天皇制廃止157

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天皇皇后両陛下御結婚満50年に際して(平成21年)

時代にふさわしい新たな皇室のありようについての質問ですが,私は即位以来,昭和天皇を始め,過去の天皇の
歩んできた道に度々に思いを致し,また,日本国憲法にある「天皇は,日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」で
あるという規定に心を致しつつ,国民の期待にこたえられるよう願ってきました。象徴とはどうあるべきかということは
いつも私の念頭を離れず,その望ましい在り方を求めて今日に至っています。なお大日本帝国憲法下の天皇の在り方と
日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば,日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合,
伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います。

守ってきた皇室の伝統についての質問ですが,私は昭和天皇から伝わってきたものはほとんど受け継ぎ,
これを守ってきました。この中には新嘗祭のように古くから伝えられてきた伝統的祭祀もありますが,
田植えのように昭和天皇から始められた行事もあります。新嘗祭のように古い伝統のあるものはそのままの形を
残していくことが大切と考えますが,田植えのように新しく始められた行事は,形よりはそれを行う意義を
重視していくことが望ましいと考えます。したがって現在私は田植え,稲刈りに加え,前年に収穫した種籾を
播くことから始めています。学士院賞や芸術院賞受賞者などを招いての茶会なども皇后と共に関係者と話し合い,
招かれた全員と話ができるように形式を変えました。短時間ではありますが,受賞者,新会員皆と話をする機会が持て,
私どもにとっても楽しいものになりました。

皇室の伝統をどう引き継いでいくかという質問ですが,先ほど天皇の在り方としてその望ましい在り方を
常に求めていくという話をしましたが,次世代にとってもその心持ちを持つことが大切であり,個々の行事を
どうするかということは次世代の考えに譲りたいと考えます。