安倍自民、毎年20万人の移民受け入れを検討

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331名無しさん@そうだ選挙に行こう
週刊ダイヤモンド 2014年12月13日号
選挙の経済学
【Part3】目を背けてはいけない本当の「日本の論点」
【特別対談】
竹中平蔵(慶應義塾大学教授)×ジム・ロジャーズ(投資家)
人口減と世界最悪の債務 日本に未来はあるのか
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/11763

【竹中】 ロジャーズさんがもっている問題意識は、私もまったく同じです。日本人は移民を受け入れることに
反対しています。アンケートで9割超の国民が反対、という結果もあります。
 ただし、海外からの移民を受け入れないと日本はいずれ立ち行かなくなるということは、正しい政策決定者
であればよく分かっています。
 安倍首相は今年1月のダボス会議で、「外国人労働者を受け入れる」ということを公に宣言しました。ただし、
これは政治のレトリックですが、外国人を「移民」ではなく「ゲストワーカー」として受け入れる、としています。
国民には「移民」に対するアレルギーがあるからです。
 私は和歌山県の出身ですが、30年までに和歌山県の人口は20%減少します。そうすると、もう生活できない
地域も出てきます。ですから、今は「ゲストワーカー」という形ですが、あと5年くらいでもう少しきちっとした形で
受け入れるように変わっていくと思っています。
 そういう問題意識を安倍首相は持っています。ただ、反対する政治家もいます。だからこそ、リーダーには
頑張ってもらわないといけません。