■TPP問題■日本経済の敵=GDP比1%のJA農民■

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623名無しさん@3周年
日本人は市場価格の7倍の補助金を国内小麦農家にむしられ、さらに市場価格の3倍の値段で小麦を買わされている。
関税のせいで輸入小麦もバカ高くなってる。
このような異常な優遇措置にもかかわらず、国産小麦の品質は低く、生産量も安定していない。

国産小麦基礎統計  
  輸入小麦政府売り渡し価格 57000円 / トン (2011)
  市場価格 1万7000円 / トン   (2011.10)
  国内消費      600万トン / 年
  国産小麦収穫量 57万トン / 年  (2010)

国内の小麦生産量と作付面積
  1980年  58万トン、19万ha
  2008年  88万トン、21万ha
  2009年  67万トン、21万ha
  2010年  57万トン、21万ha (2年連続大不作)

小麦補助金
  EU  約6000円 / トン 
  日本 国の補助金  10万6000円 / トン 

農水省 小麦補助金
http://www.maff.go.jp/j/aid/hozyo/2011/kanbou/pdf/1.pdf

EU は条件付きの最大値。
日本は上記に加えて、高額の関税、農業者年金への補助金、固定資産税、消費税、相続税の免除減税、地方レベルの優遇措置多数。
国の規模加算などの上積み補助金もあり。

数万戸の国内農家に市場価格100億円分の小麦の生産させるために、毎年直接的な国民負担が数千億円発生している。
小麦農家にお金をむしり取られるパン屋やうどん屋などの利益の減少倒産の増加など間接的な影響も考慮すると、
小麦農家保護のための国民負担は年1兆円を超える。
624名無しさん@3周年:2012/01/31(火) 03:03:17.19 ID:n9TL+9Iy
小麦は世界中で生産されているので、毎年どこかで不作などがおこるが、
世界全体の生産は国内の小麦生産量よりはるかに安定している。その上、備蓄もたっぷりある。

国内の農家は外国の一部の地域の不作のみを強調して、輸入は危険だという。
現実には、国内の生産のほうがはるかに不安定だ。
これは具体的な統計データを見れば一目瞭然だ。

世界と日本の小麦生産量推移 単位:世界100万トン、日本万トン
         
       世界  日本
  2007 612百万トン  91万トン
  2008 683百万トン  88万トン
  2009 684百万トン  67万トン
  2010 648百万トン  57万トン
  2011 662百万トン 

2007年と最新データの比較。
  世界は 9% の増産に成功。
  日本は 40% 近い減少。(作付面積はほとんど変化なし)

国内小麦農家に高額の補助金を受け取っているにもかかわらず、安定供給などできていない。
日本が小麦を安定的に手に入れるためには、複数の優良な供給先を確保と備蓄が最善手だ。

国内の小麦農家に異常な補助金を渡してもなんの保険にもならない。
東北の被災者にも関税を負担させ、補助金をむしっている小麦農家は日本の恥。