毎日新聞 2015年01月10日 06時00分
政府・与党は9日、特定秘密保護法の運用が適正かチェックする衆院情報監視審査会の初代会長に額
賀福志郎元防衛庁長官を充てる調整に入った。複数の与党関係者が明らかにした。26日召集予定の通
常国会で選任される見通し。
特定秘密保護法は昨年12月に施行された。審査会は衆参両院への設置が法律に明記されているが、
特別国会では人選が難航し発足が見送られた経緯がある。額賀氏は防衛庁長官の経験者であるほか、
法案を審議した衆院国家安全保障特別委員長を務めたことから適任と判断された。与野党は審査会の他
の委員の人選も急ぎ、通常国会で早期に発足させる方針だ。一方、参院の審査会会長については人選が
進んでいないという。
審査会は非公開の秘密会で政府から法の運用に関する報告を受ける。指定が不適切と判断した場合は
指定解除を勧告することができる。衆参それぞれ会長と委員7人の計8人で構成される。【水脇友輔】
(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150110k0000m010127000c.html