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名無しさん@3周年:
●自らの実刑回避のため、公判でウソ
「胆沢ダム工事の下請け受注の見返りに、04年と05年に5000万円ずつ、計1億円を小沢の
秘書に渡した」――。小沢幹事長を狙い撃ちにしている検察の“頼みの綱”は、この証言だけだ。
証言の主は、中堅ゼネコン「水谷建設」の元会長・水谷功(64)。法人税法違反(脱税)の罪で
実刑判決が確定し、今は獄中の身である。
特捜部は水谷証言を武器に、強引な捜査を続けているが、ホントに水谷証言は信用できるのか。
水谷には特捜部の口車に乗って、“偽証”をはたらいた前科があるのだ。
佐久間達哉特捜部長が、副部長時代に手がけた06年の佐藤栄佐久前福島県知事の収賄事件。
2審公判中に水谷は服役中の津刑務所で、佐藤の主任弁護士と面会し、次のように語ったという。
「1審での供述は、当時自分の裁判(脱税事件)が進行中で、実刑を回避しようと、検察から
言われたままを証言した」
アキれたことに水谷は、もはや自分の裁判での実刑は免れないとみて、本当のことを話そうと
思ったのか、「戦術を間違えた。話がしたい」と佐藤の弁護士に直接、コンタクトを取ってきたのだ。
佐藤前知事の汚職事件で特捜部が描いたシナリオは、(1)県発注のダム工事の入札をめぐり、
00年1月に前知事が“天の声”を出した(2)その見返りに、落札企業の意向を受けた水谷建設が、
前知事の親族会社の所有地を時価よりも高く買い取った――。時価と買い取り額の差額が賄賂に
あたるという筋書きだ。