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人間七七四年:
公家領を横領することとが天皇を軽んじたことにはならない。
そもそも現地で公家領を実質的に支配してた惣村らが合意して武将配下になったりしてたから。
戦乱の中で水利権の自衛が必要になり惣村一揆などが組織される中で公家が自力で守れない以上はどこかの傘下に入るのはやむを得ない。
なんせ京まで年貢を無事に運べないんだから。
自力防衛する為に現地へ下向した公家もいたが、
領主としての統治力が試されただけ。
どちらの陣営に付くかによって治乱興亡するわな。
公家か武家かは関係無くその地の領主としての警察権実行力があるか無いかだけ。
天皇の名前を持ち出して領地横領で逆賊認定された戦国武将なんていない。
そもそも逆パターンで武家が奪った領地を公家や寺社に寄進したりしてるし。
公家が戦火を逃れて武家の世話になったりしてるし。
朝廷にとっても道中で略奪されるより武家からの寄進や献金の方が確実に実入りになる。