日本って、戦後補償済ませてないの?

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23ODA利権
http://hayawasa.tripod.com/japan02b.htm
日本の賠償協定を結んだ政府と財閥と、つまり企業との結びつきですわね。その時に、じゃあ何処の製品にするか誰が決めるんです?日立にしましょうか、三菱にしましょうか、ホンダにしましょうか、日産にしましょうか、その時、どういうコネが要りますか、癒着ですよね。その温床ともなっている。で、次の「吉田茂回顧10年」というのがあるんですが、、これ抜粋なんですが凄く面白いの。わざわざここに載せたんですけど賠償支払によって、日本と相手国の経済関係の密接化を保障するものでなければ、賠償は無意味であり、たとえ経済侵略と言われてもそのような邪気を気にする必要はない。未開発の地域、工業原料の確保、市場開発は相互の利益に叶うものとして交渉を進めたとはっきり回顧録に書いてある。
 つまり賠償じゃあないんですよ。相手国との経済の密接化を今後、賠償という名の下でこれから日本が経済的に生き残って行くためには。今偉いと思うんですよ、吉田さんは。片や日本の経済がこれほど経済発展を遂げた裏側には、これだけの布石があったというか、賠償さえもそういうものに利用していこうというところで、一つは本当にあんたは偉いと言いたい位のものかもしれないけれど、アジアの人たちにとってはとんでもない話ですよね。勝手に人ん家に来てですよ、戦争して、フィリピンに来て、誰も戦争してくれなんて言ってないですよ。アメリカ本土ではやりましたか?、沖縄ではしたけど日本本土でやりましたか?、人ん家に来てぐちゃぐちゃにして、そして人も殺し土地も奪い、民族の尊厳をかけた戦いをして、フクバラ?などとゲリラ戦なんかもあったでしょ、それらを全部潰しておきながらですよ。今度は戦争に負けちゃってご免なさい賠償しましょう、でもこれから日本が経済発展するための布石にしましょうなんていう、そのような協定であった訳ですね。それからもう一つは、あの賠償協定を調印するときの全権委員、つまり物凄く力をもっていた人がいたんですけど、その中に高崎さんという人がいて、その方が国会答弁の中で、はっきりこう言っているんですよね。「賠償は負けて払う罰金や手切れ金ではなく、将来手を握るための結納金である。」つまり、賠償をあげることによって、これからいろいろな経済活動をしていきたい一つの礎にするのだということを平気で国会で言ってるんです。