉木勢の大半が降服する。
和束様へ
都の荒廃には某も胸を痛めています。微力ながら復興資金として用立てて下さい。
時節がら御自愛のほど祈り申しあげます。
【銀2000貫】
そしてこれは皇室へ献上いたします。
【銀2000貫】
出雲守清隆
760 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/29(木) 21:27:15 ID:B+atzvFR
>>759 是道の書状
こたびの貢献はまことに奇特である。6国を統べるにふさわしい官途として、
従五位上・右兵衛佐が叙任されることになった。これはかの頼朝公の初任官であり名誉なことである。
口宣案授与のため使者をただちに上洛させ給え。
761 :
定栄:2007/03/29(木) 21:56:36 ID:mM71Wv0V
定栄「よしっ!正木勢のお陰で愚かな友人玉木殿がしんだか。これで仕事がやりやすくなるわ!」
定栄。結城勢と謀り合って通り退却!
里見陣営「なんじゃっ!退却かぁ!」
里見勢退却。
762 :
定栄:2007/03/29(木) 22:03:49 ID:mM71Wv0V
定栄「よしっ!玉木勢の兵と共に退却するふりをして後ろからオカマ掘ってやれ!」
島左近「定栄様。あまりに卑怯では?」
定栄「良いから突撃じゃっ!里見家の後ろ盾がこちらにはあるっ!」
定栄。上総北部に進撃。
763 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/29(木) 23:20:21 ID:WOlDihbk
竜(ううむ、悪名高き定栄か……里見家を乗っ取ろうしてものっとらせぬぞ)
764 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/29(木) 23:27:52 ID:B+atzvFR
内裏の修復にはやっとメドがたったが、こうも治安が悪化しては即位式もままならんの。
大和、伊賀も国人どもが再びあい争っているらしいし、なんとか畿内平定がならぬものかのう。
奥田刑部に上洛を促すでおじゃるか、それとも小笠原左京に山城、大和に兵を出させるか?
765 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/29(木) 23:29:52 ID:WOlDihbk
時竜「殿!このまま定栄を野放しにして良いのですか?このままだと中から崩されて
しまいますぞ」
里見義堯「わかった、わかった、そんなに心配ならば五十の兵を授けて定栄殿と見張っとけ」
時竜「ははっ」
正木大膳時竜が定栄勢と合流、
稲葉山城・大広間
清盛「これより、先代の遺言を読み上げる!」
家臣「はっはー!」
流雲の遺言の主な内訳
・奥田家は天下を狙ってはならない
・流雲の葬儀は必要ない。家臣らはすぐに持ち場に戻れ
・家臣らは国真を支え、国真の言う事を聞く事
・本願寺との友好外交は流雲の死をもって一旦白紙にする事
・・等々
清盛「以上!」
国真「余が奥田家を継ぐからにはこれからは父の政治観念を全て捨てよ!余に忠義を尽くし、余の為に死ね!」
家臣一同「はっははー!!」
清盛「方々の職を発表いたす!」
宰相・成川清盛
京留守居・野中中盛
領内総奉行・早川桑成
領内寺奉行・静音寺貞憲
水軍奉行・伊丹康高
人材奉行・大林真長
・・等々
発表された奉行職の内容は国真家臣らが名を連ね、清順ら流雲家臣が政権中枢から遠ざけられる事になった・・
夜中・国真屋敷
国真「奉行任命は終わった。これで父の側近らを中枢から遠ざける事が出来たな!」
清盛「御意。新たな君主の元には新たな人材を集めなければなりませぬ・・。先代の重臣らは年をとりすぎであります・・もちろん、私の父もですが・・ニヤ」
国真「次は如何する」
清盛「まずは本願寺対策を決めまする。次に、内部の規律を固める為に大規模な粛清を行います。家中にはまだ、殿に忠誠を尽くさぬ愚か者もいますゆえ・・」
国真「うむ。奥田家を完全に余の元に纏めなければならぬからな・・ニヤ。・・まずはこの家だな・・」
清盛「次はこの家がよろしいかと・・」
国真・清盛主従の謀略の密談は明け方まで及んだ・・
東海道の出来人の息子は知略に富んだ男よのぉ。(微笑
大音「さようでございますな。」
畿内が乱れておるが今諸家にその力はあるまい。
大音「当家も例外に漏れませんがな。」
そう思うか?
大音「ま、まさか…。」
淡路勢千三百を伴い京に上洛する。淡路の守りは阿波、讃岐から八百づつ出せば事足りるわ。
大音「は、はっ…。」
此度は為宣と為影の初陣でもある。為憲と為親に心配はせぬよう伝えよ。
大音「お二人も息子の後見が御館様なら心配などしないでしょう。ニヤ」
そうじゃな。では洲本へ向かうか。為義に使いを出せ、わしが京の治安維持の為上洛すると和束殿に伝えるようにとな。
和束殿…今会いに行きます。(ネタが古かった笑)
768 :
久慈弘忠:2007/03/30(金) 00:31:02 ID:RfkDXJGE
その頃。長尾景虎は平田舜範を捕らえたものの、芦名方に何の動きも無いことに苛立っていた。
家臣「殿!芦名修理大夫殿が当家と断絶すると布告しましたぞ!」
景虎「なに?…誰の差し金だ?」
家臣「平田殿を引き渡さない限り、久慈家を支援するとのこと」
景虎「厄介なことになったな…」
景虎「まあ久慈も越後の拠点は上条城のみだ、今のうちに叩いておくか…」
出雲
清隆「おお来たか重行、のうあの東海の老人が死んだらしいな」
重行「あの御方も病には勝てませなんだようで」
清隆「うむ、それはそうとお主に用があったのはその様な事では無い。都へ上ってくれぬか?」
重行「それは構いませぬが。してその用向きは?」
清隆「官位を呉れるらしい。従五位上・右兵衛佐を貰えるらしい」
重行「おお、それは目出度い早速都へ上りましょう」
>>760 清隆の命を受けた飯沼重行は上洛し和束邸を訪ねた。
重行「御免下され。某、松枝清隆の家臣飯沼重行と申す者で御座る。和束様に取り次いで下さい」
飯沼重行 松枝十旗の一人
770 :
柏原和泉守家興:2007/03/30(金) 01:52:49 ID:LcOw8sd0
〜和泉:苅田城〜
元春「殿、細川氏綱が篭る国府城は落ちたそうにございます」
家興「うむ、流石は河内守殿じゃ、国興はちゃんと活躍できたかの?(笑)」
守 「この後殿は如何なさるおつもりですか?」
家興「国興らが帰って来た後、今度は紀伊へ向かうといたす、紀伊は良重・正信が
土豪を味方にし上手くやっていると聞くがまだ南部は不安定だと聞く」
元春「そういえば殿、駿河の奥田流雲殿が亡くなられ嫡男の国真殿が家を継がれたとか」
守 「また薄勢が播磨を押さえ上洛をするという噂にございます」
家興「奥田も薄も紀伊と和泉でそれぞれ接しておるのでは気をつけねばならんの…」
元春「また伊賀の定栄が堺より南蛮人の船で畿内を脱出、安房の里見家に
身を寄せているそうにございます」
家興「安房に?これまたえらく東へ行ったの、しかし大和の筒井も使われるだけ使われ
もはや河内殿に潰されるのを待つのみであろう…敵ながら哀れ…」
元春「我等が細川に執着している間に天下は大きく動いているようですな」
家興「うむ、わしらも天下の大波に呑まれぬように気をつけねばならんな」
771 :
下間大膳頼昭:2007/03/30(金) 03:41:58 ID:GEguefDG
・・・加賀・高尾城にて・・・
下間の越中出立を前に家臣が集う。
長続連「では越中訪問は避けられぬか。」
遊佐続光「うむ。越中には我が宿敵の遊佐宗円がおる。これも避けられまい。」
窪田経忠「某が上様のお供として同行する故、遊佐殿は一足先に越中にて例のお方と接触して頂こう。」
・・・加賀・尾山御坊にて・・・
下間「なにっ!流雲様が・・・おお、何たる事。御仏は転変地異に続いてまたも北陸に試練をもたらすか。」
長福寺教円「今後北陸との関係はどの様になる事やら」
能登守仲孝「御父!なめられちゃならねえ!見せ掛けだけでも警戒態勢を敷かなきゃ!
大体遺言にて関係をチャラにしようなんて北陸を牽制してるとしか思えねえって!」
下間「言いたい事は解る。流雲様は浄土へ参られようとも、ワシは生きておる。
生きている限り流雲様との関係をチャラになぞ出来ないのじゃ。」
仲孝「ふん。まあ御父がそう言うなら黙って従うが。」
下間「では教円、北陸の寺院に伝達じゃ。北陸の真宗を挙げて流雲様の御供養の為、七日間経を読み、
燈火を灯し続けよ。」
下間「仲孝の言う事も最も。今後の奥田家の動向に目を配るのじゃ。新殿は斯様なお方か見極めねば。
但し最小限の警戒に努めよ。仲孝、そなたは急ぎ【あのモノ】を引き連れて越前へ参れ!
越前はまだまだ国人供が騒いでいる故、そなた達で平定して参るのじゃ!
ワシはこれより越中へ参る故、頼んだぞ。」
仲孝「ははっ!・・・って、え?【あのモノ】ってあいつか。これは楽しみだなw」
772 :
下間大膳頼昭:2007/03/30(金) 04:05:56 ID:GEguefDG
・・・能登・七尾城にて・・・
下間仲孝「おう!久しぶりだな。準備は出来たか?兄弟!」
下間頼昭の嫡男、仲孝が気安く話しかけた男こそ、かの天下の遺児。
名を春王丸と申し、本願寺にて預かりの身であったが、元服して以来
下間姓を名乗り、一門衆として手厚く迎えられた。
今は頼廉と名乗り、仲孝と供に下間家きっての武闘派である。
下間頼廉「準備も糞も無い。何時だと思っている。待たせやがって。」
仲孝「まあそう怒るなって。さ、行こうぜ。」
頼廉「今回の遠征に於ける物資は最小限にしたぞ。必要なモノは朝倉から調達する。」
仲孝「おいおい、そんなんで足りるのか?俺たちゃ越前を侵攻しに行くんだぜ?」
頼廉「足りなくなったら倒した国人供から奪い取るので心配無用だ。」
773 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/03/30(金) 09:15:38 ID:6jFdHg/M
まさか薄修理殿から斯様な申し出があるとはおもわなんだの。
うまくいいくるめて、帝の即位式の費用も修理殿に出させるでおじゃる。
しかしまたあのド派手な陣容で入洛するのかのぉ…
774 :
定栄:2007/03/30(金) 12:15:16 ID:ukzlrblw
定栄「んっ!?正木がワシの監視とな?」
藤林「その通りにございます」
五十嵐「じゃあ、さっそくウラギリマスカ?」
定栄「ヨシ、ユウキニツクヨ」
洲本にて。
大音「今度の陣容はいかがいたしますか?」
ん?出来るだけ見窄らしくするつもりじゃ。
大音「何故ですか?。」
今回は無理を押しての上洛ということを印象づけねばならん。あまり豪奢に飾るとまたぞろ和束殿に金子をせびられるゆえな。(微笑
大音「さようですか…そうそう、そういえば播磨の為義殿が兵を出してくれるとのことです。」
そうか。して?どれほどじゃ?
大音「別所棟重殿率いる千でござる。」
うむ、十分じゃ。では播磨に上陸し別所殿と合流し京を目指す。出航じゃ。
淡路勢千三百播磨へ。
776 :
定栄:2007/03/30(金) 12:38:47 ID:ukzlrblw
定栄「結城殿!里見勢の家中は西からの圧力でガタガタです!」
結城「そなたが自分の土地を手放すなら五千人の兵を送ろうぞ」
定栄「どうぞ!!我が兵千八百人は里見に付く振りをしますので狼煙をあげて頂ければ裏切ります。」
結城「よしっ!里見の領国へ進撃じゃっ!一万の兵は出陣準備せよ!」
結城勢一万が弱っている里見の領国に南下 定栄「藤林!佐竹・宇都宮に急いで文をだせ!(我が狙いは里見にあらず!)」
777 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/30(金) 12:41:05 ID:t3Nxav+c
密偵「やはり定栄は結城方に裏切るようですぞ」
大膳「左様か……大殿に定栄は結城方につくと伝えてくれ」
密偵「ははっ」
大膳(定栄か、噂どおりだな、天下を乱すものとして誅すべきか……)
778 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/30(金) 12:50:58 ID:t3Nxav+c
大膳「結城方が攻めに来たのかよしよし、これで結城家の矛先が此方に向いた
小田家、佐竹家、宇都宮家に伝えろ、今結城家がこちらに大軍を率いて
攻めてきた、いま結城家を滅ぼすならば今ですぞ、とな」
家来「ははっ」
779 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/30(金) 13:08:55 ID:t3Nxav+c
/*
定栄殿、いまの年が1559年ならば現結城家当主結城政勝
はそろそろ病死するのでは?
*/
稲葉山城
槍を構えた兵が元康を囲む
元康「これは如何なる事でありますか!?清盛殿!」
清盛「元康殿、これは上意でありますぞ。おとなしくなされよ・・ニヤ」
岡崎城
使者「松平国忠!奥田国真公からの命を申し渡す!」
国忠「はっ!」
使者「松平国忠!その方、逆臣・奥田国規と結び、主家に対してむほんを企てた事、許し難し!松平国忠に切腹を申し渡す!」
国忠「なっ・・!何かの間違いでござる!謀反等と!」
使者「問答無用!嫡男の元康殿はこちらで御預かりしております!父上の名に恥じぬ最後をと、殿からの言伝でござる」
国忠「・・・」
清盛「国忠殿が切腹したとの事・・」
国真「三河には一門の奥田国景殿を置く、元康は稲葉山に閉じ込める。松平重臣らは分散させ、反乱を防がせよ」
清盛「御意」
国真「次は織田よ・・ニヤ」
清盛「織田ですか・・。殿の正室・市様の実家では・・」
国真「関係ない。余の統治を完遂する為には、尾張は完全に掌握せねばならぬ・・。
そうそう、織田家といえば例の御仁、京にいると聞く・・。中盛に捜させよ」
清盛「御意に」
781 :
定栄:2007/03/30(金) 14:05:25 ID:ukzlrblw
結城政勝「ハァハァっかかれぇっ!里見勢を蹴散らせ」
藤林「殿!病いの薬に定栄殿からこれを・・。」
結城政勝「うむ。すまぬな。」
激突する結城勢と里見勢。
その中で結城側に裏切る定栄勢。
782 :
定栄:2007/03/30(金) 14:13:03 ID:ukzlrblw
結城政勝「よしっ!もうすぐ押し勝つぞ!んっ!?うっ!ぐわぁ。」
落馬する政勝
家臣達「殿!?」
藤林「ふふ、狼煙をあげよ!」
狼煙を見て結城勢の殿の定栄勢千人!退却!!結城側の領国を狙う。結城勢を食い止めるために里見家から譲り受けた八百名を戦場に残す。定栄の領国のニ千の兵が上総北部で定栄軍への合流する
783 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/30(金) 14:23:08 ID:t3Nxav+c
大膳「定栄め、なんと卑劣な男よ、しかたないここは結城勢に和解の使者を出すか」
784 :
定栄:2007/03/30(金) 15:07:04 ID:ukzlrblw
定栄「宇都宮と佐竹・小田は来たか?」
五十嵐「はい。既に下総北部に侵入。定栄様が来るのを待っています」
定栄「うむ。下総南部に侵攻開始じゃ!!」
ほぼ 兵がいない下総に南北から佐竹・宇都宮・定栄が攻め込む。
785 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/30(金) 15:27:26 ID:t3Nxav+c
大膳「よし結城勢と和解したか、では早急に帰って大殿に詳しく知らせなければ」
786 :
定栄:2007/03/30(金) 15:44:58 ID:ukzlrblw
定栄「結城勢はワシを味方だと思い、開城したか。」
五十嵐「結城勢が退却シテキマス、どうされますか?」
結城勢「早く城に入れて下され!」
定栄「そんなことより、宇都宮・小田がいるので城は私に任せて宇都宮・小田を討って下され」
結城勢は下総北部で宇都宮・小田と戦うべく北上
佐竹は定栄の策で常陸に帰還
787 :
定栄:2007/03/30(金) 16:32:44 ID:ukzlrblw
常陸国にて
佐竹軍「わぁぁー」
小田勢「なぜ、佐竹が?まだ殿と一緒に下総にいるはずでは?」
真壁「馬鹿めが。小田勢となんか同盟するか!」
小田勢「佐竹には真壁殿もいるのか!くそっ!」
清洲城
信元「林、如何すれば良いのじゃ・・」
林「は、はぁ・・」
信元らが苦悩してるのは国真からの無茶な命令が原因だ
[織田信元に木曽川普請を命ずる。期限は半年である、半年で普請を終れ]
789 :
定栄:2007/03/30(金) 18:02:45 ID:ukzlrblw
定栄「結城勢と宇都宮・小田勢はやり合っているかの?」
藤林「はいっ。戦っています。」
定栄「結城勢に告げよ!既にそなたらの城はワシが占拠したとな!」
島左近「(なんという人物だ・・・)結城勢が従うでしょうか?」
定栄「我に策あり。」
信元「わしはどうすれば・・」
林「・・・(遂にきたか・・)」
林はこれが国真の織田潰しである事が薄々気付いていた。
国真にとって尾張にいる織田は邪魔なのだ。尾張を完全に奥田の支配下におきたいという国真の策謀である
林「・・(やられるならいっそ・・!)若・・」
林の苦悩の決断こそ、国真・清盛の狙いだという事を林は後に思い知る
船上にて。
そうじゃ。山陰の狐殿に使いを出せ。
大音「なんと伝えます?」
四国の狸は小鼠共を食らいに都にあがりまする。さりとて都には小鼠多く、とても食らいきれません。よろしければ狐殿も鼠を食いに参らぬか?都にて待っております。
これでよかろう。
大音「はっ。」
あぁあと畿内諸侯にも一緒に鼠狩りをせぬかと書状を送っておけ。
大音「畿内諸侯にござるか?」
そうじゃ。あまり一人で上洛してばかりいると色々疲れるでな。(微笑
792 :
定栄:2007/03/30(金) 18:15:44 ID:ukzlrblw
定栄の代理人「結城には後継ぎがいない。あとは独立気味の家臣に領土をくれてやれば余裕じゃ。」
結城家家臣達「ははっ。領国が頂ければ協力いたします」
定栄の代理人「ならばいますぐ結城家一族を殺してまいれ!手柄を立てねば許さぬゾ!」
結城家家臣達「ははっ。」
家族を人質に取った定栄に従う結城家家臣達
793 :
人間七七四年:2007/03/30(金) 19:37:21 ID:NWT0zh8q
徳川により全国制覇されて終わりだ
出雲
>>791 顕輔「お屋形様、薄殿より使者何用でござったか?」
清隆「京にて鼠を食うとか食わんとか言っておった」
顕輔「鼠を食うとは?」
清隆「ハハハッ!それは後のお楽しみじゃ。そちには留守を任せる」
顕輔「お楽しみで御座るハハハッ!留守はお任せあれ」
清隆「うむ、それでは兵一千ばかり率いて上洛する」
顕輔「ははっ!」
鬼頭顕輔 松枝十旗の長老格
795 :
定栄:2007/03/30(金) 20:07:54 ID:ukzlrblw
結城の家臣を配下に入れた(強制的)定栄は下総を支配下に組み入れていた。そして、次に下野の宇都宮を狙うために策を練り始めていた。
―河内・飯盛城―
久々に範長達はこの城に帰ってきた。連戦続きで長く野営が続いたが、今夜は将兵も屋根の下で
安眠をすることができるだろう。そして範長が城門を潜った時、ある人物から出迎えを受けた。
義長「父上!良くご無事でお戻りになられました」
範長「おお、孫次郎ではありませんか。大きくなりましたね」
範長の嫡男孫次郎である。今は元服して義長と名乗っており、範長不在の間留守を守っていた。
父親や叔父達の血や気風を受け継ぎ、温厚な教養人として最近売り出し中の青年である。
範長「元服は済ませたのですか?」
義長「はい、遊佐殿に烏帽子親になって頂きました。これからは義長とお呼び下さい」
之康「オウ、立派になったじゃねえか。末が楽しみだぜ」
義長「ありがとうございます叔父上」
鴨冬「義長殿、叔父として、臣下としてこのように立派なお姿になられたこと嬉しく思います」
義長「そんなに改まらないで下さい・・・恐縮です」
―評定の間―
数日の休息の後、範長は今後の方針を定めるべく家臣達を召集した。すぐに集まり、二列に分かれて
範長の前に座した。まず、最も上座の左側に義長、右に之康、義長の隣に鴨冬が座り、之康の隣には
氏綱といった具合だ。それに荒木や津田、箸尾、慈明寺などが続く。また、末席には意外な人物の姿が
あった。切腹した池田長正の二人の遺児が居たのである。落城の際、範長に行く末を託し、範長も律儀
にそれを守って義長と共に養育してきた。名を兄の方が勝正、弟の方を知正という。
範長「さて、あの坊主が雲隠れして以来、京洛並びに大和の混乱は更に深まったことは御承知の事と
思います。それを憂えた朝廷より、先日上洛するようにとの命令が下りました」
一同「おおっ・・・」
範長「これで上洛の大義名分が立ちました。この機を逃す手は無いと思いますが・・・何か異論は?」
之康「天下に当家の威信を示せるんだから、異論を挟む奴などこの中にはいないぜ。そんな事より、
さっさと軍を整えた方が良いだろうな」
範長「そうですか、では・・・」
―畿内平定軍(30000:足軽18000、騎馬7000、弓兵4000、鉄砲1000)―
先 陣:小笠原鴨冬(5000 :足軽3000、騎馬1000、弓兵1000)
第二陣:荒木村範 (5000 :足軽2000、騎馬1000、弓兵2000)
第三陣:小笠原之康(5000 :騎馬4000、鉄砲1000)
第四陣:小笠原義長(5000 :足軽4000、騎馬1000)
総大将:小笠原範長(10000:足軽9000、弓兵1000)
範長「いざ出陣!」
>>791 範長は薄家からの書状を前に首を傾げていた。子鼠を狩ろうという一文が気になって仕方がないのである。
都の子鼠といえば朝廷や寺社を始めとする旧勢力の事だろうか。しかし、狩るということはそれらに弓を引く
という事である。旧体制のままでは混沌の世は纏まらないという事は承知している。その為に範長は『新秩序』
を掲げたのであるが、そこまで強引なやり方は考えることすら自重していた。いくら薄家といえどもそんな不遜
な事はしないだろうとこの男は楽観していた。
範長「ふむ、気になりますね。子鼠とは何の事なのでしょうか?」
鴨冬「野盗の類ではないでしょうか?都は守る者も無く、治安は最悪と聞いております」
之康「だが、ヤツの頭の中ではどこまでが泥棒なんだろうな?ひょっとしたら、寺社や公家まで入っているかも
しれないぜ?」
範長「めったな事を言うものではありません!口を慎みなさい」
之康「だが、俺にはどうもヤツには旧勢力を疎んじているように見えるな。注意するに越した事は無いぜ?」
範長「だからこうして三万の大軍を率いて行くのです。遠征してくる薄殿がこの大軍を相手にできるものですか」
之康「ああ、そうである事を願うよ」
薄修理大夫様、鼠狩りの件につきましては鼠の種類によってはお手伝い仕りましょう。しかし、都に居る鼠には
天然記念物に指定されるものも居るとか・・・それらを狩る時には後ろにも目をつけておいた方が良いでしょう。
その鼠を大切にしている男が居りまして、鼠に異変があれば、目の色を変えて襲い掛かってくるとか。くれぐれも
御用心下さい。
左京大夫範長
稲葉山城
清盛「織田信元が謀反を企てておるとの事・・」
国真「ニヤ。やはりな・・予定通りよ。」
清盛「では。」
国真「うむ。国親殿に命じ、信元・林主従を捕らえよ」
国真の命により、清洲城は包囲された
信元「ぬぬぬ・・!もう発覚してしまったのか!通勝!如何する!」
林「うっ・・・(最早これまでか・・)・・若、潔く御腹を召されませ・・」
信元「これまでなのか・・?」
織田信元・林通勝主従は自害して果て、清洲城は炎上した・・
国真「国親殿は以後、尾張全土を差配されよ。謀反人を許すな!謀反に荷担した者を徹底適に捜しだせ!」
国真の謀反人狩りにより多くの者(奥田一門や重臣も含まれた)が処断され、国真の領国支配は堅固になった
清盛「そろそろ寺に例の布告を出さなければなりませぬな」
国真「うむ。」
・奥田領内の寺領は、持っている武器を全て提出する事
・全ての宗派は無許可に布教する事を禁ずる
・領内での寺の集会を禁ずる
・領内にある本願寺は寺数を現在の3分の一にする事
・本願寺に所属する者は領内から勝手に出国する事を禁ず
・以上のふれに反した者は極刑をもって罰す
寺奉行・静音寺貞憲
この布告は本願寺に対する締め付けであり、以後も貞憲による、本願寺締め付けは強化される
799 :
久慈弘忠:2007/03/30(金) 21:04:35 ID:RfkDXJGE
〜越後・上条城〜
久慈政弘「どうやら、弾正少弼殿は我が上条城を攻めるつもりのようですな」
久慈弘忠「さて、長尾が動く前に動くか…」
〜数日後の陸奥・黒川城〜
芦名盛氏「久慈殿より、直々にご出陣願いたいとの使者が参りました」
芦名「左様か、では承諾したと伝えてくれ」
芦名「皆の者、此度の戦で舜範を弾正少弼から取り戻すのだ!出陣の支度をせよ!」
〜さらに数日後の越後・上条城〜
弘忠「修理大夫殿は承知なされたのか?ではいよいよじゃな」
弘忠「政弘に北条殿と水原殿にこの書を届けるよう伝えてくれ」
家臣「はっ」
〜一週間後〜
弘忠は、兵3500余りを集めて栃尾付近へと進出した。
弘忠「篝火を焚け!」
これが内応の合図であった。同時に栃尾城に向かって弘忠軍は進軍する。
弘忠「色部殿…うまくやってくれよ」
しばらくすると、栃尾城の門が開いて軍勢が現れた。栃尾城城主、本庄実乃に叛旗を翻した水原政家の軍勢である。
弘忠「大儀である」
政家「はっ」
弘忠「本庄殿、機を逃しましたな…内応すれば良かったものを」
実乃「なに!」
弘忠「しかし忠臣を殺すには忍びない…少しばかり我が軍に同行あそばしていただきましょうか」
弘忠「ではこのお方は大事な客人だ、くれぐれも失礼の無い様するのだぞ」
家臣「承知仕りました」
弘忠「さて、いよいよ坂戸城に向かうか…」
政弘「兄上、修理大夫様の軍勢が越後に入ったとの知らせが参りました」
弘忠「ではひとまずこの城に入るか」
政弘「兄上!?まだこの城は危険でございますぞ!」
弘忠「ではそなたが調べてみよ、おもしろい者がおるやも知れぬぞ」
800 :
人間七七四年:2007/03/30(金) 21:07:01 ID:HQUUJ/1j
お前ら楽しいか?
801 :
定栄:2007/03/30(金) 22:41:42 ID:ukzlrblw
定栄「佐竹殿が小田を討ったか。ふふっ」
小田家一族の首をみながら笑う定栄
島左近「どういたしますか?」
定栄「里見家を討つぞ!宇都宮・佐竹には文を出した。宇都宮からは四千の援軍。佐竹からは五千の援軍じゃ。」
五十嵐「我々はどうします?」
定栄「ワシらは三千の兵でよい。佐竹と我が軍には策がある。それと那須殿に文をだせ!」
802 :
下間大膳頼昭:2007/03/31(土) 01:18:57 ID:uamU06CT
・・・三河・三箇寺にて・・・
上人「寺社数を3分の1に減らす事で残り寺院に密集。そこへ集会じゃと因縁をつける。
で、国外逃亡も適わず我らが領内にて決起w。ふん!この程度では先代の大君は
超えられそうも無いのう。
北陸の情勢を調べて参れ!我らは堪え続け、ただ待つのみ!」
・・・越中・魚津城にて・・・
遊佐宗円「ならぬ!下間めと畠山義続を併せてはならぬ!」
家臣「畠山殿、配下の者500を引き連れて出立しました!行き先は不明です!」
宗円「ふん。ここ越中で門徒の集う場所など限られておる。場所は瑞泉寺じゃ!!」
弓隊・1500
足軽隊・2000
騎馬隊・500
総勢4000の兵にて遊佐宗円挙兵。
・・・加賀・尾山御坊にて・・・
窪田経忠「上様!富樫家配下のモノより伝令!畠山殿出立を期に遊佐宗円挙兵!」
下間頼昭「ふむ。遊佐続光は既に動いておるな?
それにしても遊佐宗円め・・・先だっての震災で越中も被災しておろうに。復興もせんと
挙兵などとは許せぬ。民の怒りを思い知らせてくれるわ!」
本隊・下間頼昭・兵1000
別働隊・窪田経忠・兵2000
別働隊・長続連・兵1500
総勢4500にて越中に侵攻。
・・・越中・一乗谷にて・・・
下間仲孝「で、敵さんはどの位だ?」
下間頼廉「ん、まず魚住景固が金ヶ崎に篭っておる。厄介だな。
次に金ヶ崎の出城にて天筒山城に河合吉統が。
疋壇城は前波吉継。」
仲孝「なんだおい、雑魚ばかりだな。まず何処から行く?ん?」
頼廉「そうだな。まず天筒山の河合を調略しよう。」
803 :
下間大膳頼昭:2007/03/31(土) 03:08:36 ID:uamU06CT
・・・越中・遊佐宗円陣中にて・・・
家臣「伝令!下間軍、4500にて加賀より出兵!」
宗円「では行軍じゃ。富山城へ移り、下間が瑞泉寺に入り次第包囲するぞ。」
・・・越中・下間頼昭行軍中にて・・・
窪田「予定通り、宗円は魚津を出ましたぞ。」
下間「うむ。では我ら本隊1000はこれより瑞泉寺を目指す。別働隊3500は北陸道を進み、
宗円を向かい討つのじゃ。心配はいらぬ。遊佐続光がうまくやってくれるわ。」
・・・越中・松倉城付近にて・・・
遊佐続光「越中は魚津・松倉界隈の門徒衆よ!我が下間大膳頼昭の元に決起せよ!
魚津城、松倉城を奪った暁には越中の復興支援、本願寺が約束しようではないか!」
804 :
下間大膳頼昭:2007/03/31(土) 03:18:47 ID:uamU06CT
・・・越中・遊佐宗円行軍中・・・
宗円「もうすぐ富山城だな。間も無く下間軍と遭遇するであろう。」
家臣「伝令!下間軍、二手に別れ、兵3500が富山城を目指しております!」
宗円「行軍急げ!下間めに富山城を取られてはならぬ!」
家臣「伝令!大事でござる!松倉城下および魚津城下にて一揆が勃発!
下間の扇動によるものと思われます!」
宗円「それも想定の内よ。越後の長尾が制圧してくれる事になっておる。」
家臣「それが・・長尾殿、別の戦事にて参陣出来ぬとの事!」
宗円「な、何ぃ!それでは我らは挟み撃ちでは無いか!」
・・・越中・瑞泉寺にて・・・
下間頼昭「これは畠山殿、お久しゅうござる。」
畠山義続「下間殿、能登加賀越前にてのご活躍、伺っていますぞ。大した勢いじゃ。
それに比べて我ら越中畠山家は規模を小さくするばかりじゃ。」
下間「この下間が来たからには安心なされよ。国主・畠山家に反して規模を拡大する遊佐宗円を
謀反人として討ち取り、古の畠山文化をこの越中にもたらせてみせましょうぞ。」
義続「これはたのもしい限り。ではこの畠山に出来る事は何でも言って下され。」
下間「ではこれより富山城にて復興事業の取り組みを行いまする。国主の権限で
この城を開城して頂きたい。」
義続「よろしいだろう。すぐに使いの者を出そうではないか。急ぎ進軍なされよ。」
・・・越中・松倉城下にて・・・
遊佐続光「松倉城は門徒衆にて完全に取り囲んだ。越後の長尾が動かぬとならば
ヘタに刃向いはしまい。では一気に攻め落とすぞ。城内に沸く水の元を断ち切る
のじゃ!門徒衆に大声で鬨の声を上げるのじゃ!」
家臣「松倉城の城代より書状!降伏する故、城内全員の命、安堵されたし!」
続光「うむ!こうなっては英断であろうな。これより松倉城に入る!
城内での狼藉は一切許さぬ!また、城代殿を見下した者も許さぬぞ!」
家臣「お次は松倉城の出城・魚津城ですな。」
805 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/31(土) 09:01:59 ID:fJWft7Ie
大膳は困っていた、このままでは定栄の手によって里見家が滅亡してしまう
それを打開する為に無い脳絞って策を考えているのだがすべて定栄に見破られてしまい
そうだ。
大膳「しかたない里見家を救う為だこのさいやろう」
後日里見義堯が変死した
家督は里見義弘が継ぐ
大膳「殿、いま義堯様が死んで家中は混乱してます、この状況で敵が攻めてきたらひとたまりも
有りません、ここは定栄に降伏しましょう」
義弘「うるさいぞ大膳なぜ定栄ごときに降伏せめばならんのだ、もしや大膳
ほかの者が云うように定栄の間者か?」
大膳「…………」
義弘「もうよい、下がれ」
大膳(もう駄目だ、家中の者からも疑われている、主奔しよう)
大膳、火縄銃を一丁持って里見家から去る。
国真「領内の仕置を決めるか」
・商人の座を撤廃し、自由に商いが出来るようにする事
・年貢は三公七民を原則とする
・病に罹った者は無料で診てもらえる正薬院に行くこと
・借金があるものは帳消しと致す
国真「そろそろ上洛致すとしようか」
清盛「それがよろしいかと」
国真「これより上洛する!中盛に準備致すよう言っておけ!全軍、黒で鎧兜を統一せよ!行くぞ!」
オオオオォォォォォォ!!
奥田勢、二万五千で上洛開始
807 :
久慈弘忠:2007/03/31(土) 10:40:17 ID:iBdSxqSm
〜栃尾城内〜
政弘「…!」
??「何者じゃ…!」
政弘「兄上を狙っておるのか…いざ勝負!」
??「ま、待て…貴殿、久慈殿の家来であるか?」
政弘「いかにも」
??「ぜひ久慈殿にお取次ぎ願いたい」
政弘「面白い男じゃな、おい、この者を縛って兄上のもとへ連れてゆけ」
従者「はっ」
弘忠「名はなんと言う?」
??「沼田勘解由左衛門尉が嫡子、沼田祐光にございます」
政弘「…なぜ隠れていた?見たところ、弾正少弼殿の家臣ではあるまい」
祐光「それがし、修行のため諸国を廻っておりますがこの越後にて一代にて成り上がった大名がおるとの噂を聞きつけました」
弘忠「おおかたそれはわしのことで、城内へ入り込んで情報をわしによこして仕官するつもりが水原殿の寝返りによりすべての目論見が外れたのだろう」
祐光「それがし、ぜひとも久慈様にお仕えしとうございます」
弘忠「では知行80貫で召抱えることと致す」
祐光「ははーっ」
こうして沼田祐光は弘忠に仕官することとなった。
弘忠「では、全軍坂戸城へ向け出発!」
808 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/31(土) 19:28:46 ID:fJWft7Ie
/*
やっぱり里見義堯は変死してないことにしてください
本当ににすいません
*/
播磨上陸。
???「お待ちしておりました。」
ん?別所殿か?
別所「そうでござる。京までお供させていただきます。」
うむ。
大音「御館様、諸侯が上洛するようです。」
誰が参る?
大音「山陰より狐殿、畿内は小笠原殿、波多野筒井若狭武田等が応じました。それから出来人殿の倅が我等とは無関係に上洛を開始したとのことです。」
ほお?畿内の石が動いたか。
大音「石?」
小笠原のことじゃ。あの家は畿内の重石だからの。(微笑
大音「…殿は諸侯にあだ名をつけるのが好きですな。」
あぁ。出来人殿の倅は狼とでも呼ぼうか。(笑
大音「さようですか。」
さてさて早く京を目指そうかね。
一路京を目指す。
瀬田
清盛「中盛殿より、京での迎えの準備は滞りなくとの知ら」
国真「うむ。豊郷を先発させよ」
清盛「殿。こたびの上洛の目的はなんでしょうや」
国真「公家らへの顔見せ、中盛に頼んでいた人物との対話・・それと、国規の処刑よ」
清盛「国規でございますか・・。しかし、処刑ならこの前の松田憲秀の時に一緒に行えばよろしかったのに・・」
国真「ふっ・・国規と憲秀を同じに致すな。国規は京で処刑する事に意味があるのだ・・余が天下の奥田家を継ぐ事を天に示す絶好の舞台・・そして北条との決別よ」
清盛「はっ・・」
奥田勢、京に接近
因幡
清隆「具合が悪いと聞いていたが大丈夫か?」
豊定「ゴホッゴホッ今日は大分良いようです」
清隆「それは良かった」
豊定「ですが某、もう長くはありませぬ。愚息豊国を宜しくお願い致しまする」
清隆「そう気弱になる事はなかろうに、豊国殿幼いといえども家老共は健在故大丈夫じゃ
心配するな余も後見致す」
豊定「勿体無き御言葉有難き幸せで御座いまする。ゴホッゴホッ」
清隆「長居悪かったなではそろそろ出立致す」
豊定「はっ!」
山名豊定は間も無く死に因幡一国は嫡子豊国が継いだ。
812 :
今出川公爵:2007/03/31(土) 22:23:20 ID:rOe7OPaE
朕も話しに混ざっても良いか?
813 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/31(土) 22:29:22 ID:fJWft7Ie
/*
荒らしではなければよいではないか?
*/
814 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/03/31(土) 22:36:48 ID:Qxc4KGWV
/*
>>813 自分も荒らしでなければ良いのですけど 何か入り方があの荒らし公家に似てるのが気になる・・
*/
815 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/03/31(土) 22:42:06 ID:fJWft7Ie
/*
あれか……たまに逝く軍事スレも似てるのがいるし
*/
/*
過去レスみて自分のポジション明示してから参加ですね。「公爵」や「朕」はだめですねw
ところで項龍殿、正木キャラでこのまま房総に定着?
*/
817 :
柏原和泉守家興:2007/04/01(日) 00:32:55 ID:2myqIq77
国興「兄者、只今戻りました」
家興「おお国興、此度の件ご苦労であった」
国興「ははっ」
桜花丸「父上!」
家興「おお、桜花丸、よくぞ戻った、河内守殿に感謝せねばな」
家興の嫡男桜花丸、
>>486で小笠原家に人質に出ていた
家興「さてみな集まって居るぞ、おぬしも早ぅ着替えて来い」
国興「ははっ」
家興「今回の細川攻めについてお主らへの恩賞を申し渡す」
一同「ははっ」
家興「まずは柏原国興、おぬしに紀伊国太田城と5000貫を与える」
国興「ははっ!有り難き仕合せにござる」
家興「稲葉元春、今までの領地に加え新たに池尻城と3000貫を与える」
元春「ははっ」
家興「平松宗家、今までの領地に加え新たに真鍋城と2500貫を与える」
宗家「有り難き仕合せにございます」
家興「松浦守、おぬしは今までの領地に加え野田山城と1000貫を与える」
守 「ははっ」
家興「北口仲久、おぬしには新たに岸和田城と我が領内の水軍を任せる」
仲久「有り難くお受けいたします」
家興「石川家篤、おぬしには新たに曽根城と2000貫を与える」
家篤「ははっ」
家興「楠成猛、新たに苅田城と1000貫を与える」
成猛「ははっ!!」
家興「鈴木信護、新たに千原城と1500貫を与える」
信護「アリガタキ、シアワセ」
家興「以上である」
家興「う〜む…」
国興「如何なされた兄者?」
家興「うむ、淡路の薄殿より書状が来たのじゃが…わしに上洛せぬかという内容で…」
国興「上洛!?」
家興「うむ、それで悩んでおる…」
国興「お行きなされよ、河内殿も参られるという噂じゃ、国内は某がきちんと治めておくゆえ」
家興「そうか?では参ろうかの、これ紙と硯を持って来い」
侍従「ははっ」
『小笠原河内守殿へ
桜花丸の件まことにありがたくお受けいたしており礼のしようもございません。
思えば某の軽率な動きが元で河内守殿にもご迷惑をおかけいたしたのですが
河内ではご舎弟之康殿、鴨冬殿にも面倒を見ていただいたようで頭の上がらぬ思いです。
河内守殿の心配りに感謝いたすのみにございます。
さて今回薄修理大夫殿より上洛のお誘いがあり河内守殿も動かれると言うことで
我等も上洛いたそうと思うのですが京への道中河内守殿のご領地を兵を引き連れて通ることを
お許しいただきたく存じ上げます。
河内守殿も色々と忙しいとは存じますがどうかよろしくお願いいたしまする。
柏原和泉守家興 』
家興「よし、上洛するぞ!元春、家篤、成猛、信護。共をいたせ」
一同「ははっ!!」
柏原家興一行、一万の軍勢を率いて京へ向かう
国興「しかし…薄殿と河内様以外にも山陰の松枝に東海の奥田、
大和の筒井や波多野に若狭の武田も上洛いたすと聞くが…兄者大丈夫か?」
818 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/04/01(日) 00:50:14 ID:cnN4EZlN
/*
>>826 傭兵としていろんな場所に旅をして見たいですな
*/
819 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/04/01(日) 00:51:35 ID:cnN4EZlN
/*
千葉の上総南部に住んでいるけどなにこの風?
外の物置が倒れた。
*/
820 :
定栄:2007/04/01(日) 01:08:03 ID:Xpz1p1mi
定栄「正木殿が里見家を得ようとシテイルノカ。」
五十嵐「そのようですな。」
定栄「里見家には興味がない!正木殿が里見家を取れるように策を講じよ!(奴に死なれてはこまる。)」
その頃、南下中の宇都宮勢には那須・佐竹の領国侵攻の連絡が届いた。
821 :
定栄:2007/04/01(日) 01:24:05 ID:Xpz1p1mi
定栄「佐竹・那須がやってるようじゃっ。出陣じゃっ!」
藤林「宇都宮勢は退却前の小休止として結城城近郊の寺に宿をとっています。」
島左近「先陣は私がやります」
宇都宮勢・就寝中の五千人
定栄勢・島左近。先陣奇襲隊五百人
藤林全平。工作部隊・二百人
定栄隊・四千人
822 :
久慈弘忠:2007/04/01(日) 11:46:55 ID:FaAO6j2h
〜越後・六日町の陣〜
弘忠「やはり坂戸はなかなかの堅城であるな…」
祐光「水源があるようですから兵糧攻めは難しいでしょうし、第一危険ですな」
政弘「かといって力攻めには兵力が少なすぎるでしょう」
弘忠「では本庄殿にひとつ頼むか…」
政弘「では、早速使者を出します」
弘忠「うむ」
かくして弘忠は、坂戸城主長尾政景に対し城兵の助命・本領の安堵を条件に降伏を勧めた。ただし降伏しなければ本庄実乃を斬首するとの条件付である。
祐光「長尾殿がお見えです!」
かくして長尾政景は久慈家に迎えられたのである。
823 :
定栄:2007/04/01(日) 15:19:57 ID:Xpz1p1mi
昨夜の奇襲において、混乱した宇都宮勢に、工作部隊の火矢ならびに攻撃があり、宇都宮勢は大崩れ!
宇都宮は領土でも佐竹・那須に破れ、協定により定栄は下野南部一郡を得た
824 :
定栄の中の人:2007/04/01(日) 15:42:59 ID:Xpz1p1mi
奇襲解説。下野危機の報で退却中、結城城近郊の寺に宿をとっていた宇都宮勢。
仲間と油断していたら、定栄が奇襲!枯草にひを掛けられ混乱してちりぢりになり、そこをやられたのであります
大音「京が荒れてるとは聞きましたが酷いものですな。」
そうじゃの。さてさて和束殿の館に向かおうかの。
大音「このようなみすぼらしい格好でですか?」
当然じゃよ。他の諸侯は煌びやかに着飾ってくるじゃろうがこれで良いのだ。恥くらいなんてことはない。
大音「さようでございますか…。」
ところで他の諸侯の進行具合はどうなっておる?
大音「はっ。石殿は今夜中にも上洛いたします。狐殿は未だ山陰道を西上中、明後日には京に入るでしょう。狼殿は宇治近郊にて陣容を整えてから入京するようです。
波多野、筒井、武田はそれぞれ千の軍勢を引き連れ和束殿の館に向かっております。」
そうか、薩摩の隼人共は?
大音「島津義弘殿率いる二百が昨日播磨沖を通過したとのことですから明日早朝には入京かと。」
上々じゃな。(微笑
『なんと為弘は遥か九州薩摩より島津の軍勢も呼び寄せていたのだった。』
さぁてこれから楽しくなるわい。ニヤ
826 :
下間大膳頼昭:2007/04/01(日) 17:36:22 ID:Lwn5iNRc
>>806 すごい・・はたして財政が間に合うのだろうか?
寛大すぎる領主の政策の基、東海領内にて真宗に救いを求めるモノが激減。
一気に東海門徒はその規模を縮小して行く。
・・・越中・魚津城にて・・・
松倉城、富山城を下間家に占拠され、魚津城にて挟撃を受ける遊佐宗円。
宗円「うぬ・・みごとだ。遊佐続光。遊佐家の行末、お主にまかせたぞ。」
宗円「ぐ・・ぬ・・介錯をたのむ。」
・・・越中・松倉城にて・・・
窪田経忠「魚津より伝令じゃ。宗円めは腹を召されたようじゃ。」
遊佐続光「宗円・・お見事・・。上様、これで越中は上様の配下に治めてござる。」
下間頼昭「うむ。ではここ越中は畠山義続が所領とし、下間家にて復興を執り行う。」
下間「遊佐!此度宗円を討ったはそちの働きぞ!この越中の復興、そちに任せる。」
遊佐「ははっ!亡き宗円に代って豊かな地にしてみせまする!」
下間「ではこれより加賀に戻る!」
〜越後・春日山城〜
家臣「申し上げます!栃尾城が内応し、城主の本庄殿が囚われました!」
景虎「これもあの佞臣の仕業か!?」
家臣「いえ、久慈佐渡守の謀り事のようです」
景虎「あやつならもっと悪い!このまま我が越後で奴をのさばらせるわけには行かぬ」
景虎「よし、久慈家討伐に向かうぞ!」
〜越後・坂戸城〜
弘忠「ほう、いよいよ越後の虎さまの出陣か」
祐光「しかし弾正少弼殿は数日持仏堂に篭もる習慣があるそうですし、第一長尾軍の内部は崩壊寸前…」
弘忠「なぜおぬしがそれを?」
祐光「水原殿の行動を見れば分かります」
弘忠「とすると、弾正少弼にも…?」
祐光「いえ、春日山はいたって平穏ですし、そこまでわかっていたとしてもこちらが流言を仕掛ければよいだけのこと」
政弘「兄上、ではそろそろ北条殿に書状を送りましょうか」
弘忠「うむ、頼んだぞ」
弘忠「では泰高は芦名殿の陣に赴いて軍議をする故坂戸城に参られよ、と伝えて来い」
泰高「承知!」
〜京〜
中盛「御待ち致しておりました。」
国真「うむ、大儀であった。その者は?」
中盛「はっ、長岡藤孝と申しまする。禁裏に詳しい為、某の手伝いをしてもらっておりまする」
藤孝「藤孝でございます。」
国真「うむ、以後励め」
藤孝「ははっ!」
国真「中盛、比叡山の坊主らはいまだに首を縦に振らぬか?」
中盛「はっ・・。無しのつぶてでして・・」
国真「ふん・・。なら、余が直々に申してやるわ・・ニヤ」
清盛「でわ・・」
国真「これより比叡山に向かう!」
奥田勢二万、比叡山へ
829 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/04/01(日) 18:23:51 ID:T68ii04R
/*
>>828 二万五千で比叡山にでに、変更
*/
丹波
清隆「波多野は京に向かったのか?」
家臣「はい、既に上洛した模様でござる」
清隆「では八上城を頂くとしよう」
家臣「お止め下され。その様な振る舞いを致せば諸侯の信義を失いまするぞ」
清隆「それもそうじゃ。では城下を通過すると挨拶しておけ」
家臣「ははっ!」
PCがイカレて長文が書けないorz
〜越後・坂戸城〜
弘忠「修理大夫殿、よくぞいらっしゃった」
盛氏「確か、ここらでわしが弾正少弼殿に使者を送るのですな?」
弘忠「内容についてはご存知かな?」
盛氏「本庄殿と舜範を交換したい。もし同意されるなら即座に兵を退く」
弘忠「しかし、もし条件として当家との断絶を提示されたら?」
盛氏「…」
弘忠「快諾なされ」
盛氏「しかし…それでは貴殿は恐らく弾正少弼に滅ぼされるであろう」
弘忠「確かに」
盛氏「では…?」
弘忠「どちらが芦名家に利か、を考えてくだされ。それと逆賊呼ばわりされるのに耐えられるかですな」
盛氏「…もちろん逆賊になるとも」
弘忠「では、うまく交渉をまとめて下され」
〜越後・春日山城〜
家臣「殿!修理大夫様からの書状が参りました!」
景虎「なに、見せてみろ」
景虎「ふむ、平田殿を返せば撤兵、か…悪い条件ではないが」
直江実綱「では、これを機に和睦、いや久慈家との断絶を要求するのはいかがでしょう?」
景虎「…修理大夫は認めるのだろうか?」
実綱「噂によれば修理大夫殿も実際は無位無官の久慈太郎二郎に指図されるのに我慢がならないといいます」
景虎「そして奴を滅ぼした後は共に出羽守を討つ、と…うまい手だ」
景虎「では使者を遣わすことにしよう、うまく取り計らえ」
実綱「はっ」
833 :
定栄:2007/04/01(日) 21:10:30 ID:Xpz1p1mi
定栄「那須家は家臣の勢力がデカイがために、まったく支配できていないようじゃ。」
五十嵐「と申しますと?」
定栄「千本家に密使を送れ!味方いたせば那須家の領国を支配させてやるって言え。」
動きだす野望
834 :
定栄:2007/04/01(日) 21:49:46 ID:Xpz1p1mi
佐竹家家中・・・
真壁「やはり、定栄が那須家を滅ぼそうとしているようですな」
岡本「あの糞坊主が!」
真壁「常陸を統一した今こそ、下総の定栄を討つべきです!」
佐竹家家臣達「そうじゃっ!!」
佐竹軍・二万人。先陣・真壁勢。
835 :
定栄:2007/04/01(日) 21:56:02 ID:Xpz1p1mi
那須家家中・・
X代目与一「定栄の文か。」
家臣「はっ。そのようです」
X代目与一「常陸に出兵されたし、とな?」
家臣「我々を千本家に攻めさせようという偽情報を佐竹が信じたようです」
与一「じゃっ!五千の兵で常陸に出兵しよー!」
家臣「おぉぉー!」
大膳「さて、里見家を主奔したのは良いのだがこれから如何しようかな?」
いま持ってるものといえば種子島一丁と刀ぐらい
大膳「しかたない、下総に行くか」
837 :
定栄:2007/04/01(日) 22:08:07 ID:Xpz1p1mi
五十嵐「佐竹軍二万人!!どうするのですか?」
定栄「慌てちゃ負けじゃろが!今、藤林に江戸氏の遺臣を挙兵させるように仕向けたわぃ!それにな佐竹が常陸を統一してから三日しかたってないんじゃゾ?それと正木殿が下総に?あの御方には都で暴れてもらいたいのぅ。」
838 :
定栄:2007/04/01(日) 22:12:47 ID:Xpz1p1mi
正木殿には多くの民を救って頂くためにも上洛を勧めまする。
我が家の兵士の僧兵百名・野武士だったもの百名の計二百名と、鉄砲十丁を貸しますので。都で暴れてもらいたいのです。
大膳「むう、あの生臭坊主から書状が来たのか」
定栄殿へ
此度の件はお断りいたします。
あと今回の戦では佐竹方として働きますので運がよければ戦場で逢えるかもしれませぬぞ。
840 :
定栄:2007/04/01(日) 22:42:12 ID:Xpz1p1mi
定栄「佐竹へ文を出せ!正直言って二万とか勝てないし、正木殿もあちらに付くらしいからむりだよぅ。」
五十嵐「いきなりですか!キャラ崩さないでくださいよ!」
定栄「佐竹に二万の兵で那須・千本を討たせるようにし向けるわ。那須・千本には下総北部にきてもらっているから激突間違いなしだよん」
841 :
定栄:2007/04/01(日) 22:49:20 ID:Xpz1p1mi
佐竹家陣中・・
真壁「前方に五千の兵力かぁ。この辺は川が多いから気を付けろよ!何っ!定栄から文?助けてくださいっだと?」
藤林「はい。定栄様は降伏いたしますよ。もしよろしければ我が君は那須・千本を討って所領を献上致します。」
真壁「とにかく一時停止しておくか!御屋形様が何というかわからないが。」
842 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/04/01(日) 22:53:58 ID:cnN4EZlN
大膳(ふうむ……不利と見たらすぐに降伏するなどかなりの曲者だな定栄は
このままでは那須軍と激突する可能性も……まあ良いか負け戦と見れば
逃げればよいことだ))
843 :
久慈弘忠:2007/04/01(日) 23:26:46 ID:FaAO6j2h
〜越後・栃尾城、芦名盛氏の陣〜
松本氏輔「殿、長尾家から使者が参っております」
盛氏「ふふ、早速きおったか」
盛氏「通せ!」
使者「それがし、この書状を修理大夫様に渡せと直江様より仰せつかって参りました」
盛氏「ご苦労であった、返事は直ぐに書くゆえ、そこで待っておれ」
盛氏「では、直江殿によろしく取り次いでくれよ」
使者「承知仕りました」
〜越後・坂戸城、久慈弘忠の陣〜
弘忠「そうか、盛氏殿は書状を直ぐ出したのか」
政弘「兄上、修理大夫殿は油断なりませんぞ…」
弘忠「ふん、修理大夫などにあっけなく負けてしまうのであればわしは仙台にでも出て商人になっておるわ」
政弘「ところで本家の久慈はいまどうなっておるのでしょうか?」
弘忠「扇(津軽為信の幼名)はなかなか賢いそうじゃ」
弘忠「ところでそろそろ改名時かも知れんな…いつまでも家名に囚われて久慈の本家に大きい顔をされるわけにもいかぬし」
政弘「では安家(あっか)などいかがでしょう」
弘忠「それは面白いな」
京、とある寺
清隆「御坊御久し振りでございます」
住職「いやあ清隆殿真にひさしいのお。噂は都にまで届いておりまするぞ。何やら出雲の狐とか」
清隆「恥ずかしい限りです」
住職「ハハハッ!あの頃と比べると立派に成られましたなあ」
清隆「いやあ、まあ、あの暫く厄介になります」
845 :
定栄:2007/04/02(月) 02:07:04 ID:UrZ6vaV9
定栄「佐竹がひき始めたか?」
五十嵐「佐竹家家中では義昭の嫡男の十歳くらいのガキ実権を握っていて、切れ者らしいですね」
島左近「引き際が分かっていますね。」
佐竹氏。北方にて相馬の動きを感知して退却開始。
定栄「南下して里見をうつぞ。」
846 :
正木大膳時竜 ◆urdfmZmGvk :2007/04/02(月) 10:09:34 ID:hPQVkIye
佐竹兵「おいそこの新人もう聞いたか?あの坊主が降伏したらしいぞ」
大膳「もう知っておるぞ」
佐竹兵「そうか……なら定栄が南下することは知ってるのか?どこを攻めるのか
しらないがな」
足軽隊長「そこ喋らない、とっとこ進め」
佐竹兵「へーい」
大膳(定栄が南下することは里見家を攻めること……脱出せねば)
847 :
定栄:2007/04/02(月) 14:38:19 ID:UrZ6vaV9
定栄「佐竹には今後、源氏として頑張ってもらう為にもハナをもたせてやったのだ」
島左近「既に一万二千の兵が上総北部に展開できております。」
定栄「うむ。島よ!行ってまいれ!佐竹には常陸国内での南方諸侯討伐で協力スルタメワシはいけないからな」
定栄、里見討伐開始。
/*
入社式疲れた・・
*/
〜比叡山〜
高僧「こ、これは奥田殿・・。このものものしさは・・」
国真「御坊・・余は言い訳が嫌いだ。余に従うか、否か・・さっさと決めい!場合によっては、叡山を取り囲んでいる兵に命じ、叡山を焼き払う!」
高僧「わ、分かり申した・・。従いまする・・」
国真「それで良いのだ・・」
こうして、比叡山は奥田家の支配下に入った。
国真「中盛の元に戻るぞ」
849 :
定栄:2007/04/02(月) 16:27:37 ID:UrZ6vaV9
定栄勢の侵攻の前に正木殿のいない里見勢は次々に降伏していき、あっという間に当主のクビを持ってくる将が現れた。
上総・安房はこうして定栄勢の傘下に入ってしまったのである。
850 :
定栄:2007/04/02(月) 16:32:01 ID:UrZ6vaV9
定栄「なんじゃて?ワシらが乗ってきた南蛮人の船が盗まれたとナ?」
島「はい。里見家が管理していたそうですが、なんでも・・何者かが奪って行ったとのことです。」
定栄「まずいな・・・アレには大砲も付いていたのに。」
851 :
定栄:2007/04/02(月) 20:42:13 ID:UrZ6vaV9
定栄「佐竹殿に連絡いたせ!下野の制圧を開始いたします、とな・・・」
佐竹家家中・・
義昭「では、定栄と共に下野へいきましょうかな」
義重「父上様!なりませんぞ!コドモの私から見ても常陸の統一が終ったばかりなのですから無理です」
義昭「うむ。では今回は無視しようかな」
852 :
下間大膳頼昭:2007/04/02(月) 21:17:02 ID:U8oJb7j8
・・・加賀・尾山御坊にて・・・
富樫「いやあ、此度の越中進撃もあっという間でござったな。」
下間「ふむ。まあしかしこれで復興事業もしやすくなったわ。」
富樫「しかし上様、隣国越後も不穏なご様子。越中を手中に収めるのならばさっさと平定されては如何かと?」
下間「いや、それには及ばず!越中は畠山続光が所領とし、これに下間家は一切関らないモノとする。」
富樫「なんとまあ・・」
下間「此度越中に兵を挙げたは越中復興の妨げとなる国人供を成敗しただけの事よ。
さて、復興の方はどうなった事やら。窪田!加賀領民の仮設住宅の整備は整ったであろうな?」
窪田「ははっ!能登第壱より第六、加賀第壱より第八仮設居住区を設けました。」
下間「よし次は道じゃ!陰陽師に水と風、地と龍を読ませ能登を縦に射抜き、北陸道へ繋がる道を創るのじゃ。
北陸道には道際に木立を並べ、雪や日差しから道々のモノを護るのじゃ。
また一町毎に茶屋を設け、旅往くモノの安らぎとせよ。御仏を設け、旅の道中に加護をもたらすのじゃ。
また寺社と寺社の間にも道を巡らせ、これに経済の流通を通わせい!!」
窪田「委細承知した!」
下間「ではワシはこれより本格的に越前平定に向かうぞ。」
>>848 /*
乙でござった。・・って、今年入社ですか?
*/
853 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/04/02(月) 21:38:01 ID:HrjfaSq3
854 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/04/02(月) 21:39:13 ID:HrjfaSq3
855 :
下間大膳頼昭:2007/04/02(月) 22:09:21 ID:U8oJb7j8
>>854 /*
これはおめでとうございます。
社内での天下統一をお待ちしております。
(ってか、30代半ばのバリバリかと思ってましたw)
*/
856 :
定栄:2007/04/02(月) 22:11:46 ID:UrZ6vaV9
定栄「佐竹は動かないか!ふふっ!」
五十嵐「一応、主家となる佐竹が動かないのですから那須・千本を討つのは次回ですかな?」
定栄「いや!大関氏に連絡してある!今行くぞ」
下野南部から下野北部へ出陣。一万二千人の大軍が出陣。
大膳「もう里見家は滅びてしまったか、息子の義弘は無事脱出できたらしいが
どうしようか………まあよいかそれより港に南蛮船が寄港したみたいだ
みに行くか」
858 :
定栄:2007/04/02(月) 23:53:13 ID:UrZ6vaV9
定栄軍。下野にて那須家に苦戦中。
多賀谷政経「くそっまだ幼い息子の為にも生きて帰りたいものだ・・・。」
五十嵐宗継「だったらしっかり働くのだな!突撃命令に従うのだ、多賀谷殿。」 多賀谷政経「くっ!もう一度だけ息子や妻の顔を拝みたかったものだな。者共!これより多賀谷勢は突撃開始じゃっ!」
敵陣に消えていく多賀谷政経。そのお陰か定栄勢が若干押し始める。
和束邸前。
やっとついたわ。
大音「まさか途中で野盗の群れに出会すとは思いませんでしたな。」
まったくじゃ。
大音「しかしまた朝早くについてしまいましたな。」
そうじゃな…全軍ここで大休止。わしは筒井波多野武田などの諸侯のもとへ行ってくる。夕刻までには戻る。
/*
昨日入社式で疲れ果てて死んでたもので話を進められなかった…。
/*
860 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/03(火) 08:46:30 ID:UQ/XZFtX
是道「大音殿、修理殿が戻られるまで茶でも飲んでゆるりとされよ」
薄兵達の接待をしているその最中であった。逸見久永が息せき切って駆け込んできた。
公家薄家を嗣いだはずの薄諸数が「大原宮」を名乗って、帝位の正統をかかげ朽木谷に走ったというのだ。
近江の諸侯や奥田国真にも同調を呼び掛ける檄を飛ばしているらしい。
是道「なんたることでおじゃる。すぐに追討を…いや麿がへたに動けば預かり親としての立場がなくなるでおじゃる」
国家の一大事にも、責任追及を恐れ保身に走る是道であった。
861 :
久慈弘忠:2007/04/03(火) 11:15:59 ID:acMOetiC
〜越後・春日山城〜
実綱「直江実綱にございます」
景虎「修理大夫の返事はどうだった?」
実綱「平田殿と本庄殿の交換が成り次第越後より撤兵し、兵5000余りをもって上条城を急襲するとか」
景虎「5000か…ちと少ないな」
実綱「蘆名家から人心は離れつつあるとか、よって5000しか集まらぬのも仕様の無いことでありましょう」
景虎「では、さっそく平田殿を牢から出してやれ」
景虎「交渉についてはそちに任せる、修理大夫と和睦し久慈と縁を切らせればそれで構わん」
実綱「御意!」
こうして景虎は久慈家討伐の為城内の持仏堂に籠もった。
〜越後・栃尾城、蘆名盛氏の陣〜
松本氏輔「殿、長尾家から使者が参っております」
盛氏「ほう、では書状を渡せ」
直江実綱からの書状には、明後日の夜明け前に船岡山慈眼寺へ兵1500を率いて来る様指示してあった。
氏輔「しかし、1500などの寡兵で参れと言うのは些か腑に落ちませんな…」
盛氏「いや、慈眼寺の周辺というのは久慈殿と弾正少弼が争っている場所ゆえ、双方ともなにもできぬというわけよ」
盛氏「では、早速出立じゃ!」
〜越後・坂戸城、久慈弘忠の陣〜
政弘「兄上!修理大夫殿が無断で軍を動かしております!」
弘忠「ふん、放っておけ」
政弘「しかし、弾正少弼殿に寝返ったのかも知れませんぞ?」
祐光「ご心配には及びません」
弘忠「ほほう、そちはわしの目論見を分かっている様じゃな」
祐光「恐らく修理大夫殿を今は泳がせておき、事が済んだら両家の和を乱す行為だなどと責めるおつもりでしょう」
政弘「ほお…」
弘忠「しかしこれはあくまで修理大夫の考え次第だがな」
弘忠「ところで長尾家で修理大夫との交渉をしているのは誰なのじゃ?」
祐光「恐らく直江大和守と思われます」
政弘「というと…与板城主の?」
祐光「ええ、本庄美作と直江大和守といえば長尾家中において弾正少弼が絶大な信頼を置いている2人です」
弘忠「しかし与板にはまだ手をつけていなかったな?」
政弘「はい」
弘忠「では政弘、与板の城代に降伏を勧めてきてくれ」
政弘「はっ!」
862 :
定栄:2007/04/03(火) 12:59:05 ID:8P8QhkUT
島左近「多賀谷殿。残念ながら戦死!!」
五十嵐宗継「下野も制圧まじかになり、進みきれない我々を多賀谷殿が犠牲となり、我々に勝ちを献上したな。結城家旧臣よ!多賀谷政経につづけぇ!」
結城家旧臣「うぉぉぉー」
結城旧臣を犠牲にし、那須・千本を攻撃する定栄勢。
863 :
定栄:2007/04/03(火) 13:12:15 ID:8P8QhkUT
那須「くそ!大関が寝返った?定栄め!本当にむねんじゃっ!介錯致せ!」
館に火が付けられた、、、与一以降続いた那須家は戦国の世に定栄に滅ぼされてしまったのである。
定栄「次は常陸かの・・・」
864 :
柏原和泉守家興:2007/04/03(火) 16:12:06 ID:DIC9cxsn
〜京都〜
薄家の誘いに従い上洛した家興一行は都の風情を楽しんでいた。
家興「おお、ここが京か、荒れているとはいえ流石に大きいのう」
元春「ははっ」
家興「おお〜あれが京の五重塔か〜流石に水間寺の物とは格が違うのぉ」
元春「殿」
家興「あれが義満公が建立なされたという鹿苑寺か…金ピカじゃのぅ!!」
元春「殿!」
家興「ふぅ〜やはり京の茶は一味違うのぅ」
元春「殿!!」
家興「何じゃ元春、おぬしも飲め」
元春「殿、京に来られるのは初めてでございますか?」
家興「うむ」
元春「京の文化を楽しむのもよろしいかも知れませぬがその前にお公家様方にご挨拶を」
家興「公家に…か、行くとなればやはり和束様のところか」
元春「殿は今までお公家様方と関わりがありませんでしたから…きちんとご挨拶なされませ」
家興「うむ、わかっておる」
家興一行、朝廷への献上品を持って和束邸へ向かう
865 :
定栄:2007/04/03(火) 17:26:25 ID:8P8QhkUT
佐竹義昭「下野攻略ごくろうじゃったな!主家のワシらも鼻が高いわぃ」
定栄(影武者)「アリガトウゴザイマス・・」
佐竹義昭「今晩は宴じゃあ!定栄殿はワシと共に佐竹寺で杯を交わしましょうぞ!」
佐竹義重(父上さま・・・何を考えているのだろうか)
866 :
定栄:2007/04/03(火) 17:37:11 ID:8P8QhkUT
佐竹義昭「楽しィのぅ!定栄殿が入れば佐竹が幕府を築くのも可能じゃ!」
義重「父上。言いすぎですよ!」
定栄(影武者)「ハハハ。幼いのに義重どのはしっかり者ですな」
ガシャーン!ドカドカ!
義昭「なんじゃあ?」
藤林全平「かかれぇ!寺ごと焼き払えぇ!殿の影武者ごと殺せぇ!」
867 :
退屈@親父:2007/04/03(火) 17:40:28 ID:V4Wqev64
あげ
大膳「おお!これが噂の南蛮船か……まさに圧巻じゃのぉ
ん?あの者は若ではないか?
義頼殿〜義頼殿、
義頼「えっ、大膳か?」
大膳「ええ、そうですよ」
義頼が大膳を殴る
義頼「この馬鹿者がっ今まで何をやっておった!
貴様が勝手に主奔したせいで家中は混乱おまけに北条家が
扇動したせいで多くの者が離反してそれに乗じて定栄が攻め込み
あっというまに滅亡そして父上が自害する。
いまじゃいっしょに付いてきてる者は正木時茂とその嫡子
信茂ぐらいじゃ。」
大膳「若、云いたいことはそれだけですか?」
義頼「あ〜もう調子が狂うなもう
しかし大膳が無事で何よりじゃ」
大膳「しかしどうやって逃れたんですか?」
義頼「よくぞ聞いてくれた、中略
それで南蛮人と共に定栄からのがれたのだ」
大膳「ハア〜左様ですか」
義頼「それでは俺と共に来るのか?」
大膳「仕方ありませんね〜若の無事で‥
義頼「もう里見家は滅亡したのだ、もう若と呼ばなくて良い」
大膳「では共に行きますか」
義頼「おおっ良くぞ言ってくれたこれで道中は安全だ」
大膳
義頼一行ど合流する。
869 :
定栄:2007/04/03(火) 18:25:24 ID:8P8QhkUT
太田城にて・・・
定栄「・・・と言うわけで義昭殿と義重どのは亡くなられた、ワシが助かったのは義重どのが助けてくれたからじゃ!見たところこれは相馬氏の所業である!佐竹家の執権代行・定栄に力を貸してくだされ!いつの日か佐竹を再興致しますので皆様お願いいたします!」
佐竹家家臣「ははっ!(くぅ!相馬の為に我が家が定栄に乗っ取られるのか!)」
定栄が実質的に常陸を支配する事となった。
〜京・奥田屋敷〜
国真「なんだこの文は」
清盛「さぁ・・。帝を名乗っておりますが如何しますか?」
国真「放っておけ、余に頼むなら直接頼みに参るのが筋よ」
清盛「はっ」
国真「和束殿の元に行くぞ。六条河原使用許可を頂く」
国真、和束邸へ
871 :
久慈弘忠:2007/04/03(火) 19:39:48 ID:acMOetiC
〜越後・慈眼寺〜
実綱「おおこれは修理大夫殿、お待ちしておりました」
盛氏「口説はよい、はやく舜範をここに連れて来い」
実綱「平田殿!修理大夫殿のお呼びにございますぞ!」
舜範「殿…申し訳ありませぬ」
盛氏「こたびは確かにそなたの手落ちだが、…よくぞ生きていたな」
盛氏「では、本庄殿を連れて来い」
実乃「こ、これは直江殿!」
実綱「きっとお屋形様もお喜びになろう」
盛氏「では、これにてわしは越後より兵を退く」
舜範「なんですと!」
実乃「!?」
実綱「いくら久慈が勢力を伸ばそうとしても所詮一地侍ゆえ、修理大夫殿のような名門が組む相手として相応しいとは思えぬ」
盛氏「そして、あの男はわしをまるで家臣のように扱ってきた」
舜範「…そして、久慈殿を騙し討ちにするわけですな?」
実乃「それがしは客人として久慈殿に大層なもてなしをして頂いた、しかし結局は我らの不倶戴天の敵に過ぎないのか…」
舜範「直江殿の前で言うのは憚られますが、それが上策とは思えません」
盛氏「これ以上何も言うな!」
舜範「いえ、これは私情ではなく…」
盛氏「では失礼致す、おい舜範、ついて来い!」
舜範「…」
〜越後・坂戸城〜
政弘「兄上、修理大夫殿から書状が参りました」
弘忠「見せてくれ」
弘忠「ふむ…どうやらこのまま栃尾から撤退するらしい」
政弘「では栃尾にいくらか兵を戻す必要がありますな」
弘忠「いや、弾正少弼に決戦を申し込んでみよう」
政弘「なるほど、そこで北条殿の出番ですか」
弘忠「ではわしは合戦の準備をする、そなたは書状を回してくれ」
政弘「はっ」
〜越後・春日山城〜
景虎「よし、では法螺貝を吹け、陣太鼓を…」
実綱「殿!久慈が決戦を申し込んでまいりました!」
景虎「どれ、書状を見せてみろ、…なんてことはない、わしの思っていたのとおなじ場所じゃ」
実綱「では、承知したと伝えればよろしいので?」
景虎「ではそうしろ、皆の者、出陣じゃ!」
〜越後・坂戸城〜
祐光「全軍準備が整いました!」
弘忠「弾正少弼に思い知らせてやるぞ、もはやそなたの時代は終わったのだとな!」
弘忠「全軍、大井田城へ向けて出陣!」
872 :
退屈@親父:2007/04/03(火) 20:21:18 ID:V4Wqev64
age
873 :
定栄:2007/04/03(火) 20:40:55 ID:8P8QhkUT
定栄分国法。
一、四公六民の年貢を課す
一、その変わりとして雑役を課す
一、仏を尊び学を好むことを課す
一、領国内の武士は農民を尊ぶ事を課す
一、城主は城に寺を併設することを課す
一、定栄は持国天の生まれ変わりだから崇めることを課す
京・松枝本陣
シャカシャカシャカ
住職「どうぞ」
清隆「結構なお手前で」
清隆は茶の湯を楽しんでいた
五十嵐宗継「領内にて馬を見つけました、なんでも生食の子孫だそうです。」
定栄「素晴らしい毛並みじゃあ・・・茶色と黒の虎模様かぁ。気性の荒さは八幡と称された生食譲りなのかのぅ。名前は・・・天喰(アマクイ)にしようかの。」
島左近「天を喰らうか・・・大胆な!殿らしいですね」
名馬・天喰。登場!
〜和束邸に向かう最中〜
国真「中盛よ、今まで苦労であったな。褒美を取らす、清盛。」
清盛「野中中盛殿、殿の姉上・滝の方を娶らせるとの事でございます」
中盛「滝様を!」
国真「以後も余に尽くせ」
中盛「ははっー!」
877 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/04(水) 00:09:44 ID:d3Iq/IoJ
刑部少輔殿よく参られた。まずはゆっくりとなされよ。
なんですと? 六条河原を? あそこは久しく使われたことはないのでいっこうに構わないでごじゃるが…
なにぶん死霊達の怨念がこもっておる場所ゆえ、近寄らぬがよろしかろう、くわばらくわばら
そ、その書状は…
実は…云々…というわけであの定栄事件のとき残された遺児でおじゃる。
何者かが唆して利用しているのでおじゃろう。朽木が匿っておるようじゃ。なんとかならぬものか。
和束邸。
大音「遅いではないですか!!」
すまない…筒井殿との話し合いがもつれていたものでな…。
大音「話し合い?」
なぁに石殿に服従してはどうかと誘っていたのよ。(微笑
*/
すみません。就職先が現場系だもんで仕事終わりにはヘトヘトで…。
*/
879 :
久慈弘忠:2007/04/04(水) 18:15:58 ID:HLM2NLRY
〜越後・大井田城、久慈弘忠の陣〜
祐光「日没までには弾正少弼の軍勢も麓に着くでしょう」
弘忠「そうか、いよいよ越後の龍様と手合わせか」
政弘「篝火の準備ができました」
弘忠「祐光、北条殿はどのあたりにおられるのだ?」
祐光「それが…本陣近くなのです」
弘忠「たしかに弾正少弼を生かしたまま捕らえるのには好都合だが…包囲されやすいな」
政弘「こちらが約4000、敵は1万強…そして北条殿が率いるのはせいぜい1500です」
弘忠「では長尾殿の力をお借りしようか」
弘忠「政弘、準備しておいた九曜巴の紋を城内の至る所に掲げるのじゃ!」
政弘「御意!」
〜越後・小千谷、長尾景虎の陣〜
景虎「さて、いよいよあの逆賊も最後じゃな」
実乃「…」
実綱「この戦、関東管領家の庇護者としても負けられません」
景虎「ふん、このような小城など押しつぶしてやる」
>>877 国真「いやはや・・人をあの世に送るに使いたいのでございますよ・・。
例の帝の件は置いとくとしましょう。
禁裏の守備に僧兵・200をお貸しいたしまする」
これはこれは和束殿。四国の狸修理大夫にござる。
『為弘は夕刻を待ち和束邸に上がり込んだのだった。』
このように見窄らしい格好で申し訳ない。当家も台所事情が苦しいもので。しかし都が荒れていると聞き及び、いてもたってもおれなくてやってきてしまいました。(微笑
ところで都には新帝を名乗る鼠がおるようですな?我々は鼠共を狩るためにやってきたのですが…例の鼠は貴重なものでしょうか?石殿は貴重な鼠は狩りたくないともうすでな。ニヤ
京・松枝本陣
住職「聞きなされたか?」
清隆「何をでござる」
住職「清隆殿は悠長でござるのお。朽木谷に新帝が現れたとか」
清隆「新帝!?」
住職「巷の噂では元々は薄諸数と言い和束殿が養育していた者らしいとの事です」
清隆「朝廷や四国の狸が如何処理致すか楽しみじゃのお」
883 :
柏原和泉守家興:2007/04/04(水) 20:50:05 ID:604x3tRd
〜京、和束邸の近く〜
家興「元春、和束卿の屋敷はまだか?」
元春「聞くところによればその角を曲がったところが和束様のお屋敷のようです」
家興「そうか、朝廷とは別に和束卿への贈り物も用意したが…」
元春「はっ、ここにございますが」
家興「和束卿には金一千貫と和泉の海産物を用意したが…喜んでいただけるであろうか…?」
元春「殿にしてはかなり奮発をなされましたな」
家興「いやぁ…公家にはどう接したらよいかわからぬゆえ…」
元春「おそらく和束卿も喜んでいただけるでしょう」
家興「なら良いがのぅ」
元春「ほら、あそこが和束様のお屋敷です」
家興「おお、流石に公家の屋敷は大きいの…ん?」
元春「如何なされました?殿」
家興「いや…和束卿の屋敷の前に居る兵の旗…どこかで見たような…」
元春「屋敷の門番とは違うようですな」
家興「あの狸の旗…あれは淡路の修理大夫殿の旗じゃ!!」
元春「あれが!?薄修理大夫様の!?」
家興「…ということはいま屋敷の中に修理大夫殿がおられるのか…」
元春「如何なされます?」
家興「うむ…修理大夫殿にも挨拶はしておきたかったのだが…いま押しかけては迷惑であろう」
元春「しかしもう日が沈みまする」
家興「和束卿と修理大夫殿には申し訳ないが…訪問いたそう」
元春「ははっ」
家興「あ、兵はここに置いてゆこう、修理大夫殿の兵といざこざになってはいかんのでな」
元春「心得ました」
家興一行、和束邸訪問
884 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/04(水) 21:20:12 ID:d3Iq/IoJ
修理大夫殿、よう参られた。例の朽木谷の件でごじゃるが、奥田刑部殿はかかわりたくなさそうじゃ。
定栄事件のときには修理大夫殿にも迷惑を掛けたがの。しかし、朽木や六角が諸数に同調を示しておるゆえ、
安心できぬのでおじゃるよ。われわれ公家は血を見るのは好まぬ。できれば穏便にはこびたいが…
諸大夫「宰相様、柏原和泉殿がお見えになりました」
おおそうか、修理大夫殿、大変失礼いたすがしばしお待ちくだされ。
885 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/04(水) 21:30:51 ID:d3Iq/IoJ
(柏原といえば小笠原左京大夫殿の属将ではないのか? ちょうどよいわ、うまく利用できるやもしれん)
是道は初めて会う家興の器量を見誤り、小身者と完全に見下していた。
大音「殿…。」
ん?…ほう。ニヤ
和束殿、新たな客人が来たようですぞ。
ふふふ…まさかあの狢が穴蔵から出て参るとはなぁ。(微笑
では先ほどの件は明朝また聞きに参る。良いお返事期待しますぞ。
さて大音よ狢殿に会いに行くぞ。
やぁやぁ柏原殿。薄修理大夫為弘にござる。
この度はわしの呼びかけによく応じてくれた。道中目にしたと思うが都は鼠共によりひどい荒れようじゃ。
狸と狢は似た者同士。お主も朝廷に誼を通じておきたいじゃろう、それに都の鼠は丸々肥えてさぞ美味かろうて。(微笑
しかし気を付けねばなりませんな。狸も狢も鍋にすれば美味故狙う者も多い。
和束殿なら奥の間じゃしかしあの方はまこと腕の良い猟師じゃ。餌に釣られなされるな。
*/
はやまった…今のは無かったことにしてください。ここからが正解↓
*/
血を見るのが嫌いか…はたして血を見ずして上手く収まるかの。
大音「無理でしょうな。」
わしもそう思う。
そういえば狢殿が来たようだな。
〜和束邸〜
国真「人が多くなってきたな。そろそろ出るか」
奥田屋敷への道中
国真「明日、六条河原において国規の処刑を行なう。それに先立ち、国規の妻子らの首を刎ね、市中に晒せ」
清盛「はっ。京の民草に殿の冷徹さを知らしめるによいことかと。優しさだけでは天は取れませぬしな・・」
国真「うむ・・」
この後、国規の妻子らの首が京の市中に晒された
定栄「次は一体何処に領国を拡げるかのぅ。」
五十嵐宗継「もはや西に進撃するしかないのでしょうかね。」
島左近「西に進撃して奥田などと戦うには我が家は小さすぎるのではないですかな?」
定栄「とにかく、兵を回復させてからだな・・・だが早く天喰に戦をさせてみたいのぅ」
定栄の野望は関東統一に移り始める。
890 :
下間大膳頼昭:2007/04/04(水) 23:52:21 ID:DTrI9BSC
・・・能登城下にて・・・
庶坊主になりすまし、城下の様子を探る下間であった。
下間「ちょいとそこの商人や、店の復旧工事も完全ではあるまいに。
もう店を開くのかえ?・・まあ、ここまで客の入りが良けりゃ問題無いんだろうが?」
商人「ええい、クソ忙しいのに話しかけてくれんな、坊主め!見りゃ解んだろ?
商売に復旧もクソもねえってんだ!」
下間「ですが完全に修復が終わるまでの休業による損失は下間とか言う大名家が
保障してくれるのでは?」
商人「あのなあ、客がいる限り店を開くのが商売人ってものよ。
殿様は俺達民衆を舐めてんじゃねえか?保障してくれるってのは有難いが、
そんなモノ無くても俺達ぁ商売で喰ってくっての。」
下間「これは大変失礼した。では励み成され。」
商人「おうよ、坊さんも気ぃつけてな!」
・・・能登・七尾城にて・・・
長続連「で、これから如何なされるので?」
下間「うむ。ワシは北陸の国力、民衆力を侮っていたようだわ。
すでに復旧事業も行き届き、財政も立ち直りつつある。
そろそろ官位の御礼も含めて上洛いたそうかと思っておる。」
長「じょ、上洛ですか?京には各諸侯が集まっておられるのですぞ?」
下間「ワシとて能登、加賀、越前を御仏に導く北陸の大名。いつまでも篭ってはおれぬ。」
891 :
下間大膳頼昭:2007/04/05(木) 00:03:52 ID:DTrI9BSC
・・・越前・一乗谷にて・・・
さて、これより京に向かおう。近江を通過するに当たって奥田殿に書状を出して置こう。
〜・奥田殿・〜
官位叙任の御礼を致すべく上洛にあたり、御家領地の側を通ります。
兵1500を伴っての道中となりますが黙認されたし。〜下間頼昭より
下間家、荷駄を伴って一乗谷を出立。京への道を行く。
892 :
下間大膳頼昭:2007/04/05(木) 01:26:38 ID:dgzqiQnv
・・・越前・金ヶ崎城内にて・・・
下間仲孝「お初にお目にかかります。某、下間頼昭が嫡男、仲孝と申す。」
魚住景固「ふん。下間の倅殿か。この金ヶ崎を落としに来たか?ん?
いっておくが朝倉家を倒したからといってこの魚住が尾を振って降りると思ったら大間違いじゃ。」
仲孝「ふむ・・魚住殿は確か朝倉家に忠義を持って仕えていると伺っているが?」
景固「その朝倉家を乗っ取った輩がよく言うわ!」
仲孝「乗っ取る?とんでもない。朝倉義景殿は隠居しただけ。御嫡男の阿君様が頼景を名乗って
これより越前を治めてゆくでしょう。下間家は朝倉家と同盟を結んだだけでござる。」
景固「はっ!同盟とな?強引に従属させたのではないか!」
仲孝「結果として従属という型になり申したが、あくまで義景様の御意思によるもの。
それでも納得が出来ぬのであれば力ずくでも降りて頂きまする。
・・もっとも天筒山城は我が同胞、頼廉が調略しておりますが?」
景固「なんと!天筒山が・・・!?」
仲孝「左様。天筒山とここ金ヶ崎は尾根続きであれば、赤子の首を捻るが如し、でござる。」
景固「・・・天筒山が落ちては足掻き様も無し・・あい解った。金ヶ崎を明け渡そう。」
仲孝「よくぞご理解して頂きました。魚住殿の朝倉への忠義、しかと伝えますぞ。」
仲孝(ふう、越前で下間家に降りぬは残すとこ敦賀城のみか。敦賀城は・・山崎吉家か。
・・・御父は上洛とか言っておったな。いそがねば。)
893 :
久慈弘忠:2007/04/05(木) 12:11:22 ID:DqHsixyS
〜越後・大井田城〜
弘忠「よし、火を燃せ!門を開いて出撃じゃ!」
景虎「出撃してきただと?ついにあやつも観念したようだな、一気に蹴散らしてしまえ!」
そのとき、山頂から火が立ち上った。
景虎「どうやら敵は敗北を悟った模様、押せ!押しつぶせ!」
弘忠「よし、火を消せ!」
景虎「…む?火が消えたぞ?」
北条高広「あれは内応の合図!…皆の者、本陣を目指せ!お屋形様を捕らえし者には褒賞を出してつかわす!」
弘忠「先鋒を崩せ!」
景虎「あれは高広の部隊、こちらに何の用が…あの者、逆賊に通じておったか!!」
高広「お屋形様を探し出せ!葉武者に構うな!」
景虎「おのれ…撤退じゃ!」
かくして長尾景虎は坂戸城より撤退し、春日山へと逃げ戻った。
祐光「殿、北条殿がいらしております」
高広「上様、弾正少弼殿を捕える事ができず、真に申し訳ございません」
弘忠「いや、それは構わん、そのかわり次の戦では先陣を務めてもらおう」
高広「此度の戦の恥を雪がせていただきます」
久慈家の軍勢は余勢を駆って柿崎城まで進み、柿崎景家を降伏させた。そして上条城を改修し、上野の長野氏に使いを出したのである。
京・奥田屋敷
清盛「下間殿より文がきております」
国真「ふん・・領内通行許可を願っておる。別の道を通れば良かろうに・・、まぁ良い。許可する文を出しておけ」
清盛「はっ」
895 :
久慈弘忠:2007/04/05(木) 17:19:39 ID:DqHsixyS
〜上野・箕輪城〜
長野業正「なに、久慈殿からの書状だと?」
長野業盛「そのようです」
業正「弾正少弼殿が敗北したとは聞いていたが…もしや降伏せよと…」
小幡憲重「想像をしても始まりませぬ、どうか早くお読みくだされ」
業正「…春日山落城の際には御館さまをこの上野に移したい、と言うて来ておる」
業盛「ということは、弾正少弼殿はそこまで追い込まれているというでしょうか?」
業正「しかし、ここで久慈殿に肩入れしすぎても弾正少弼殿との仲が悪くなる」
業正「ここは取り敢えず御館さまのお考えに従うまで、と答えておこう」
〜越後・上条城〜
弘忠「ほう、『御館さまのお考え次第』か…うまい返答をして来たな」
祐光「つまり、箕輪と春日山の間を遮れば長野殿は動けないということです」
弘忠「では、早速国境に兵を差し向けよ」
祐光「しかしあまり長引いてもよくありません、早く弾正少弼との戦いにけりをつけることです」
弘忠「本庄殿の調略はうまくいきそうか?」
祐光「現在の弾正少弼のやり方に反発しているのは確かですが、まだ当家に栃尾を手放すほどの力はありませぬ」
弘忠「では、進展があったらその都度報告してくれ」
祐光「はっ!」
896 :
久慈弘忠:2007/04/05(木) 18:06:13 ID:DqHsixyS
〜越後・上条城〜
弘忠「そろそろ他家との交わりも意識せねばな…」
政弘「では、長尾家に親しかった関東の国人たちに書状を出しましょう」
弘忠「成田あたりが適当だな…」
あと定栄 ◆qG5Uj1x8xc 殿、宇都宮家は奇襲後どうなったのでしょうか?特に討ち死にともなってないので…
宇都宮は殺さなかったんですな、書いてなくて申し訳ない。
宇都宮クンは上野へ落ち延びた、と書こうと思ったのですが。書いてませんでしたね
898 :
柏原和泉守家興:2007/04/05(木) 23:07:27 ID:7MpUm0Fx
〜京・和束邸〜
家興「お初にお目にかかります、某和泉より参りました柏原家興と申します。
此度は淡路の修理大夫殿のお誘いで上洛した次第にござる。
修理大夫殿の誘いとは申せ某も丁度京の公家衆の皆様方と係わり合いを持ちたいと
考えていたのですが、某今まで公家衆の皆様方とあまり接点が無き田舎者でしたゆえ
此度徳が高いと聞く和束様のお屋敷を訪ねさせていただいた所存でございます。
恐れ多くも某のような田舎者が高貴なる公家衆の皆様と係わり合い持つに先立ち朝廷には
金二千貫に銀四千貫、それとと紀伊で採れました甘い蜜柑などを二十箱をお持ちいたしました。
また朝廷とは別に和束様には金一千貫と和泉の海産物を用意いたしました。
どうか以後よろしくお願いいたします。」
899 :
下間大膳頼昭:2007/04/05(木) 23:15:13 ID:dgzqiQnv
・・・越前・敦賀城にて・・・
山崎吉家「おい、ちょっと待て。やけに大地がぬかるんでおる。雨か?」
家臣「殿!水です!笙ノ川の関が崩された模様でござる!」
山崎「おのれ・・下間め・・敦賀は平城。篭っていてはいずれ沈むだけ。
これより先駆け隊を出すぞ。但し相手をしてはならぬ。一気に天筒山を駆け上るのじゃ!
平城とて簡単には沈まぬ。水の攻を行う位じゃ。兵数では我らが圧倒的。
天筒山城と挟みこめば敵は野戦を嫌い、敦賀湾沿いに金ヶ崎を目指すであろう。」
・・・笙ノ川関・下間軍・・・
下間仲孝「ややっ!?討って出て来たぞ?さすが猛勇・山崎殿。笙ノ川の関の上から
打ち落としてくれようぞ。」
下間頼廉「いや・・どうやら遣り合う気は無いみたいだぞ。何処かを目指しているようだ。」
仲孝「馬鹿な。この先には天筒山しか無いのだぞ?天筒山は今しがた落としたばかりじゃ。」
頼廉「山崎殿は天筒山の情勢を知らぬ。何しろ俺が水面下で調略したからな。」
仲孝「よし。天筒山の河合吉統に狼煙じゃ。山崎が軍勢に矢を放たてよ。
・・ん?まさか河合が裏切ったりせぬであろうな?」
頼廉「ふん。本城の金ヶ崎城を押さえてある。それは無い。」
勇猛果敢な山崎吉家の軍に天筒山より容赦無き矢の雨が降り注ぐ。
頼廉「頃合だな。敦賀城に書状じゃ。桜の季節とは言え水風呂はきつかろう。
天筒山の麓に温泉がある。身体を温めた後、天筒山を登られよ、とな。」
〜京・六条河原〜
僧「経は如何なされますか?」
国規「いらぬ。辞世の句もない」
国規はどこか清々しかった。
多くの民が見ている中で死ねるのが何故か良かった。
前方には国真らしき人影がこちらを見ている。
国規「義兄上!義父上に申しておきますぞ!奥田家は義兄上の元に無事に発展しておりますと!」
斬首人が国規の後で刀を構える
国規「義兄上!お先に失礼仕る!」
ドバシュ・・
国真「・・・」
国真の目からは人知れず涙が伝っていたという
901 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/06(金) 00:33:30 ID:BtKK9Y8e
>>898 ほほほ、柏原殿よう参られたの。貴殿の武名は都にも聞こえておじゃりまする。
さて、柏原殿ほどの御方が無位無官のままでは肩身が狭いでおじゃろうて、
そこは麿が力になり申そうかと思うが、折り入って頼みがごじゃる。
実は、薄修理殿主導の諸侯入洛をよく思わぬ近江の諸侯が反乱を企てておるらしい。
ここで柏原殿が武功をたてられれば、畿内での地位はあがりことによれば近江の利権まで手に入るやもしれん。
こんな話はもちろん柏原殿だけにしかお話しておりませんよ。
(私討のかたちなら麿の顔に傷も付かぬ。近江の支配など色気をだせば奥田が黙ってはおるまい)
902 :
久慈弘忠:2007/04/06(金) 08:36:41 ID:Yk/Gyadj
>>897 承知しました。上野、ということは由良成繁あたりの庇護を受けているのでしょうか?
〜武蔵国・忍城〜
成田氏長「父上、越後の久慈殿から書状が届いております」
成田長泰「なに?かの男は弾正少弼と交戦中だと聞いていたが…」
長泰「いずれ弾正少弼という佞臣を打ち倒し関東管領を奉じて相模へ向かうつもりである。その際には同じ上杉家臣としてご協力を賜りたく、…か」
成田長忠「しかし、このような事は相模守殿を通してでないと…」
長泰「おそらく久慈殿に相模守殿を倒す力は無い、きっと和睦する」
長泰「そのうえ相模守殿は関東公方家を擁しておられる、きっと交戦するようなことはあるまい」
長泰「これは我が成田家の力を相模守殿と久慈殿に示す機会じゃ、相模守殿に書状を書く!」
〜相模・小田原城〜
北条氏尭「兄上、下総守から書状が届きました」
北条氏康「下総守から?どれ、見せてみよ」
氏康「ふむ、ついに例の久慈殿が弾正少弼を滅ぼすらしいぞ」
氏尭「なんと!『越後の龍』をそこまで追い詰めるとは!」
氏康「久慈殿は弾正少弼の亡きあと関東管領を担ぎ出し、関東に進出するらしい」
氏康「しかし我らには関東公方がいるな、そこでだ、久慈殿に使いを出すわけだ」
氏康「『関東公方さまもかつての家臣との再会にお喜びの様子です、早速鎌倉に御所を造営するゆえ資金の供出をお願いする』と」
氏尭「それは妙案ですな!」
氏康「しかし、まず久慈殿が弾正少弼を倒せるかじゃな」
氏尭「まず使者を送り、それから武蔵と上野の国境に兵を出しましょう」
氏康「よし、そうしよう」
定栄「北条が動きだしたか・・・」
五十嵐「戦うのも面倒ですな」
定栄「国境を固め、天下の動向を見極めなければな!」
島「しかし、まだ奥州は全くの手付かず・・・勢いのある越後勢が奥州を統一すれば我が家も危険ですね。」
定栄「伊達や最上にも注意しなければな・・・」
定栄「鎌倉公方の復興か・・・協力してやるのも面白いかもしれないな。」
藤林全平「久慈殿が坂東に進出すれば鎌倉公方の復興もあるかもしれません」
定栄「ワシが目指す物の邪魔にならなければいいんだがな・・・」
みなさんに疑問ですが足利将軍はどこに行ったのですか?
905 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/06(金) 11:33:52 ID:BtKK9Y8e
/*
幕府はストーリーが始まる以前に崩壊し将軍は不在です。だからこのスレタイになっているので、だれかが幕府を開かないかぎり幕政機関もないです。
関東公方(管領)は幕府と無関係に権威化していたものなので、適当にストーリーつくってもらって桶です。
*/
906 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/06(金) 11:49:57 ID:BtKK9Y8e
/*
志鎌殿がアク禁に巻き込まれてから戻ってきませんね。どうしておられるのか気になりますが…
*/
幕府については、そういう事だったんですね。了解でーす。
と言うかアク禁オソルべし
そのころ義頼一行は尾張の国を目指していた。
大膳「ウップ、タタタ、ゲロゲロ〜
これだから船には乗りたくなかった」
定栄「常陸北部に金山か。」
藤林全平「はい。さらに下野にも銅山を発見いたしました。」
定栄「近々、領内の金山・銀山・銅山を確かめよ!港も整備するのだ!」
五十嵐宗継「中心地はどこにいたしますか?」
定栄「下総北部か常陸南部がよさそうだな。今のところ結城城を中心にいたそう。」
910 :
久慈弘忠:2007/04/06(金) 17:51:51 ID:Yk/Gyadj
〜越後・上条城〜
弘忠「どうやら関東に弾正少弼に味方する者はおらんようじゃな」
祐光「かといって殿に味方するわけではありません、厳しい戦いになりましょう」
弘忠「早いうちに弾正少弼を片付けなければ関東に進出する機会を失ってしまう、しかし蘆名領を始め奥州もほしい所じゃ」
政弘「では修理大夫殿に仲介を頼みましょう」
弘忠「そうだな、今では修理大夫殿を弾正少弼と戦わせる必要も無い」
弘忠「では泰高、そなたと平田殿は旧知の仲だったな、さっそく平田殿に会って来てくれ」
泰高「御意!」
〜陸奥・黒川城〜
盛氏「ほう、久慈殿が弾正少弼殿と和睦をしたいと?」
舜範「本間殿はそのように…」
盛氏「…舜範はどう思う?」
舜範「これは殿の名を高めるよい機会でありますし、なにより久慈殿との絆がより強固になるでしょう」
盛氏「では引き受けるとしよう、舜範、下がってよい」
舜範「はっ」
松本氏輔「(久慈殿と同盟して以来舜範が家中で幅を利かすようになりおった…舜範め…)」
京・松枝本陣
清隆「飯沼そちは和束邸に行った事があったな」
飯沼「はい、あります」
清隆「では案内せい」
飯沼「はっ」
和束邸前
飯沼「此方でございます」
清隆「おおそうか」
松枝清隆、和束邸訪問
912 :
柏原和泉守家興:2007/04/06(金) 20:43:13 ID:XZELvHHe
>>901 恐れながら、
近江諸侯の兵は屈強な者が多いと聞き及んでおります。
某のような田舎侍が新帝を担ぎ上げた近江諸侯に敵うはずがございませぬ。
某今回は初の上洛にあたりほとんど準備が整っておらずこのまま近江へ侵攻するのはまず不可能。
一旦領国和泉へ戻り再度上洛し近江へ参るにしても我が領国和泉と近江ではいささか離れており
おいそれと出兵いたすは多少無理があるかと存じます。
和束様のような徳のあるお方が某のような田舎侍に話を持ちかけてくださるのは真に光栄ことではございますが
某では役不足かと…
丁度いま京には河内の小笠原左京大夫殿や淡路の薄修理大夫殿を初め畿内やその周辺の大名、
更には駿河の奥田刑部殿に出雲の松枝右兵衛佐殿等遠く離れた国々の大名も大軍を連れ上洛しておられます。
某などよりも諸侯の方々にこの話をなされませ。
おっと…どなたか来られたようですな…
/*
もう残りレスが100を切りましたか…早いですなぁ。
次スレの話はまだ早いですかな?
/*
〜京・奥田屋敷〜
国真「その方が織田信長か」
信長「・・・」
中盛「殿の御前であるぞ!」
信長「で、あるか」
中盛「ぬう・・」
国真「ふっ・・単刀直入に言おう。信長、余の家臣となれ」
信長「家臣?・・ワッハハハハ!おぬし相当なうつけだな!俺がお前に仕えるなど!」
国真「あぁ、うつけだ。お前と同じでな。・・余はお前の力が欲しい・・父をも驚嘆させたその天の力を・・」
信長「天の力・・。ふん、俺は浪人だがな」
国真「それはお前の力を引き出せる者がいなかったからだ・・。お前は天を狙う力を持っている」
信長「俺を飼うと、いつか噛まれるかもしれぬぞ・・ニヤ」
国真「おぬしも余に使い捨てられぬよう励め・・ニヤ」
国真と信長・・ このどこか似たような二人はこうして出会った・・
914 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/06(金) 22:45:16 ID:BtKK9Y8e
柏原殿、官途についてはいずれまたということで…
次は松枝殿か、客人の多い日でごじゃる。
これはこれは、兵衛佐殿遠路はるばるご苦労でごじゃる。山陰での武勇は聞き及んでおりまする。
佐殿が都におられれば警護も安心できるでおじゃるよ。いやなに、洛外にはまだまだ不敬な賊党も多いのでな。
>>914 左様某が参ったからには賊を跋扈させませぬ。つきましてはこの兵衛佐に山城守護に
任じ給え。さすれば宸襟を安んじ奉らん。
定栄「なかなか諸侯も動けない程大勢力になってきたなぁ」
五十嵐宗継「諸侯共はお互いに牽制し会っているために天下の趨勢もなかなか決らない様ですな」
定栄「天下に号令する者に従うのが我々じゃ、上に行くより真ん中になるのじゃ」
917 :
下間大膳頼昭:2007/04/07(土) 01:00:32 ID:R5AbIb/s
・・・越前・一乗谷にて・・・
朝倉頼景「ぜっっっったいにダメです。」
下間頼昭「なんじゃい。京に行くぐらい。昔、旅の僧をしておった頃にはよく行ったのじゃ。」
頼景「その時とは情勢が違います。井や近江は荒れ狂ってとても兵1500などで素通り出来ませぬ。
今下間殿に何かあっては北陸が再び乱世となります。」
下間家嫡男・仲孝「だ・か・らあ、兵1500などで無く北陸部隊2万位で強行すりゃいいではないか。」
頼昭「馬鹿太モノが・・。北陸は御仏の国じゃろが。兵の存在など他国に知らしめてどうするのじゃ。」
仲孝「またそれか・・。御父、いい子ぶるのもいい加減になされ。復興だ何だと難癖つけては他国より
銭を巻き上げた挙句、北陸全土に兵を出して制圧なされたお方が今更何を言うのです!?」
頼景「!仲孝殿・・過ぎますぞ。お控えなされ。」
頼昭「仲孝よ。下間家は大名家であるべきか?御坊家であるべきか?
北陸を平定し、安をもたらすにはどちらかが欠けてはならぬ。ワシがヌルい分、お前はそのままで良い。
じゃが下間家など諸侯からすりゃ半人前としか見られておらぬ事、ゆめゆめ忘れるで無いぞ。」
頼景「その中で北陸三カ国を統治するには、それなりの大儀が必要、という事ですよ。」
仲孝「煩わしいな。軍隊の存在が政治上どれだk・・」
頼昭「解った解った。もう良い。とにかく、だ。此度の上洛は延期致すとする。ところで頼景殿よ、
ワシは城中は落ち着かぬでのう。どこぞに寺社を設けてはくれぬか?」
頼景「越前での滞留地でござるな?まあ、一乗谷は朝倉家所縁のモノが多いから落ちつかない
のも仕方がありませぬな。何処か目ぼしい場所でも?」
頼昭「ふむ。静かな場所が良い。交通に便利で・・。北潟湖の湖畔が良いな。吉崎山であったか?」
頼景「吉崎ですか。良いですな。要害の役割もあります。・・最も下間家に朝倉ある限り要害など必要
ありませぬがw。」
頼昭「ふむ。では完成した暁には吉崎御坊とし、北陸門徒の拠点といたそう。」
斯くして吉崎御坊が越前に誕生する。朝倉家の下間家に対する忠誠の証として、また朝倉家の威信に
かけて築いた寺社は城郭の体をしており、壮大な建築物となるのであった。
定栄「桜はいいのぅ。」
五十嵐宗継「はい。美しいですな。」
定栄「馬鹿者。そういう意味ではない!!桜は人に対して何も有用でないのに、人は散りゆく様を観に訪れるし、枯れるまで咲くのではなく散るのが善いと言ったのだ。美しいからではなく、羨ましいのだ。」
五十嵐宗継「はぁ。よくわかりませんが?」
定栄「もうよい!」
919 :
久慈弘忠:2007/04/07(土) 14:24:20 ID:xgTIQZdb
〜越後・上条城〜
弘忠「修理大夫殿は和議の仲介をしてくれるのか…では条件はどのようにすればよいだろうか?」
祐光「ここは長尾景虎に隠居をさせましょう、そして跡継ぎは長尾政景にするのです」
弘忠「よし、それでよいな」
〜越後・春日山城〜
実綱「修理大夫殿から書状が参りました、久慈家との和睦についてです」
景虎「どれ…なに!このわしが隠居し、政景殿に家督を譲れ、と!?」
実綱「いかがいたします?」
景虎「このような条件では引き受けられん!久慈弘忠め、いますぐにその首貰い受けるぞ!」
〜越後・上条城〜
政弘「兄上、弾正少弼殿は大変な怒りようで、いますぐにでも出陣してあの佞臣の首を獲るなどと息巻いているそうです」
弘忠「よし、では修理大夫殿に使いを出す」
〜相模・鎌倉の町、鎌倉府建設予定地〜
北条氏康「周勝、鎌倉府の再興は我が北条家にとっての一大事ゆえ心してかかれよ」
大道寺周勝「はっ、大道寺家の名にかけて鎌倉殿に満足いただけるような御所にいたします」
氏康「まあ、幽閉されているのだから文句は言わせぬがな」
周勝「ところで、肝心の久慈殿はどうなさっているので?」
氏康「弾正少弼を隠居させて和睦するらしい」
周勝「しかし鎌倉府を再興するとは弾正少弼殿に劣らずなかなかの忠臣ですな」
氏康「…。」
920 :
久慈弘忠(質問):2007/04/07(土) 16:14:53 ID:xgTIQZdb
官職への叙任はどのようにしているのでしょうか?公家プレイをしている人に書状を書くのでしょうか?
和束邸にて。
ふむ…長居しすぎたかの。
大音「さようですな。」
では近江に参るか。
大音「近江にござるか!?」
新帝とやらに挨拶をしておかねばな。(微笑
それに新帝は本家の者らしいしの。ニヤ
大音「もぉなにも言いませぬ。」
大音よ、和束殿にこの歌を届けよ。
行きずりの
風は西へと
今旅立つ
巡り巡りて
いつか帰らん
それから石殿と狐殿と狢殿にはこの歌じゃ。
長からむ
京の徒花
盛り時
今は近江の
蕾を摘むべし
筒井波多野武田の諸侯を糾合し近江に向かうぞ。
大音「はっ。」
しかしあの貪欲な狼がどう動くかの。(笑
薄勢四千近江へ。
内約
淡路勢千五百。
播磨勢千。
筒井勢五百。
波多野勢五百。
武田勢五百。
/*
>>920 そうですよ。後は献金とか
*/
〜京・奥田屋敷〜
藤孝「殿。本日は珍しき客人を御連れ致しました。」
国真「珍しき客・・?」
藤孝「宣教師のガトー殿でございます」
ガトー「ハジメマシテ、アルト・ガトートモウシマス」
国真「ふん・・南蛮の者か。如何なる用か」
ガトー「ワレラノ、キリストノオシエヲ、ヒノモトノカタガタニオシエタイノデゴザイマス。」
国真「布教か・・(本願寺への当てつけにもなるかもな・・ニヤ)。良いだろう・・布教を許そう。余が帰国する時に付いてまいれ」
ガトー「アリガトウゴザイマス。ソコクノシナヲ、オレイニ、クニザネサマ二ケンジョウシテマイリマス。」
国真、キリスト教布教を許可する
/*
>>920 基本的に朝廷への献金・献納があれば叙任します。ただ貧乏公家の和束是道は、
官途発給ビジネスで稼いでいるので袖の下を要求してきますw
受領名は自称可なので、原則中央官ですが希望があれば応じます(4〜6位相当範囲)。指定がなければ修理とか弾正とかポピュラーなもので。*/
924 :
久慈弘忠:2007/04/07(土) 20:19:52 ID:xgTIQZdb
>>923 承知しました。幸い佐渡には金山があるので、金には困らないと思います。
〜越後・上条城〜
祐光「殿!一大事です!」
弘忠「何だ?」
祐光「弾正少弼が1万の兵でこの上条城に迫っております!」
弘忠「1万!?それ程の兵は弾正少弼は持っておらんはずじゃ!」
祐光「詳しいことは分かりませぬ、殿、打って出ますか?」
弘忠「いや、籠城だ」
祐光「しかしこの城は改築中なのでやや心許無いかと、それならば手元の2500で敵中を突破し弟君の栃尾城に逃れるのが上策と思われます」
弘忠「いや、陸奥勢4000が到着するまで待とう」
祐光「承知しました、では全軍にそう伝えてまいります」
〜越後・坂戸城〜
政弘「ほう、兄上の上条城が攻められていると?」
泰高「いかが致しましょう?」
政弘「実は兄上より春日山の関東管領殿をお連れせよとの指令を受けている」
泰高「では早速出陣の準備をいたしましょう」
政弘「うむ」
〜越後・春日山城下、上杉憲政の屋敷〜
上杉憲政「騒々しいな…」
そのとき、辺りに銃声が響いた。
上杉憲政「ぐっ…頭痛がする…」
政弘「御館様…我らにご同行願います」
憲政の側近「何奴!」
政弘「皆様、この久慈政弘が坂戸よりお迎えに上がりました」
政弘「馬や駕籠は用意しております、もしご同行願えなければ御館様のお命はありませんぞ」
憲政の側近「ひいっ!分かった、分かった」
政弘「春日山の兵が動き出すと厄介です、早くお逃げください」
泰高「殿、春日山に松明が!」
政弘「ではおぬしはあちこちに火をかけよ、敵を撹乱するのじゃ!…では皆様、坂戸まではこの久慈政弘がお守り致します」
かくして久慈政弘は関東管領上杉憲政の拉致に成功、翌日には坂戸城に憲政を迎え入れた。
――ある荒れ寺のクリ
中井貴市兵衛「…それで、我らこれより如何するかじゃ…」
毛利橋之助「能登へ旅立った役所小路殿は潜入に成功したとか。」
石坂波太郎「とりあえずは、能登近辺に風説を流して諸侯の様子を伺う手筈。上場じゃ(微笑」
中井貴市兵衛「ともかく… 役所小路殿の帰参、待つといたそう。」
藤林全平「我が配下の忍が情報を得ました所、なんと久慈勢が関東管領を捕えたようにゴザイマス。」
定栄「うぅ・・・。敵対するのは少々まずいかのぅ。協力関係を築ければ良いのだが・・・下野に居る、島左近に久慈殿と敵対しないように伝えておけ。」
定栄勢の支配領域・・下総・上総・安房は定栄が直接支配。下野は島左近。常陸は真壁氏を筆頭に佐竹家の旧臣達が支配。
家臣「薄様より書状が届いております」
清隆「ほう、何々・・・またあの狸殿が面倒な事を・・・」
飯沼「如何なされる」
清隆「ではその方兵300を連れて近江へ向かえ。しかし積極的に動いてはならぬぞ。奥田と揉めたくない」
飯沼「ははっ。して殿は?」
清隆「我が意を汲まぬ都にはいとうない帰国しようと思う」
飯沼「その儀は暫しお待ち下され。某が戻ってからでも遅くはありますまい」
清隆「まあそうだな」
飯沼重行は松枝勢300を率い近江へ出陣
928 :
人間七七四年:2007/04/07(土) 22:16:50 ID:Wlmcnuig
奥田様。あなた様の似せ絵を書いて参りました。何卒、五拾万貫にてお買い上げ下され。
,r' ̄`ヽ
. { |
| :゙|,r ー‐、
| | ,r-、. ゙,
`| |/ | |
,r'´二二二二|、 j j
|___....、、、},,、 ノィ゙
,r' ´ = = `ー 、ミ、、
/ \:::: :::: :/ ̄`::: :|:ミミ}
/-o-ヽ―ヽ::-o---::::| ィ゙ー、
rー‐,. |::二/ /:::::二二j: :レ :}
|. |. |::::/ :::: ::::::::::::: : 6 |
. | :| | リリ\`リリリリリ ,r ミト--゙.
. | :| ゙、リ ------ リ { ミ /
|.: | \リソリソリソ l ミミ /
. | |
>>928 ふん・・首を刎ねられたくなければ去れ
中盛「薄家・松枝家がそれぞれ近江に向かった由」
国真「ふん・・人の庭を荒らされる気分で不愉快だな。」
清盛「では・・」
国真「うむ、帰国する。近江には誰がおる」
清盛「佐和山城を岡部元信殿が二千五百で守っております。」
国真「元信なら安心だな・・ニヤ。
・・そろそろ近江を頂こうか。」
清盛「同行している六角の者らは如何しますか?」
国真「斬れ。元信に早馬を出し、籠城せよと命じよ」
清盛「はっ」
国真「中盛!和束殿に六角討伐の詔を頼んでおけ!出陣!」
奥田勢・二万五千、近江へ
930 :
人間七七四年:2007/04/07(土) 22:45:09 ID:yP10P3Vl
/*
………
*/
931 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/07(土) 23:30:31 ID:Ewz9dF9A
近江が乱世のあらたな火種になってしまったでおじゃる。「近江を制すは天下を征す」とも言うが…
逸見久永「朝廷内でも大騒ぎになってきましたし、治罰綸旨の件はどうなさいますか?」
職事殿にうまく言い含めて麿が動いたようにはならぬ形にはしておいたわ。
しかし錦の御旗は奥田と薄それぞれに下賜されることになるでおじゃろう。
932 :
下間大膳頼昭:2007/04/07(土) 23:48:31 ID:R5AbIb/s
・・・越前・吉崎御坊にて・・・
吉崎の寺社を改装し、豪華絢爛な吉崎御坊として完成したその頃。
頼昭「本願寺の光佐様がこの吉崎の地にて参られて門徒最大イベント・報恩講が執り行われる。
本来本山にて行われる行事がこの様な地方にて行われる、それは北陸門徒が石山に次ぐ地方最大の拠点
である事を裏付けておる。今まで地方と言えば東海門徒であったが近頃では奥田の小倅は伴天連の布教を
許可したとか。それに伴って東海門徒勢力は縮小しおった。
それにしても近江が喧しいのう。仲孝、そちの出番かも知れぬ。人知れずに軍を整えておくのじゃ。」
仲孝「はっ!御父、南海門徒より大量の種子島と火薬を仕入れました。ま、種子島は数ではござらぬけどな。
近江でございますか?頼廉によれば越前の国境付近の山岳部に巨大な水瓶(ダム)をつくったとの事。
民は年と通して水に困らぬと申して喜んでおります。万が一に備え、水瓶が溢れる前に水を抜ける構造に
なって降ります。これを北陸のあちこちに増設しようかと思っております。」
頼昭「銭がかかりそうじゃな。」
仲孝「なあに、建設商人同士の入札制度をによって争わせればより安く上がりますゆえ。」
頼昭「・・・では商人供に結託されぬ様注意せよ。笑われておるのが自分達にならぬ様にな。」
〜京・出口付近〜
中盛「殿!朝廷より錦の御旗が下賜されました!」
国真「そうか!中盛は京で民を金で雇え!金をばらまき、後から余の元に送れ!」
中盛「はっ!」
清盛「民を集めて何をなさるので?」
国真「敵に我が軍の兵が増えたようにみせるのよ。こたびの戦は出来るだけ兵を損なわずに終わらせる!清盛は先行して六角の家臣に調略を駆けよ!」
清盛「はっ」
―― はよく使うが違うな。
定栄「結城城を改修し、坂東全体の中心にせよ!北方の常陸・南方の上総との街道を整備し、貿易によって金を稼ぐのだ!そして重要拠点の下野の強化するのじゃっ!」
五十嵐「はっ!我が家の繁栄の為になると思います。(本来、朝敵のオトコが良く言いますね!)」
藤林全平「新しい武将も数名配下に入りましたので次回までに連れてきまする。(この生臭坊主には、とある相が出ている・・・人の上には立てぬ。)」
938 :
下間大膳頼昭:2007/04/08(日) 01:27:57 ID:PE3Ok1fK
・・・越前・吉崎御坊にて・・・
近江が荒れ狂う中、越前の吉崎では本願寺第十一世門主・光佐による報恩講が
厳かに執り行われ、例の座談へと場は移った。
民A「門主様・・ワシ等最近お寺に通うようになったんじゃが、それでも浄土に逝けるんじゃろか?
今まで散々悪い事して生きて来たし、罰があたるんじゃねえかと・・」
光佐「安心なさい。阿弥陀様はあなたが阿弥陀様に頼る前からあなたを浄土に導くおつもりだったんですよ?
もしあなたがこの先、阿弥陀様をお忘れになっても阿弥陀様があなたの事をお忘れになる事はありません。
阿弥陀様は人々が阿弥陀様を崇める前からずっとお1人で人々の事をお考えになっていたのですから。
今は乱世。皆さんの生活する世にあっては幕府も無ければ朝廷も機能しておりません。
他の宗教同様、何処かの者に苦しい弾圧を受けるかもしれませんよね?
それでも阿弥陀様は弾圧を仕掛けた方でさえもお救いしようとなされてるのです。。
ですからこの先、皆さんに如何なる業が待ち受けようとも、また皆さんが如何なる悪業をなされようとも
どうか阿弥陀様があなたの事を見守っている事をお忘れにならないで下さい。」
民A「あぁ、ワシ決めた。この先もずっと仏様を拝んでくだ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
民その他「俺も絶対阿弥陀様の事を忘れないぞっ!うおおーーーーっ!光佐様ーーっ!」
オオオオーーッ!オオオオオオーーーッ!本願寺バンザーイ!北陸バンザーイ!下間家バンザーイ?
下間仲孝(群集はすっかり門主様にとりこだ。やるな、門主様。ベタだけど。)
下間頼廉(うむ。こやつら門徒の教えに命を投げ出す事すら惜しまぬだろう。おそるべし門主様。ベタだけど。)
仲孝(よし頼廉、こいつらをうまく門主様の名のもとに北陸軍に取り込むぞ。)
頼廉(御意。無理矢理駆り出された他国の兵とは比べ物にならない屈強な兵力となるだろうな。)
大盛況のもと報恩講は終わる。これをもって北陸門徒は一気に盛り上がる。また門徒イベントというより
国を挙げてのイベントだったせいか新たな信者も続々と門を叩くのであった。
大音「朝廷より錦旗が届きました。」
錦旗…儂等は新帝に挨拶に参ったつもりだが和束殿は新帝をお認めにならないらしいな。(微笑
では偽帝を葬りに参るか。
大音「しかし新帝は本家の者…薄宗家が潰えますぞ?」
だからじゃ。一族から出た恥なら我等が討ち滅ぼさねばならぬ。
大音「さようでございますな…。」
為宣「爺様〜。」
おお、為宣かいかがした?
為宣「先ほど島津殿の軍と合流いたしました。」
さようか。
また強者が我が陣に加わったの。ニヤ
〜近江・奥田陣〜
伝令「瀬田城の山岡氏が開城致しました!」
国真「そうか・・」
清盛「関盛信殿が説得に応じ、参陣致しました。」
盛信「関盛信でございます。」
国真「うむ。以後、励め」
伝令「京の中盛殿より徴募した民・一万余が到着!」
国真「着いたか!民には我が軍の旗を持たせよ!清盛は日野城の蒲生を調略致せ」
清盛「はっ」
奥田勢、北近江の六角氏の諸城を落としながら進撃中
定栄「海道の覇者・奥田が西に重点を置いている間に武蔵の制圧にかかるぞ!」
五十嵐「しかし、武蔵はぬかるみが多く大軍の移動は困難だと聞きました、策を練ってからでないと・・・」
定栄「五十嵐!そなたに上総・下総勢二万を与える!準備が整い次第武蔵に進軍せよ!」
五十嵐「ははっ!」
定栄は武蔵を狙う!
武蔵国内・・・
藤林全平「資正殿のお力が必要なのですっ!」
太田資正「ワシは今は北条家の将じゃっ!」
藤林全平「資正殿。太田家の存続の為には我々に付くべきですぞ!北条家なんぞよりワシらにつくべきじゃっ」
太田資正「うぅむ・・・」
943 :
下間大膳頼昭:2007/04/09(月) 00:28:29 ID:wejThRBD
・・・越前・吉崎御坊にて・・・
下間仲孝「修理殿と刑部殿に攻め立てられては新帝もたまらんだろう。」
下間頼廉「どうであろうか?和束様は何かを知っておられるようだ。両雄ともにそれを呑んだ上での出陣と見る。」
仲孝「両雄供に新帝を本気で殺る気は無いと?」
頼廉「あるいは・・な。修理殿は朝廷の実権を事実上握る和束殿の腹を探る意味合いあっての出陣かとも思われる。
刑部殿に関してはあの性格故、薄軍の挑発的出陣に踊らされた、と見せかけながらも、やはり朝廷の様子を
伺っているであろう。」
仲孝「ふむ・・ではこの先どうなる?修理殿と刑部殿が手を組んでヌルい追いたてを致すか。あるいは偽帝討伐という
同じ目的を持ちながらも近江という微妙な地域故に主導権争い、あるいは奪い合いに発展するか。」
頼廉「・・他人事で済めば良いのだがな。」
仲孝「ふん、北国が巻き込まれた場合の事を言ってるのか?お前はどう思っているのだ?」
頼廉「そりゃ次期当主となるであろうお主の国造りの方針次第であろう。」
仲孝「俺か?俺は・・そうだな。御父は半分以上マジで御仏の加護を北陸に演出しようとしてる。
俺は違うな。まず北陸の民には徹底的に投資をする。御仏の加護を演出する意味ではここまで同じだ。
その後だ。その後には本願寺門徒の教えこそ全ての原点であり、原動力となりうる発想を根付かせる。」
頼廉「原理主義か・・一歩間違えは危険な考えだぞ? それに思想の影響を軍に与えるにしても北陸はまだ
一つになったばかり。加賀の富樫や越前の朝倉が乗って来るとは思えぬが。」
仲孝「そこよ。御父を中心にした能登・加賀・越前の北陸三国軍は正規軍として今のまま存在させる。
俺は・・俺の軍を創る。宗門の為に命をも懸ける精鋭部隊よ。」
頼廉「・・その精鋭部隊を使って新帝とどう向き合う気だ?」
仲孝「そりゃさっき俺がお前に質問した事ではないかw。まあ良い。そりゃ面白くなる方に決まっておろう。
とは言え、今回はとても間に合わぬ。新帝が決起したのと同様、時期早々だ。修理殿と刑部殿の出方を
伺うしか無かろう。」
頼廉「では杞憂かとも思うが北陸正規軍を近江国境付近に配置して置きます。」
義頼「おお、やっと着いたかでは時茂と信茂は物資を補給に行け」
正木親子「御意」
義頼「大膳は尾張国の探索に行け」
大膳「御意」
義頼「俺と宣教師は尾張国の代表に布教の許可を取りに行く
では解散」
945 :
久慈弘忠:2007/04/09(月) 11:37:40 ID:LZ8yEk/v
アクセス規制されました。しばらく留守です。
〜越後・上条城下、長尾景虎の陣〜
家臣「殿、御館様が拉致されました!」
景虎「何!?久慈家の差し金か?」
家臣「西へ向かったということですから、恐らくは…」
景虎「ええい、我が長尾家の面目丸潰れじゃ!ここは春日山に一度退くが、久慈弘忠め、生かしてはおかんぞ!」
〜相模・小田原城〜
風魔小太郎「殿、久慈殿が春日山の関東管領を救出されたとか」
氏康「ほう、うまくやりおったな」
小太郎「では、拙者は…」
氏康「うむ、上野に動きがあるかどうか調べて来い」
小太郎「はっ!」
〜越後・上条城〜
祐光「ようやく弾正少弼の軍勢も去りましたな」
弘忠「わしは、いよいよ新潟や沼垂に進出しようと思う」
祐光「承知しました」
弘忠「では、そちは泰高と共にこの城を預かっておれ」
弘忠は、越後平野の確保に乗り出した。
家臣「殿!怪しき船が領内に入ったとの事!」
国親「何!?早急に調べよ!」
家臣「はっ!」
国親「・・・(殿がおられぬ間はそれがしが国を守る!)」
誤爆しました
五十嵐宗継「これより。武蔵の攻略を開始する!強力な北条家の勢力下だ。全員死ぬ気でいけよ!」
兵達「うぅおぉぉー」
五十嵐宗継(藤林が太田資正を上手く懐柔できていればいいのだが)
定栄軍・・二万の兵力が下総から武蔵へ出立!
五十嵐宗継「まずは敢えて忍城をせめる振りをする!太田資正が岩槻から援軍をくれるかどうか見極めるのだ!」
定栄勢・忍城を遠めの高台から包囲
――ある寺院にて…
役所小路三郎「遅参せし事、まずはお詫び申し上げる。」
毛利橋之助「無事で何より(笑)街道では能登で非業の最期を遂げた浪人が居るとか聞いたが…」
役所小路三郎「いやァ、ワシも危うく巻き込まれる所であったが、何とか逃れられたのよ(笑)」
竹中藤吉郎「では!皆うち揃うた所で、連判状に血判を!!」
滝田十郎「われら一同、これより何があろうと一丸となり、一人が出世すらばその従属となるを誓う!」
真田親兵衛「結構!」
渡辺謙左衛門「不動明王の名にかけて!」
西田吉之介「天運に全てを、委ねもんそ!」
一同《オ―――――――――ッ!!!!!!!》
・役所小路三郎(やくしょこうじ さぶろう)
尾張国浪人 諱は「信永」(のぶなが)
・中井貴市兵衛(なかい きいちべえ)
甲斐国浪人 諱は「信玄」(のぶはる)
・渡辺謙左衛門(わたなべ けんざえもん)
出羽国浪人 諱は「昌宗」(まさむね)
・滝田十郎 (たきた じゅうろう)
三河国浪人 諱は「家泰」(いえやす)
・石坂波太郎(いしざか なみたろう)
越後国浪人 諱は「頼虎」(よりとら)
・毛利橋之助(もうり はしのすけ)
安芸国浪人 諱は「基成」(もとなり)
・竹中藤吉郎(なけなか とうきちろう)
尾張国浪人 諱は「英義」(ひでよし)
・真田親兵衛(さなだ しんべえ)
駿河国浪人 諱は「隆氏」(たかうじ)
・西田吉之介(にしだ きちのすけ)
薩摩国浪人 諱は「芳宗」(よしむね)
―――ここに九人の流浪人達が、戦国の世へ船出したのであった。
952 :
人間七七四年:2007/04/09(月) 18:05:14 ID:AnfLKyag
五十嵐宗継「太田資正からの書状かぁ・・・何なに?・・・よしっ!資正は我が方につくのか!岩槻を拠点に武蔵攻略をするぞ!全軍!岩槻に向え!」
954 :
人間七七四年:2007/04/09(月) 20:00:04 ID:qZq9O0se
(*_*)
〜近江・奥田陣〜
国真「状況は」
清盛「日野城の蒲生定秀殿が主君の助命を条件に開城致しました」
国真「うむ・・。観音寺城は如何か?」
元信「佐和山城を包囲してた手勢が城に入り、後藤賢豊が指揮の元、抵抗しております。
今は、美濃三人衆らが城を包囲しております」
国真「うむ・・後藤か・・。おの男何とかならぬか」
半兵衛「・・某に策がございます」
清盛「チラ。」
国真「申せ」
半兵衛「はっ。後藤賢豊は六角家筆頭家老でありますが、現当主・義治とは不仲でございます」
国真「・・賢豊を寝返らせるのか?」
半兵衛「いえ。賢豊は忠義の士と聞きまする。いくら主君と不仲といえど、寝返る事はありますまい」
清盛「・・では如何するのだ」
半兵衛「義治に賢豊を斬らせます。」
清盛「ふっ・・何を申すかと思えば・・」
半兵衛「それがしに御任せ頂ければ、後藤賢豊を始末し、六角の抵抗を激減させます!」
国真「面白い・・やってみよ。そこまで申すのだから失敗すれば命はないと思えよ」
半兵衛「はっ!」
竹中半兵衛が観音寺城に挑む
956 :
人間七七四年:2007/04/09(月) 21:00:33 ID:2yjONvKZ
被災して大変な目にあっている、能登半島の方々の事をダシに使って何考えてるんですか?
957 :
下間大膳頼昭:2007/04/09(月) 21:17:39 ID:wejThRBD
>>956 /*
そうですね。気分を害された方に深くお詫び申し上げます。
*/
958 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/04/09(月) 21:20:18 ID:CAHELbIJ
/*
害すかな・・?
別に悪く言ってる訳でもないしな
*/
959 :
人間七七四年:2007/04/09(月) 21:20:21 ID:iLimb+sw
なりきり板逝け
960 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/04/09(月) 21:29:10 ID:CAHELbIJ
/*
甲斐・信濃どうします?
*/
961 :
柏原和泉守家興:2007/04/09(月) 23:10:51 ID:OKe7uFxd
〜京〜
元春「殿、如何でございました?」
家興「うむ、和束卿は官職のことを考えていただいたのだがなぁ…」
元春「どうなされたのですか?」
家興「官職を得るのに力になって下さるとはおっしゃられたのだが…近江の新帝討伐を頼まれて…その…」
元春「早い話、蹴られたのですね?」
家興「そういうことだ(溜息)」
元春「一応石川・楠・鈴木の騎馬三将を伴ってはおりますが…近江出兵となれば
下手すれば奥田を敵に回すことになりますからなぁ、殿にしては懸命なご判断です」
家興「(褒められているのか馬鹿にされているのか…)」
元春「して、殿はこれから如何なさるのですか?」
家興「もう京に留まる理由も無くなったし残レスもあと少しじゃ、和泉に帰ろう」
元春「結局我々は何のために上洛したのでございましょうなぁ?」
家興「よいではないか、五重塔や金ピカの鹿苑寺も見れたし、国興への土産に京の茶と茶菓子を買ったではないか」
元春「殿はそれだけのために兵を連れて上洛なされたのですか?(溜息)」
家興「まぁまぁ、和泉へ帰るぞ!準備をせよ」
一同「ははっ」
家興一行、和泉へ帰る
〜観音寺城〜
六角家臣「殿!一大事ですぞ!」
義治「なんじゃ?敵が攻めてきたか?」
六角家臣「それどころではありませぬ!後藤賢豊が敵に通じ、殿を亡き者にしようと目論んでおるとの事!」
義治「何!?誠か!?」
六角家臣「はっ!確かな筋から入った情報ですから間違いありませぬ!」
義治「うぬぬぬ!許さぬ!謀反人・後藤賢豊を討つぞ!」
六角家臣「はっ!」
六角兵「後藤様、殿がお呼びでございます」
賢豊「何?殿が?何用であろうか・・」
〜観音寺城・本丸〜
ヒュン!ヒュン!
ガチャガチャガチャガチャ!!
賢豊「!貴様らいったい何の真似だ!」
六角武将「後藤賢豊!その方の謀反既に発覚しておる!覚悟致せ!」
賢豊「わしが謀反等と!ふざけた事吐かすな!殿〜!」
六角武将「問答無用!」
ドス!ドス!ズバッ!
賢豊「がはっ!当家が命運・・ここに・・極まれ・・り・・」
六角武将「謀反人・後藤賢豊討ち取ったり〜!」
オオオォォ!
六角武将A「何!?後藤殿が殿に討たれたと!?馬鹿な!」
六角武将B「後藤殿の無念を晴せ!兵を本丸に向けよ!」
〜奥田陣〜
国真「上手くいったな、半兵衛」
半兵衛「はっ。六角勢は分裂し、味方どうしで争っております。今なら城を落とせるかと」
国真「城はまだ落とさぬ。・・観音寺城包囲を美濃衆に任せ、余は帰国する。半兵衛はここに残り、策を巡らせ」
半兵衛「はっはー!」
清盛「・・・ジロ」
国真「では帰国するぞ。ガトーよ、約束通り余に付いて国に参り、布教せい。」
ガトー「ワカリマシタ」
国真勢・1万、帰国
武蔵国内・岩槻城にて
五十嵐宗継「太田資正殿!どこを攻めれば北条に打撃を与えられますかな?」
太田資正「忍城・江戸城を落したのち川越を手に入れることが出来れば北条に打撃を与えられまする。まず我が手勢二千五百と五十嵐殿から五千を借りて忍城を落して御覧にいれまする」
964 :
久慈弘忠:2007/04/09(月) 23:59:21 ID:SZDAN+J/
祐光「殿!定栄殿が沈黙を破り、武蔵に出兵したとの事!」
弘忠「ふふ、ついに尻尾を出しおったか」
祐光「長野の動きも定まらぬことですし、援軍を出すには些か…」
弘忠「おぬしらしくもないな、深谷には2万もの兵がおるし、さらに2万の兵が氏康殿の手中にある」
祐光「ただ合戦では勝ってもあの男のこと、…」
弘忠「まあいい、次は陸奥に進出するぞ」
〜相模・小田原城〜
氏康「太田が謀反か…よし、この機会に定栄に思い知らせてやる!」
氏康、兵2万2000を率いて江戸に向かう。
965 :
下間大膳頼昭:2007/04/10(火) 00:06:08 ID:w61QOUNj
・・・越前・吉崎御坊にて・・・
下間仲孝「・・予想がはずれましたな。」
下間頼廉「・・は。諸侯により新帝が追い込まれる、もしくは刑部殿と争いなると思いました。」
仲孝「まさか新帝お1人の為に近江を国ごと制圧するとは思わなかった。」
頼廉「我が思考の及ばぬお方です。面目ありませぬ。」
仲孝「所詮先代の残した権威を振るうだけの暴君かと思っておったが・・頼廉よ、兵の訓練を急ぐのじゃ。
父・頼昭に任せておったのでは北陸はいずれ焦土となろうぞ。」
/*
>>960 次スレからは領主によるレスが無い期間に応じた設定を設けるとよさそうですね。
例)放置により国内情勢悪化。→国人もしくは家臣により分裂。→他家による攻略が可能となる。
攻略の進行によって時間が経過する中でその国だけが同じ状態を保ったまま継続って方が
かえって不自然かと思いますし。(主要地域であればある程)
復活を待ち望む気持ちと、折り合いを付けねばならない気持ちとが交錯しますね。
>>961 献上品の数々はひょっとして・・・渡したきりですか?w
*/
/*
>>960 久慈殿のアク禁が解除されたら、侵攻解禁でいいのではないですか?
小笠原殿のトラブルも長引いてるようですね
*/
967 :
柏原和泉守家興:2007/04/10(火) 00:55:02 ID:DGE6u54N
/*
>>965 私は今回途中からの参加でルール等がよくわかっていないままはじめたのですが
やはりその手のルールは必要かもしれませんね。
今回信濃なんかはけっこう重要そうですし。
しかしその人の事情もあるのであんまり厳しすぎるとそれはそれで
またややこしいことになりそうな気がするのでやはり他の人の意見も参考にしないと…
献上品は渡したきり…になりますかね、ちょっと奮発しすぎようでw
やはりここで動いた方がいいのでしょうか?
*/
清隆「近江の飯沼に伝えよ『そろそろ引き揚げて参れ』と」
家臣「ははっ」
清隆「ご苦労だった」
飯沼「有難き幸せでござる。しかし何故?」
清隆「薄への義理は此れ位で良かろう余り深入りするのは良くない。それに国許へ帰る」
飯沼「随分留守にしましたからなあ」
清隆「久方振りの都は魑魅魍魎の棲み処じゃったわい」
飯沼「アハハハッ!」
松枝勢帰国
/*
>>965 ルールは必要ですね
*/
969 :
人間七七四年:2007/04/10(火) 06:04:30 ID:fukIVQH5
(((・・;)
970 :
人間七七四年:2007/04/10(火) 06:51:01 ID:fukIVQH5
(*^^*)
長い間こちらに来てなくてすみません。
豊田家領土の甲斐、南信濃は放棄しますね。
ご迷惑をおかけしました。
972 :
奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I :2007/04/10(火) 10:03:06 ID:x9Im6J5U
五十嵐「氏康の大軍だと!?あの戦上手な氏康が大軍でせめてくるとは・・・。」
太田資正「一旦、岩槻城に退却したのちに策を考えるべきかと・・・」
五十嵐「確かに・・・名将の太田資正殿がいうのだから間違いない。」
定栄軍・・岩槻城に退却。しんがりは兵・三千の太田資正。
五十嵐「なんじゃっ!?書状?」
藤林全平「成田長泰からの書状でございまする。」
五十嵐「よし。忍城を包囲した時に結んだ約束どおりじゃっ!我が軍の味方が増えた!ヒヒヒ!北条も武蔵では諸侯を操れないでいるようじゃな」
975 :
人間七七四年:2007/04/10(火) 11:46:12 ID:fagvxtIh
幕府開きたいのだが敷金、礼金いくらぐらいかかるの?
976 :
人間七七四年:2007/04/10(火) 13:21:24 ID:xnvZkD/y
>>975 漏れのみずほ銀行の公式口座に五万振り込めばおk
977 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/10(火) 15:30:09 ID:z7nRYGGU
/*
>>971 レスありがとうごさいます。では豊田領は切り取り可能ということで。
状況設定は奥田、定栄、久慈でお願いします。
*/
是道は思案していた。
「今上帝にとってはまさしく朝敵だが、あの二人に錦旗まで出したのはどうでおじゃるか。かりにも正規軍のお墨付きをあたえてしまったのじゃからの。
これからの扱いをどうしたものかのぉ」
家礼「柏原殿が官位のことを気にしておられるご様子とのことです」
是道「そうでおじゃった。こたびは麿からの奏請は避けよう。広橋中納言様に300貫渡してお願いして参れ」
なにやらそれがしのいない間に決まったことがあるみたいですね。
豊田殿の旧領の分割ですか…しかし分割する候補は定栄殿ではなく越中の遊佐氏と同盟している下間殿では?
あとレスが無い場合の措置ですが、志鎌殿・小笠原殿はどうします?お二方はレスが無い原因が分かっているようなので、やや侵略開始までの時間を長くするとか。
さらに提案なのですが、現在定栄殿と扱っている国が同じである為に、成田長泰の存在が、
(久慈)北条家と久慈家の同盟を取り持つことで、北条に一目置かれようとしている。
(定栄)すでに自陣営に取り込み済み。
と、正反対になっています。これは…どうしましょうか。おそらく今後もこのようなケースが出てくると思いますので、ぜひ御一考くだされ。
最後に和束殿へ。朝廷に佐渡の金500枚(80キロ)と、越後特産の草生水を1斗献上いたします。なお、和束殿には干しあわび3俵と金30枚を別に用意しております。
官職叙任についてですが、長尾弾正少弼景虎殿の隠居後、直ぐに政景殿を弾正少弼としていただけるようお頼み申す。
それがしは…そうですな、下野守を受領したく存じます。近頃は自称する者が多いとのことですが、やはり帝のお墨付きとなれば違いますからな。
〜稲葉山城〜
清盛「何故に観音寺城を落とさないのです?」
国真「分からぬか?新帝と京の鼠の動きを見極める為よ。まぁ、近江はいらんがな・・」
清盛「なるほど・・。では、次は如何に動きますか?」
国真「うむ・・伊豆を狙おうと考えておる」
清盛「では、甲斐・信濃は如何しますか?」
国真「甲斐は豪族の独立心が強いゆえ、治めずらいからな・・。乱が起きるよう、豪族らを陰ながら支援致そう。場合によっては、取るかもな・・。
信濃は、木曽を調略致せ。伊豆攻めはその方に任す」
清盛「御意」
播磨の海岸にて。
大音「殿!!」
なんじゃ?
大音「鮑なんぞ食ってる場合ではござらん!!都では殿は朝敵扱いですぞ!?」
ふ〜ん。
大音「ふ〜んってあんた!!なに余裕ぶっこいてるんですか!?」
言い訳ならいくつか思い付くわ。別に気にすることはない。それにいざとなった時はいくらあわててもしょうがないものだ。
大音「さすがでござるな。」
うむ。さぁ主も食え、美味いぞ。
981 :
人間七七四年:2007/04/10(火) 22:19:01 ID:un+sEmEH
>>951 すげえ集団だなオイwww 天下統一なんか簡単に出来そうだなwwww
成田長泰の事についてはちゃんと確認してないで書いちゃいましたね。すみません。
私に(定栄には)天下の望みはなく、暴れるのが望みなんで、前後しっかり確認できていませんでした申し訳ありません。
成田長泰の件は配下になったのではなく、北条に対する不信感から、今回定栄勢が退却するのを見逃したということにして下さい。ご迷惑をおかけしました。
さらに修正
成田長泰が北条に対する不信感→増大する定栄の圧力と、奥田などにより弱体化した北条を天秤にかけて
こっちのほうが成田長泰らしいですかね?
定栄「なにはともあれ全軍武蔵から退却したようじゃな。それに太田資正殿がわが陣営についてくれたようじゃ。」
五十嵐「いやはや・・・北条家はまだまだ強いですな。今後は全線の岩槻城で北条を食い止めましょう。道灌だかなんだかの子孫らしいですしね。」
定栄「そなたが居ない間に下野においては大関家が完全に島左近に服従したぞ」
出雲
清隆「留守居大儀であった」
鬼頭「恐悦至極にございます」
清隆「往路丹波を通ったのだがあの地を治める事が出来たのならば京まで他人の土地を踏まずに行ける」
飯沼「丹波を欲っしまするか?」
清隆「うむ、飯沼丹波の国人衆を調略いたせ」
飯沼「ははっ」
清隆「丹波の次はいよいよ宿敵大内を討つ」
飯沼・鬼頭「ははっー!」
定栄「北条の次に奥田の圧力をうけるのはワシらだろな」
五十嵐「奥田家の傘下に入るしかない気がいたしますが。」
定栄「うむ。使者に藤林全平を送れ!領土を安堵してくださるならば傘下に入ります。とな。」
使者の藤林全平が定栄印の大判三十枚と霞が浦の魚の干物。定栄の愛馬であり虎柄の名馬:天喰(アマクイ)を携えて海路、奥田家に向った。
987 :
和束是道 ◆WAz9goYWBs :2007/04/10(火) 23:26:18 ID:z7nRYGGU
どうやら柏原殿に従五位上・兵庫頭、久慈殿に従五位上・下野守が叙任されたようじゃの。
今回の騒動はちと身にこたえたでおじゃる。礼銭も入ったことゆえ、しばらく都を離れよう。
是道、山城南部に下向。帝に対して謹慎を装う。
〜稲葉山城〜
国真「ガトーは三河を中心に布教を行なえ。拠点は・・・本願寺の寺があった場所が良かろう」
ガトー「アリガトウゴザイマス」
清盛「信虎殿、貴殿はかつて甲斐国主であった。貴殿が甲斐に入って兵は集められますかな?」
信虎「もちろんでございます!わしが甲斐に入ればわしに従う豪族が多数、馳せ参じましょぞ!
甲斐は取ったも同然!ワッハハハ!」
清盛「・・・(どこまで本当やら)分かり申した。貴殿に兵三千と軍資金三千貫、御渡しいたします。
殿の期待を裏切らぬように・・・」
武田信虎、甲斐へ
清盛「その方、この文を木曽へ送れ。」
清盛の密書、木曽へ
清盛「次は伊豆か・・ふっふふ・・」
使者・・・稲葉山城 城門にて
藤林全平「すみませーん。ここは稲葉山城ですかー?私は主人からの書状を持ってきました藤林全平でございます。贈り物もいっぱいあるんで中に入れてくださいなぁ。(ここの警備は厳重のようじゃな!)」
>>989 番兵「どこの家中の方かお聞きしたい!また、それを証明するものを提示していただきたい!」
/*
残レスが・・
*/
政弘「殿、弾正少弼殿から降伏の使者が…」
弘忠「うむ、通せ」
実綱「長尾景虎の名代、直江実綱にございます」
弘忠「ほう…直江殿か、これはすまないことをしたな、与板城は貴殿のためにとってあるゆえすぐにお戻りになられよ」
実綱「…わが主、長尾景虎はすべての領地を御館様に返還し、剃髪して隠居したいと申しております」
弘忠「仔細は伝聞で知っておる、政景殿に後を継がせるのがよかろう」
実綱「しかしあくまでも越後は鎌倉府の領地、ここは御館様にお返ししたいとの…」
弘忠「関東管領殿は、近々鎌倉にお戻りになる」
弘忠「わしに越後を取られるのが悔しいとはいえ、今越後をお返しすることで逆に御館様を越後に縛り付けようとするのはそれこそ佞臣の業」
実綱「分かりました、ではわが主に伝えてまいります」
数刻後…
実綱「条件はすべて飲む、と…。」
弘忠「うむ、景虎殿は会津の蘆名殿がお招きしたいということだ、わしも異論は無い」
実綱「ところで、他の者の処遇については?」
弘忠「所領を没収するつもりは無い、景虎殿に付いて行くならそれでもよいがな」
実綱「では、この実綱、これからは久慈殿に御仕えいたします」
弘忠「ありがたい、では実綱、さがってよいぞ」
実綱「はっ」
かくして、長尾景虎の家臣の大半は久慈家に帰参した。
992 :
下間大膳頼昭:2007/04/11(水) 00:54:03 ID:U3iogqFK
残レスが僅かなので長文すみません。
・・・加賀・尾山御坊にて・・・
窪田経忠「上様、何やら当家が越中を介して信濃進行の噂が流れておりますが?」
下間頼昭「信濃を領地にするという事は北陸門徒と東海門徒が陸続きになるという事。
刑部殿はどうやら本願寺を警戒している様子。ワシは北陸を御仏の国にするのが目的。
今奥田を刺激して戦にでもなったらどうする?」
・・・越前・吉崎御坊にて・・・
下間頼廉「仲孝様、近江はほぼ刑部殿の領地。この先のいざこざは避けられぬと見るが・・」
下間仲孝「・・確か北信濃には小笠原本家があったな?小笠原家に書状じゃ。」
〜・小笠原殿・〜
北陸も一通り落ち着きました。父、頼昭の国と民と御仏を思う意思を私、仲孝は見習い、ついては
平和と発展に向かい周辺国とも誼を通じて往こうなどと思っている次第であります。
さて、小笠原様の里のある北信濃は同盟国・越中と隣接しております。
叶いますなら茶など交わして世間話でも出来る間柄になれれば、と思う次第。
何卒北信濃との間を取り持っては頂けぬでしょうか?北信濃に御文でもお送り頂ければこちらから
足を運ぶ次第であります。
つ 輪島塗りの業物50品、加賀友禅春向けに30反、金1000を添えて。
・・・三河・勝鬘寺にて・・・
ここに三河三箇寺より坊主の集いがあった。
勝鬘寺上人「いくら良政を行っておるとて、この様な扱いは勘弁ならぬな。我らは先代の奥田家に
それなりの寄進をもって布教の許可を取っておる。それが最近ではどうだ?言われた通りに寺社の数を
減らしたは良いが寺社を取り壊して伴天連などに明け渡すとは・・」
本證寺上人「これを放置したのでは本願寺の威信に関ります。」
上宮寺上人「とりあえず書状じゃ。返事を見た後でまた考えようぞ。」
〜・山城南部別邸の和束様、京の都・広橋中納言様に同じ書状・〜
この度我ら東海門徒衆は領主・奥田家より賜いし不当な扱いに抗議いたす所存。
三河にて斯様な振る舞いをされては畿内を始め、北陸、南海に於いても各宗門同士の争いの
火種になるやも知れませぬ。ここは奥田家を始め、諸侯の方々に朝廷より働きかけて頂き、
我ら門徒衆を始め、各宗門の方々と国主様との間柄を円滑に取り持って頂きたく文を送らせて頂く次第。
つ 金1500 銀1000
〜・奥田刑部殿・〜
我ら東海門徒衆、奥田家よりの仰せに従い寺社道場をその数3分の1にまで減らしました。
されど寺社の広大な跡地は我らの先代達が本願寺を通じ、また代々この地を治める御領主さま、
しいては奥田家の先代様に許可を経て与えられた地。
これを我らに通達も無く取り上げ、いや、取り上げるだけならいざ知らず、伴天連などに与えられては
我らとて顔が立ちませぬ。ここは期日を定めて頂き、寺社境内の変換を要求します。
藤林全平「証拠ですか・・・我が主:定栄は佐竹を形の上で滅ぼしました、その首の塩漬けは証拠にはなりませぬかぁ?」
藤林配下の荒らくれ者「はよ開けんか!海道の獅子と称される奥田の家中はみな臆病者か!?」
藤林「こらっ!佐藤!やめなさい。」
佐藤こと佐藤信吉「すみませぬ。・・・とにかく!はよ門を開けよ!」
>>992 国真「ふん・・坊主共めが。この文を三河の本願寺に送れ」
三河・本願寺殿
[領内での本願寺縮小は先代が遺言で決めし事なれば致し方なし。
南蛮の宣教師に本願寺跡を与えた事に不満を言われるが、宣教師に与えたは三河の小さき寺・・。
本願寺殿の威勢があられれば問題ないとおもえますが・・ニャ]
国真「この文を和束殿と京の公家供に送れ」
和束殿・公家方へ
[本願寺の膨張は日に日に強まっております。仏に生きるべき僧が領土拡張や戦等をしております
これは本来の僧がするべき事ではありませぬ。本願寺はいずれその強大な力をもって京を脅かすやも知れませね。
そろそろ本願寺に対する考えを改めては如何かと思われます]
国真「後は金二千を持っていけ」
>>993 番兵「分かり申した。御通し致しましょう。」
ギッギギギ・・