>>629 > 1) 日本の安全保障は日米同盟が基盤であり、日米間で合意したことの重みは認識していること、
> 2) 移設先は県外、国外が望ましいと主張して選挙を戦い、政権交代を果たした重みも認識していること、
> 3) 国民の負託にこたえるために成立させていただいた連立政権を維持するためには、社民党、国民新党の意思を尊重する必要があること
> この3条件を満たす答えを探さなければならないのです。これは針の穴にロープを通すくらい難しいことかも知れません。でも私は諦めていません。
現実の政治では、こういう問題は多い。全ての人が完全に満足する答えなど無い
政治は妥協の技術だと言われる
大岡裁き「三方一両損」
http://ginjo.fc2web.com/37sanbouitiryozon/sanbou.htm (抜粋)
「ならば、この3両を越前が預かり、両名に褒美として金2両ずつ下げつかわす」との裁定。
大家が成り代わってお礼を言うと、その訳を「金太郎そのまま拾っておけば3両、吉五郎そのまま受け取れば3両、越前守そのまま預かれば3両有るが、越前が1両を出して双方に2両ずつ渡したから、三方1両損である」。
(引用おわり)
思うに、昨年11月時点でまず優先順位をつける
1.米国=すでに合意事項でもあり、外交問題になるので交渉は困難が予想される
2.沖縄=沖縄世論に火をつけると収拾がつかなくなるので、名護市長選前に辺野古カードを確保する
3.社民党、国民新党の意思=普天間問題で譲って代わりに他の政策で譲る取引が可能
4.移設先は県外、国外が望ましいと主張=マニフェストに書いたことさえ完全には守れない。マニフェストに書いていないことは軽い。きちんと説明すれば多くの国民は納得する
(というか本土の国民からすれば、むしろ”県外”を押し付けられる反発が強いことが予想される。実際そうなっている。)
これを骨子として、あとはいかに沖縄の負担軽減を上乗せできるか。それを検討すれば、まさに今の政府案でしかもこんな大混乱になっていない
仮に、本気で”国外が望ましい”と思うなら、昨年11月のオバマ大統領来日の会談に、「本気で”国外が望ましい”と思う」と出すべきだろう
それをやらないから、海外から信用失墜の国内大混乱。"Please trust me."じゃねーだろ!
>>628