中国がやろうとしていることを見ればやつらの意図がよくわかる。
まず、スプラトリーなど、南方の領土紛争。
これは一重に周辺海域の軍事的把握が目的だ。
http://101.dtiblog.com/d/dtikanta/file/20110616000121.png 現在中国の原子力潜水艦は日本の優秀な対潜能力によってほぼ捕捉されている。
ところが、南方の海域は水深が深い場所が多く(上の地図参照)、ここに核搭載の原子力潜水艦を隠して
これを随時交代させる体制が整えば、アメリカに対する直接核攻撃力として確実に残存性のある方法が確立する。
つまり、アメリカの核の傘が崩壊する。
尖閣はどうか。中国からみた地図をみるとよくわかる。
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1510/00000275/img00173737.jpg 彼らが自由に太平洋に出て行くには、日本と台湾が邪魔でしかたがない。
尖閣をとればこれに穴を開けることができ、彼らのいう第一列島線突破が完成する。
併せて、DF21に代表される対艦ミサイルでのアメリカ軍の接近拒否。
これら全てが完成すれば、西太平洋は中国の海となる。
日本のシーレーンに中国艦隊が自由に遊弋する事態になれば、中国はいつでも日本の息の根をとめることが出来るようになる。
日本は完全に中国の属国となり、日本の技術であれ、人材であれ、今までに築き上げた富であれ、
シーレーンをたてに脅せば彼らは望むものを手に入れることができ、日本人は未来永劫搾取される。