>>498 因みに「訳」といふ字は單なる略字であるがゆゑに、「訳」の字形自體に何の意味も無い。
「譯」は、「言」+音符「(エキ【Unicodeゆゑ表示不能】)」、「エキ【Unicodeゆゑ表示不能】」は「目」+「幸(手かせ)」で、
罪人を一人ずつ聯ねた形。
ゆゑに、「言葉を一つ一つ聯ね、解釋する意」、「言葉をばらばらにする意」から「やく」、「やくす」の訓に當てられる。
>>437で説明した、「わけ」の訓には何一つ合致しない。
どうせならもう少し言語學的見地に立つて「訳」と「わけ」がどう合致するのか教へて欲しいものだが。
亦、「訳」は、康熙字典にも存在しない。