木村鷹太郎の『海洋渡来日本史』を読む
日本語は主としてギリシャ語の系統で、それにラテン語、チュトン語[ゲルマン語]が混じっている。
[以下、日本語とギリシャ語・ラテン語・英語・ドイツ語の対照表が10ページにわたって載せられている。そのうち英語の部分だけを抜き出してみると……]
イウベ(夕)Euve……イヴ Eve
カゴ(籠)Cago……カゲ(ケージ) Cage
キミ(君)Kimi……キング King
クダ[管]Kuda……グッタ Gutter[側溝]
シホ(鹽、汐、海)Sio……シオ Sea
ソロリ(徐々)Sololi……スロリ Slowly
ダメ(だめ、不良)Dame……タメジ Damage
ドロ(泥、渣滓)Doro……ドロス Dross
ナンボ(幾何、何程)Nambo……ナムバ Number
ホネ(骨)Hone……ボネ(ボーン) Bone
ミ(身、自)Mi……ミ Me
ユリ(百合)Iuly……リリ Lily
[ただの駄洒落としか思えないが、木村鷹太郎は本気である。]