減税日本と河村たかし

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673名無しさん@3周年
大村氏そつなく、河村氏も安全運転 維新討論会

 「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)が9日、大阪市内で開いた公開討論会に大村秀章愛知県知事、河村たかし
名古屋市長という2人の地方自治体トップも出席した。既に大阪維新の会に沿った政策を発表した大村知事は、討論会でも
そつなく答えた。一方で河村氏は複数の政策で維新と異なる主張を持っており、その発言は討論会前に関係者の注目を集めて
いた。
 約5時間30分に及んだ討論会は、維新の会が打ち出したばかりの「維新八策」に同意できるかを聞く、いわば「踏み絵」
(維新の会ブレーンの堺屋太一・元経済企画庁長官)。ずらりと並んだ顧問の有識者に維新の会幹部が厳しい質問をするよう
呼びかけ、国会議員と首長、元首長が質問に答えるというスタイルで大半は進んだ。
 例えば維新の掲げる国民総背番号制。河村氏はこれに異を唱え、有識者と白熱の議論を戦わせた。この光景に東国原英夫・
前宮崎県知事は「維新の会はこれでいくと言っている。同意できるかどうかだ」と冷ややかに言い放った。
 一方で、河村氏にとっての懸案だった減税政策。これについては維新の会が一律の減税に懐疑的とあって、河村氏もさすがに
真っ向からの主張は避けた。普段なら「日本で唯一ですよ」と胸を張る名古屋の市民税減税は話題にもせず、企業向けの設備投資
減税の効用を説くにとどめた。