闇の声2

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991闇の声
書かないと言ったけれど、色々混乱も招いているし皆さんにお願いもあるので
これを例外として(本当に申し訳ないのだが)書く事とする。
まずお願いだけれども、スレッドは立てないで欲しい。
立てればこの倭人の様な人物が書いて罵声の応酬だけになってしまう。
自分は立てる気はないので・・・今回は混乱を招いたしお願いをする為もあって
出てきたと御理解頂きたい。

まずTPP含む民主党政権に付いてだけれども、民主党が一つ大きな間違いをし続けている事に
皆さんもそろそろお気付きだろうと思う。
TPPにしろFTAにしろ、それは二国間乃至多国間の通商や経済活動に関する関税や非関税障壁等の
取り決めであり、その目的は国益がぶつかり合う利害関係の調整にあると思っている。
国家は利害関係を調整しながらも自国の権益を確保し、最大限の利益伸張を図るのが当たり前なのだ。
自民党も、自公政権もそうだったが、民主党はその国益とは何かの認識がまるで無い。
わざわざ国益を害いかねない状態を次から次へと作ってしまっている。
言い換えると、TPPを協議する席に着いて手を挙げる事が野田総理の目的なのかと
そう言いたくなる・・・彼は国益が何かを解っているのだろうか?
ある人物に聞いたが、野田総理と言う人は手段と目的を混同していて、手段を獲得すれば
物事全て上手く運ぶだろうと余りに安易に考え過ぎる傾向が強いと言う。
農業に関して、極端な事を言えば適正価格で安全な食品を消費者が手に入れられれば、そして
それが安定的に供給されるなら何処で作ったって構わないのだろうと思う。
しかし現実問題として、タイの大洪水を見るまでも無く、自国の状況を無視して日本に
売ってくれるほどお人好しはいない。
そうなると最優先されるべきはまず食糧安保政策であり、その観点から見てTPPは
どうなんだろうかとの議論が要る・・・それをやったのか、やってなかったのか、まあやって無かったんだろうが
先にテーブルに着く事ばかりを焦れば当然混乱を招く。
今のTPPに関して、国民は殆どと言って良いくらい何も判らないだろう。
それは官僚や学界も財界も一緒らしく、国の基本姿勢が何も見えて来ないから何をどうすべきかの指針を
各自が勝手に言い立てるだけで時間だけが無為に過ぎている。