不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から145

>>982
実はそれが小泉改革の最大の弊害なのだ。
だから、その弊害を事実の検証を元に是正して欲しいと国民のかなりが考え
実行したのが政権交代だろうと見ている・・・メディアはメディアで、政権交代は
自分達が果たしたとドンキホーテ的な自惚れに終始しているが・・・

その弊害とは、金を貸す上でのバランスシート信仰と将来性を勘案しない
銀行経営、さらに短期でバランスシートを改善せしめた近視眼的な脅しを交えた
投資回収行動であり、同時に訳のわからない錬金術を可能にした出鱈目な
金融業者の跋扈を許した事だろう。
だから企業経営者は儲かっても銀行の方だけを向いて行動し、労働者への対応は後手に回った。
竹中達が考えていたのは、儲けを金融市場に回し鉄火場相場を築く事で
本業以外で儲けを出せる様な・・・製造業軽視のビジネスモデルだったと思う。
それは日本になじまないし、推し進めた結果シャッター商店街があちこちに出来てしまい
老人達が経営する地域の名店はチェーン店に押しつぶされ・・・その片棒を銀行がやった。
日本の将来性・・・人的なモノも含む将来性に投資をさせず、鉄火場に金を突っ込む経済システムに
して、自分達は逃げてしまった・・・木村剛はいろいろあって、逃げ遅れて捕まった・・・
それが竹中経済政策の本当の姿だろう・・・だから、事実の検証とその是正を
国民は求めたし、それには政権交代が必要なんだろうと考えたと言える。
それを民主党が政権スタート時点からやっていたら、今の支持率はあり得なかった。
しかし・・・蓋を開ければその様な能力はなく、わずかに外務省の文書のほこりを払って
まるで犯人捜しでもする様なバカげた行為を高い金を払ってやっていた訳だ。
それが民主党の本当の姿で、国民が望んでいた経済政策の検証と是正は一切と言って良い位
何もなされていない。