■空疎な小皇帝(石原慎太郎)を崇拝する空疎な人々 3
石原慎太郎は海運会社山下汽船に勤める石原潔・光子の長男として生まれる。山下汽船は、
済州島の朝鮮人が積み立てた資金を横取りして、設立された会社であり、第二次世界大戦中、
軍に取りいって、軍需物質の輸送で急成長した。
潔は軍に強いコネクションを持っていたので、身内の者は徴兵を免れ、戦没者は一人もいない。
父の後ろ姿を見て育った慎太郎には、男の子が4名いるが、一人も自衛隊には入隊させなかった。
日本人としての後ろめたさがあるので、しきりに「国防意識」や「憂国」などの大言壮語
を繰り返す。