【地震/原発】菅の視察で蒸気開放手遅れは嘘

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8名無しさん@3周年
「東電のバカ野郎が!」官邸緊迫の7日間 貫けなかった首相の「勘」 またも政治主導取り違え
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110318/plc11031800190002-n1.htm 2011.3.18 00:15 産経ニュース
東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏洩事故に対する政府の対応は後手に回り、菅直人首相は与野党双方から「無策」と批判された。
首相が自らの「勘」を信じ、押し通していれば、放射能漏れの危機を回避できた可能性もあったが、またも政治主導を取り違え、
有効な施策をなお打ち出せないまま現在に至った。(今堀守通)

(略)ところが、この日午後2時46分の地震発生で一気に政治休戦となった。
大津波をかぶって自動冷却装置が破損し、炉内の冷却が思うようにいかない、との報告が上がってきた。「まず、安全措置として10キロ圏内の住民らを避難させる。
真水では足りないだろうから海水を使ってでも炉内を冷却させることだ」
首相の意向は東電に伝えられた。

だが、東電側の反応は首相の思惑と異なっていた。
10キロの避難指示という首相の想定に対しては「そこまでの心配は要らない」。
海水の注入には「炉が使い物にならなくなる」と激しく抵抗したのだ。

首相も一転、事態の推移を見守ることにした。東電の“安全宣言”をひとまず信じ、
当初は3キロ圏内の避難指示から始めるなど自らの「勘」は封印した。