日本人は市場価格の7倍の補助金を国内小麦農家にむしられ、さらに市場価格の3倍の値段で小麦を買わされている。
関税のせいで輸入小麦もバカ高くなってる。
このような異常な優遇措置にもかかわらず、国産小麦の品質は低く、生産量も安定していない。
国産小麦基礎統計
輸入小麦政府売り渡し価格 57000円 / トン (2011)
市場価格 1万7000円 / トン (2011.10)
国内消費 600万トン / 年
国産小麦収穫量 57万トン / 年 (2010)
国内の小麦生産量と作付面積
1980年 58万トン、19万ha
2008年 88万トン、21万ha
2009年 67万トン、21万ha
2010年 57万トン、21万ha (2年連続大不作)
小麦補助金
EU 約6000円 / トン
日本 国の補助金 10万6000円 / トン
農水省 小麦補助金
http://www.maff.go.jp/j/aid/hozyo/2011/kanbou/pdf/1.pdf EU は条件付きの最大値。
日本は上記に加えて、高額の関税、農業者年金への補助金、固定資産税、消費税、相続税の免除減税、地方レベルの優遇措置多数。
国の規模加算などの上積み補助金もあり。
数万戸の国内農家に市場価格100億円分の小麦の生産させるために、毎年直接的な国民負担が数千億円発生している。
小麦農家にお金をむしり取られるパン屋やうどん屋などの利益の減少倒産の増加など間接的な影響も考慮すると、
小麦農家保護のための国民負担は年1兆円を超える。