926 :
闇の声:
昨日、いろいろな話をした・・・
誰とと言うのは伏せるにしても、興味深い内容なのでここに記しておく。
質:鳩山内閣の現状は?
答:鳩山という人の事を世間が判っていない。と言うか、人間観察の出来ていない
メディアが記事を書いたりニュースで流したりするから判断を誤らせてしまう。
鳩山由紀夫という人物はぶれてもいないし最初の立ち位置からずれてもいない。
そもそも最初の立ち位置というか、何を考え何をしたいかを正確にメディアが把握していない。
鳩山由紀夫という人は、功成り名を遂げた人であり、同時に金銭欲は無い人物だ。
だから、世間とは異なる感性と考えしか持ち合わせてない。
彼が政権を維持しているのはただ一つの目的だけ・・・それは、鳩山一郎を凌ぐと言うか
鳩山一郎の歴史を壊して鳩山由紀夫の歴史を作りたいだけの話だ。
鳩山由紀夫にとって政治とは鳩山一郎がやっていた”何か”であり、その”何か”で自分の母親から
叱責されるのが優等生としては耐え難いことなのだ。
友愛という言葉も、鳩山一郎の唱えた友愛と自分の考える友愛は違うんだと、自分が
友愛の言葉を新しくして、鳩山一郎を凌ぐんだと言う意味合いを込めて使っている。
だから、外務省で進めている密約解明の問題も、戦後日本の歴史を作った一人である
鳩山一郎を否定する為の作業に過ぎない。
つまり、政治を私している点に於いて鳩山由紀夫は戦後最大の総理だろう。
同時に、彼は日米関係は大事だと良いながら、基地問題を混迷化させることで
日米関係に亀裂を生じさせようとしている。
これも、その鳩山由紀夫が考えている、歴史創造に繋がるプロセスであり、彼は本気で
日米安保を改定しようとしていると思う。
927 :
闇の声:2010/03/27(土) 10:38:13 ID:100mmWr5
だから、鳩山内閣に最初から統率力なんて存在しなかった。
鳩山総理は自分の事だけを考え、閣僚もそうだ・・・
鳩山由紀夫の名前を借りて、皆さんご自分の政治的目的の為に使ってくださいねと
ひたすらに自己中心的な内閣と言える。
だから閣僚間の意見意思の疎通が図られていないし、それに対して総理が注文を付けることはない。
ポーズとして何かを言うことはあっても、それはあくまでポーズであり・・・
頭の中身はどうすれば”大パパ”鳩山一郎の歴史を壊して自分の名前をその上に貼り付けられるか・・・
それしかない。
政権内部での権力闘争や抗争など元より無いのだ・・・
つまり、鳩山の名前を借りて自分勝手出来るんだから、これほど閣僚にとって
良い内閣はない・・・
政治主導と言う言葉も、小沢の言う政治主導と鳩山由紀夫の言う政治主導は意味が全く異なる。
小沢のそれは権力構造を変える為のスローガンであり、鳩山のそれは名義貸しする為の
キャッチコピーに過ぎない・・・つまり、実態のない言葉という訳だ。
だから、内閣がどうなるとか元より鳩山の頭の中にはないし、閣僚間の意見の齟齬など
気にも留めない・・・
本当なら何人か辞表を叩き付けて出て行くのが居てもおかしくないが、名義貸し内閣だから
出て行きそうで誰も出て行かない。
そこを見誤ってるから、ぶれる鳩山内閣とか問題山積と書くけれども、鳩山にとっての問題とは
気楽に焼き鳥屋に行けないだけの話だ・・・野球も始まったから、そこの店主と
世間話・・・と言うよりもどこかの名誉監督の話をする自由さが無いだけの事だ。
928 :
名無しさん@3周年:2010/03/27(土) 10:41:34 ID:Gr/bcc7Z
鳩山は、@日米同盟 A国連主義 Bアジア主義 Cロシア主義 といったらBCに近いんじゃないの?
それとも外交は何も考えてないと・・・
記者会見をオープン化したんで少し全身したんじゃないかな・・・
929 :
闇の声:2010/03/27(土) 10:58:39 ID:100mmWr5
質:普天間問題はどうなるか?
答:恐らく年内に重大な決断をすると思う。
オバマの出方もあるけれども、国内問題を一つ片付けたオバマにとって
次に何を選択するか、それ次第だと思うけれども・・・まあ、中国との関係をどうするか
その意味に於いて基地問題は早く片付けたいだろう。
圧力が強まるのは当然として・・・問題なのは鳩山自身がこの問題を深刻だと
認識してない事だ。
重要視すべきは、鳩山由紀夫は運命論者的な処があり、かかあのあのオカルト好きが
相まって自分が重大な決断をする運命にあると頑なに信じ込んでいて、それが鳩山一郎と同じく
日米関係に関しての決断だと言う事だ。
鳩山一郎以上の歴史的決断をするんだ・・・これは実行しようとするだろう。
駐留無き安保・・・それが果たされないなら安保は無意味だとの考えを今年中に示すと思う。
その意味に於いて、今の混乱は大した事ではないと思っている様子だ。
現実問題を考えてではなく、歴史はこうやって作られるのだと言うプロセスの問題での話だが。
沖縄がどう苦しもうが、アメリカから何を言われようが、そんな事でぐらつく非常識人間ではないよ。
非常識だから首相をやっていられる。
今の状況、普通の人間だったらとっくに胃腸が無くなってる。
オバマは話せば判ると最初は思っていた・・・結果は逆で、話せば話すほど判らなくなる。
聞いた話では、通訳が「言い回しが特殊で責任を持てません」と言ったとか。
「良いお天気ですね」と聞いたら「良いお天気かどうか、私は貴方の良いお天気という思いを
汲み取ることが出来ませんが、私の良いお天気という思いの中身だけは受け取って頂きたい」と答えた。
これが鳩山の会話術だ・・・
そんなこんなで基地問題はぐだぐだ行くんだろう。
ただ、何かの決断を今年中にすると思うし、歴史の転換点を創るんだとの鳩山由紀夫の
アイデンテティからすればそれは不思議じゃない。
930 :
闇の声:2010/03/27(土) 11:36:00 ID:100mmWr5
質:小沢との関係はどうなるのか?
答:もともと、鳩山は政治家なんてと思っている・・・つまり、お互いに利用し合う関係であり
信頼よりも利害関係と言った方が良い。
利害と言っても、鳩山の場合は世間との窓口と風よけとしか考えてないし、小沢は鳩山から勝手し放題の
それこそ御朱印状を頂いてるので官僚に対しての圧力を掛けられるし陳情も自由に出来る。
普通それだけの名義料なら莫大な金が掛かるが、鳩山は金を必要としない代わりに風よけを必要とする。
だから、それに長けている小沢にとって鳩山は都合の良い存在なのだ。
この二人が離反することはまず考えられないし、面白おかしくメディアが書いたとしても
それは事実を何も見ていないと言い切れるね。
万が一、この二人が離反する場合は小沢が鳩山を必要としなくなった時だ。
しかしそれは容易に考えられないね。
質:第二次鳩山内閣はどうなるか
答:確かに閣内不統一に見えるが、名義貸し内閣で勝手に振る舞っても貸す方は何も言わないから
やりやすい内閣と言える・・・実際、殆ど仕事をしてない閣僚が居ても誰も咎めない。
ただ、より党中央の党勢統治を強める意味からすると、小沢に距離を置く名前が通っている閣僚は
徐々に遠ざけられていくと思われる。
仮にそのまま居座ることが出来たにしても、権限の大幅縮小は避けられない。
郵政改革法案の件で、あの二人が記者会見した・・・亀井と原口だけれども、語るに落ちたというか
頭隠して尻隠さずだなと感じたのは、あの二人が内閣の中の小沢側近なんだねと・・・
特に亀井さん、あんたは汚いねえと言う事だ。
表向き世間の声を唯一総理に直言している素振りで、実際は小沢べったりの自民党潰しの先兵ですねと
そう受け取った人間は少なくない・・・むしろ、相当数居る。
亀井は道化役を引き受けながら小沢の意向を汲み取り内閣に睨みを効かせている・・・
もし、亀井が内閣から去るとしてもそれはあくまで芝居と受け取るべきだろう。
あの内閣で役者は亀井だけだ・・・菅直人は間抜け正直と言えるからね。
賢い素振りで抜け作だから間抜け正直で、自分の考えている事を隠す事が出来ない。
亀井に比べればお粗末極まりない。
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932 :
闇の声:2010/03/27(土) 12:26:33 ID:100mmWr5
質:菅直人をどう思うか?
答:菅直人自体、あれほど政策通を自惚れる政策知らずは居ない。
その意味で天然記念物だ・・・それはともかくとして、小沢と財務省の関係について
憶測であるが・・・大事な事なので触れておく。
ます、断っておくがこれは今日時点の話で、字体が劇的に変化する事も有り得るよと言っておく。
小沢が検察に上げられ掛けた時、ストップを掛けたのは財務省だ。
もっと言えば、検察は財務省が捜査に協力すると安直に考えていた。
しかし、その真逆をやられてしまい挙げ句の果てに予算で斟酌を加えると言ってきた。
結果的に検察の捜査は進捗が鈍り、今に至っている。
つまり、財務省は自らを守る為に小沢と手を組み、郵政を手に入れたのだ。
一旦手放すハメになった郵貯を取り戻すことに成功した・・・そこで政治資金規制法違反の捜査でも
銀行に非協力的な態度を取らせ、捜査に遅滞をもたらし期日までに証拠など揃う事はなかった。
言い換えると、去年の春頃・・・だから一年前に既に財務省は政権交代止む無しを見越して
一か八かの博奕に出る・・・つまり、現政権を見捨てて小沢に付くことを選択した。
当然財務省はこのままで行けば、小沢に脱税問題が浮上する事は判っていたし、小沢もそうだった。
だから渡りに船で、双方の利害が一致し、財務省は渋る小沢を説得して藤井を財務大臣にする事に成功する。
時間稼ぎをして、その間に党中央と財務省中央のホットラインを構築し、同時に事業仕分けでいずれ
民主党の首脳になる人材と人脈を形成し、他の役所との力関係も変わってしまう。
本来なら、子供手当は財源問題で財務省がストップする筈を小沢と党中央の強い意向で
やる事にした・・・これは、その財務省と党中央との関係が如何に強いかの証拠となり
他の役所からすれば、財務省突出でその予算案作成により気を配る事が求められる。
財務省は、衆院選から参院選と統一地方選が終わらなければ政治的に落ち着くことがないから
本格的な改革はもう少し先で・・・税制改正に於ける財務省案を丸呑みさせる事等一連の
施策は不可能だと見ている。
933 :
闇の声:2010/03/27(土) 12:28:45 ID:100mmWr5
だから今は、新たな権力構造の構築に与力していて、閣僚が間抜けな発言をしても見て見ぬ振りを
党中央共々していると見るべきだろう。
党中央と財務省の癒着は、政策起案から実行のスピードは上がるが、反面より恣意的な
政策が増えるし、唐突な法案提出もあるし・・・何より統治第一の民主党だから国民の自由度は
下がらざるを得ない・・・それが悪者扱いされるかもしれないとの懸念を抱かせる。
それ故、余計自民党が政権に返り咲くことを恐れるのだ。
当面はないだろうが・・・当然粛正を伴うからね。
それは何が何でも阻止するだろう・・・財務省にとって、小沢独裁というのは一番政策を進めやすいのだ。
政治主導と言う名前の、党中央独裁とそれを支える一部財務官僚と言う構図が見えてくる。