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メタモルフォーゼ ◆Sa4Nm3cpqM :
<アンチ整形が整形者を目の仇にする理由>
勤め人の方ならたいてい、
同僚や上司に一人や二人殺したいと思う奴がいると思う。
そこで、会社幹部はこのような殺伐とした状況を緩和するため、
スケープゴートを求めることになる。
つまり、差別・排除する対象を指定し、
その対象こそがみなの共同の敵だとみなすことで、
不満・怒りをそちらに振り向けさせ、ガス抜きさせようというわけだ。
ちょうど昔、百姓の一揆を恐れた為政者が
その不満の緩和を図る目的で士農工商の下にエタ・ヒニンを置いたように・・・。
だから、会社の経営者・幹部連中は、
被搾取者である労働者(昔の百姓にあたる)に不満を溜められ、
搾取の効率が下がらないようにするために
差別・排除する対象を常に探し求めていると言ってよい。
そこで、整形者が槍玉に上がったというわけだ。
これなら、外観上もわかり易く絶好の的だというわけである。
おまけに、「親から貰った体に傷をつけて・・・」という、理由にもな
らん理由をこじつけることもでき、かろうじて説得力もある。
要するに、搾取者である経営者サイドに、倫理観のかけらもない普段か
らろくにものも考えたことのないような真性ドキュソ貧乏人が、まんま
とはめられた結果がアンチ整形の正体といってよい。