296に対して短絡的に「誹謗中傷である」と感じたのは
私自身、患者さんに「296」のような言われ方をされるような酷い手術を行なった覚えは全く無く、
また、不調な結果で再手術を要する患者さんとも話をして良好な診療関係を築いてきたと自負していたからです。
しかし、すぐに、これは私の一方的な思い込みかもしれず、自分の技術に対する自惚れから、
相手の話をよく聞かず、自己満足していただけなのかもしれないと思い直しました。
私自身の気付かぬ部分で、本当は辛い思いをなさっているかのもしれない患者さんを、しっかりフォローすることが
医師としての責務であると思いました。
そこで、296さんにも連絡して是非受診をお願いし再手術を申し出よう、私で嫌ならしかるべき医師を
紹介しようと思い、去年の10月と11月の眼瞼下垂症手術を施行した全ての患者さんのカルテの
術前術後の画像を詳細に検討しました。
しかし、いくら探しても「元が片側の下垂で両側の手術し、左と右が不ぞろい甚だしい目の形になり、
数ミリ程度ではない誤差を生じ、再手術の検討もしていないような患者さん」は見つかりませんでした。
当院は電子カルテですので検索洩れなどによる落ちは考えられません。
296さんが、実際に私の患者さんで、手術結果にご不満があり、架空の話を設定されたのなら、
私には何のわだかまりもありませんので、黙って何事も無かったように受診して、ご不満をおっしゃってください。
みなさん他の方からも結構言われておりますので遠慮は要りません(本当は気の弱いおじさんなので内心は
ビクビクしておりますが)。できる限りの手立てをさせてください。
しかし架空の、事実に反する書込みで、私の手術の評価を不当に貶める行為は
やはりここでは毅然と、誹謗中傷に当たると申し上げておきます。
また、この書込みによる影響が私自身に限局したことであれば、こうした2chという匿名掲示板で反論するのも、
大人げないと無視しますが、現実に、そろそろ半年で受診される患者さんとの信頼関係に支障をきたしたり、
これから手術を予定している患者さんが不安に思われることは、あってはならないことですので、
敢えて反論させていただきました。
眼瞼下垂症手術の難しさは、眼瞼という動く部分の稼動域を広げた上で、左右差をできるだけ少なくしなければ
ならないことです。私は、時に生じてしまう左右差の原因をその都度詳細に検討し、それが避け難いものであったのか
私の技術の至らなさなのかを、きちんと総括し、少しでも完成された技術に近づけたいと努力しています。
まだ道は半ばにも至っておりませんが、眼瞼下垂症手術は私の形成外科医としてのライフワークであり、
存在意義だと考えています。
このことに関しましてご批判はしっかりと受け止めますが、誹謗中傷はお断りいたします。