いまだ高給取りの銀行員:第7部

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209名無しさん@1周年
統計操作にだまされやすい人発見。
タイプA(例えば男性社員)、タイプB(例えば女性社員)の2種類が同数いた。
給料はタイプAが50万円、タイプBは30万円だった。
このときの会社の平均給料は40万円だ。

この会社は経営合理化を行い、タイプA、タイプBの両方ともの給料を5万円ずつ下げた。
事務効率化をはかったためにタイプBのようあ補助的な仕事をする人間が不要になり、
タイプBの社員を3分の1にした。
しかし経営合理化後の会社の平均給料は40万円と変化していない。

このケースでは人員も給与水準も下げているにもかかわらず、平均給与は変化していない。
これでもしタイプBの人員を削減したことによって、残った社員の残業代が増加したら、
むしろ平均給与は増加することになる。

このパラドックスは「平均」というものに踊らされるのがいかに愚かかということを示している。