【国内】ヘイトスピーチは今や貧乏で低能で不細工で風呂嫌い独男の詩吟であり、命の叫びを込めたポエム

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1幽斎 ★@転載は禁止
2020年までに日本がぶっ壊さなければいけないモノ
http://dmm-news.com/article/892871/
 最近、突然メジャーになったこの新たなカタカナワードであります。ヘイトスピーチとは、特定の国籍、
人種、宗教、年齢、障害、性的嗜好の人に物理的、精神的暴力を振るったり、嫌がらせをすることです。
要するに、自分では変えられない属性を持っている少数派の人に嫌がらせをしたり、その存在を脅かすということです。

 今や昼間のワイドショーでも取り上げられるトレンディーターム。このタームなくして今の日本を語ることはできません。
「恋人はサンタクロース」「靴は裸足で履け」「これは日サロで焼いたんじゃない、
最初から黒いんだ」「パンツに麻薬を入れたのは俺じゃない」という昭和の名言と並び、2014年代表するタームになるに違いありません。

 スマートフォンをスマホンと呼んでゾマホンと混同しているうちの実家の年寄り達でさえ、
「ヘイトスピーチがあ」と言い始めましたので、このトレンド、そろそろ終わりなんじゃねーか、
これってナタデココじゃないの、という気がしないでもありません。

 しかし、ヘイトスピーチは今や貧乏で低能で不細工で風呂嫌い独男の詩吟であり、
命の叫びを込めたポエムなのです。大学教養程度の経済学の教科書さえ読みこなせない
大バカな人々が決めた消費増税により、貧乏人がもっと増えそうですので、しばらく止みそうにありません。

 さて、なぜヘイトスピーチをぶっ壊さなければならないか。
 一言で言うと、日本にとって何もよいことがないからです。
 常識のある人はご存知かと思いますが、今や日本は世界で最も少子高齢化が進んでいる国であります。
2014年には0〜14歳の年少人口の割合が12.9%で過去最低を更新した上、65歳以上の高齢者の割合は
25.1%と過去最高であります。つまり、4人にひとりが65歳以上です。
 国土交通省の試算によれば、2050年になると、なんと65歳以上が40%に達し、
日本の人口は今より30%減少して約9700万人になります。働き手である生産年齢人口(15歳〜64歳)は
8442万人(66.1%)から4,930万人(51.8%)に激減し、全国の6割以上の地域で、
人口が2010年時点の半分以下になるとされています。厚生労働省の社会保障審議会福祉部会は
今 後 10 年間で新たに必要となる老人介護に従事する人は、 40 万人から 60 万人になるとしています。

イギリスでは80年代にヘイトスピーチが禁止に
 つまり、老人がドンドン増えるから社会保障費は莫大に増え、人口が減るのでお客さんが減る。
働く人が減れば生産される物は減り、商売も減るので税収が減る。しかし、社会保障費や公共施設の維持費は増大する。
悪夢のようなスパイラルです。一言で言うと、つまり、日本全体が貧乏になるということなのですが。
 では、今のような生活レベルを維持するにはどうしたらいいか。まず働く人を確保しなければなりませんね。
労働を効率化すると言ってもそんな簡単にはできませんし、業種によっては無理な物も沢山ある。
女性とか老人を活用すると言っても、スーパーの裏で天ぷら揚げてた人がいきなりコーディングできるわけじゃないので、
外から買ってくるほうが早いんです。要するに外国人を入れろということ。
 しかし、外国には様々な宗教があり、言葉も見た目も様々で、性的嗜好だって日本にずっといる人より多様です。そ
ういう多様な属性の人が「死ね!」「お前は雑巾と布巾の区別さえできない」「ゴキブリ!」と叫ばれたり石を投げられるような環境じゃ恐ろしくて住もうとは思えませんね。
 前回の記事でご紹介したように、北米と欧州の殆どの国、そしてイスラエルには、ホロコーストの否定、
ナチズム、特定の人種や国籍者への物理的、心理的暴力を禁止する法律があって、
日本でカジュアルにやってるヘイトスピーチをやったらドイツやイギリスでは禁固刑です。
 例えば、イギリス検察庁(Crown Prosecution Service)は、ヘイトスピーチを含む人種や宗教による差別とは、
「人種や宗教など特定の属性の人に対して嫌がらせや暴力行為を働き、被害者が迫害されたと感じること」と定義しています。

 特定の肌の色、人種、国籍(市民権を含む)の人に対するハラスメント、脅迫などには以下のような活動が含まれます。
言語、行動もしくは文書を展示すること
人種差別的な文書の出版
公共の場での演劇
人種差別的な録音や録画の公開
テレビやラジオ、ケーブルテレビでの人種差別的番組の放送
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