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名無しさん@Before→After:
<桶川女子大生殺人>捜査怠慢との因果関係認めず 東京高裁
埼玉県桶川市で99年、女子大生の猪野(いの)詩織さん(当時21歳)が刺殺された事件を巡り、
「県警の捜査放置が事件発生の原因」と主張する両親が国家賠償法に基づき、県警を管理・運営する県に約1億1000万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。
秋山寿延裁判長は、怠慢捜査の一部を認定して550万円を支払うよう命じた1審さいたま地裁判決(03年2月)を支持し、最大の争点だった殺害に対する県警の責任は認めなかった。
判決は、詩織さん宅周辺に中傷ビラがまかれたことについて「署員が警告していれば加害は断念された可能性が高かったのに適切な捜査を怠った。
告訴をなかったことにするため改ざんも行い、犯罪防止への期待や信頼を裏切った」と違法性を認定。
一方で、殺人事件発生の責任は「(詩織さんの)身体への危険が迫っていたことを知り得たとは言えない」と否定した。
(毎日新聞) - 1月26日19時35分更新