>>336 東京は都心部(主に山手線の内側)は地下鉄ばかりで私鉄の路線はないが(JR中央線、並行する総武線はある)、
大阪は中心部(主に環状線の内側)は地下鉄以外にも私鉄の路線がある(京阪本線、中之島線、近鉄難波線、阪神なんば線など)。
だから東京では郊外からの私鉄列車は地下鉄の路線に乗り入れて都心部に達し、
大阪では郊外からの私鉄列車が私鉄の路線のまま中心部に達する(傾向がある)。
また、東京の地下鉄はほとんど都心部にしか路線がないが、
大阪の地下鉄は市内でも中心部から外れた地域や隣接する市まで路線が延びている(場合がある)。
ゆえに、東京は相互乗り入れが多く、大阪は相互乗り入れが少ない。
北大阪急行や近鉄けいはんな線への直通は、すでに地下鉄の路線として郊外地域まで行った上で
郊外の鉄道と乗り入れている。東京のような「都心部の地下鉄と郊外の鉄道」が乗り入れを行って
いるのは、中心部にしか路線がなく路線距離が最も短い堺筋線が阪急に直通しているのしかない。
別々の鉄道に乗り継げば、それぞれで初乗り運賃が発生するのは当たり前。良いか悪いかは別にして。